今回は主人公が保健室にドナドナされた所から始まります。
番外編も書かないとなぁ…
最初はシリアス?ですけど、後半はギャグになっちゃいました。
ごめんね☆
前半後半で温度差が凄いので、風邪をひかないように…
では、続きどぞ〜
あれやこれやと保健室に運ばれ、血を拭いてもらってから、そのままベッドに寝かされた。
先生はずっと俯いており、ホシノとユメ先輩、2人は心配そうにこちらを見ている。
保健室はずっと静かで、空気も重い。
先生は口を開き、俺に問いかけた。
「どうして…どうしていつも…いつも無茶ばかりするの…?」
「……それは…」
「私言ったよね?無茶しないでって…血を流さないでって…」
「……」
「なのに……なのにいつも無茶して!ボロボロになって! 死にかけて!
……それでも『大丈夫!』って笑う貴方を見る私の気持ち考えたことある?!」
「……先生」
「苦しくて…!悲しくて…! そんなに私が…!私達が頼りないの!? 頼る程でもない奴らだって考えてるの!?
………ねぇ…もう、良いでしょ? 箭田くんがそこまで頑張らなくても…私達が代わりに頑張るから…どうにかするから……
だからもう…戦わないで…戦わないで…お願い…」
ポロポロとずっと涙を流しながら、そう俺に訴えかける先生。
だが、皆が頑張って俺が頑張らない…という訳にはいかない。
「先生…ごめんな? そこまで想ってくれてたなんて思わなくてさ」
「だったら…!」
「でも!、そういう訳にはいかないんだよ」
「……どうして…」
「俺はさ、みんなに傷ついて欲しくないんだ。
誰かが傷ついてしまうんだったら、俺がそれを代わりに引き受ける。
それが、俺の役目だと思ってるから……
…それに、俺はもう…後悔したくないしさ。
『アレやっとけば良かった』『俺が早く動いていれば間に合った』とかね」
「……」
「もちろん、こんな言葉で納得できるかって言われたら、できないと思う。
でもそれが…『俺』なんだよ、先生。
『無鉄砲で、何処にでも首を突っ込んで馬鹿を見る』のが俺なんだ」
俺は正直に思ってることを口にした。
先生は震え声ではあるが、ハッキリと聴こえるように話す。
「……私は…納得してない。
そんな言葉で簡単に納得できる訳がないよ…」
「でも、」と先生はへにゃりと笑って、続けて言った。
「それが箭田くんだもんね。
優しくて、バカで鈍感で唐変木で朴念仁な男性…
納得はできないけど、それで許してあげる」
俺は流石にそこまでじゃないと思うんだが…
「そこまで言う?」
くす…と先生は笑う。
俺の左手を先生が両手で包み、ぎゅぎゅっと少し強めに握る。
「さぁ、どうだろうね?
……ねぇ、今度こそ約束して欲しいんだ。
『絶対に、無茶をしない』って」
これからどうなるかわからない以上、『絶対』なんて約束はできない。
でも、『なるべく』ならできる…かもしれない。
「あぁ、最初のね…正直、『絶対』なんて約束はできない。
でも、『なるべく』無茶しないように善処するよ」
そう答えると、先生は困ったような顔をする。
「そこはキリッとしながら『絶対に無茶しない』って言って欲しかったなぁ… 」
「悪いね」
「別にいいよ。 これからしっかりぜーんぶ♡管理してあげれば良いしね」
先生、今なんか言ったか?
「なんて?」
「別にぃ?」
そこで、ユメ先輩がわざとらしく咳払いをした。
「うぉっほん!! …もう大丈夫そう?先生、箭田君」
「おう、心配かけたな」
「うん、大丈夫。 …あと、ホシノとユメちゃんにお願いがあるんだ」
「お願い…ですか?」
「お願い? 遠慮なく言って!」
「箭田くんの看病…もとい監視をして欲しいんだ!」
「…はい?」
「え、監視?」
「そう、監視…と看病だね。
なんでかと言うと、箭田くんは隙あらば無理してでも外に行っちゃうんだよね」
「あれ?バレてた?」
おっかしいなぁ…バレないように細工してたんだが…
「
「あー…」
調印式の時に何があったのか…簡単に説明すると、
爆発に巻き込まれた時は景色が霞んで見えてたけど、凄い数の人?に囲まれてたのは覚えてる。
負傷者は俺一人だけで済んだみたいだけど。
そのまま病院に運ばれて、寝かされてた。
ミネちゃんには死ぬ程怒られたからその後、暫くは大人しくしていた。
ベアトリーチェとの決戦の時は『
ま、腕吹っ飛ばされちゃったけどね。
「わかったかな?」
「わかったわかった、降参だよ。
今回は大人しくしとくって…それに、神秘の回復にも時間が必要だしな」
「よろしい、じゃあ今日は私がしっかり
なんか先生の『やる』が違う意味で聞こえたような気がしたんだけど……すっげぇ不安。
「わかりました。
……それと、何事も無くて本当に良かったです。
ゆっくり休んで下さいね」
「うんうん!ホシノちゃんの言う通り!
ゆっくり休んでまた笑い合おう! じゃ、またね!」
そう、2人は言って保健室を出ていってしまった。
そして、先生は不敵な笑みを浮かべてソッと言った。
「2人っきりだね…」
ピリリッ…と空気が張り詰める。
「とりあえず身体、拭こっか」
…なーんだ、体拭くだけか。
よかったよかった……
いつの間にか用意されていた水入りの風呂桶?みたいなので、先生はタオルを濡らしスッ…と構える。
何故構えた?
俺はサッサと上着を脱ぎ、背中側を拭いてもらう。
「……ごめん、先生」
「何が?」
先生にはいつも迷惑を掛けている。
思い返せば、何度も何度も死にかけて…その度に先生や生徒達を泣かせてしまっている。
「いつも、迷惑掛けて…」
「私は気にしないよ…って言ったら嘘になるけど、これからはあんな行動しないようにしてね?
本当に怖いから……箭田くんが死んだら私も後追いするからそのつもりで……ねっ!!」
バチャ!と冷たいタオルを背中に叩きつけられる。
「つっめた!!」
「ほら、背中拭けたから前向いて」
いや、前は自分でやりたいからなぁ…
流石に前は不味いし。
「いや、前はいい…俺が自分でやるから」
「いや、私が責任を持ってやるから大丈夫だよ?
ほら、脱いで?」
……????
「脱いで?何を?」
「服だけど、あっズボンも脱いでね。
下着も脱げって言ってる訳じゃないから安心して?」
「いやいやいやいや!!
ズボンは脱げねぇよ!!」
「なんで?アレが起ってるの?」
「起ってねぇよ!!下半身はマズイから!!」
「なんでよ!!ヤらせろ!!」
バッ!!と先生が覆いかぶさってくる。
両手を使い、全力で防衛する。
「やめろ先生!! それが目的がお前!!
ちょ、力強!なんでそんな力強いんだよアンタは!!」
「うるさい!いつも心配させやがって!!繋がり寄越せ!!精神的にも!肉体的にも!!暴れんなコラァ!!」
「ウワァァァ!!犯されるゥゥゥ!!」
「うるせぇ!!箭田くんの子ども孕まさせろ!!二度とあんな事できないように無理矢理してやるぅぅ!!」
「孕まさせろってなんだよ!!やっぱりまだ情緒不安定なんだろ先生!俺の看病してないで休め!!」
「こんな状況でも私の心配してくれるの好き!!そんな箭田くんになんかムラムラしてきたからやっぱりしっぽりヤらせろ!!」
「うわぁぁあん!!なんでだよーーっ!!*1」
ガラガラガラ…と扉が開く。
「いや〜忘れ物しちゃったぁな……ぁあ?…」
「ユメ先輩って絶対になんか抜けてますよ……ね?」
「ハァ…!ハァ…!ハァ…! 後ちょっとで私の巡航ミサイルが見えてくるっ…!*2そのまま私の調印式の会場でなんやかんやヤってエデン条約を確約させればっ……!*3」
「ひん!?どこ触って…!ひぃぃ…!もう終わりだァ…!」
「ふへ…ふへへへへっ!!オラ見せろお前の巡航ミサイルをよぉ…!ヤることヤったらしっかりシャーレで何から何まで管理してあげるからねぇ……」
「何してるの?先生?」
「なっ……何してるんですか貴女はぁぁぁ!!」
「あっ…ホシノとユメちゃん……」
ユメ先輩とホシノが良いタイミングで教室に入ってきてくれた事で、箭田の貞操は守られたのだった。
めでたしめでたし。
よかったら感想評価していってね!
なんか、ユメ先輩メインになるはずが先生メインになってるんですがそれは……
アカンこれじゃメインヒロインが交代してまうぅ!!
いや、ホントごめんなさい、気付いたらこうなってた。
先生は少ししたら元に戻るのでご安心を。
曇らせたいけど…上手く曇らせられないよぉぉぉ…文才が欲しいぃ……
ちなみにうちのキヴォトスにはホシノはいません。
これが『ばにたすばにたーたむ』ってやつか…