壁 |ω・)
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壁 | <では、前回の続き、ドゾー
とある日のアビドス高校…
各々が自分のやりたい事、やるべき事をやっている時に突然ユメ先輩が立ち上がり、こう叫んだ。
「買い物行きたい!」
いきなりの事でぽかーんとしていた俺を他所に、先生やホシノは「おぉ〜!」と賛同していた。
「買い物…偶には良いですね!」
「確かに!私も欲しい物があったんだよねー!」
きゃいきゃいと『アレが買いたい』とか『水着買わない?』とか言っている。
俺は再び手に持っている雑誌に目線を落とした。
お、このインテリア良いね…この銃も欲しいな…
この車クソかっこいいな…
じー… じと〜… じー…!
…何か目線を感じる為、再び顔をユメ先輩達に向けると…何かを期待している目でこちらを見ていた。
…? 着いてきてほしいのか?
「あ〜…俺も一緒の方が良い感じか?」
「「もちろん!」」
「…わかった、一緒に行くよ」
やった〜荷物持ちゲット〜!と先生が言う。
失礼だな…荷物持ちとか…まぁ良いけども。
そして、パン!と手を叩いてユメ先輩がにこやかに言った。
「よし!じゃあ、行こう!」
そうして、俺達はアビドス高校から少し離れた地区にあるショッピングモールへと足を運んだのだった…。
━━ショッピングモール入口前
「でっ…か!」
「うわ〜(達観)」
「何度か来たことはありますけど、いつ見てもデカイですね」
「ね〜、人もパラパラいるよね〜ここ。
アビドス砂祭り、今年もできるかなぁ…
外暑いし…取り敢えず、中入ろっか!」
「動いてないのにあついよ〜…」
━━ショッピングモール内部 1F
「「「「涼しいぃ〜!」」」」
「さて、何処行く?」
「ご飯食べたいぃ…」
「私はソファーとか見たいです」
「取り敢えず服欲しい〜」
うん、見事にバラけたな…そりゃそうか。
……まぁ、それぞれ…みんな生きてるもんなぁ…
「じゃあ…順番に行くか?」
「まあ、それが一番早い?かな」
「じゃ!行きますか〜!」
━━フードコート F3
「よっこいせ…と」
カチャリと注文したモノを受け取り…確保していたテーブル席に座る。
「お待たせー」
「うへへ…」
「今日はこのカロリーを摂取しても大丈夫… 大丈夫なんだ… 」
にこにこしているユメ先輩とニヨニヨしているホシノ…そして、すんごい顔をしている先生がそれぞれ残りの席に座る。
「ホシノちゃんニヨニヨしてるね〜」
「ニ、ニヨニヨなんてしませんよ!」
ホシノはふわふわの卵が乗ってるオムライスのようだ。
ライスの部分はチキンライス…?みたいだ。
「おっ、先生は何それ!美味しそー!」
「これ?肉うどんだよ*1」
肉うどん…ツヤツヤと肉の脂や調理油などが浮いており、やや太めの麺がとても美味しそうだ。
七味も沢山入っている。
「見て見て!私はこれにしたんだ!」
ユメ先輩はステーキらしい。
肉厚で肉汁が断面からどんどん溢れている。
じゅるり…
「むぐむぐむぐ…ごくん…
そういえば、箭田君のソレはなんのハンバーガー?」
ふと、ユメ先輩から質問された。
このハンバーガーはな…
「フレッ○ュネス○ーガーのチキンクリスピーとポテトだけど…いる?」
「ほしぃー!ちょーだい!」
「まぁ、良いけど」
そう返事をすると、ユメ先輩は嬉しそうにはにかむ。
その次の瞬間、とんでもない事を言い出した。
「じゃあ、あーんして!」
「??????」
「あー…」
口を大きく開けて、催促するユメ先輩。
状況が飲み込めず、ぼけっとしていると…
「
と、更に催促してくる。
しょうがないからポテトを1本口の中に入れてやる。
「わかったわかった…ほら、ポテトだよ」
「…あむっ! ん〜♪」
「おぅえぁ!?」
ポテトを差し出すと、指ごと食われてしまった。
もごもごと口の中が動く。
「ぷはっ、おいし〜!」
「うぉあ〜…指が…」
「や〜ごめんね〜☆」
…指がべとべとなんだけど…
取り敢えず拭こ…
(この指ベチョベチョなんだけどホント…)も思いつつユメ先輩を見る。
「や〜ごめんね〜」
そんなユメ先輩は、妖艶に微笑んでこちらを見ていた。
「っ!?(なんだよその顔…?!)」
「ふふっ…」
「(イラッ…)…ふん!」
そんなユメ先輩に見惚れていると先生が座っている方から、突然足に痛みが走る。
なんで俺蹴られたの?!
「いった!?」
「何してるんですか…むぐむぐ…うへへ…おいしぃ」
「「「(可愛い…)」」」
「さて私も食べないと…、うどんうどん… ずるるるるるッ!!」
「俺も食べよっと(先生の食い方豪快だな…まぁ、コレを口に出したら殺されるから言わないけど)」
「はぐっ…うまっ」
━━インテリアフロア F4
「おぉ〜色々あるねぇ〜」
「…! 人をダメにするソファーがある…!」
ベッドにタンス…ソファーやyo○iboなど、様々な形や色のインテリアがずらーっと並んでいる。
「ユメ先輩っ!y○giboがありますよ!」
少し早歩きでソレに近付き、ぼすん!と寝っ転がる。
みるみるうちにホシノの顔はニヨ〜*2となっていく。
「ホシノちゃん…それ買う?」
「買いたいですけど…でも…」
とても名残惜しそうにyogi○oを見るホシノ。
…しょーがねぇなぁ…買ってやるか!
「なぁホシノ、買ってやろうか?」
「え?! …いや、いいです。
そこまでしてもらうほどじゃないので」
「おいおいぃ?、最初の一瞬だけ出た嬉しそうな表情を俺が逃すとでもぉ?」
「…むう」
「うーん…私は買って貰ってもいいと思うな、ホシノちゃんあんまり物欲ないしね」
「物欲くらいはありますよ…単純に欲しいものがあまりないだけで…」
「ねぇねぇ、ホシノはまだ『
うんうんと頷きながら、ユメ先輩や先生がそう言った。
そして、ホシノはこちらを見て…ついに言った。
「その…お言葉に甘えて…買って貰ってもいいですか?」
「任せろぉ!」
「うるさ…っ!…でも、ありがとうございます」
「…おうよ、それと、ユメ先輩と先生はなんか買うものないのか?」
一応、欲しいものがないか…ユメ先輩達にも聞いておこう。
「え?良いの?じゃあ遠慮なく!」
「ホント!?じゃあどうしよっかな〜!これも良かったんだよねー!」
早速高い家具を見る2人。
言わなきゃ良かったかもしれない……
一応、クレカは使えました。
なんで?
━━ショッピングモール外部、
「さて!」
「とうとう来ました服屋さん!」
「…♪」
服屋に到着するなりテンションが上がるユメ先輩と先生。
喋ってはいないが、心做しかウキウキしているホシノ。
やっぱり女性はオシャレ好きなのだろうか?
男の俺にはよく分からんが…
「好きに選んでも良いけど、程々にしてくれよ…?」
取り敢えず、その一言を先に言っておく。
「「やった〜!」」
…これは『好きに選んでも良い』って所しか聞こえてないなコリャ…
「…本当に良いんですか?箭田さん…」
こちらを見上げながら心配そうな顔を見せるホシノ。
弾丸飛び交うキヴォトスは、衣服は運が悪ければ数秒でダメになる世界だ。
「良いよ、服は何着あっても足りないからな。
キヴォトスでは特に」
「…確かにそうですね……」
呆れたような顔をするホシノ。
少しでも平和になってくれりゃあこんな心配しなくても済むんだがな…
「あっ、そうだ!箭田くんに着た姿を皆見てもらおうよ!」
「おっ良いね〜」
突然そんな事を言い出す先生とユメ先輩、素っ頓狂な声を出すホシノと俺。
「「えっ」」
「じゃあ準備できたら呼ぶから店前の椅子で待ってて!」
「じゃあホシノちゃんはコッチ来ようね〜!」
「えっ…えっ!? ちょ、ユメ先輩!待ってくださいって!」
「はぁ…わぁったよ、座ってっから呼んでくれよな…」
スタスタと店の外に出て店前の長椅子に座る。
ずっと前からポケットに入っていた飴を口に放り込む。
から…ころ…と音が鳴る。
「で、いつから隣に座ってたんだよ。 …お前さぁ」
『少し前からだ』
「…キッショ…! なんでさりげなく隣に座ってんだよ」
いつの間にか隣に座っていた『別時間軸の俺』に素直に嫌悪感を抱く。
そして、静かに『俺』が口を開く。
『なんでまだ関わりを持っているんだ』
「なんで、ってなぁ…『大切な人達』だからだよ」
「…」
みーんみんみんとセミが鳴く。
再び…静かに『俺』が口を開く。
『後悔することになるぞ』
「後悔はしねぇよ、覚悟してるからな」
『バカが…そもそもお前はもがぅ!?』
「うるせぇ飴玉ぶち込むぞ」
『
…
「安心してくれ、『お前ら』みたいな未来にはさせねぇよ」
『はっ!どうだかな』
「……なぁ、質問がある」
『なんだ』
「…『お前』はコッチで過ごさないのか?」
『………』
「
現にクロコもコッチで過ごしてる」
『…確かに、それも良い案だろう…それでもな、託されたのさ。
「…そうか」
『そうだ、それに…あの世界に俺が居なくなったら…先生が寂しがっちまうからな。
あの全身大根女、あんなこと言っておきながら…寂しがり屋さんだしさ』
「知ってるわ…くくくっ想像できるのがまだ面白いな…!」
『全くだ。
それに、俺はなんの信念や願い…希望も無くコッチの皆を痛めつけた。
たくさん傷付けた…だからもう、皆とは一緒にいられない』
「あっそ…」
『お前もいずれこうなる』
「いやだわー…」
『…それで話を変えるが、このまま過ごせば皆を傷付ける結果を残す事になるぞ』
「知ってる」
『このキヴォトスに深い傷を残すぞ』
「覚悟の上」
『残された者の心を破壊するぞ?』
「……それは、あんまり覚悟は出来てないな」
『…それでも、俺達と殺し合うのか?』
「あぁ」
『そうか』
……。
『はァ…酷い男だ』
「お前もだろ?」
『そうだったな…』
その言って『俺』は立ち上がる。
『後悔のない選択をするんだな……じゃあ、またな』
「またも何も次会うときは殺し合いでしょうに…」
『それはどうだかな…じゃ』
そうして、『俺』は音もなく消えた。
それから約10分後くらいに先生が店の外に出て、こっちに向かって歩いてきた。
「準備できたよー…? あれ?どうしたのよそんな顔して」
「あぇ? そんな顔してたか?」
「うん、凄い顰めっ面だったから。
何かあったの?」
「いんや何も、それで準備OKなんだろ?見せてくれ」
「まっかせて! 興奮しすぎでアレが起たないようにね?」
「起たねぇよ…何を期待してんだよ先生は…」
「何って…アレだけど」
そう言ってグッ!と握り拳の人差し指と中指の間に親指を抜き差しする先生。
「このアホっ!」
スパン!と頭を引っぱたく。
良い音が鳴った。
「あいたー!?ちょっとふざけただけなのに、叩くことないじゃぁん!?」
「マジでどうしたんだよ先生…!アッチに居た時はこんなんじゃ…いや、前からこんなんだったわこの人…」
「ひどっ!?」
そんな感じでだべりながら店内に戻る。
そろそろ来るであろう【運命の日】に少し、恐怖しながら…。
改めて、覚悟を決める良い機会だった。
そろそろ黒服に頼んで、自分の神秘の出力を調整していかないとダメかもしれないな…。
『俺が悪かったんだ』
『俺が先生に甘えて、楽な道を選び続けたからこうなった』
『俺がしっかりしていれば、全て先生に押し付けてなければこうならなかった』
『シロコも、先生も、アロナも……みんなみんな…絶望しなくてすんだかもしれない』
『全部俺が悪いんだよ、先生』
『過去の俺を殺して全てを
『それでも」
『「俺はもう、立ち止まる訳にはいかないんだよ」』
『「後悔のない選択をしないといけないのだから」』
『「それが、『大人』ってもんだろ?先生」』
『……まぁ、でも少し…あの「俺」に期待をしても良いのかもしれないな』
『越えるか、そのまま死ぬか…賭けてみる価値はありそうだ』
『アンタはどう思うよ?連邦生徒会長さん?一緒にこの電車に乗った者同士、賭けあってみるか?』
よかったら評価やコメント残してくれると嬉しいなぁ!(オワピ)
お久しぶりです…いやぁ、だいぶ更新に時間が掛かってしまって…本当に申し訳ない…(メタルマン)
今回はとある日の主人公くん達の日常でした。
次回はホシノちゃん達のデート服のお披露目です。
また更新に時間掛かったらごめんね?!
ま、暫くはこんな話が続きますがお付き合いくださいませ。
ちなみに、作者は今回のブルアカイベのガチャ…天井分引いて虹封筒3枚…全てすり抜けでした(´^p^`)
アロナァァァッッ!!