皆さんは貰いましたか?
私は貰えませんでした…
後半、過激なシーンがあるので閲覧する時は注意してね。
それでも良ければ!続きどぞー
ちなみに今回は前半は便利屋、後半は女先生メインですわよ。
過去のアビドスに飛ぶずっと前…
今日はバレンタインデー。
沢山のカップルがチョコを渡し、イチャイチャしまくる忌まわしき日だ。
しかし、今日は良い天気だ。
花は咲いて…ないが、冷た過ぎず暖か過ぎずの丁度いい風が吹いている。
昼寝するには1番良い日だ。
「暇だから、各学園でも回るか?
…いや面倒臭いなぁ…」
そこで名案が思い浮かぶ。
「シャーレで仕事…ちょっとだけするかぁ」
早速シャーレへ向かった。
ワクワクする事があるといいなぁ…
向かう途中、色んな生徒に声を掛けられた。
「あの!私好きな子がいて…アタックした方がいいですか!?」
「当たって砕けろ…とは言わないけど、後悔しないうちにアタックした方がええんやない?」
『あら^〜』ってなる生徒からの質問に答えたり…
「あっ!兄貴ィ!これ!受け取って下さぁい!」*1
「おっ、サンキューな! 美味しくいただくわ!」
「良かったな〜!」*2「よく頑張った!お前がナンバーワンだ!」*3
「良かったぁ…受け取って貰えた…」
「甘いねぇ…むぐむぐ…う〜ん、好きな味のビター…」
チョコを貰えたり…
でもなんで兄貴って呼ばれてんだろ、俺。
「あら!箭田さんじゃない!今日はバレンタインデーね!」
「あ!こんにちは〜箭田ちゃん!ハッピーバレンタイ〜ン!」
「あっ…こんにちは…」
「ハッピーバレンタイン…偶然だね、こんなとこでなにしてんの?」
便利屋68の皆と出会った。
「よっす。
俺はシャーレに向かってたんだけど…皆はどうしたんだこんなとこで…」
「私達も今からシャーレに向かうつもりだったのよ」
「そうだったのか…多分先生なら今日も仕事してると思うけど…一緒に行くか?」
「そうしたいのは山々なのだけど…この後、ちょこっとだけ依頼があるのよね…」
「チョコだけに〜?」
「そうそう!チョコだけに…って! 違うわよ!」
「んぐふっ!」*4
「もう!ムツキったら…」
「アル様の事笑いましたね…!箭田さんだとしてもアル様を笑うのは絶対に許さない……許さない許さない許さない……!」
「ちょ…ちょっとハルカ!落ち着いて!」
「アルって面白いよなぁ…」
「くふふ〜アルちゃんの事はあげないよ〜?」
そうムツキが茶化してくる。
「確かに、アルが奥さんだったら毎日楽しいだろなぁ」
ふと、無意識にそう言ってしまった。
さすがに今のキモすぎたか? 謝らないと…
「ふぇ!?」
「悪い!今のは俺が悪かっ…た?」
アルの方を見ると、顔を真っ赤にしてこっちを見ていた。
「どっ、どうした!?具合悪いのか!?それとも俺の今の言葉にドン引きしたのか?!」
「あ〜…そういう感じなんだ…」
後ろからカヨコの残念そうな声が聞こえた。
「流石箭田ちゃん!唐変木〜!」
ムツキのとても愉快そうな声が聞こえた。
「…流石にそれは……」
ボソッとハルカの声が聞こえた。
アルが眼をグルグルさせながら喋る。
「私と箭田さんが結婚?! 2人で一軒家で暮らすの!?」
「はぃ!?」
「それでも凄く幸せで…!?」
「……落ち着けぇぇぇ!!」
ガシッと両肩を掴む。
いざ揺するぞッって時に…
「あぅん!そ、そんな!ダメよ!」
「アル?どうした?強くやっちまったか?」
「で、でも今日はバレンタインよね……!」
「あ、でもなんかヤな予感がする!!」
マジで嫌な予感がするっ!
「むちゃくちゃにしてもいいから!す、好きにして!」
ざわざわ…ざわざわ…
こんな街中でスるの?
ヤダ……情熱的……
マジか…そういうプレイ?
引くわー
シャーレのあの男の人ってそういう性癖持ち?
「ちょっと待ってぇぇ!! 誤解です!誤解なんですぅぅ!!」
「ちょ!カヨコ、ムツキ、ハルカァ! 誤解解くの手伝っ……て居ねぇ!!」
便利屋達はとっくに何処かへ行ってしまったようだ。
さっきまで便利屋がいた場所には紙袋が置いてあった。
『アルちゃんが暴走してたので、こっちで先に連れて帰っておくね〜♡ あと、良かったら私のアルちゃんのチョコも食べてね? 両方手作りだよ〜』
『ハッピーバレンタイン。 手作りだから残さず食べて。
味は甘さ控えめのビターにしておいたから』
『いつもありがとうございます。 良かったら食べてください。 ハルカより』
紙袋に纏めて置いておいてくれるのはすげーありがたいけど、持って帰れるかわからないッ!
それにやべぇっ!
今日先生に何も言わずに結構離れた所まで外出したから戻らないと不味い…!
「箭田くん」
「ア…先生…ッ」
あは…終わったぁ……
過去に戻りたい……戻りたいよぉ……
「勝手に1人で出掛けた挙句、こんな事をして……」*5
つまり…
「…これって詰み…ってコト?!」
「死刑ね? ヘイローあるから大丈夫でしょ?」
「待って先生…!せめてアルたちのチョコだけでも持って帰っておいて……!」
先生はスっとテイザーガンを構える。
バシュン!と凶弾が放たれた。
それは、避けようとしていた俺の腿に当たり…強烈な電流が襲ってきた。
「ア"…オ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!」
そこからの意識は無い。
次に目覚めた時には、バレンタインは終わっていた。
カサリとアル達のチョコが入ってる紙袋をデスクに置く。
でも、気にしない。
そのまま仮眠室へ向かう。
近くの生徒達に手伝って貰って、倒れた箭田くんをシャーレの仮眠室に連れて来た。
目の前には、まるで死んだ様に眠っている箭田くん。
胸のところに耳を当てると、『トクン……トクン……』と規則正しい心音が聞こえる。
箭田くんが生きてる…それだけで安心する。
でも、それだけじゃ安心できない。
彼はとても人気だ。
本人曰く『こんなそろそろ30になるおっさんにガチ恋する子はいねぇよ』って言ってたけど、彼宛のチョコが大量にシャーレに届いていた。
ミレニアム……ゲヘナ……トリニティ……レッドウィンター……百鬼夜行……本当に色々なところから届いている。
直接渡しに来た子もいた。
私はそれを見た時、あのゴミを捨てたいって思ってしまった。
それに気が付いた時、私は自分を殺したくなった。
大切な生徒が頑張って送ってくれたものを捨てたいなんて…ゴミなんて考えてしまった。
でも、沢山の女の子の匂いが彼からする。
胸が痛い。 ズキン…ズキン…と内側から張っているように痛む。
いっその事、首輪でもつけちゃおうかな…
アコも首輪をつけて欲しがってるみたいだけど… それとコレとは別だ。
何度も何度も何度も何度も死にかけて、いざ死にかけても笑って『大丈夫だ』って言う。
そう言われる度に腹が立った。
『嘘つき』って叫びたかった。
そしてあの出来事が起きた。
プレナパテスとの決戦が終わり、脱出する時だった。
彼は脱出せず、私達を無理矢理先に脱出させて彼だけ1人残った。
絶望した、後悔した。
そのまま倒れたかった。
でも任されたから、任せてって伝えたから。
頑張り続けた。
その一ヶ月後、彼はいつものヘラヘラ顔で帰ってきた。
『ただいまシャーレ!ただいま 仕事! 帰還したぜよ先生!お前ら!』
なんて叫んだ。
そこからだ、 ビシリと自分の心が壊れたのは。
ダメだ。
彼を戦わせてはダメだ。
なら、いっその事監禁して、彼の何もかもを管理してしまおうって。
無駄にデカくて、皆から避けられてた私を一緒に仕事をし始めた時から支えてくれた箭田くん。
嗚呼、叶うなら
そっと、彼を寝かせたベッドに潜り込む。
彼のいい匂いがする。 首元の方はもっと濃い匂いがする。
呼吸をする度にお腹がキュン…てなる。
「はぁ……♡ フゥー……♡」
ぐちゃぐちゃにしたい。 無茶苦茶にしたい。
でも、我慢だ。 今日はバレンタインだからといってそんな事をする訳にはいかない。
「くそっ…ムカつく……♡ いっつもいっつもコッチの気も知らないでニコニコ笑って……」
ペロペロと首元を舐める。
「ワタシのモノ…貴方は……箭田くんは私だけのもの……♡
跡……跡つけなきゃ……」
ぢゅ…ぢゅ…としっかりと跡をつける。
そして、口を大きく開けた。
そのまま首元へ近付き……
ガリィ……
強く噛み付いた
「んぐ…ぁ」
「んふぅ〜……んふぅー……」
たらりと噛んだ跡から彼の血が流れる。
どうしようもなく、興奮した。
ゾクゾク……ゾワゾワ……とよく分からないものが身体中を駆け巡る。
「……アハッ♡ 」
満足した。
でも、もうちょっと彼の血を舐めてから仕事続けよっと……。
「かわいい……カワイイ……ッ……可愛いねぇ箭田くぅん♡
ヘイロー持ちなのにただの人間である私にも力負けするよわよわ箭田くん♡
格上には勝てるのに生徒達には負けちゃう箭田くん♡
それでも男かお前! でも可愛いね♡
あはぁ……♡ほんとにカワイイなぁ……♡
たまんねぇ……じゅるう……♡」
やっぱりもうちょっとだけ……もうちょっとだけ……
やっぱり後ちょっと……
「う"ぁ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!」
『おっ、落ち着いてください先生!!』
「無"理"ィ"ィ"ィ"ィ"!!」
『あわ、あわわわ!! 先生!頭を机にぶつけないでください!!』
「かゆーい……」
ボリボリと首元を掻く。
なんか朝起きたら『虫刺され』が首に凄いできてたんだよなぁ……
それに『噛み跡?』みたいなのもあったし……
「ご"め"ん"ね"ぇ"ぇ"ぇ"!!」
何か足元にあるのが見えた。
「なんだこれ…『ウィスキーボンボン』?」
『空澄先生……刺されても知りませんよ……』
「刺される? どういうこと?教えてプラナン」
『プラナンってなんですか……』
「あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!」
なんだかんだ色々あっても、シャーレの仕事が始まる。
良かったら感想カキコ、評価よろしくね!
なんか、思い描いていたものと全然違うのができた……
気付いたら先生がヤバい方向へ向かってました…
書くのが楽しくて……つい…
もし、書いて欲しいキャラとかいたら教えてちょ。
もしかしたら、書くかも……なんてね。