あの後ダンジョンに向かい、転移陣に入り第一層に入った時き『剣姫』に言われた。
「あ、配信って映れますか?」
「ああ、大丈夫ですよ」
「本当ですか?!よかった!生放送を始めるって予報してたので断られたらどうしようかと…じゃあ早速準備しますね!」
あ、。そういえばダンジョン配信者だったか…。
配信するカメラは魔力を使って三人称視点で見れるらしい。
「ダンジョン配信って他の人は映るんですか?」
「あ!その辺は大丈夫です。モンスターと映ってもいい人以外は映さないようになってるので!」
ほー、随分便利だな。
「よし、準備できました!八神さんは準備はいいですか?」
「いいですよ」
「じゃあいきます!3、2、1…スタート!」
・始まった!
・待ってました!
・ダンジョン!ダンジョン!
・今日は何するのー?
・早くモンスター倒そう!!
「みんなー!最近ダンジョン探索できてなくてごめんね〜!でも今回はなんと!スペシャルゲストを招待しました〜!拍手ー!」
・スペシャルゲスト?
・誰だ誰だ??
・スペシャルゲストなんて初めてじゃない?
・てことは第一回目ってこと?
・俺はAランク冒険者って予想するわ
・もしかして最近Aランクに昇格した『紅』と?
・あ!それはあるかも!
「それでは、どうぞ!出てきていいですよー!」
そういうと、『剣姫』は俺にカメラを写してきた。
・?
・…あれ?なんか見たことあるような
・………は?
・え?え?
・ウッソだろおいw
「じゃーん!『修羅』さんです!!!」
「あーー、初めまして。『修羅』です」
・ファーーっw
・え?え?マジで?!
・『修羅』?!『修羅』?!
・本物だ……!
・とんでもないゲストだなあ
・てか、『剣姫』ちゃん『修羅』と仲よかったっけ?
「会うのは二回目です!私が朝たまたま会って誘ったらきてくれました!」
「と、いうわけです」
・いやどういうわけ?!?!
・意外と『修羅』はそういう話に乗るんだな…。かなりイメージと違ってまだ混乱してるわ
・俺も
・ワイもや…
「じゃあ早速!ダンジョン攻略していきたいと思います!移動してる途中で質問コーナーもしようと思います!いいですよね?『修羅』さん」
「……まあ変な質問じゃなければ大丈夫ですよ」
「質問はまた後で行います!では早速、探索を始めましょう!」
「ええ」
「では、転移陣を使って中層に移動しましょう!」
・おー!
・おー!
・おー!
・おー!
◇◆◇
~『剣姫』side~
あの後、私たちは中層に移動して、本格的に探索を始めた。
「ここら辺は『修羅』さんが戦わなくても大丈夫です!私に任せて下さい!」
「では、お願いする」
「はい♫」
しばらくして、
「ぐおお!」
「出たわね!レッサーリザード!」
私は直ぐに剣を抜き魔力を瞬時に覆わせていく。
「ぐおお!」
レッサーリザードはブレスを数回連続で繰り出してくるが、こんなもの、Aランク冒険者にとってはマッチの火のようなもの。
直ぐに剣で切り裂くと、そのままレッサーリザードを真っ二つに切り裂いた。
スパ!!
「ぐ、おおお」
レッサーリザードは消滅して、ドロップ品だけが残った。
・流石!
・よ、待ってました!
・初見です!今の剣捌きすごかったです!登録しておきました!!
・流石我らが『剣姫』!!剣の使い方はほんとに上手いよな
・『剣姫』ちゃんはAランク冒険者だぞ?強いに決まってるだろ!
「じゃあドロップ品を拾ったら奥にどんどん進んでいき」
「「「「「「ぐおおおお!」」」」」」
「…ま、す?」
「……さっき『剣姫』が倒したレッサーリザードが呼んだんだろうな」
「で、でもこれぐらいなら問題ありません!」
「ぐおおお」
5匹一斉にかかってきたが、落ち着いて距離をとり、スキルを放った。
「『ホーリーカノン』!」
「「「「「ぐおおお!?」」」」
私の得意な聖魔法のスキル『ホーリーカノン』だ。私の十八番である。
発射された『ホーリーカノン』はレッサーリザードを包み込み、消し炭にした。
・ヒェ…
・大事な部分ががヒュってなった
・流石!
・いつ見ても『剣姫』の『ホーリーカノン』はすげえよな。見慣れまくったけど。
・それな。って『修羅』にレッサーリザードが向かってる!
「!!『修羅』さん!」
しまった!何匹か『修羅』さんに襲い掛かろうとしている!
『修羅』さんはぼけーっとしてて気づいてない!
まずい!
「『修羅』さん!」
レッサーリザードが『修羅』さんに噛みつこうとした時、
………ゾワァ!!
大気が……震えた