短めですが、バニーイベントのプロローグです。
アホほど難しい……そして書いている間ずっと思ってしまった、コユキちゃんはゲヘナと同じ?くらいやべぇな〜…と。
かわいい、可愛いんだけど……やりすぎぃ!!って感じです。
それでは本編へ……どうぞ!今回は短めです(2回目)
マッシュ・バーンデッドと白兎【獲物】
「ふんふふ〜〜ん、ふふふふ〜〜ん♪」
『先生、今日は随分とルンルンですね。何かいいことでも?』
「フフン……聞いてよアロナちゃん、この前、ここシャーレには自動シュークリーム製造機があったでしょ?」
『あー……あの、電気代がとんでもない道具ですか?』
以前、マッシュの体を調べ尽くす代わりに、自動でシュークリームを作ってくれる装置をエンジニア部に貰ったマッシュ。しかし電気代がとんでも無いことになったのでユウカに没収され、その後小型化されたものを渡された。
「うんそうそう…で、それの小型バージョンを貰っていたんだけど……なんと今回、それの最新バージョンが届くことになってるんだ…―それも明日」
『なるほど、それで先生は喜んでいるのですね!』
「うん、この前は一つ20秒くらいで出来上がってたんだけど、今回はなんと10秒だって……これでお仕事をしながらでもたっぷりシュークリームを食べれる✨」
(純粋無知素直……この場に他の生徒さんがいなくて本当によかったです)
「エンジニアのみんなにもお礼をしないと……シュークリームと僕の体でいいかな」
『先生、体の方は…その、言い方に問題があると思います』
「そうかな」
『まあなんでもいいけど……フフン✨』とルンルン気分のマッシュ。明日届くそれは、マッシュにとってサンタのクリスマスプレゼントのようなものだった……それほどマッシュは楽しみにしていた……
―――だからこそ
「―――延長…?」
『…本当にすまない、今日中には終わるはずだったんだが……』
依頼をしていたエンジニア部の部長、ウタハからの報告があまりにも辛かった。動揺し、その場に膝をつくマッシュ、あまりにもダメージを受けていたのでアロナが心配して『先生!?大丈夫ですか!?』と画面越しに叫んでいた。
「り、理由とかって……教えてもらえますか?」
『勿論……と、言っても……そうだな、まず大前提として、今回はセミナーのせいでは無いことを覚えておいて欲しい』
「セミナー…?どうしてまた…?」
『実を言うとね………今、ミレニアムに存在している全ての部活――その部費が大幅にカットされているんだ』
「全て……全ての部活の部費か?…あれ、ミレニアムってそんなに貧乏でしたっけ?」
『いや、本来ならミレニアムは予算がかなりある学園だ……本来なら、ね』
何かただことでは無いことが起きているな……そう確信しマッシュは気持ちを切り替え、
「何か事件でも?」
『………まあね、正直この事件が起きた時は…ついにか、と思ったんだ』
「……ふむ?」
『先生は、
「…白兎?」
『ああ……今から約37時間前のことだ。ミレニアムサイエンススクールの一年生、コードネーム"白兎"こと
「反省室……反省室? そんなのあったんだ」
『まあそこの話は置いておいて……彼女、コユキはなかなかの問題児でね』
「どれくらい?」
『ゲヘナのテロリスト』
「そこまで?」
マッシュは驚いていた、ゲヘナのテロリスト……つまりはあの美食研究会や温泉開発部と同じくらいの危険人物がミレニアムに潜んでいると言うことに。
『今まで何をしてきたのか、を説明すると軽く数時間かかるから省略するが、今回彼女が行った行為は―――債権の無断発行さ』
「さいけんのむだんはっこう……?」
『わかりやすく言うと――ミレニアムのお金を勝手に使いまくっていると言うことだね』
「…………えぇ(ドン引き)」
『その被害総額が問題でね……今、ミレニアムが破産寸前にまで陥っている」
「ええぇぇ……(超ドン引き)」
『そして当の黒崎コユキは、他校に逃げ込んでその金を使い込んでいる』
「ええぇぇぇぇ……(極みドン引き)」
マッシュは、コユキという生徒が行った横領の数々に対し本気でドン引きしていた……これならば、まだ物的損害や人的損害にとどまる爆破テロや暴動の方が幾分かマシと思える。
「でもミレニアムってそこら辺の……暗号? とか厳しいんじゃ無かったでしたっけ」
『厄介な事に、そのコユキと言う生徒は、コンピュータシステムの暗号であればどんなに複雑なものであろうとも感覚的に簡単に解いてしまうという特異な能力を持っているんだ』
「能力の無駄遣いってこう言う事なんですね」
『その特異な能力を使い、ミレニアムの金庫からあるだけの資金を引き出しては散財を繰り返している、と言うのが現状さ……おかげで今、ミレニアムのあらゆる部活は実質的にほとんど活動を停止している』
「……大惨事だ、
『それは助かる……それで先生、これはお願いなんだが』
「わかってます……ええ、ほんとにわかってますよ」
『……先生?』
ピキッ…とマッシュの端末にヒビが入る。高いマンションの屋上から落としても大丈夫なほどな頑丈な端末を、一握りでヒビを入らせてしまうほど、マッシュは
「その白兎をとっ捕まえて、鍋にしたらいいんですね」
『先生!?』
途方もなく怒っていた。他人の金を私利私欲で盗んだ挙げ句無断で使って回るという暴挙に対しては勿論、本来であれば明日に届くことを楽しみにしていたシュークリーム製造機の完成が遠のいてしまった、という事実が彼の怒りに火をつけた。
「そのコユキって人がどこに言ったか、知りませんか?」
『(ちゃん付で呼んでいない……本気だね)他校に逃げた、と言うことだけしか知らないんだ、どこの学園に行ったかはわからない』
「……そうですか」
『しかしセミナーのユウカなら知っているかも知れない、彼女はセミナーの会計担当だからね』
「――そうだった…ならユウカちゃんに聞いてみよう。ありがとうございますウタハさん」
『どういたしまして……あー先生?』
「はい」
『その……あれだ、ほどほどにね?』
「大丈夫です――ちょっとヒールホールドを喰らわせるだけなので」
『ま、待ちたまえ先生⁉ 先生の筋力でやったら――』
「それでは」
『あ、まち―』
プツッ…と電話を切ると、マッシュはフゥゥゥゥゥ……と息をつき、冷静に、優しく、慎重にユウカに電話をかける。
『─―はい、こちらミレニアム、セミナーの早瀬ユウカです……ごめんなさい先生、今ちょっと立て込んでて、ご用件はまた今度―』
「白兎が逃げ込んだ場所、知らない?」
『どうして先生がそのことを!?―─し、知っているには知っていますが』
「教えて欲しいんだ………ちょっと殴り込みに行くから」
『殴り込み!?――あ…いや、でも……先生なら…』
「?」
『実は彼女の一件は、C&Cに依頼をしていたんです。けれど……彼女達は…その、結構やりすぎると言いますか、暴走と言いますか……』
「そうは見えないけど」
『と、とりあえず!先生にはそのC&Cの監視と、あの子…コユキの確保をお願いしたいのですが……請け負って頂けますか?』
「喜んでお受けします」
『ありがとうございます‼――よかったぁ……これで少し安心です』
「それじゃあまた」
『はい……あの子をよろしくお願いします!』
電話がまた切れ、かなり冷静さを取り戻したマッシュは少し椅子に座り込む……そしてどうやって彼女を捕らえるか、どうやって更生させるか考えて――
「チョークスリーパー……卍固め……うん、やっぱりヒールホールドがいいな」
(ま、真顔で先生がどうお仕置きするか考えている⁉⁉)
否、めちゃくちゃお仕置きについて考えていた……殺意というほどではないが、しっかりとお説教が必要だな、とマッシュは確信。
「…C&Cのみんなと行動した方が楽だし、成功率も上がる………よし」
早速C&Cで一番関わりのある生徒、アスナへと電話をかける。
『―─ご主人様? アスナだよ〜』
「アスナさん、ちょっとお話がありまして」
『ご主人様からのお話………あっ、もしかしてコユキちゃんのこと?』
「お、よく分かりましたね…流石だ」
『えへへ〜でしょ〜? ユウカちゃんに私達の監視を任された……とか?』
「いやほんとによく分かりましたね……凄い」
『フフン♪――先生と行動できるなんて嬉しい‼ 早速リーダーに報告してくるー!』
「あ、それ僕から……切れちゃった」
アスナに色々と驚かされながらも、協力してくれる事に感謝していたマッシュ………さあ残るは準備を整え
「ウサギ狩りの時間だよ」
狩りをするだけだった。
ゲームで過去のイベントがどんどん常設化されて行っている事に、これほんとに大丈夫なのかな……?と不安に思いながらも、妹先生と弟先生にバニーイベントを見せた結果
『ブルアカやべぇ!!なんだ、なんだこれぇ!?』
『これがブルアカよ』
二人揃って興奮してました、バニーイベはほんとに凄い……これよく審査通ったな〜レベル。
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