ライブ直前
『アリ夏くるかな〜〜』
水着カンナさん実装
『ヤッダーバァアァァァァアアアアア!!!?』(カンナさん推しの作者)
アリ夏ではなかったけどこれはこれで嬉しすぎるんですが……?
我慢?いいや!限界だ、回すね!!っということで、本編へ、どうぞ!
「モニターにアスナさんが写った時、反射で思わず叫んじゃって」
「そのまま『お前も侵入者なのか?!』って言われてよ……捕まっちまった…」
現在、マッシュとネルはゴールデンフリース号にある臨時の牢屋内に二人仲良く捕まっていた。無論武器は取り上げられていて、ネルは何もできなかった。マッシュの鉄の杖は誰も持ち上がらないので、なんとか無事。
「ネルさんならそのまま全員薙ぎ倒して、無事だと思ったんですけど」
「この靴のせいでもあるが……スマートとか、騒ぎをデカくするなとか…あーくそっ、いろんなもんが重なって負けちまった」
「どんまい、です」
「それ言ったら先生だって………いや違うな、さてはいつでも壁破壊して出れるからって、普通に捕まったな?」
「イエス」
「だと思ったわ……はっ、お互いカッコつけておいてこのザマか―ウケんな」
「ですね、アハハハッ」
「ハハハハハハハハハ―は〜……はぁ……―っくそが!!」
「まあまあネルさん」
負けたことやら好きにできないことへのストレスかネルはその場で壁やら地面やらを蹴る、マッシュはそれをまあまあと落ち着かせ、とりあえず自分は扉に触れる。
「壊せない厚さじゃ無い……いつでも壊せますよ」
「くそっ…あん時こんな格好じゃなくて正装なら……ついでにあの野郎、一体どこにいやがんだ…」
「あ、コユキちゃんには会いました」
「そうか、ならさっさと……………は?」
「…やべ」
「―おい、先生、会ったってなんだ?」
マッシュはネルに『おとなしく捕まったのは、いつでも出れるから』と説明はしたが、『そもそもなぜ、何があって捕まったのか』を説明していなかったため……冷や汗をかき始める。
「おい先生」
「べべべべべつつつににになんでででもないいいですよよよよよよ?」
「ならこっち見てくれよ…目を合わせてさ、な?」ニコッ
「…………も、黙秘権は『却下だ……話せ』…うす」
マッシュは包み隠さず話した、ネル自身白兎を逃したことに対しては怒っていなかった、他に怒っていたことは二つ。
「あのな先生、世の中には先生の体に興奮する奴だっていんだよ、だから気をつけろ」
「変わった人もいるんですね、僕の体ってそんなに……エッチなんですか?」
「エッチっておま……先生だって女の――……まさかそう言う系の知識がねえのか?」
「そう言う?」
「…………爺さん、あんたの子育てで唯一失敗した所だぞ…」
「お爺ちゃんの育て方は完璧ですよ?」
「ひとつだけ間違えてんだよ……一つ大事なやつを教えなかったって言うな」
「……??」
「年下で私よりも無知なくせにめちゃくちゃ強え先生………属性いくつ持ってんだ!」
「そんなこと言われましても…」
ネルは帰った後、マッシュにそう言う知識を教えてやってくれ…とユウカに頼み込むか真剣に考えた、自分で言うのは恥ずかしいからである。
「………と、とにかく!さっさとここから出るぞ」
「うす」
「壁を破壊した瞬間、そのままアカネやカリンと合流する……ついでにやらかしたあのバカもな」
「めちゃくちゃ遊んでましたからね」
「んでそのあとは――あのチビをとっ捕まえる…!」
「了解……じゃあさっそく」
マッシュは牢屋にある鉄の扉の前に立ち、そのまま破壊しようと拳に力を貯めるが……壊す前に扉が開き、そこへ
「やっほー!先輩久しぶりぃぃぃぃゃぁぁぁぁぁ!!!?」
「何が久しぶりだゴラァ!!」
コユキが現れたのだが、現れた瞬間ネルが飛びつき、そのまま力一杯締め付けた。
「ネルさんネルさん、潰れる、コユキちゃんの頭潰れちゃいます」
「むしろ一回つぶれたほうがいいよなえ"ぇ"?!」
「ぼ!暴力はんたたたたっぅ!!?」
「暴力反対だぁ?これは教育なんだよ!!」
「そんな体罰教師みたいな……あれ僕も人のこと言えm」
「先生はそんなことはねえから安心しろいいな!!?――ったく」
一度話を聞くために締め付けをやめ、頭を抑えながら座り込むコユキの前に仁王立ちを決めるネル。コユキはあぅぅ〜〜とうめきながらも、話し始める。
「い…いやぁびっくりしました……まさか先輩達が動いているだなんて」
「ああ、お前のせいでな」
「にはは〜でももう働かなくても大丈夫ですよ?…だってもう、先輩達に勝ち目はありませんから!」
「ほ〜?」
「ほ〜?じゃ無いですよ?いくら半分独自の運営をしてるとは言え、この学校を敵に回したいわけでも無いでしょ?そうなっちゃったら勝てるもんも勝てませんし」
「……そうだな」(マッシュを見ながら)
「それに正体もバレちゃったんですし、作戦失敗じゃ無いですか?……まあ?仮に?みんながSランクになったら別ですけど…にはは!」
煽っているような感じに聞こえ、若干イラッとするネル。Sランク、それになれば実質このゴールデンフリース号の超法的な特権が手に入るらしく、ここから簡単に脱出できる。しかし捕まっている状態では何もできない。
「……はっ、人様の金を使いまくっといてその態度か、いいご身分だな」
「ふふん」
「褒めてねえからな」
「コユキちゃん、人のお金を勝手に使っちゃって……悪いことしちゃったな〜とか思わない?」
「いえ、別に……何かおかしいです?」
「おかしいからね?」
「お金はもともと巡り巡る物じゃ無いですか、ただ寝かせておくほうがどうかと思いますよ?」
「倫理ぃ……」
「それで、それで私が認めて貰えるなら…いくらでも使っちゃいます!」
そう悪びれもなく悪意もなく言うコユキ、ネルは頭を抱え『先生、こいつはそう言う奴だ』と言って擁護しない、マッシュはこれは悪いことだぞ!と怒っても、多分反省しないし自覚もしないな……と確信してしまった。
「…調子に乗ってんのもいまのうちだぞ? 私らにはまだ仲間が――」
「あ、リーダー」
「先生まで……みんな捕まってしまいましたね」
「仲間…が――――なんでだ!?」
「すまない……多分私たちも、先輩と同じだ」
「アスナ先輩が映ってるのを見て思わずリアクションを取ってしまって…そのまま」
「にはは!仲良さそうでいいですね〜」
「よかねえよ!!」
カリンとアカネも捕まってしまったらしく、これでC&Cはアスナ以外全滅、コユキは愉悦を感じたのか笑いまくる。
「いや〜もう勝ち!勝ちです!私の勝ちは絶対です!にはは〜〜!!」
「この、武器さえありゃ……」
「あっても無理ですって〜、そのうちアスナさんもきますし…おとなしく捕まっててくださ〜〜い♪」
そう勝ちを確信し油断しまくるコユキ、それを待っていたかのように扉が開く。そしてニカっ!とまた笑みを浮かべ、本当の本当に勝ちを確信した。
「あれ、コユキじゃん!ここにいたんだ……ん?」
「あ、アスナさんだ……わお」
警備員の生徒二人を連れた水色の露出がえげつない格好のアスナが現れ、少し動揺したマッシュ。しかし、もう何度もバニーコスに目を通しているマッシュにおいて今更感があり、扉が開く心配もないので大丈夫―
「か、かわいい〜〜〜〜♪」ピョン!
「アスナs―んべっ」
「お、おい!」
「……大胆だな」
「すごい……飛びつきでしたね」
「え…なに…え!?そう言うこと!?」
じゃないかもしれない、アスナに飛びつかれたマッシュは内心少しだけそう思った。結構な力で抱きしめ、すりすりとマッシュの胸筋に顔を埋める。
「ご主人様かわいい〜!しかもタキシード、うん!いい!超いいよ!」
「そう……ですか」
「私もどう?可愛いでしょ?」
「勿論」
「でしょでしょ〜?えへへ〜♪」スリスリ
(……犬か?)
(犬だな)
(大型犬?)
(おっきいワンちゃん?)
どことなーく大型犬を感じた一同、マッシュはずっと…犬、犬、犬?と言う言葉しか出てこなく困惑。
「アスナさん、あの、色々と当たっちゃってますよ」
「ご主人様はご主人様なんだから、そこまで気にしなくてもいいよ?」
「僕…と言うか、アスナの方は」
「私はぜーーんぜん気にしないよ〜?と言うかこっちの方がいいもーん」
「……さいですか」
諦めたマッシュ、本人が気にしていないと言うので自分も気にしない……と言うわけにはいかない。一応この世界に来てからマッシュ自身の心境も少しづつ変わってきており、ちょっとの恥じらいは持っている。
女性の体に関心があまりないとはいえ、気にするのは気にするのである。
「……な…仲良さそうで羨ましいですね〜!しばらくはずっとこのままなので、案外良かったのでは?にはは!」
「ずっと?」
「そうです!だってこのまま、皆さんはここで―」
「アスナ様、ここにいる全員を釈放、と言うことでよろしいのですね?」
「…………………へ?」
「うん、お願ーい!」
「かしこまりました…みなさま、釈放です。そしてこちらがみなさまから押収した武器ですご無礼をはたらきました」
「……どゆこと?」
「なんかね?さっき私、Sランクって奴になっちゃたの!」
『………………―はい!?』
この短期間、短時間でアスナはなんとこの船のVIPとなり、ここの船で好き放題できる権利手に入れていた。つまりこの船全体がアスナの味方……つまり。
「……今やこの船で何をしようと自由…ってことか」
「うん!なんかとんとん拍子で手に入れちゃった……ご主人様!褒めて褒めて!」
「あ…うん、凄いですね」ヨスヨス
「船でどんなことをしようと問題にはならない」
「つまりはいつものC&Cとして動ける……」
「と…と……と言う…ことは……」
「ああ……てことはよぉ……」カチャッ
ネルは返された自分の武器に弾を込め、とっても嬉しそうな表情でコユキの方へと銃口を向ける。
「ウサギ狩りダァァァァァァッっ!!!」
「いぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁっっ!!!?」
今度こそ本当の狩りが始まった。
――――――――――――――――――――――
「なんで?なんでぇ!?私がSランクになるためにどれだけ使ったと思ってるの!?…いや覚えてないけど!結構使ったよね?――うわぁぁぁ!!なのにあんまりだぁぁ!!」
武器を持ちながら船内を逃げまくる
「待て〜〜〜〜」「待てごるぁぁぁ!!」
「ひぃぃぃぃっ!!?」
後ろを振り返れば死ぬ、まさに野生の世界のようであり。コユキの心は捕まったら死ぬ…! 食われる!と言う感情でいっぱいだった。
「まちなさーい(棒)」
「あの野郎あのまま屋上ラウンジに行くつもりだぞ!」
「そんなの許さないわ(棒)」
どこかで聞いたことのあるセリフ*1だがコユキは気にせず屋上ラウンジへと向かう。屋上ラウンジにつけばこっちのもの……逃げれる!!と思い、全力で走る。
「はぁ…はあ…ここまでこれれば…」
「コユキちゃん発見」
「いやぁぁ!!?」
「諦めて降参しろ……つうか、一発しばかせろ」
「逃げ場はない、諦めて」
「ふふっ、そうですよ、諦めて投降してください」
「うぅ続々と……しかし!何か勘違いしていませんか?私は負けていません……むしろ、そっちの負けです!!」
「……はぁ?」
「ふっふっふっ……見よ!これぞ…脱出用個人ドローンです!」
そう言ってコユキが取り出したのは身の丈ほどの大きなドローン、それにコユキはそのドローンを操作するリモコンの上に乗り、そのまま海上の方へと飛んでいった。
「にははは!バイバーーイ!!」
『……………』
唖然とする一同…それは負けたことに対しての悔しさとか虚しさとかそんなものではなく、ただ単純なる呆れ。そもそもドローン自体そこまで早くない…ので。
「先生、どうぞ」スッ
「ありがとカリンちゃん」
マッシュはカリンからスナイパー用の弾丸を貰い、それを指で掴んで構えを取る……大きく振りかぶり、思いっきりドローンへ向けてその弾丸を投げた。
「ショルダー魔法・ミサイル・スローイング」ブンッ!!
「へ?―うきゃぁぁぁぁっ!!?」
飛んでいった弾丸はドローンを貫通、そのまま大爆発を引き起こし地面へと落下。ついでにコユキも海へと落ちた。
「ぷはっ!ちょ!ぶほっ!あっ、ねっ、ちょっっ!!? た、助けて!わ、わたし、およげ、な、うべっ!」
「………放置でよくねえか」
「流石にダメですよ……ちょっといってきます」
「あの距離なら私でも打ち抜けたし…なんなら遅かったし」
「流石に舐めすぎだよね〜…あ、先生!私ロープ投げるねー!」
「…なんと言うか…」
「……拍子抜けしちまった」
「うわぁぁぁぁああーーなんでぇぇぇ!!」
自業自得である。
『ぬぅぅぅぉぉぉぉおぁぁぁぁぁ!!!!』
『兄者が発狂した!!』
『そういえばお兄の守備範囲って、ケモ耳、大人っぽい、凛々しい、だもんね……私らはまだこのカンナちゃんってこのこと知らないけど』
『俺は!!貯蓄をやめるぞ!アロナァァァァ!!!』
『壊れた…….』
そりゃ壊れますよ!!ええ!!そりゃあもう!!….すみません取り乱しました。
情報量のマシンガンをくらったのは久々でした。
励みになりますのでコメントと評価、どうぞよろしくお願いします!!
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