透き通る世界に拳を一つ   作:六科

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ツルギさんお誕生日おめでとうございまぁぁぁぁぁぁす!!!

サ終、いやその後でもガンガン推します。

そして今回でバニーはラスト、そして次回はいよいよヒフミちゃん達の水着イベ……ではなく!!ちょっと蚊帳の外だったキャラとの関わり&本編ストーリーにも関わってくる大事なお話を書きます。


それでは本編へ……どうぞ!!


マッシュ・バーンデッドと最後くらいは楽しく

 

 

「うぅ……なんでこんなとこに…」

 

「自業自得だバカ」

 

「むしろ、これで済んだことに感謝した方がいいですよ?…ふふっ」

 

「ヒィ!アカネ先輩がいつもよりも怖い!」

 

「あの距離なら私でも撃墜できた、むしろ直接当てられなかったことに感謝しなよ」

 

「そもそも、あんなことできるなんて聞いてませんよ! なんなんですか銃弾を素手で飛ばしてドローンを破壊って!!」

 

「まああれだ、運が悪かったんだよお前は」

 

「うぁぁぁぁぁぁぁん!!!」

 

 

 

 

 

 

縄で縛られながら、地面で暴れまくるコユキ。そんな後輩を見ながら『やれやれ…』と思う。そしてマッシュは一人ユウカに電話をかけ色々と説明をしていた。

 

 

 

 

 

「――と言うわけで、コユキちゃんはもうしばらくこっちで預かっててもいいかな」

 

『こちらとしては今すぐにでも引き渡して欲しいのですが……』

 

「このまま渡してはい終わり、って感じがどうもしなくて……普通に再犯とかあり得そうだし」

 

『それを言われては……うーーん』

 

「事が済んだら、すぐにそっちに帰るから」

 

『……わかりました、ではもう少し待ちます』

 

「ありがとうユウカちゃん」

 

『いえいえ』

 

「…………コユキちゃんを捕まえた報酬として、大きめのシュークリーム製造機を『却下です』…うす」

 

『それでは、失礼します……本当にありがとうございました、先生』

 

 

 

 

 

 

そう嬉しそうにユウカはお礼を言い電話を切る、マッシュにはある考えがあった……それはコユキを反省させる、と言う目的もあるが。

 

 

 

 

(…コユキちゃんが気の毒になってきたしね)

 

 

 

 

自分がすごいことに気づいていない……と言うよりも、自分はすごくなくて何もないと思っている方が圧倒的に気の毒なのでマッシュはそれをなんとかしないと、と思っていた。

 

 

 

 

 

「お待たせ」

 

「おかえりなさい先生、それでいつ撤収を?」

 

「うわぁぁぁーん!またあそこに戻るなんていやだぁぁ!!」

 

「そもそもテメェが悪いんだからおとなしく捕まってろ!」

 

「だってだってぇ!せっかくここでVIPになって、みんなに褒めてもらえると思ったんですもーーん!!」

 

「もーんじゃありませんよ……そもそも、貴方は十分すごい能力を持っているのに、これ以上何が欲しいんですか?」

 

「能力って言われても……」

 

「…そういや自覚がないんだったな」

 

「そうですよ!そもそも私がすごい…って褒められても、あんまり実感がないんですよ!」

 

「天才が故の悩みってやつ…?」

 

「多分そうかも」

 

「厄介だなぁおい…」

 

 

 

 

 

 

ぐるぐるぐるぐるとその場で転びまくるコユキ、彼女からしてみれば、やっとの思いで褒められて、達成感のある事ができると思ったのに、それができなくなったので絶望しているのである。

 

 

 

 

 

「…コユキちゃん」

 

「ぅ…せ、先生に何を言われても反省なんてしませんからね!…そもそも先生だってすごい人で…」

 

「君も十分すごいよ、けれど君はその自覚がない」

 

(先生も人のこと言えねぇだろって言いたいが、我慢するか)

 

「と言うわけで……――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―今から君を褒め殺します」

 

「どう言うわけなんですか!!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

C&Cとコユキはマッシュの褒め殺す発言に驚愕し、何を言っているんだと言う目になる。その中でもアスナは別で、『あーなるほど!』と納得したようにマッシュに近づく。

 

 

 

 

 

 

「自己肯定感を無理やり上げるために、褒めまくるってことだよね!」

 

「その通り」

 

「いやいやいやいや!?なんで急にそうなるんですか!?」

 

「褒められていると言う実感も、自分がすごいと言う実感もないのなら……力づくでわからせます」

 

「脳筋の極み!!」

 

「褒め殺しねぇ……のった」

 

「ネル先輩!?」

 

「面白そうですね」

 

「私もやろうかな」

 

「アカネ先輩にカリン先輩まで!?」

 

「それでは褒め殺し……スタート」

 

「しないでくださぁぁぁい!!」

 

 

 

 

 

 

 

それから大体15分くらい、ずっとマッシュ達はコユキを褒め殺した、小さいことから大きなことまで。

 

自己肯定感を上げさせるためには褒めまくった方がいいと言うマッシュの持論、というよりも経験談。

 

 

 

 

 

 

「――それで、そもそも君がすごいと言った僕ができていない事をできている時点で君はすごいと思うな」

 

「わかっ…た……わかり…まひた…からぁ…///」

 

「珍しい光景ですね……ふふふっ」カシャカシャ

 

「アカネ、撮りすぎだ」

 

「人を褒めるってのは……まあ、悪くねえ」

 

「リーダーって怒ってばっかりだもんね〜」

 

「うるせぇ!」

 

「うぅみんなひどいです……」

 

「でも、この言葉に嘘偽りはないよ。これは事実」

 

「なおさら……ひどい…ですよ……あぅ」

 

 

 

 

 

 

褒めれている実感がない人間でも、嘘や偽りの感じが全くないマッシュや先輩に褒められまくったら誰でもこうなる。

 

 

 

 

 

「………でも…なんでしょうか―嫌な感じじゃ…ないです」

 

「スッキリした?」

 

「完全にってわけじゃないですが……」

 

「コユキ、悪いことは言わねえ。今回でギャンブルとかそっち系から足を洗え……じゃないとまたこんなことになるぞ」

 

「ぅ……わかりました……あ、でも私がギャンブルに手を染めたのってユウカ先輩が原因なので、私は別に『あ?』なんでもないです!!」

 

「コユキちゃん、人のお金を勝手に使ったりするのは本当にダメで、そこは褒められない所なんだ」

 

 

 

 

 

ロープでぐるぐる巻きの状態で座り込むコユキに、マッシュは目線を合わせて優しく諭す。

 

 

 

 

 

「でも、褒められたいからがんばる、認めて欲しいからがんばるって言うその努力はすごいことだと思うし、そこは感心するよ」

 

「……先生って不思議な人ですよね、普通、こういう事が起きたら、加害者側の意見なんてガン無視でお説教するのに」

 

「お説教も大事だよ、けど全否定っていうのはあんまりしないかな……例外もあるけど」

 

「―――私の負けですね!もうなんか、勝てる気も、抵抗する気も無くなりました」

 

「お、潔いじゃねえか」

 

「とりあえずこれで一件落着……ですかね?」

 

「それなんだけどね」

 

 

 

 

 

マッシュはコユキの縄を解くと、船内の方へと指を刺す、そして

 

 

 

 

「なんかこのまま帰るのももったいないから、みんなで遊んでから帰りませんか?」

 

「はぁ〜?」

 

「あ!いいねそれ!」

 

「い、いいのでしょうか」

 

「……そう言えばアスナ先輩は今SランクでVIP扱いだったような」

 

「そうそう!なんかね?ほとんど無料だし、好きにしてくださいって感じだったよ?」

 

「なので……思いっきり遊んじゃおうかな?と思いまして」

 

「あ、あの先生?なんで私も」

 

「僕の生徒だから……かな?―しばらくはみっちり怒られるんだし、今だけでも楽しんでくれればな〜って」

 

 

 

 

 

コユキがマッシュには勝てない……そう思った瞬間がこれだった、力云々よりも考えている事が自分と違いすぎて……すごすぎるな〜と感心してしまった。

 

 

 

 

 

「遊ぶつったって……」

 

「仕事を忘れて好きなように遊ぶ、たまにはこう言うのも必要ですよ?」

 

「んなこたぁわかってる……わかってるけど…なぁ」

 

「溜め込んでる分、思いっきり遊んで発散した方がいいですよ。……あと正直、C&Cのみんなと、もっとお話しとかして、一緒にいたいし」

 

「おま………――ああ!そう言うところだかんな!!」

 

「?」

 

「しゃあねえ……ほらチビ!お前この中のことよく知ってんだろ?案内しろ!」

 

「そ、それはいいですけど……いいんですか?」

 

「先生がいいっつてんだ、これ以上は何も言わねえよ」

 

「…………」

 

「コユキちゃん、ほら――行こうよ」

 

「―に……にはは!仕方ないですね〜……それじゃあ、ご案内しますね〜〜!」

 

「わ〜〜〜い!!」

 

 

 

 

 

 

 

その後は船内で、とにかく遊びまくった。トランプやらカジノやら、目につくものはぜんぶやる、そんな感じで続けていた。 

 

 

 

 

 

 

 

「……………………………………」

 

「げ、元気出せって…な?」

 

「先生……その、なんだ」

 

「ぜ、全敗なんてよくあることですよ!…多分…」

 

「運というのもありますので、ね?」

 

「ドンマイドンマイ♪」(全勝)

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにマッシュはそう言ったことはあまりにも苦手だったのか全敗、そしてこの日からギャンブルはしないと心に誓ったマッシュ

 

 

 

けれど

 

 

 

仲間と共に何か特別な事をするのは、辞められない。ある意味自分も中毒なんだな……そう思ったマッシュであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

余談ではあるが、マッシュはコユキにお仕置きとして、使ってしまった分を働いて返す事を告げた。そしてその職場先はマッシュがよく行くシュークリーム屋。

 

 

コユキはまたつまんない労働に逆戻りか〜…とテンションダダ下がりであったが。

 

 

 

 

 

 

「―にはは!シュークリーム10個!ありがとうございま〜〜す!」

 

「コユキ悪い!そっちの対応頼む!」

 

「はいは〜い!」

 

 

 

 

 

セミナーでやっていた仕事よりも、かなり楽しかったようで、その場所をかなり気に入ってきた。それも店長は褒めて伸ばすタイプなのでガンガン褒めて、コユキの自己肯定感も上昇。

 

 

 

 

 

「いやぁ〜コユキちゃんが入ってきてくれて助かるよ」

 

「いえいえ〜……えへへっ」

 

 

 

 

コユキは少し、自分に自信を持つようになったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

船上のバニーチェイサーInマッシュ・バニー・完




水着カンナさん達が恒常って知ってびっくりしている作者です……まあ引くけどね!!!我慢できねえんですよ…まじで。

いや、そりゃあね?ハフバ前なので貯めといた方がいいとか、性能のあれこれとかあるかもしれませんよ?けど、けど!!私はもう無理なんです!あんなに素晴らしい笑顔を見せられて引かないわがぁ……ない!

皆さんはどうしようと思っていますか?アリウスのために我慢すると言った方が多いと思いますが……正直それでもいい!!好きなものを引け!!



コユキちゃんに関しては、しばらくの間セミナーではなくシュークリーム屋で働いてもらうことにしました……もうそこで自己肯定感上げまくって欲しいな〜と。



励みになりますコメントと評価、どうぞよろしくお願いします。(妹先生も弟先生も水着PVのカンナさんにやられちゃいました。)

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