透き通る世界に拳を一つ   作:六科

125 / 363

………おかしい、なんかシリアスになっちまった。

ギャグとシリアスの温度差がすごい物、マッシュル……いやほんとに、設定とか世界観とかがシリアスすぎてバグるんですよね。


それでは本編へ……どうぞ!

そして今回、この先の展開の伏線?があります。


マッシュ・バーンデッドとお昼にシュークリーム

 

 

 

 

海でしばらく遊びまくった一同は砂浜で少し休憩をしていた。泳ぎまくったり、水を掛け合ったり、潜水したりと、夏を満喫しまくっていた。

 

 

 

 

 

 

「ふぅぅぅ……結構遊んだね」

 

「ですね〜」

 

「ぅ、波で酔っちゃった」

 

「大丈夫ですか?」

 

「なんとかね……」

 

「そろそろお腹空いたな」

 

「あ、ならあっちにお店がありましたし、みんなで見に行きませんか?」

 

「賛成」

 

 

 

 

 

 

今いる場所から少し離れた場所、そこには複数のお店がありどれも食べ物を販売している。スイカは食べたがあれだけでは満腹にならない一同、適当に何か頼んで食べよう、そう思い歩みを進めた。

 

 

 

 

 

「……ん?」

 

「あそこにあるクッキングカー……どこかで見たことがあるような…それにこの匂いは」

 

「シュークリームだ!!」

 

「びっくりしたぁ!?」

 

「今までに無い声量でしたね」

 

「アズサさんってそんなに大きな声を出せたんですね」

 

「あはは……あの一件が終わった後もアズサちゃんは常日頃からシュークリームを食べてたんです。それも一日5個くらい」

 

「気に入ってくれて嬉しいよ、さて僕の記憶が正しければ……」

 

 

 

 

 

 

マッシュ達はシュークリームの看板があるキッチングカーに近づく、そして大きさ的には中型で、車内では複数の生徒達が働いていた。

 

 

 

 

 

「すみませーん」

 

「いらっしゃいませ〜〜!ご注文はお決まり…って、先生!?」

 

「なに?」

 

「先生!?マジで!?」

 

「先生!」

 

「お、お久しぶりです……あれ、ツルギ先輩!?」

 

「ヒフミちゃんやコハルちゃんまで…!」

 

「トリニティの生徒に…ゲヘナの生徒、それに他の不良生徒まで……どういう集まりですか?」

 

「おい誰が不良だこら」

 

「事実じゃん」

 

「うっせぇゲヘミ!」

 

 

 

 

 

 

ツルギとマッシュ以外の皆は、店の中にいる生徒達に驚いていた。シュークリーム柄のエプロンを見に纏っているゲヘナとトリニティの生徒が仲良くシュークリームを作っていたからだ。

 

 

 

 

 

「みんなどうしたの?」

 

「あ、聞いてくださいよ先生……実はリーダーがね?『夏といえば海、海といえば商売!!』とか言って、店長が『いいね!』って言って、ここにキッチンカーを出したんっすけど……思いの他人がいなくて…バカリーダーのせいで暇してたんす」」

 

「バカリーダーのリサーチ不足ってやつですよ」

 

「お前ら喧嘩なら買うぞゴラァ!!」

 

「まあまあリーダー落ち着くんだ…ここで冷静にならなければ、リーダーの器では無いぞ?」

 

「うっ、悪い…」

 

「ま、まぁそんな感じで! 新しい商売としてここに店を構えた結果……失敗したんです……うぅ、よくよく考えれば私たちトリニティの生徒が海ではしゃぐわけがなかった…」

 

「トリミちゃんはおおはしゃぎだったのにね…」

 

「そっか……みんな大変だったんだね。所でコユキちゃんとロボ店長は?」

 

「二人とも本店でお留守番です、コユキちゃんはロボ店長の護衛ってことで」

 

「なるほど」

 

「……先生、彼女達は?」

 

「…あ、そういえば説明してなかったね…みんな」

 

『!』

 

 

 

 

 

マッシュが何か合図を出すと、手を止め、シュークリームクラブも面々が表に出てくる。そしてそれぞれ並ぶと一人づつ名乗りをあげる。

 

 

 

 

 

 

 

「好きな味はチョコ、ゲヘミ!」

 

 

 

「好きな味はモンブラン、ゲヘコ!」

 

 

 

「す、好きな味は…えーと、ホワイトチョコレート!トリミ!」

 

 

 

「好きな…あ、…味は……キャ、キャラメル!!トリコ!」

 

 

 

「好きな味は抹茶、モブミ!」

 

 

 

「……好きな味はイチゴ、モブコ!…っす」

 

 

 

「そして好きな味は王道のカスタード!―我ら!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『放課後シュークリームクラブ!!』バーーン!!

 

 

 

 

 

 

 

と、それぞれが各々のポーズを決めそう叫ぶ。それを見たヒフミ達は『・・・』と唖然とし、アズサとマッシュだけは『おお〜✨』と嬉しそうだった。

 

 

 

 

 

「ふっ……決まったな」

 

「何処がだよぉ!!」

 

「完全に、完全に滑りましたよね!?」

 

「やっぱりやらない方が良かったじゃ無いですかぁ!」

 

「な、なんだよ!いいだろ!?個性的な方がいい!って店長も言ってたし…」

 

「だからってこの名乗りはいらないっすよ……ほら見てくださいよ、お客の顔が――先生ともう一人の子は嬉しそうだ」

 

「なんで!?」

 

「みんなすごいね、かっこよかったよ……流石はシュークリームクラブ」

 

「この名乗り先生が考えたんですけどね?」

 

「でもポーズは個人でしょ?」

 

「ぅ」

 

 

 

 

 

兎にも角にも名乗りという名の自己紹介を終えた彼女達は改めて車の中に戻り仕事を再開。唖然としていたヒフミ達だが、悪い人ではなさそうなので気楽にする。

 

 

 

 

 

「みんな良い子達だよ、放課後集まってシュークリーム屋さんで働く…ただそれだけだから」

 

「それでもトリニティとゲヘナの生徒が仲良くしているとは……信じられませんね」

 

「私も最初はそうだった……しかし仲の良さは本物だ」

 

「皆さんは気にならないのですか?他校と生徒からの目、とか」

 

 

 

 

 

 

そんなハナコの問いにリーダーであるモブエは平然と答える。その姿勢は嘘や冗談ではなく、本気の姿勢。

 

 

 

 

 

「それ関係あるか?」

 

「え?」

 

「他人の目とか気にしてたらキリがねえ、それに私らは好きにやってるんだ、それをとやかく言われる筋合いは一切ない」

 

「まあ確かに…」

 

「色々言われたりしないの?」

 

「トリニティなんかとなんで関わるんだ、って言うやつもいる……けどそれがなんだ?って話、トリコもトリミも友達だし気にしない」

 

「ゲヘナ所属のゲヘミさんやゲヘコさん……ではなく、同じキヴォトス内にいる生徒のゲヘミさんとゲヘコさん、私たちはそう考えているんです」

 

「……なる、ほど」

 

「同じキヴォトスの生徒……か」

 

「そちらの方が気が楽だからな、政治とか過去の因縁とか、そんなくだらないことを考えるのは面倒だし意味はない。考え方とは随分と変わるものだ」

 

「お前確かゲヘナで生徒会に入ってるよな?」

 

「さっき言っただろう?考え方とは随分と変わるものだって」

 

「……まあそれもそっか」

 

 

 

 

 

 

アハハハハハ〜と何気ない笑い声を上げるシュークリームクラブ一同。こんな光景をハナコは初めて見た、ここまで他の生徒と仲良くなれるのかと、アズサは感心していた、だからこそあることを聞いた。

 

 

 

 

 

 

「……一つ質問をいいだろうか」

 

「なんだ?」

 

「その……喧嘩とか、したことはあるのかな…と」

 

「あるぞ?」

 

「!…あるのか?」

 

「そりゃあな」

 

「店が忙しすぎてカリカリしてた時とか、新商品で案がこもって言い合ったりとか……まあ色々とな」

 

「……仲直りはできたの?」

 

「もちろん、じゃなきゃみんなここにいない……お前も誰かと喧嘩しちゃったのか?」

 

「喧嘩……まあ、少し…違うが」

 

「……よくわからないけどさ」

 

 

 

 

 

 

モブエがサササッ、と手を動かし、シュークリームを準備し、それをアズサに笑顔で渡す。

 

 

 

 

 

「その友達のことは嫌いか?」

 

「……全然、むしろ…大好きだ」

 

「なら話は早い、いいか?喧嘩っていうのは互いの本音のぶつかり合いみたいな感じなんだ、だからさ、その友達に思ってること全部ぶちまけて見ないか?」

 

「思っていることをぶちまける…」

 

「そう、それでもダメだったら――もう殴っちまえ

 

「野蛮」

 

「蛮族」

 

「脳筋」

 

「シャラーーープ!!」

 

「……その通りかもしれないな、言葉で通じないなら多少の暴力は必要だ…私もよくやっている」

 

(あの、その結果悲惨なことになったの……私見てるんですけど?)

 

「アズサ……次、その者達に会った時は、自分の思っていることを全て出し切れ…いいな」

 

「……わかった、そうさせてもらう」

 

「喧嘩か……僕もやってみたいな」

 

『先生が人と喧嘩とか想像しただけで恐ろしいからやめて』

 

「なんでみんな真顔で息ぴったり?」

 

 

 

 

 

 

『ま、まぁとりあえず!ご注文は?』と聞かれ、ヒフミ達はそれぞれシュークリームを頼む…海+シュークリームは意外と合うようで、全員黙々と食べる。

 

 

腹が膨れたあとはまた夏を満喫するため、また海に戻ろうとするのだが、ここで一度アズサがモブエに話しかける。

 

 

 

 

 

「モブエ…だった…よね?」

 

「うん?どうした?」

 

「私は、アズサ………今度、その喧嘩をした友達と一緒に…そっちに行ってもいい…?」

 

「……おう、むしろどんどん来い!歓迎するぜ?なぁお前ら!」

 

 

 

 

 

それに勿論と頷くシュークリームクラブ、それに嬉しそうな笑みを浮かべ、『ありがとう…』それだけ言って、アズサはヒフミ達の元へと走っていった。

 

その場に残ったのはマッシュのみ、そしてアズサが見えなくなるのを確認すると、モブエはマッシュに問う。

 

 

 

 

 

「……先生、あの子ってさ―あのマスクを付けてた子の知り合いだったりするのか?」

 

「…うん、アズサちゃんが元々いた場所は結構酷い場所で、前にあったあの子の境遇と似てた…つまりは、そういうこと」

 

「―そっか……そっ…かぁ……なんとなく…雰囲気が似ててさ――てことはあの子も」

 

「……………」

 

「先生……あの子、守ってやってくれよ?約束しちまったし」

 

「もちろん―何がなんでも、守るよ」

 

 

 

 

 

そしてマッシュもその場から離れ、海へと向かう。遊んで遊んで遊びまくって……いつの間にか、時刻は夕方。

 

 

 

 

 

「…ヒフミ」

 

「あっ、アズサちゃん!実はさっき先生が―」

 

「少し……話が…ある」

 

「…お話?」

 

「…うん、二人だけで……話がしたい」

 

「わ、わかりました」

 

「こっち」グイッ

 

「わわっ…!」

 

 

 

 

 

 

アズサは一人、ヒフミを連れて少し離れた場所へと向かった。何か大事な話があるのだろう……その様子を。

 

 

 

 

 

『……………』(後輩と生徒を見守っているツルギとマッシュ)

 

 

 

 

 

この二人が見守っていた、ちなみに他の3人は別行動を取っていた。





唐突に怖い話をしたくなって、兄弟で怖い話をした結果。





妹『ニンテンドーSwitchってさ、発売されたのもうもう7年前らしいで』

弟&私『イヤァァァァァァッッ!!!!!!!?』

妹『ついでにWiiは12年前』

弟&私『ギャァァァァァァァッ!!!?』





時の流れって早すぎません?ヒロアカも呪術廻戦ももう終わるって言ってますし……時止まってくれないかなぁー?

励みになりますのでコメントと評価、どうぞよろしくお願いします!

百花繚乱後に見たい話

  • まだ交流がない生徒との話
  • アイデェア箱から選んだお話
  • ラビット2章
  • 愛が重い生徒との話
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。