ついに来た。このシリーズを始めようと思ったきっかけのお話が!!
長くなるぞ〜これ……多分三ヶ月はかかりますな…たぶん。
ハッピーで埋め尽くしてやる!
それでは本編は……どうぞ!
マッシュ・バーンデッドと地獄の始まり…?
トリニティ総合学園生徒会『ティーパーティー』
正義実現委員会とシスターフッドに拘束された彼女は、傷害教唆・傷害未遂、更には外患誘致によるクーデター未遂容疑により、隔離塔地下にて投獄されている。
一歩間違えればキヴォトス全体が混沌の坩堝に堕ちていたかもしれない、そんな大事件……これにより、ミカはトリニティの真の裏切り者として罰せられ、その処遇を待つのみとなっていた。
そして自分の生徒が罪人になってしまったマッシュは、その事実を重く受け止め………――
「ストレート!!」
「フォーカード♡」
「ロイヤルストレートフラッシュ……よし、また僕の勝ちだ」
「おかしいぃぃぃ!絶対におかしいぃー!!」
「負けは負けですので……限定シューは先生の物ですね」
「イェイ」
全てをそっちのけにしてポーカーに打ち込んでいた。
―――――――――――――――――――――――
「なんで……なんで…?先生って勉強とか頭を使う遊びとか苦手って聞いてたんだけど?」
「まあシュークリームがかかってるので、頭をフル回転させました」
「だからって、普通、ここまで強いことある?もう5回目じゃん……」
「先生の新たな一面…ですね、ふふっ♡」
「シュークリームパワーですよ、シュークリームパワー」
「ほんと、先生ってシュークリーム好きだよね〜!アッハハハハハハ!――――じゃ、ない!!!」ガンッ!
隔離塔地下の懲罰房にて。マッシュ・ハナコ・ミカの三人は、カードを仲良く囲んでポーカーで勝負していた。チップは限定販売のシュークリームであり、マッシュはその欲望のままに全勝を収めていた。シュークリームがかかった勝負において、彼の右に出る者はいない。
「ごめんそこじゃなくてこの状況を説明してくれない?」
第四の壁を突破しないでください。
「なんで2人してここでポーカーしてるの?なんで私まで巻き込まれてるの?――というか、今、面会許可降りてたっけ!?」
「なんかダメって言われてたんですけど、半ば強引に来ました」
「やっぱり!」
「私も同行しました」
「あなたは止めてくれない?先生がこういうことするのわかってるじゃん?」
「私もミカさんにお話がありましたし、それにこっちの方が手っ取り早いので」
「年頃の女の子は異性に影響されやすいっていうけど、されすぎだよ……」
エデン条約の調印式まで僅かとなった時期に、今回の事件が外部公表されようものなら学園の内外が激震してしまう。情報保持の観点からも、本来ミカとの面会は一応不可能になっている……はずなのだが、マッシュとハナコは今回の功績もあってか、半ば無理矢理ではあるが面会の場を得ることに成功した。
「……うんもういいや、多分ツッコミきれないし……それで?お話って?」
「改めて、お聞きします……ミカさんは、何故このような事件を起こしたのですか?」
「……それ、当事者の前で語るの? 良い趣味しているね、ハナコ……あれ、と言うか……私、一度みんなの前で話さなかった?」
「明確な理由とか、そもそも何でそんなに過激な考え方になったのか…とか、明確な部分を聞いてませんので」
「……理由とか、ないよ……ほんとにゲヘナが嫌いだった、それだけ」
「嫌いな理由を聞いても?」
「…先生、知ってる?人ってね……本当に嫌なものに理由なんてないんだよ?――ただ、なんとなく、嫌い…それだけ」
ミカは椅子に腰をかけながら、羽を下ろし、口籠もりながらゲヘナ嫌いのわけを話した。ハナコは話を終わらせないため、自分の考察や仮定を話し始める。
「エデン条約を撤廃させるのに最も手っ取り早いのは、自身がホストになる事です、どのような形で接触を持ったのかは不明ですが、あなたはアリウスと手を組みセイアちゃん襲撃を企てた」
「……それで?」
「しかし、私が考えるに、当初の計画はセイアちゃんを拉致し、幽閉する程度だったのではないでしょうか? ホストとしての立場を手に入れるのならば、それだけで十分な筈ですから」
「流石だね〜ハナコちゃん……ほとんど当たってる」
「つまりミカさんは、セイアさんを殺そうとはしてなかった……そうでしょ?」
「――うん……ほんとに、傷つけるつもりなんて無かった…ただとっ捕まえて幽閉する…ただそれだけだったんだけど」
「アリウスの考えは違った…彼女達は初めからセイアちゃんのヘイローを破壊するつもりだった」
「……………」
アリウスからしてみれば、憎きトリニティのティーパーティー、その一角の身柄を拘束出来る最高の機会。しかし相手は予知夢という才能を持ち合わせている、そんな者がいれば自分たちの邪魔になる…ならばどうするか?――そう、ヘイローを壊すしかない。
「あの時、体育館で大体はあなたの口からお聞きしました……けれど、あえて言わせてください。兎に角ミカさんは『セイアちゃんが死んだ』という報告を受けた――その時から、ミカさんの在り方は歪んだのではないでしょうか?」
「……その通り、その報告を聞いた瞬間―頭が真っ白になったの。半狂乱にもなったし、アリウスにもちょっと怒っちゃった……辛かった」
「だからその苦しみを、ゲヘナを憎む事によって解消していた」
「その方がとっても楽だったの、そうしないと……私が壊れちゃいそうだったから…ごめんね先生、私…やっぱりさ…」
「でもミカさん、僕は一つ、気になることがあるんです」
「…なあに?」
「どうしてあのタイミング、あの瞬間に全てを告白したのか……ってところです。あの場で姿を隠すってことも全然アリだったのに」
「それは…えっと」
「戦略的に考えれば、明らかに悪手なのは僕でもわかります…ミカさん、ミカさんは――
セイアさんの時と同じように、ナギサさんのヘイローをアリウスに破壊されてしまうかもしれない……そう思ったんじゃありませんか?」
マッシュの言葉に、黙るミカ。同様、そこまでバレるのかと言う顔、ハナコにならばれると思っていたが、まさかマッシュに見透かされるとは思っていなかったようで、かなり驚愕していた。
「……やっぱり先生は凄いね、なーんでも分かっちゃう」
「えっへん」
「………あの子達が裏切ることなんて大体わかってた…わかってたけど、なんとかして和解をしたかった。でもナギちゃんも守らないといけない……そう思って、私がナギちゃんを管理しちゃおう!――って、感じだったんだけどなぁ…」
「あなたほどの実力者なら、きっとシスターフッドやツルギさんを相手にしても問題はなかったでしょう。けれどそれはしなかった」
「僕が現れたから…ですか?」
「それもあるけど……なんだろう…ね、もうわかんなくなっちゃったの……だから、その、先生と戦って忘れちゃおう〜って思ったんだけど……先生が結構ズカズカと来ちゃって」
「行かないとダメだって本能が言ってましたので」
「……まあ総合的にいうとさ?――私がゲヘナを好きになることはないし、仲良くするつもりもない……けど、もう計画とか一切どうでもいいって思ってる……アズサちゃんにも酷いことしちゃったしさ」
「ミカさん…」
ミカはもう、エデン条約を邪魔する気力は完全に無かった。しかしだからと言ってゲヘナと仲良くなるつもりはない……今はそういう心境だった。
「エデンの諸々が終わったあと、先生はアリウスにも行くんでしょ?」
「はい」
「………私は、あんまりおすすめはできない。今捕まってる子たちはどうかは知らないけど、少なくとも……他の子たちは確実に先生のことを殺しにくる――それでも行くの?」
相手は自分を殺す気満々、そんな状態で向かうのか?――そんな質問の答えはもう決まっている。
「勿論いきます、何度も言ってるんですけど……僕が目指すのはみんなのハッピーエンド、アリウスも救って、トリニティとゲヘナもハッピーにさせる…それが、今の目標です」
「先生らしいですね」
「それにほら、殺す気だって言ってますけど――僕、死なないんで」
「……アッハハハ!普通なら慢心なんだけど…先生ならそんなことないね⭐︎」
マッシュの目指すハッピーエンド。
茨の道・針の筵は百も承知。それでもなお、ここで諦めて歩まないわけには、行かない。
彼はもう、決して止まらない。
「ハッピーエンドまで、直行してやりますよ。――僕の筋肉で」
どんな障害が現れたとしても、この自慢の筋肉で全てを解決する。負ける気も死ぬ気もさらさらない……世界にはこんな言葉がある。
『
そんな思いを胸に、マッシュは動くのであった。
先生……この羽沼マコト様は――アリウス分校と会合し、敵対した。
……………んんん???
平和への第一歩、その邪魔は…絶対にさせません。
僕も同じ意見です―何が何でも、守りましょう。
どんな手を使っても、どんな犠牲を払っても…奴を……マッシュ・バーンデッドを殺すのです!!
……了解しました。
マッシュ・バーンデッド、貴様は……貴様は我々にとって、がん細胞でしかない。だからこの場で……消す。
それは困るな……それじゃ、君たちを救えなくなる。
何故だ……何故だ、何故だ何故だ何故だ!!何故、あの男の言葉を聞き入れる!信じている!!。
決まってる―先生は、私の友達で……先生だから。
全てのハッピーエンド……なら――ならば、何故!!その中に貴方が入っていないのですか!!
僕の幸せは、みんなの笑顔です。
……お前のような、恵まれている人間にはわからないだろうな‼︎
ごみ溜めで育った、頼れる親もいない、満足な食事もない、光さえ届かないどん底のさらに下で……その下で生きてきた……
生まれるべきじゃ無かった私達の気持ちなんて―わかるはずがない!!!
………わかっちゃうんだ、僕は…色々と。
初めまして…先生。私の名前は
僕の体を欲しがってる変態ショタコンおばさんだ……怖っ
誰が変態ショタコンおばさん…ですって!!?
………これが最終通告です、今すぐマッシュ・バーンデッドを引き渡しなさい。そうすれば貴女達の事を見逃します。
……もう我々は、貴女……いや、お前の命令は受けない。
今まで私に言われるがままに他者を傷付けてきた貴女達が今更幸せになれるとでも?
罪を償えるチャンスはいくらでもある、なんなら僕が作り出します。……そもそもの原因は貴方じゃないですか
貴女達が幸せになるのを、私が赦すとでも?
僕が幸せにするので、黙っててくれませんか?―そもそも貴女の許可なんて必要ないだろ。
生徒が光を見出すなど……なりません!!生徒たちには憎悪を…呪いを纏わせなければいけません!!
黙れ、この外道が。僕がいる限り、そんなことさせない。させるチャンスすら与えない――キッチリぶっ飛ばしてやる。
そこまで言うのなら……出しましょう――全力を。
フルマスクルズ魔法────
色々と変える予定ですので、ご注意ください。
マコト様敵対したの!?やら、ミサイルどうなるの!?やらの真相はどうかお待ちくださいませ。
バッドエンドはクソ喰らえ精神で書いていきます。
励みになりますのでコメントと評価……いえ!今はエデン頑張れを思ってくださればそれでいいです!!
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