透き通る世界に拳を一つ   作:六科

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新エピの感想を二言でまとめます。
 



展開!!演出!!最高…!!!
  



地下生活者、お前は、存在してはいけない…生き物だ。


それでは本編へ、どうぞ!短めです。


マッシュ・バーンデッドと嵐の前の静けさ

 

 

 

「状況はよくわかったわ、私も、この条約には大賛成だし……何がなんでも協力するわ」

 

『ありがとうございます……所で』

 

「なに?」

 

『……一応、その方のお陰で今回のことがわかったわけですし……その、許してあげて欲しいと言いますか』

 

「そ、そうだぞ空崎ヒナァ!! このマコト様の頑張りがあってこそ、こうなっわけデデデデッ!!?

 

「私に無断で、エデン条約を壊そうとしているアリウスと会合した……これはそれのお仕置きよ、フンッ」

 

「ヌォォォォォゥゥゥァァァ!!!!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 マッシュと会談をした日より二日後、トリニティのトップナギサと、ゲヘナのトップであるマコト、そしてゲヘナ風紀委員長のヒナがリモートで会談を行なっていた。

 

 

 その場で事情を色々と聞いたヒナはミサイルを止めることに協力すると宣言。

 

 

 そしてこうなるまでに頑張ったマコトはいわゆるMVPになるのだが……それはそれとして、なんの相談もなしに危ないことをしようとしたのはしっかりと怒らないといけないため、ヒナはマコトにキャメルクラッチをくらわせていた。

 

 

 

 

 

 

「私と貴方の関係上仕方がないとはいえ、少しは話して欲しかったわ……これでも同じ学園で、同じ時期に入った学生なんだから」

 

「ふ、ふふ、空崎ヒナよ、わからないのか? ここで私自身が働きまくることで支持率を上げ、貴様を追い越す……そうすれば、このマコト様の天下が―」

 

「フンッ」ギギギギッ

 

んんんぉぉぉぉぉぁぁぁっ!!?

 

「天下とか取らせないわよ、特に貴方には……まあそこは置いておいて、少し見直したわマコト……貴方も、ちゃんとした優しい心があるのね」

 

「かんち…がい……するなよ……空崎…ひ…なぁ……私は、ただ……あんな方法で、勝っても、嬉しくないと…思った…だからだから…なっぉぉぉ!!!?」

 

「……そう、じゃあ、そういうことにしておくわ」パッ

 

「ぅ…ぉ…こしが………腰がぁ…」

 

(……ヒナさんのあれを喰らっても意識を保てている時点で、マコトさんもかなりすごい方なのでは?)

 

 

 

 

 

 

 マコトの背から退いたヒナは、リモート画面に映っているナギサの方を向き座る。マコトはうまく立てないようで仰向けになっている。

 

 

 

 

 

 

「迎撃する、とは言ったけど。具体的にどこの場所で、どう撃墜するの?」

 

『調印式が行われる大聖堂よりも、少し離れた場所に広げた場所があります。そこを増分(存分)に使おうかと』

 

「他派閥には話をつけているのだろうな?」

 

『ええ、何人かは、条約を後回しにするべきだと言う意見が出ましたが……それでは、遅いのです』

 

「今現在、ゲヘナもエデン前でピリピリしているし、そっちも大変なんでしょう? 聞いた話によれば、エデン反対派の生徒達が暴れていると聞いたけど」

 

『ええ……お恥ずかしい限りですが』

 

「それに、むしろここで引けば奴らに舐められる……それは我々のプライドが許さん、それにこれはチャンスなのだ――アリウスを一気に叩くためのな」

 

 

 

 

 

 

仰向けになっている状態でシリアスなことを言うマコト、これには2人も同意していた……負の連鎖、アリウスが自分達を憎み続け、これから先も争いを繰り返すことになるのなら、今、その瞬間に、叩くしかない。

 

 

 

 

 

 

『そして何よりも――先生を、殺害させないためにも…止めなければいけません』

 

「……先生は自分を殺そうとしているアリウスにも、手を伸ばす気でいる……相手は、そんな気が一切ないのに」

 

「それでも助けるのがあの男……貴様が一番よくわかっているのではないか?」

 

「………」

 

 

 

 

 

 

個も全も助け、どんな相手であろうと手を差し伸ばし、自分よりも他人を優先する…それがマッシュという男だと、ヒナは理解している。それでも、アリウスはマッシュを本気で殺そうとしている…それに対し、複雑な感情を抱き続けていた。

 

 

 

 

 

 

『殺そうとしている相手にも手を差し伸べる……私には、あまり…それがいいとは思えません。殺そうとしているということは、確実に敵意を持ち、殺意を持っている……そのような相手と和解し仲良くすると言うのは…あまりにも』

 

「現実的ではない、だろう? 私とてそう思っているさ……しかしな、それを無理矢理にでも通すのは…マッシュ・バーンデッドという男だ」

 

「………先生の事は今、かなり気になっている…けれど今は一度、話を切り替えましょう。装備や配置、当日の流れについて、これから話し合うとしましょう」

 

『…そうしましょう』

 

「いつ、どのタイミングでかは大体の予想がついている。そこで私は〜――」

 

 

 

 

 

 

マッシュのことが気になって仕方ないが、今は一刻も早く最善案を出すために頭を使わなければいけない、マッシュのことは、一度置いておき、調印式での話し合いをヒナ達は続けることにした。

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

「調印式での襲撃の計画がゲヘナとトリニティにバレてしまい、対先生用に作り上げた武器の情報も奪われてしまった……ククッ、災難でしたね」

 

「冷やかしなら帰っていただけますか……今、私は冷静ではない」

 

 

 

 

 

 

アリウス分校ほとある場所。そこではゲマトリア所属の黒服と、マコトにまんまと出し抜かれたベアトリーチェが話を行なっていた、少し離れた場所にはサオリもいた。

 

 

 

 

 

「冷やかしだなんてとんでも無い……しかしどうするのですか? 計画がバレてしまった以上、もうあの攻撃はできないのでは?」

 

「いいえ、攻撃は予定通り行います……しかし、同じようなやり方ではありません」

 

「と、言いますと……アレを使うので?」

 

「ええ……正直なところ、持ち出す段階は当初よりも後の話になるものと思っていましたが…今回は致し方無いでしょう」

 

「仮に……そのミサイルを防がれた場合、その場合はあの兵器を使うのですね?」

 

「勿論です……アレこそ、奴を倒せる…最大の手段ですから」

 

 

 

 

 

 

 ニヤリと笑みを浮かべるベアトリーチェ。そして黒服の手には、二枚の写真が握られている。その写真に写っているものこそ、今回ベアトリーチェが使おうとしている兵器の数々。

 

 

 

 

 

「神秘の研究によって強度と威力を増すことに成功した、極超音速巡航ミサイル……ヘイロー破壊効果を生ずる弾頭を搭載し、着弾点の半径3kmを跡形もなく灰燼に帰す戦略兵器。その名も、ミステリーミサイル

 

(まんまですね)

 

「あの男の拳なら打ち砕けるかもしれませんが……それは至近距離から爆破を喰らうと言うこと、それで死なずとも――ダメージを与えられるのは確実です」

 

「迎撃用のミサイルを投げてくると言う可能性は?」

 

「あったとしても無駄です、それすらも弾かれますから……ミステリーミサイルを破壊するには、あの男の拳以外ありえません」

 

「………そうですね」

 

「なんです、その間は」

 

「いえ、なんでも――そして、大本命のこちらですが」

 

 

 

 

 

 

ミサイルとは別の写真に写っていたのは、肌は異様なまでに青白く、真っ白な天使のような羽を生やしており、さらには頭部に包帯を巻いているナースのような姿をしている…そんな人物──否、があった。

 

 

 

 

 

 

マエストロ曰く、完成はもう間近だそうです」

 

「それはよかった……フフフフッ、対先生用兵器……その本命、この女神を前にはいかなる攻撃も意味を成さない」

 

「私も楽しみです……これが、あの先生にどれだけのダメージを負わせられるのか…をね」

 

「せいぜい楽しみにしておいてください……サオリ」

 

「っ、はい」  

 

「今回の失敗は、私にも非があった……と言うことで、無かったことにします――その代わり」

 

 

 

 

 

人では考えられないような顔を浮かべ、ベアトリーチェは叫ぶ。

 

 

 

 

 

 

「どんな手を使っても、どんな犠牲を払っても…奴を……マッシュ・バーンデッドを殺すのです!!」

 

「……了解しました」

 

「――楽しみですよ…先生、貴方のその肉体を手に入れる……その日が」

 

「…………」

 

 

 

 

 

 そんな言葉を発するベアトリーチェ、しかしサオリはそんな言葉なんてどうでもよかった……彼女がどうな計画を立てようと、どんなことを行うと関係ない…自分はただ

 

 

 

 

 

 

(あの男を否定する……しなければ、ならない)

 

 

 

 

 

 

そんな思いを軸に動いていた、勿論それだけでは無い。脳裏に浮かぶのは……自分の家族のこと

 

 

 

 

 

 

(――奴の考え方は幼稚で、夢見で、なんの意味もないことだ……そんな危険な思考に、アズサを染め続けるわけにはいかない………全ては虚しい、それが、事実なのだから)

 

 

 

 

 

 

家族を取り戻すため、救うため――

 

 

 

 

 

 

サオリは、マッシュを排除する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

決戦の日は……もう、すぐ。

 

 

 

 

 

 

アリウスとマッシュの運命はその日、決まった。





多分地下生活者は、好き嫌いはっきり別れるタイプだと思います。ネタバレになるので深くは言いませんが……まじで絶許案件でした。


私の作品ではもうどうしたらいいかわっかんなくなってきました……ほんとにどうするよ、って感じで。まあ後々考えますが。



とりあえず運営さん、どんな気持ちでハフバを迎えればいいんですか?(血涙)

百花繚乱後に見たい話

  • まだ交流がない生徒との話
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  • ラビット2章
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