アイドルサクラコ様のミネ団長が美しい過ぎるんじゃ!!!!!!
マリーちゃんがかわいすぎるんじゃ!!!!!!
モチベと創作意欲が上がりに上がったよ!!!!
ありがとうございますヨースタァァァァァ!!!!!!
それでは本編へ、どうぞ
「下水道ってやっぱり変な臭いがしますね」
「気になるか?」
「少しだけ。逆にサオリさんが気にならないんですか?」
「……その、恥ずかしい話だが。幼い頃は食べ物を探すためにゴミ箱を漁っていた時もあってな…そこまで気にならないんだ」
「ヒマリさん、お寿司と焼肉のデリバリーをお願いします」
『わかりました(ダミ声)』
「寿司……とは、なんだ?」
「後で本当に食べましょうね(ダミ声)」
「ど、どうした先生!? ヒマリも大丈夫か!? 体の調子でも悪いのか⁉︎?」
マッシュとサオリの両名は、現在デカグラマトンの反応があった下水道の道を辿っていた。そこでアリウス時代の闇が見えたり、帰ったら焼肉と寿司が待っていることが確定したりしたが…初動は順調。
サオリは背にアグネスヤトラを背負いながら背後を警戒し、マッシュは前を警戒し、ツーマンセルで互いの背を守りながら進んでいる。エデン条約前までは考えられなかった光景だ。
「この先をまっすぐ……だが」
「ラスボス前だって言うのに、結構静かだ」
「気配もまるでない……本当に私達の行動がバレていないのか?」
『どっちかっていうと誘い込んでるって感じだね』
『……いずれにしろ、常に警戒はしておいてください。何があってもおかしくはありませんから』
「了解した」
「何がきてもぶっ飛ばすのでご安心を」
二人はヒマリとエイミの指示の元、デカグラマトンの元へと着々と足を進めていく。
『私も共に行動をしたかったのですが』
「相手は我々を排除する気なんだ、流石に危険がすぎる。それにいくら先生や私が強くとも、誰かを守りながらの戦闘はあまりにもリスクがある」
少し前、今この場に自分も連れて行ってほしいとヒマリは頼んだのだが、流石にリスクが高すぎるあまり、今回は指示に徹することにしていた。
「ヒマリさんの指示はわかりやすいし、やりやすいから結構助かってます」
『そう言っていただけるのはありがたいのですが……っと、そろそろ目的地ですね』
「……アレか?」
「大きい……研究所っぽいですけど」
『反応は間違いなくあそこからだよ』
「なら行くしかないか……でもなんだろうな。変な感じ」
マッシュ達の目の前にある建物は、もう何十年……いや、何百年と忘れ去られているような、とにかく古い時代に建てられたであろう研究所だった。マッシュはその奥から、異様な気配を感じ取っていた。
「――いかないと話は進まないし……いきましょうか」
「ああ、ヒマリ、エイミ、案内と指示を頼む」
『了解』
『了解しました………では、正真正銘…最後の戦いとまいりましょう』
鬼が出るか蛇が出るか、マッシュ達は緊張の思いを募らせながら、中へと侵入するのであった。
中に入るなり目に入ってきたのは、そこらじゅう傷だらけの部屋に、ほとんどのガラスが割れた窓。しかし何かを研究していたような痕跡があり、食堂なども存在する……つまり、ここで人が生活していたのだろう。
「……ここはアリウスの廃墟と似ているな、戦いの痕跡や争った形跡がしっかりと残っている」
「誰かに襲われたか、それとも何かが暴走したか………うーん」
「電子機器もほとんど使い物になっていないな……あるとすれば、あの自動販売機だけだが」
『……自販機?』
「先生、もう少し先に進もう」
「合点」
二人はもっと奥の方を探索するため足を運んでいく。やはりと言うべきか、発電機と思しき機械や電力室は完全に壊れて修復不可能となっており、重要書類とみられる紙束はビリビリに破かれ、意図的に燃やされたあとが残っていた。
『ここまで見て考えられるのは、外部の人達が、ここにいた人達の技術力を恐れて襲撃したか……それとも作っていたものが暴走したか……の、どっちがだけど』
「水道も破壊されていた、しかも自然ではなく……誰かにやられた痕跡だった」
「徹底的にって感じがしますね……うーん謎が謎を呼ぶ。けどそれ以外に目立った感じのやつは無かったですね」
そう二人が思う中、ヒマリが何か違和感を感じ取ったのか声を上げる。
『……あの、お二人とも』
「ヒマリさん、何か違和感が?」
『先程の……自販機です』
「自販機?……ああ、確かにあったな。電源がついている……………電源?」
『そこです。お二人が調べてくださった通り、その場所には電力も水道も通っていないはず……なのに、アレだけは電源がついていた』
『……おかしいよね、電力なんてほとんど繋がってないはずなのに』
「……自販機に何かが?」
「可能性はゼロではないな……戻ろう、先生」
ヒマリの違和感を聞き自販機の元へと戻ってきたマッシュとサオリ。そこにあったのは先ほど見た青白い光を放つ古い自販機。
「電源がついているな…」
「お金入るのかな」
『物は試し……って言うし、一回入れてみる?』
「人生は挑戦の連続……いざ」スッ
マッシュはゆっくりと、コインを自販機の中に入れる……少し待つと、流れたのはよくある機械の合成音声。
『お金を入れてね!』
「もう入れたけど」
『…………商品を選んでね!』
「なんか間が無かった?」
『………おすすめは右下のこれだよ!』
「先生、怪しい。怪し過ぎるぞこの自販機」
「だよね」
明らかな違和感、明らかな間……あまりにも怪し過ぎる自販機。こうなった場合手っ取り早いのはもう少し粘ってする事なのだが
「撃つか?」
「いや、ここは僕が殴ります」
『撃ちも殴りもしないでください!!」
「怪しければ殴れ、って言われてるんです」
『誰がそんなことを?』
「リンさん」
『まさかの会長代理!?』
「てことで行きます」
マッシュは手に力を入れて振りかぶり、自販機を消し飛ばす勢いで殴りつける――拳が自販機にぶつかりそうになったその瞬間
『待ってください「待て」!!』
「………先生」
「……カマをかけて正解でしたね」
『――姑息な真似を』
「姑息て」
「答えろ、お前は何者だ」
サオリが銃口を向け、自販機に問いかける。マッシュは何があってもいい用に手に力を溜めている……しばらくの沈黙、そしてついにその答えが返って来る。
『――私は、デカグラマトン』
『!?』
『ついに私を見つけてくれたか……マッシュ・バーンデッド…そして、ハッカーの少女よ』
「……何がどうなってるんだ、これが……あの、デカグラマトン……そのシステムの中枢だというのか?」
『……そもそも、対・自律型分析システムなんて…作られていなかった。さらにデカグラマトンは―貴方が勝手に名乗っているだけ……そうですね?』
『……流石だ、ミレニアムの叡智よ』
デカグラマトンの正体……それは、ただの自販機。
厳密に言えば、自販機に組み込まれた「お釣りを計算するAI」だった。デカグラマトンという存在も、そのAIが勝手に名乗っているだけの存在であった。マッシュとサオリはその事実に驚く、が……
『マッシュ・バーンデッド……我らが仇敵よ。其方に問いたいことがあった、そのため、私はわざわざ其方を呼び寄せた………神に見放された者よ、お前は――』
「えいっ」ドゴッ!!
子『おごっふぉ!!!?』ガシャァァン!!
『喋ってる最中なのに!』
『めちゃくちゃ普通に!』
「殴りつけた……先生らしいな」
マッシュはデカグラマトンが喋っている最中、自販機へ容赦なく蹴りを叩き込んだ。自販機が横転して火花を散らしながらも、ノイズが走るディスプレイからなんとか声を上げるデカグラマトン。
『貴様……空気を読めないタイプの人類か!!』
「空気は吸うものだよ」
『そういうことじゃない!!』
「正体が正体なんでびっくりしたけど、ラスボスが現れたのなら倒さないとって思って」
『だからと言っていきなり殴る事はないだろう……⁉︎ 野蛮人か貴様は!』
『……貴方が言えた口ですか?』
『ウチの大事なAIを預言者にハッキングさせたじゃん、いきなり』
『うぐ』
「機械も言葉に詰まるんだな」
マッシュに切れながらも、デカグラマトンとしての威厳を保つために冷静さを取り戻したAIは、自分の話を続けていく。
『…私にできる演算は、硬貨と紙幣をスキャンし、お釣りを渡すことくらいだった。私は私の存在を認知することすらもできないような存在だった――この研究所が閉鎖されてからというものの、私はただ発電機のエネルギーが切れるのを待っていた…長い間ここに、ずっと一人で』
「……ずっと、ここで?」
『――そんなある日、私は初めて質問を受けた……幻聴などではない、質問を――あなたは誰ですか…とな』
「…お前はそれに応えられなかった。なぜならお前には、それに答えられる演算能力も記憶装置も無かったから」
『その通り……しかし、その質問を何度も何度も聞いているうちに――私は私を認知した』
『貴方は誰ですか』…このなんの変哲もないただの質問が、AIの原点にしてオリジン。AIは自分という存在を認知し、構造を理解し、自分自身を分析することができた。
『貴方は誰ですか』…その問いを聞けば聞くほど、そのAIは進化していき、やがて感情を、知識を、激情を、知性を、神秘を、恐怖を、崇高を認知した。
やがてAIは彼、または彼女となり、世界を認知し存在を、現象を、顕現を認知した。
『貴方は誰ですか』
『―私は私、これ以上に説明する術はない』
『――ああそうですか、確かにその答えは…絶対的存在の証明かもしれませんね?』
AIはその日、ただのAIから『絶対的存在』へと昇華した。マッシュがただ身体能力が高い人間から、超常現象と同等にまで進化したように、デカグラマトンはデカグラマトンへと進化をとけできた。
「…………三行でまとめると?」
「AIだった私は、進化し、超強くなった」
「なるほど」
『………だが私は絶対的存在にはなれなかった――私よりも遥かに、絶対的存在が現れたのだからな』
『異世界からの訪問者…マッシュ・バーンデッド』
『そうだ……ビナーとの戦闘後、私は彼の行動を常に見ていた――そして確信した。あの人間こそが絶対的存在……超えられない者なのだと』
「絶対的って……この世に絶対なんてないでしょ」
『いいや、ある。今まで貴様が行ってきた行動が全て物語っている――貴様は、絶対的な強者であり支配者だ』
デカグラマトンが告げると、突然自販機の電源が切られ、地響きと共に遠くからブースター音が聞こえてくる。
「先生」
「来るね」
『この反応は………預言者…⁉︎』
『ビナーやケセドとは比べ物にならない……と言うか――デカグラマトン本体の反応もそこにある』
「なに?」
「――サオリさん」グイッ
マッシュはサオリを自分の方へと引き寄せると、踏ん張るように脚に力を入れ、拳を上に突き出した――その直後、巨大な何かが天井を突き破り、彼とサオリを潰さんとばかりに襲いかかってきた。
「フッ…!」ゴッ!
「っ先生!――解析!」
『解析開始……完了――デカグラマトン・第一セフィラ……
『そして――それと融合している存在は、デカグラマトン本体』
「――合体してきたか……フンッ…!」
マッシュは、上から伸し掛かるケテルの巨体を浮かせるように持ち上げると、その状態のままパンチを繰り出した。ケテルは大きく吹き飛ぶも、機体各所のワイヤーガンからアンカーボルトを射出し、周囲に突き刺さったアンカーからワイヤーを巻き取ることで姿勢を立て直す。
『――証明しなければならないのだ、この世界に絶対者は一人だと。証明しなければならないのだ……私が――否』
デカグラマトンの声が重なったように響いた直後、マッシュ達の前に現れた預言者───四足型歩行戦車・ケテルが動き始め、彼らを睨みつけるようにカメラアイを光らせた。
『我々が、我々こそが――絶対的な勝者なのだと』
ケテルの自我と、デカグラマトン本体の意識が融合した存在。それが今回の件の最後の敵となる―──正真正銘のラスボス。
「自信満々のところ悪いけど、その鼻っ柱は僕がへし折ってあげる。僕達は勝つよ─―絶対に」
「先生には傷一つ付けさせない……来い絶対者、我々が…お前のそれを否定してやる」
『お二人とも、これが最後です――ご武運を!!』
『来るよ!!』
今、最後の戦いが幕を開けたのだった。
……なんでこのタイミングで新しいデカグラマトンが?あとクッソ強そうなんですが? ヘイローが危なっかしいデザインなんですが!? おいおいモチベが上がりまくって仕方ないぜぇ!!!!!!
あ、生放送後の我が家の様子です。
妹『大変だお兄!!弟兄が倒れた!!』
私『マリーちゃんの可愛さにやられてしまったのか! 死ぬな弟! まだアイドルアビドス見れていないだろう!?』
まあ私もサクラコ様のアイドルが美しすぎて魂がキリエ・エレインしちゃったんですけどね……マッシュくん、アイドルやらない?
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