健全ですよ!!健全!!
それでは本編をどうぞ
励みになりますのでコメントと評価、どうぞよろしくおねがいいたします
「……?……叫び声が聞こえたような」
「おーいミヤコ〜? 何してんのさ〜!早く入ろうよー」
「あっ、すみません、すぐ行きます!」タッタッタッ
マッシュが覗き魔達をボコボコにしている間、ミヤコ達はお楽しみの入浴を楽しんでいた。脱いだ服を洗濯かごに入れ、それぞれが温水が入っているドラム缶の中へ入ってゆく。
「ああ〜極楽〜」
「久しぶりのお風呂……気持ちいい」
「うっかり眠りそうになる………」
「何も考えられなくなりますね……」
適温、それも体全体を覆われているような感覚。まさしく母ウサギの体で温められている子ウサギ、RABBIT小隊は安息に浸っていた。
「お〜ミユの肌はもちもちだ〜」
「うぅ〜突っつかないでモエちゃ〜ん」
「そろそろ付くかと思っていたが……筋肉というのはなかなか増えないものだな」
「腹筋も綺麗に割れませんしね……いつか私も、先生のような腹筋を手にしてみたいです」
「あそこまでいくとキャラ変わっちゃうからダメ」
「モエ……なぜ真顔なのですか?」
「ミヤコは今のミヤコのままがいいんだから〜」
「……なぜか少し、イラっとしました」
自分の体を見て筋肉をもっとつけたいと願うミヤコに、モエは「そのままの方がいいよ」と少々デリカシーに欠けたことを言ってしまった。
「何〜? 嫉妬ぉ〜?」
「そんなことはありません、少なくとも私はモエよりもスマートなので」
「おっといきなり喧嘩売られたね、買うよ?」
「お腹だってほら……プニプニしてますね」
「…………フンッ‼︎」
「っっっ!!?いきなり胸を強く触らないでくださいよ!」
「乙女の心を傷つけた罰!!」
「やめろ、せっかくのお風呂タイムなんだから」
「そ、そうだよ。こんな時に喧嘩なんて……そ、それにね?」
『なに?(なんですか?)』
「2人とも私よりも魅力的なんだから、そんなことで争っちゃダメだよ……」
その一言で皆の口が塞がった、ミユは体系だけ見ればもう『ロリ』『幼子』。同い年にしてもしっかりと肉付きのあるほか3名に比べて、ミユは細く小さく、小動物のような肉付き。
「……ごめんなミユ、そんなこと言わせて」
「なんで謝るの?」
「ごめんね、辛かったよね」
「な、なんの話し…?」
「大丈夫ですミユ、貴女にだって魅力はあります。特に小さな子が好きな方には特に」
「私みんなと同い年だし、ロ、ロリって部類じゃないよ‼︎ それに、これからいきなり育つ可能性だってあるし……」
『いやミユはそのままの方が一番いい』
「そこで息合わせないでよ〜‼︎」
鼻下まで湯船に浸かり、顔を赤くした状態で拗ねるミユ。ごめんごめんと気さくに謝り、彼女らはゆったりとくつろいでいた――そこへモンスターが現れる。
「楽しそうで何よりだ、私も混ぜてくれるか?」
「あっSさん、お先に………⁉︎」
「ふぅ……良い湯だ…?どうしたんだみんな」
「え、Sさん……その体………」
「体……? (傷はもう残っていないはずだし、特に何もないはずだが……?)」
ラビット小隊らは顔を見合わせたあと、少しの沈黙を置いたあと、少し大きめの声で。
『スタイル……すごっ!!?』
「えっ……な、なんだ急に」
そう言った、彼女に群がるように体を寄せ、詰め寄るラビット小隊。その目はまさしく本気の目。訓練時は訓練のことで頭がいっぱいだったため、よく見えていなかったが……Sのスタイルはもはやモデル。
「モデルというか女優レベルじゃないか⁉︎」
「なんですかその綺麗な腹筋は‼︎割れていなくても……私とは、比べ物にならないレベルの…‼︎」
「ボンキュッボン……」
「あと……顔もすっごいイケメンじゃん、顔と声帯と体つきがいいって……何それずるい‼︎」
「ま、待て、いきなり詰め寄ってくるんじゃない」
「あっ、ダメ‼︎その顔でその声は、なんかダメ‼︎」
「何を言っているんだモエ」
「やめて‼︎私女の子になる‼︎」
「お前は元々女の子だろう⁉︎」
『うぅ胸のついたイケメン…‼︎』と悶えるモエ
『 その体つきからあのパンチを……』と驚いているミヤコ
『デカい……モデル………』とSの体をじっと見てるサキ
『大人の女性……かっこいい女性…!』と目を光らせているミユ。
彼女らはSの容姿に感服すると同時に、自分たちも歳を取ればこのようになれるのでは…?と希望を抱き、それはそれとしてずるいとも思った。
「なんだが……よく、わからないが。褒められて入るの…か?自分の容姿を褒められたのは先生と家族以来だったが……私はその、美人…なのか?」
『当たり前‼︎』
「訓練の時とは比べ物にならないレベルの団結力…⁉︎」
「Sさんは美人じゃないっていうやつの方がおかしいレベルの美貌ですよ‼︎」
「そこら辺のモデルが霞むレベル‼︎」
「大人のお姉さんさんですよ…」
「立派なものも持ってるしね‼︎……ほら‼︎」
「あっ、こ、こら‼︎どこ触っ……あっ」
「やわ、らかい……弾力ありすぎ……ずるい、なんかずるい‼︎」
「肌も透き通ってるしな」サワサワ
「筋肉も………素晴らしいですよ」モチモチ
サワサワプニプニとSの体を触りまくるラビット小隊、Sの静止はもはや聞こえておらず、無我夢中で触りまくる。
「や、やめ……くすぐった…!本当にやめ―――やめろぉぉ‼︎」
そんな彼女らに対して流石に限界が来たので、一発ずつ拳骨を食らわせたS。流石はS、キヴォトス人の頭にタンコブができてしまった。
「同姓同士だったとしても、他人の体を触りまくるんじゃない‼︎」
『ごめんなさい…』
「褒めるにしても限度があるぞ……全く。先生だってここまではなかったのに……」
「あったら大問題ですよ」
「………にしてもさぁ、こんなに美人な人がずっとそばにいるんじゃ、思春期の先生は危ないんじゃないんですかー?」
「私でも、Sさんのような方がいつもそばにいれば恥ずかしくなったりしてしまいます」
思春期の男子に対してSはあまりにも魅力的で、マッシュもそれ相応の態度を取るんじゃないかと疑問視するラビット小隊だが………断言しよう。
「先生にそういう感じのは……多分無い」
「でも、容姿を褒められたりはしたんですよね?」
「されたと言えばされた、綺麗な人だと、優しい人だと言われた」
「だったら『でも私は一度も』」
「先生にスタイルがいいですねや、モデル体型とは言われたことがないぞ」
『あの先生の目は節穴⁉︎』
「なんてことを言うんだ‼︎」
マッシュにだって相手を美人だな〜とか、綺麗な人だな〜と思うことだってある。しかしマッシュは脳内カスタード脳筋……相手を、ましてや生徒をそう言う目で見るなんてことはない……と言うかそもそもそっちの知識がみじんこレベルで無い。
「い、いやそもそもだな。先生は私たちのことを生徒として見てくれているから……」
「だとしても‼︎意識されてないのか、こう……ムカつきません⁉︎」
「そういうもなのか……?」
「大好きな相手に意識されてないって、はっきり言ってめちゃくちゃ悲しいからな」
「………確かに、先生のことは大好きだが、それは先生として、恩師としてであって」
「はい嘘‼︎声震えてる‼︎」
「なっ、ち、ちがう‼︎私は先生を家族だと」
「家族――――ヒューーーー‼︎」
「口笛はやめろぉ‼︎」
モエの両肩を掴みながら揺さぶるSと、マッシュの鈍感さというか鈍さというか、脳筋さにありえないと思っている三人。某ピンクの生徒は、人の友情を深めるには裸の付き合いがいいと言うが……まさしく、こういうことを言うのだろう。
「この……人のことを好き勝手に遊んで……お返しだ‼︎」
「いっ…!?え、Sさんそれどこ触っての…⁉︎」
「手、手を伸ばしてお腹を触らないでください〜‼︎」
「おい頭を撫でるな‼︎」
「く、くすぐったりです…‼︎」
たったの一週間、されども一週間……彼女らは確かに、そこに友情に近いものを感じ取るのであった。
数十分後
「はいみんなー、風呂上がりのシュークリームだよ」(背後に倒れているロボット達の山、返り血のように顔と服にかかっているガソリン)
「いや何があったんだよそれ!!??」
そろそろ物語が動きます……再来週あたりにはパヴァーヌ二章行く気がします。
それまでどうか見てってぇぇぇぇ!!!!!!
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