明日から予定した通りになっていくと思うので……よろしくお願い致します。やだっだ!!もっと書いていたい!!閲覧数とか関係なく書き続けたい!!
マッシュとユカリは、共に百花繚乱を立て直すべく動き始めた。しかし道中、ユカリはマッシュの体をまじまじと後ろ歩きをしながら観察しており、マッシュはそれが気になって仕方ない。
「僕の体が何か?」
「あっ、いえ……ただ、あの……えーーと…あの人ですの……あのー……女性版キングコングの…」
「もしかしてアケミさんのこと?」
「そう!あの方です!」
「仮にも女性相手にキングコングはやめようね、それでそのアケミさんがどうしたの?」
「以前、彼女と我々百花繚乱は対峙したのですが……ものの見事にコテンパンにされてしまいまして」
「それは仕方ないと思うよ」
マッシュの本気と戦える生徒七囚人のアケミ、はっきり言ってそれと対峙して戦おうと思っただけでも凄い。しかしどうやら、それが百花繚乱にかなりの痛手を負わせてしまったらしい……それは表面的な部員の負傷に限らず、誇りを傷つけられたという面も大きい。
「参謀であるキキョウ様は状況を打開するべく様々なことをお考えになられたのですが、その前にマッシュ様が止めてしまったので、しばらく塞ぎ込んでしまったことがございまして……他の皆様も、自分の不甲斐なさをかなり気にしているようでして…」
「…うーん」
「この事変の前にあっても、例の夜祭における事件で活躍されたのは先生とイズナさん、修行部にお祭り実行委員会の皆様ですので……その…立てる顔がないと、申しますか」
「……もしかして僕、結構なことやっちゃった?」
マッシュの功績は百鬼夜行でも大きく、その影響が百花繚乱にもしわ寄せとして現れつつあった。
(責任はちゃんと取るべきだよな……でも、もうすればいいんだろう……やっぱり一度――――いや、僕らしくないなそれ)
難しい事は悩みすぎないと過去にはっきりさせているマッシュ、なので今度は簡潔にまとめ『謝る』『話をすると』『ここを守っているのは自分だけじゃなく百花繚乱もだよと言うことを伝える』と言う三つの事だけを覚え、別のことを考えることにした。
「とりあえず話を戻しまして……先ほどの驚異的な力…マッシュ様は一体どのような鍛錬を?」
「腹筋背筋腕立て伏せをそれぞれ10000回、その後tを超えるダンベルを持ちながらスクワッド10000回、ギヴォトス中をランニング1時間、を繰り返しているよ」
「漫画みたいな訓練方法ですの!?」
「漫画の主人公だからね」*1
「そこまでするのはやはり、先生の中で目指す人がいるからでしょうか」
「筋トレはただの趣味だよ、……こんなに強くなりたいは無いかな。こんな人になりたいはあるけどね」
「それは…どのような?」
マッシュはピースを作り,一つずつ自分がこっそりと目指しているものを告げる。
「一つはパテシエ、スイーツが大好きだから、いつかはそれになってみたいんだ。二つ目が学校の先生……でも勉強を教えるのはキッツイから体育教師」
「なるほど……!」
「そう言うユカリちゃんはいるの? 目指している人」
「はい!憧れの人がおります!……けど……なんと申しますか、周りから『無理をして近づこうとするな』と念を押されてしまっていて…」
「うーん……まあそう言う意見もあるよね」
「それでも身共は、諦めると言うことをしたく無いのです…!その昔…私を救ってくれた……あの人のような存在に,どうしてもなりたいのです!」
「全然いいと思うよ,僕は」
「マッシュ様は、身共の夢を応援してくださるのですね!」
「勿論」
マッシュはユカリと共に胸元に隠してあったシュークリームを手渡し食べ歩きつつ、彼女を鼓舞した。
「憧れの存在に近づこうとすることは悪いことじゃないよ。でも、そのアプローチを間違えちゃ駄目なんだ。努力を重ねて、良い方向に進むのが一番だよ」
「流石はマッシュ様…難しい事を考えているのですね」
「って本に書いてあったよ、とりあえず努力はいいことってのはわかった」
「最後の最後で台無し!……ですが、身共は元気と勇気が湧いてまいりました!」
「ならば良し……さて、これからどうするの?」
「はい!やはり一度、他の先輩方にお話をしておくべきだと思っておりまして!先に現在様々な部活を渡り歩いているレンゲせ――」
次の瞬間、ユカリの背後が大爆発。マッシュとユカリが驚き後ろを向くと、そこにいたのは身に覚えのある仮面をつけた生徒と、身の覚えのない生徒1人と、めちゃくちゃ身に覚えのある尻尾を持つ生徒が1人いた。
「――ほら!大人しくしておけ」
「こ、こうさん!こうさーーん!」
「リーダー!やっぱり無理でしたよぉ!」
「ひ、怯んじゃダメだ!ここで必ずや我らの力を…」
「何事ですの!?」
「あれ、君達は……魑魅一座…だっけ」
「その声は――先生!」
「先生………先生!!!?」
そこにいたのは伸びている魑魅一座の構成員数十名と、リーダーと呼ばれる狸っぽい生徒1人。そしてそれらを吹き飛ばしたであろうレンゲがいた。
「…ん?先生じゃ無いか!久しぶり!」
「お久しぶり、それで何があったの?」
「ん?…あー、こいつらがちょっとしたこのリーダーが喧嘩を売ってきてな……それでつい力が入り込んじまって、こうなった」
「なんでこんなところに、シャーレの黒い悪魔が…!!」
「人のことを連邦軍の悪魔みたいに言わないでくれない? と言うか…君は?」
「こいつの名前はアラタ、魑魅一座のリーダーだ」
「ほほう」
縄で縛り付けられ、さながら狸鍋でもするのかと言うほどに釣り上げられ、アラタと部下ともどもマッシュもいることなので大人しくしていた。
「……それで、なんでユカリと先生が一緒に?」
「レンゲ先輩を探していたのです」
「私を?なんで?」
「実は――」
「かくかくしかじかです」
「………はっ…?…お前……なに、言ってるんだ?」
(今ので通じたの…⁉︎)
ユカリの考えを聞き、レンゲは『正気かこいつ』と言う顔で驚き、その後頭を抱えユカリをチラ見した。彼女の目は本気……故にレンゲははっきりと言った。
「ユカリ……お前はまだ……そんな――そんな戯言を言っているのか」
「……戯言ではありません、私は本気で――本気で、百花繚乱を立て直します」
「キキョウも解散令を同意した、私もだ。委員長がいなくなって……ナグサ先輩は後を継いだ後,すぐに消えた……あの、あの銃でさえを返しに行ったんだ。……それにこの前の狐事件……あの時私達はどうしていた」
「それは…!」
「動けなかったんだ、キキョウも私も、あのレンゲも………何も出来なかったんだ――出ていったのはお前だけだ」
アケミという圧倒的な強者がいると言う事実、自分たちじゃどうしようもないとわかってしまった事実、それらが先の事件で百花繚乱を動かせずにいた。
「私もキキョウも、内心こう思ってしまってたんだ。『私らよりも先に、先生がなんとかする』ってな」
「………」
「情けないだろ……あのイズナって後輩ですら戦ったのに、私らは動けなかった―――委員長であるアヤメ先輩がいなくなった時点で……もう終わったんだよ、百花繚乱は……だからもう……そんな夢物語はやめるんだ。お前が…あの人に勝てるわけがないんだから」
「それはどうだろう、やってみないとわかんないかもよ?」
推されつつあるユカリに、マッシュは前へと入り言葉を告げた。レンゲはやっぱりなと言う顔をした後、口を開く。
「…先生なら絶対にそう言うと思ってたよ……でもさ、無理は物は無理だ。夢から覚めて現実を見る事だって大切なはずだろ?」
「一理あるね……でも、そのセリフってレンゲちゃんらしくないよね。夢に向かって進むのも一つの青春……青春、大好きだったんじゃなかったの?」
「………大好きだよ。でもそれだけじゃどうにもならないことだってあるだろ」
「あるにはある、でも全部じゃないよ。負け確定のボクシングでも、いいパンチが顎に入れば戦況は逆転する――レンゲちゃんの青春や物語はまだ終わってないはずだ」
「……………―――はぁぁぁぁぁっっ…!……そう言う所だ…先生、私が先生に勝てないって思ったのは」
レンゲはバッ…!!と両足を地に向け、銃を下に向けたまま構えを取る。その目は決意と意地の目。
「なら私を力づくで説得してみろ、言っとくが……私の意思は強いぞ」
「――わかりました、だったら何がなんでも説得いたします……どんな手を使ってでも!!」
「僕は……必要ないね―審判でもやっておくよ」
2人は互いに構えを取り、目と目を合わせる。2人は胸元に手を入れ――少しした後、まっすぐに走った。
『うぉぉぉぉぉぉぉっっ!!!!』
「いけぇぇぇぇ爆烈丸!!そのまま弾き飛ばせぇ!」
「負けません! ユカリ号!そのまま押し切ってください!!」
「さあ両者の駒、一歩も譲らない争いを繰り広げております」
『『『『そこは銃撃戦じゃないんかい!!』』』』
「あとなんでベーゴマ!!!?」
ベイブレードが最近また再熱してるらしいですね………まじか、バーストとかあった時代もありましたね……なつい。
百花繚乱後に見たい話
-
まだ交流がない生徒との話
-
アイデェア箱から選んだお話
-
ラビット2章
-
愛が重い生徒との話