透き通る世界に拳を一つ   作:六科

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はーいどんどん行きますよー!!!


マッシュ・バーンデッドと優しい猫又、厳しい猫又、眩しい後輩

 

 

 

 

 キキョウを説得する為、百花繚乱の本部へとやって来たマッシュとユカリ。手見上げのシュークリームやジュースは準備完了……後は初めの挨拶さへ成功すれば完璧。

 

 

 

 

 

「――一発芸します」

 

「はい?」

 

「は?」

 

 

 

 

 

 扉を開けキキョウと目があった瞬間マッシュは感じたのだ、『あっこれ確実に嫌われてるし嫌な空気になっちゃう奴だ、なんとかしないと』と。

 

 

 

 

『マッシュ――アーマーパージッ』ベリィィィッ!!

 

 

 

 なのでとっておきとばかりに用意していた一発ギャグ、マッスルポーズを決め服をまるでアーマーを着ているロボが装備をパージするかのよう勢いよく破り飛ばすと言う物を披露した。

 

 

 

 

「ブフゥッ!!」

 

「せ…せん……ンクククッ…!」

 

「先、せい、何、それ…!アハハハッ!!」

 

(よし空気が変わった)

 

 

 

 

 キキョウを吹かせ、部屋にいたシズコと一緒にいたユカリを大爆笑させた。これにて部屋の空気は一変し話がしやすい環境となった。

 

 

 

 

「 っ,しんじらんない。初対面でいきなり……それとか…」

 

「でも笑ってたよね?」

 

「いつ着替えたの?」

 

「これ手土産のシュークリームと三色団子と、ジュースです」

 

「リンゴジュース!先生センスいいね!」

 

「りんごまるまる握りつぶして作り上げました、ちゃんと手袋はしました」

 

「手袋状態でりんごを握りつぶした…?」

 

「キキョウ先輩が宇宙猫に!」

 

 

 

 

 

 掴みは大成功、なんとか話し合いに持ち込める場へと変化させたマッシュはシュークリームと三色団子を机の上に置き、ユカリを隣に、キキョウと対面で座る。

 

 

 

 

「単刀直入に聞いちゃうけど、僕のこと嫌い?」

 

(単刀直入すぎません!?)

 

「……なんでそんな事を本人に向かって話さなきゃならないの?」

 

(そりゃそうだって)

 

「嫌いって事を隠されたまま好きですよみたいに振るわまれるのが一番効くからさ」

 

「……嫌いだけど、それで?」

 

「そっか……」ズゥゥゥゥン

 

「言わせておいてそんな反応にならないでくれない!?」

 

 

 

 

 顔を下に下げ分かりやすく落ち込むマッシュ、そんなマッシュを見えいたキキョウは調子を狂わされ、まともに彼と会話ができない風な感じになってしまう。

 

 

 

 

「……ユカリと一緒に来たってことは、百花繚乱を立て直す気で来たのね」

 

「うん」

 

(切り替えが早すぎませんこと?)

 

「何度話しても無駄、解散は決定。ナグサ先輩も了承している…あの人がいないここはもう終わりなの」

 

「そんなことはありません! 百花繚乱の花はまだ咲けるはずです!」

 

「もう時期枯れる、これは絶対……そもそもどうやって説得するつもりだったの?」

 

「勿論――代表戦です!!」

 

 

 

 

 堂々と胸を張ってそう告げるユカリに対して何か思い詰めたような表情をしたまま、キキョウは氷のような冷たい視線を彼女に向ける。

 

 

 

 

「…まだそんな戯言を続ける気?」

 

「戯言などではありません、本気です」

 

「たとえ継承戦を行ったとしても、貴女じゃナグサ先輩には勝てない。勝てるわけがない」

 

「確かに…今はそうかも知れません、しかしこれから鍛え上げ、必ずや」

 

「これから? 解散するまでどれぐらいだと思ってるの、無理……諦めて、今すぐに他の部活を探した方がいい――無駄に頑張る必要なんてない」

 

 

 

 

 

 何を言ってるんだと言わんばかりの態度を取り、話をさっさと切り上げようとするキキョウ。シズコはあたふたとしながらも場を宥めようとする……しかしそれはマッシュの役目。

 

 

 

 

「そんな言い方は無いんじゃないかな、ちょっと冷たすぎるよ」

 

「……はっきり言わせてもらうけどさ、外から来た部外者が、偉そうに口を挟まないでくれない?それとユカリにも余計な事を吹きませないで……はっきり言って、ユカリを苦しめてるのはそっちのせいでもあるから」

 

「──部外者じゃないつもりだよ。僕はキヴォトスの先生で、ユカリちゃんの友達なんだ。泣きそうになってる友達を見捨てるなんて、できないよ」

 

「ほんの数分しかあっていないのに、友達?…バカ言わないで、それは友達って言わない」

 

「僕は、出会って話したらもう友達だと思ってるよ」

 

「お、お二人とも、少し落ち着いてください」

 

 

 

 

 

 キキョウとマッシュは少し落ち着き、椅子に座りながらジュースを飲む、そしてキキョウがもう一度、ユカリに告げる。

 

 

 

 

「……仮に、ナグサ先輩に勝ったとしてもどうするの。これからの百花繚乱をどう立て直していくって言うの」

 

「考えを最初に変えるのです……アヤメ先輩がいないからもう無理ではなく――いなくとも、自分はやっていける、正義があると!」

 

「人の考えがそう簡単に変わらないのは知ってるでしょ」

 

「ええ、しかし……それでも!だとしても、私は変えれるまで粘ります。ここを選び働いていた人達は皆心に正義の心があったはずなのですから!」

 

「………正義……―嘘ばっかり」

 

 

 

 

 キキョウは立ち上がり、まっすぐな目でユカリを睨みつける。

 

 

 

 

「ナグサ先輩は私よりも強い……分かる? 私を超える力を持っていない限り、あの人には勝てない……だから――私を超えて見せて」

 

「……勿論です、身共はもう昔の身共ではないと言う事をお教えします!!」

 

「待ってよ2人とも!何も戦う必要は」

 

「―危なくなったら止めるよ」

 

「先生!!」

 

「こればっかりは……なんて言うのかな、お互いに本気でぶつかり合ったほうがいい気がするんだ。何かあればすぐ止める……だから、戦って見るのがいいと思う」

 

「…話がわかるようでよかった」

 

 

 

 

 ユカリとキキョウは互いの武器を持ち、外へと出てゆく。シズコもそんな2人に焦りながら付いて行き、マッシュは少し考えながら付いて行った――そしてマッシュはマッシュと言う人間としてある事を考えてしまった。

 

 

 

(今のユカリちゃんじゃ、キキョウちゃんには勝てない)

 

 

 

 友達を信じるマッシュであったが――それ以上に強者であるために、相手の力量がはっきりとわかっていた……キキョウは―ただの参謀で終わる球では無かったのだ。

 

 

 

 


 

 

 

「はぁ…は――ゴホッゴホッ…!」

 

「ユカリちゃん」バッ!

 

「こ、ここまでやらなくても…!」

 

「……これが百花繚乱の継承戦、ナグサ先輩は私以上の腕を持っている―片腕であってもその力は健在」

 

 

 

 

 服がボロボロになり、攻撃をモロに溝へと食らってしまい立てずにいたユカリ。これはもう誰がどう見ても……リンチであった、マッシュが止め、勝負は完全なるキキョウの勝利で終わった。

 

 

 

「そんな力で継承戦でナグサ先輩に勝つつもりだったのなら傲慢がすぎる、これでわかったでしょ……貴女の夢物語じゃ、何も変わらないの」

 

「……み、身共は…」

 

「…レンゲみたいに、私は甘くないからはっきり聞くよ。本当にナグサ先輩を倒して、元に戻りたいと思ってる?」

 

「も…勿論です!私は…」

 

「貴女が百花繚乱に居続けるのは百花繚乱の正義を信じているだとか、百花繚乱が好きだからなんかじゃない………自分の家に戻りたくない、継ぎたくないからでしょ」

 

「っ!!」

 

「……ドユコト?」

 

 

 

 

 

 マッシュの知らないユカリの事実、マッシュにだけは知られたくない……知ってほしくない事実。ユカリは自分の口で、全てを話す。

 

 

 

 

「身共は……代々、百鬼夜行連合学院で行われる祭儀や、行事などの重要な役目を担ってきた、由緒正しい勘解由小路家の跡継ぎなのです」

 

「………?」

 

「つまりはいいところのお嬢さんって事だよ!」

 

「あーなるへそ……でも、それがどうしたの?」

 

「ユカリ……あんた…まさか,話してなかったの? 話してもないのに…助けを勝手に求めてたの?」

 

「っ……」

 

「……先生、そこにいるユカリはさっきも言った通り、勘解由小路家の跡継ぎであり、家に生まれた者としての『義務』がある。けれど自分のわがままで、百花繚乱に入ってそれを放棄しているの」

 

「……ユカリちゃん、それほんと?」

 

「…………はい」

 

 

 

 

 

 ユカリが百花繚乱に憧れを抱き大事に思っているのは本当だ、しかし『お家の女となり自分ではない誰かの運命を進みたくない』と言う気持ちも本当だった。

 

 そんな事実をマッシュにだけは、知られたく無かった、正義感に溢れ、誰よりも善に生きる彼には。

 

 

 

 

 

「そっか〜、ユカリちゃんも家族のことで色々あったんだね」

 

「……も…とは、一体?」

 

「僕も、実は家のことで色々隠してるんだ。あっでもみんなには関係ないから知らなくてもいいし忘れてもいいんだけどね……だから僕が言えることはたった一つだけ」 

 

「………」

 

「ユカリちゃんは、自分の人生を歩みたかったんだよね」

 

「はいっ、誰でもない…私の人生――青春の、百花繚乱を…」

 

「――だったら」

 

 

 

 

 マッシュはユカリに目を合わせはっきりと告げた、自分の決められていた運命や義務なんてのをすべて作り変えた彼だからこそ、言える一言。

 

 

 

 

「僕はユカリちゃんがやりたい事を応援するよ、そのためにも、まずは百花繚乱を立て直す」

 

「先生…しかし、身共は…」

 

「隠し事の件なら気にしないでよ、僕だって隠してる事(闇深曇らせ案件)たくさんあるし、これでおあいこ。少なくともそれで僕が君の事を呆れたりはしないから安心してね」

 

「――なんと……言う、お方なのでしょう」

 

「他人の家の事情にまで、貴方は口を出すの?」

 

「本人が苦しんでいるのなら、絶対に口を出すって決めてるんだ」

 

 

 

 

 

 マッシュは立ち上がりキキョウの方を向く、何かを堪えているような表情を浮かべたまま、彼女は告げていく。

 

 

 

 

「…私は遊びに付き合うつもりはないの」

 

「遊び?」

 

「ユカリの…わがままお嬢様の百花繚乱ごっこに付き合うつもりはないって言ってるの。ユカリには帰る場所がしっかりとある……私達とは違う」

 

「そんなユカリちゃんが語る能天気な夢には付き合えないってこと……かな」

 

「そうだと言ったら?」

 

「能天気な夢でもいいじゃん、って思う。大事なのはそれを叶えようとする努力だって思うし、何よりも僕はユカリちゃんを信じるし―百花繚乱にいる君も信じる」

 

 

 

 

 

 キキョウはギリッ……と歯を立てたまま、マッシュを睨み付ける。

 

 

 

 

「――そうやって偽善だらけの言葉を並べて、何になるって言うの。……そう言う無責任な事をいい続けて希望を持たせるのはやめて……誰もそんなの望んで無いの……あなたの自己満足のために私達を使わないで……そういうの本当に――反吐が出る」

 

「キキョウ先輩…!」

 

「嫌な思いをさせたのなら謝るし、お詫びもちゃんとするよ……でもコレだけは言わせて――何を言われても、僕は百花繚乱を立て直すよ」

 

「それが…偽善だって…」

 

「偽善じゃないってことを――ちゃんと証明する、いくらかかってでも」

 

「それが迷惑だって言ってるの! お願いだからもう関わらないで……私はレンゲみたいに熱いやつでもナグサ見たいなリーダーシップも無い、アンタみたいな反吐が出るほどのお人好しでも無い!…私は…ただの冷徹な生徒なの」

 

「――違います!!」 

 

 

 

 

 

 キキョウの言葉を聞いたユカリはボロボロのまま立ち上がり、目に溜まった涙を拭ってキキョウを指差し叫ぶ。ボコボコにされても、冷たい言葉を投げかけられても、彼女はまた言った。

 

 

 

 

「身共は、キキョウ先輩の優しさを知っています! それが演技だったなんて…絶対に思いません、傷を負いそれを看病してくれた先輩のあの顔が、嘘だっただなんて思えません!」

 

「違う…! 私は、私はあんたが思っているような奴じゃないの!現に私はさっきあんたをそこまで、痛めつけたでしょ!」

 

「真剣勝負ならば当たり前です!―むしろ、現実を突きつけてきてくれたことに身共は感謝しておりますの!」

 

「だから…!」

 

「……あの、ユカリにキツく当たって百花繚乱を去らせようとしたのは、ユカリのことを思ってなんじゃ無いですか? 事情はあんまり深くは知りませんけど……えっと、だから、ユカリはとにかく――キキョウ先輩と離れたく無いってことなんだと思います!」

 

 

 

 

 

 シズコの意見を聞き、目を見開き歯を食いしばるキキョウ。周りの皆がもうダメになってしまっている、誰も自分たちを必要としていない、やる気も意義もう全く起きない……そんな百花繚乱を無理をして建て直そうとすると言う事は、ユカリを苦しめるだけだとキキョウは思っていた。 

 

 だからこそ冷たく当たり、彼女を家に帰らせようとしていた――それが可愛い後輩のためだと信じて。

 

 

 

 

 

「勝手なこと言わないで…言わないでよ…!」

 

「…キキョウちゃん」

 

「気安く呼ばないで!!」

 

「そんな爪たてて拒否らなくても…」

 

「私は…アンタのことが…大嫌いなの、心の底から…嫌悪でしか無いの…!」

 

「何故…そこまで、マッシュ様のことをお嫌いに? 」

 

「それは…!―――」

 

 

 

 

 言えるはずがなかった。ただ羨ましいからだなんて言えなかった………そしてそんな感情を抱いている自分をも助けようとしてくるマッシュがどこか不気味で、怖いだなんて言えなかった。  

 

 助けようとしている対応見るたびに、恐怖なんて感情を抱いている自分が嫌だと、言えなかった。

 

 ――それを後輩に知られたくなかった。

 

 

 

 

「もしやキキョウ先輩は…先生のことを……羨んで…」

 

「っ!!」ダッ!!

 

「キキョウ先輩!」

 

「早いな、僕が追いかける。シズコちゃんユカリちゃんをお願い」

 

「わ,わかりました!」

 

「マッシュ様!」

 

 

 

  

 

 脱兎の如く逃げていくキキョウをマッシュは早歩きで追いかけてゆく。しかしキキョウはただガムシャラにではなくマッシュが迷うようなルートで逃げ、彼を巻くために走っていた、シズコとユカリはそんな様子を見ていることだけしかできず。

 

 

 

「……キキョウ様…」

 

 

 

 ユカリは銃を抱いたまま、ぺたりと座るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして場面は変わり、様々な感情を抱いたまま逃げていたキキョウは百鬼夜行学園の近くにある山々を走っていた。

 

 

 

 

「――もうっっ……最悪…!!」

 

 

 

 

 醜態を晒してしまった自分への嫌悪と、マッシュと言う人間の掴めない人格と、ユカリの笑顔を曇らせた自分に腹が立ち、涙を流す寸前になりながら走っていた。

 

 

 

(―――どうすればいいのよ…今更…‼︎ どうすれば…‼︎―――全部……あんな奴のせいよ…‼︎)

 

 

 

 突然立ち止まり、その場でうずくまったキキョウ。冷徹な参謀とは思えないその姿は……とても、他の誰かに見せられるような物ではなかった。

 

 

 

 

 

 

「――ここにいたんだな」

 

「…っ……ついてきても、何も変わらないから。私は…アンタのことなんて…」

 

「硬いこと言うなよ〜猫のお嬢様……せっかく会えたんだしさぁ」

 

「……?」

 

 

 

 

 キキョウはマッシュが追いかけて話しかけてきたのだと思ったが、何かが違うとすぐに気づき背後を振り返った。――そこにいたのはマッシュではなく

 

 

 

 

 

「桐生キキョウ……だったよな?」

 

「――何者なの、返答次第によっては撃つ」

 

「アッハハハ!やっぱこの世界と奴らって血の気多いわ!もうさいっこう!…………あっ、俺は百鬼夜行を潰そうと思ってる悪い奴だっ」

 

 

 

 

 

 パンッ!!!!!!

 

 

 

 

 

「――動かないで」

 

「うごぉぉぉがぁっ!!?テメ…‼︎ いきなり…膝を…打ちやがったな…‼︎」

 

 

 

 

 

 その人物に向かってキキョウは有無を言わさず膝に向かって銃弾を撃ち込んだ。そして近づき、銃を頭に突きつける。

 

 

 

 

(……ヘイローのない人間、珍しいにも程がある。シャーレの先生しかいないんじゃなかったの…?)

 

「イッテェ!イッテェなテメー!!」

 

「動かないでいっていってるでしょ、私はそう甘くは―」

 

「だからぁ!!――もう勝った気でいるお前のその態度が痛いってんだよ

 

「…!?」

 

 

 

 

 次の瞬間、その人物は普通に立ち上がり、キキョウを見下しながら何かを彼女に突きつける。それは一本の杖。

 

 

 

 

(こいつ…なんで…!膝を撃ち抜いたのに…‼︎)

 

「ゲームで指揮官を倒すのは常識だよな?――安心しろ、殺しはしねぇよ……あいつを釣る餌にするだけだ!」

 

(何がが、飛んで――)

 

 

 

 

 刹那、彼女に向かって上空から何かが降ってきた。それは3本の太い西洋の大剣、速さはまさしく音速を越えかけていた―――

 

 

 

 

 

 

 

「フンッ!!」ドゴォッ!!

 

「ォッゴァァッ!!」

 

「きゃっ!!」

 

 

 

 

 

 しかしそれを一瞬のうちに破壊し、それを放った人物の溝に向かって拳を突き刺し吹き飛ばした者が現れた……マッシュだ。

 

 

 

 

 

「彼女に手を出したんだ、覚悟しろよ」

 

「がっ…がははっ…!――成程………ねぇ……これが、こっちのお前の実力ってことか?アッハハハ!………冗談じゃねえぞ、クソがっ」

 

「な、なんでアンタ…」

 

「話は後で…とりあえず」

 

 

 

 

 

 

 

 マッシュは指を上に上げ、その直後に下に下げた。

 

 

 

 

 

 

「お前――地獄行き」

 

「それじゃあ、お前は大地獄!!!」

 

 

 

 

 

 謎の人物、名を『デリザスタ』が、マッシュの生徒に手を出し――開戦した。





一体いつから、ヒロインは1人だけだと錯覚していた?


愚痴になるのですが……新人ならともかく、6.7年働いている大人が報連相ができないのはどうなんでしょうね!!あとありがとうも言えない人はマジでなんなんだ!!!マッシュ君を見習えぇ!!

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