久しぶりの前編後編構成です、次次回がおそらくですがまだ関わりがなかった生徒との交流ですね……誰か予想して見てはいかがでしょう、多分楽しいです。
それではいつも通り本編へ……レツゴー!
「さあ始まりました!我々エンジニア部が生み出してしまった最悪のレクリエーション、高性能人生ゲーム!!実況は性懲りもなくこのゲームを進化させてしまった、エンジニア部の豊見コトリと猫塚ヒビキが担当します!!」
「ちなみに、所持資産が減ったり動けなくなる以外にも、色々と要素を追加したから気をつけてね。あと部長も頑張って」
「実は少し楽しみだったんだ、できるだけ頑張るよ」
「優勝賞品は、百花繚乱から送られてきていた小豆餡をふんだんに使った、小倉風シュークリーム12個詰め合わせです!」
ついに始まってしまった、地獄の人生ゲーム。
とりあえずはそのまま実況をしてもらうことにした。
「そして今回、人数制限という物が人生ゲームのルール上にありまして、それに従って、参加する学園の代表者が二人か、一人の参加という形になっています!」
「参加メンバーはゲヘナ学園から丹花イブキちゃん、そして羽沼マコトさん!」
「イブキ!頑張りまーす!」
「行くぞイブキ!他の者達を追い越し覇道を行くのだぁ!!……わかってるな空崎ヒナ、やばい状況に当たったら誤魔化すぞ」
「わかってるわ」
「ヒナせんぱい!後で一緒にやろうね! 」
「――ウン、ソウネ」
悪魔のゲームに参加する小さな天使イブキ、最初はヒナもマコトも止めたのだが……イブキが泣きそうな目をしていたので泣く泣く受諾。しかし例の如くえげつない物が飛んできたら死んでも誤魔化すと誓い合った。
「シャーレからは我らが先生、マッシュ・バーンデッドさん!」
「メンタルはあの頃よりも強いから平気」
「と!優勝賞品に釣られてこの地獄に踏み入れた! 槌永ヒヨリさん!」
「え、えへへ…優勝商品って、勝った人だけのものですよね?つまり私一人で全部食べちゃってもいいですよね?」
「そしてがめつい!!流石です!!」
「あっ、先生には半分あげますね……うへへ」
「そして卑しいです!!」
シンプルにみんなを地獄から守りたいマッシュと、ゲームの詳細は知らないがご馳走のためなら命を張る乙女ヒヨリが、シャーレの陣営として参加。
「さらに追加参加者、たまたま先生に用があるといってやってきた被害者。山海経高級中学校、玄龍門門主・竜華キサキさん」
「なんじゃ被害者って」
「キサキちゃんっていうんだね!イブキだよ、よろしくね!」
「コレはコレは、元気な童じゃな。よろしくの」
「キサキちゃんって大人っぽくてかっこいいね!」
「フフフッ、そうしゃ。妾は大人っぽいぞ、もっと言うが良い」
呼び方から察するに、どうやら今のキサキは、イブキから同年代の相手だと思われているらしい。マッシュに話をしにやってきたと思いきや成り行きで参加することになったキサキだったが、イブキに褒められてご満悦の様子である。
「大人じゃなくてロリババ「廬◯昇龍覇ァ!!!」ウボァッ!?」
「おっーと!?ここで綺麗なアッパーカットが決まったー!!まさしく龍が空を舞うような技だぁ!!」
「妾は其方と同い年じゃ戯けぇ!!――ぜぇ…はぁ……ゴホッゴホッ」
「マコト、失礼よ」
「た、たしかに…私が悪かったが、こんな強いアッパーが来るとは思ってなかったぞ」
マコトの煽りに対して某龍の戦士よろしく技を繰り出したキサキは一息をつき,落ち着きながら座る。
「そして何故かここにいる伝説のスケバンこと、栗浜アケミさんです」
「勝負と聞き参上しました」
「なにあの筋肉」
「ゴリラとかそんな生やさしい物じゃないな」
「乙女のオの字もありませんね……それに比べてワカモは乙女要素満載ですよ、あなた様♡」
「宣戦布告ということでよろしいでしょうか?」
「やめて、マジでやめて。ここが更地になる」
そしてマッシュと勝負をしにやってきたアケミも参戦、マッシュとは違ったマッチョなアケミに一同は驚いていたが、口調がお嬢様口調だったことにも驚いていた。さらに続いて紹介されるはミレニアム。
「そしてー!!エンジニア部部長であるウタハ先輩も参戦!」
「ちなみに難易度はゲヘナの小さな天使に合わせて普通にしてあるよ」
「さらにさらに巻き込まれた、と言うかこのゲームをイブキちゃんに渡しちゃったミレニアムのビッグシスター、調月リオ会長にも参戦してもらったよ」
「急に呼ばれたから来たのだけれど………あの、私が何かあなた達の気に障るような事をしてしまったかしら」
「「ええだいぶ」」「かなり」「しまくってますね」
「………ごめんなさい」
「あっみんなダメだよ。リオさんはこう見えても繊細なんだから」
ある意味戦犯であるリオも追加された、このメンバーで悪魔の人生ゲームを始まることとなった。知らないわからない人のために教えると、この人生ゲームは『この先自分に起こるかもしれない事』を予知すると言ったそんな機能がある。
前回はそれでメンバーのほとんどが地獄を見て大変なことになったが……今回もそれっぽいようだ。
「じゃあイブキちゃん、開始の合図を」
「うん……えっと、人生ゲーム!――スタート!」
『イェーイ‼︎』(ヤケクソ元気)
そして地獄への扉が、今開かれるのであった。
「トップバッターは………イブキちゃんだね」
「わーい!」
『異議あり!!』
「ダメ…?」
『――異議なし!』
トップバッターがまさかのイブキでメンバー達は驚き止めにはいるが、どうしても先にやりたいイブキに負け身を引く。ダイスを回して自身のコマを動かし、その下にあるマスの内容のイベントをこなすといったルールだが、問題はそのイベント……イブキの運命は、果たして。
「29!……えーと…」
『(……ゴクリ)』
「大きくなって、万魔殿のトップになり、財も名誉も手に入れる…………わぁぁ!イブキのコマが、おっきくなったよ!」
「ォォグルッッファァッ!!!」
「マコトが涙と血を出しながら倒れた‼︎」
「何故マコトが!?」
イブキのコマがひと回りも大きくなり、より貫禄のある、マコトに少し似た顔立ちになった。
「あれ?マコト先輩、どうしたの?」
「み、水をこぼしてしまっただけだ。気にしないでくいいぞ」
「イブキがゲヘナのトップ……まああり得る話じゃな。この成長というのは恐ろしく早く、人によってはどんな逸材にもなり得るからの……所でイブキは何歳じゃ?」
「えっとね、今年で11歳!」
『――――11!!!?』
「ココナと同い年……じゃと…?」
イブキは11という歳でありながら何かしらの能力を見込まれて万魔殿に加入した。どうやらシンプルに地頭がいいらしく、同い年の生徒達をも軽く超えているそう。
「この前は算数のテスト100点をとり、その少し前はに関数グラフをクリアした……キッヒヒ!イブキは天才なのだ!」
「あらあら…それはとてもお利口ですね」
「100点だなんて凄いねイブキちゃん、僕でも取ったことないのに」
「ちなみに先生の最高点数は?」
「50点」
「微妙だね」
「ちなみにミレニアムの赤点は60だよ」
「やっば」
イブキの頭の良さを素直に褒める一同、それと同時に『あれ……もしかして僕ってば割とピンチ?』と勉学について少しの焦りを感じたマッシュ。
「まあ難しいことは未来の僕がなんとかしてくれるでしょ」
「先生、それ学生が一番してはダメな奴だぞ」
「マコトさん真顔で言わないで、マコトさんの真顔怖いしものすごく戸惑う」
「じゃあ次はヒヨリ先輩だよ!頑張ってね!」
「は、はい…頑張ります」
そんなこんなで次はヒヨリの番、ぶっちゃけヒヨリに何があっても驚かないが、大体の予想はつく。
「肥満気味なるで100」
「ふくよかになるで500」
「アツコにリーダー、賭け事しないの」
「大丈夫、賭けるのはシュークリームだからな」
「三桁行く気?」
「ではゆきます…えいっ!」
ヒヨリは勢いよくダイスを振るい何が出るかをドキドキしながら待つ、出た数は『23』、ヒヨリによく似たコマがそこへ向かう。……そしてでたお題は
「えーと…………
糖分の摂りすぎで糖尿病になってしまう、5回休み――うわぁぁぁぁぁぁんっ!!!生々しくて嫌ですぅぅぅぅぅ!!!」
「出たなこのゲームの恐ろしい部分が…」
「ヒヨリ、しばらく朝昼晩の糖分は禁止だぞ」
「そんなぁぁぁぁ!!」
「むしろそれで普通に動けている方がおかしいと思うのだけれど」
「えっ僕は?」
「先生、ゴリラと人では人体構造が違うのじゃ」
「今ディスられた?」
「ゴリマッチョなマッシュ様は解釈違いですわ」
「同じく」
「かっこいいのにぃ」
実際に糖尿病になりやすいのは確かなヒヨリ、マッシュもシュークリームを毎日食べている男だが彼の場合は昼夜問わず筋トレをして鍛えているのでなんとかなっている、しかしヒヨリは積極的にそれをしないので……まあ、そうなるのである。
「ヒヨリ先輩はお菓子が好きなの? じゃあ今度、一緒にプリン食べようよ!」
「いいんですか!?」
「うん!冷蔵庫の中に、いっっぱいあるから、一緒に食べよ!」(天使笑顔)
「うっ笑顔が眩しいです…」
「よし次は僕だ……怖いけど行きまーす」
「安心してくれ先生、何かあったらすぐに救援する」
「人生ゲームの会話じゃない…」
三番目はマッシュ、前回は散々な目にあったが今度は大丈夫だろうという気持ちでダイスを持ち軽く振るう。今のマッシュは様々な経験を積みオリハルコンの心を持ったので自信満々だった。
「えいっ…と、50…さてさて一体何が―――自分の妻を名乗る愛が重い女の子と同級生になる、あっコマが増えた……誰だろうこの子」
「あなた様の妻を名乗る不審者…⁉︎そんな不届者許せません!!」
「鏡見てきてくれない?」
「先生のコマにその女の子のコマがひっついて…………」スッ
「やめろ空崎ヒナ!デストロイヤーをおけ!!」
「イブキこれ知ってるー!イチャイチャカップルだよね!」
「いいえこれはただのストーカーですよ!!」
「ひと昔前の自分を思い返して見なって」
「愛を求める子狐でした♡」
「無敵なのあんた」
黄色の髪に赤いリボンをつけているコマがマッシュにひっついたりなんか色々としているが、とにかく彼女がマッシュが仲良くなるのは確定のようであり、場には一瞬ドヨンとした空気が流れていた。
「次は……私ね、こうやって誰かと一緒に遊ぶなんてしたことがないから、とっても新鮮ね」
「サラッと寂しいことを言うな」
「会長さん、お友達少ないの?」
「ウグッツ」
「イブキちゃんそれはダメ、リオさんほんとに死んじゃう。お友達はたくさんいるよ、ミレニアムに」
「ならイブキとお友達になろ?お願い!」
「―――いいわよ、お友達ね」
「わーい!」
「イブキちゃんって天使でしたっけ?」
「間違いでは無いぞ」
イブキのおかげでドヨンとした空気が一変しいい空気が流れ始める、その勢いのままリオはダイスを振るう……でためは22、内容は。
「アバンギャルド君がキヴォトスで一番かっこいいロボになる―――元々アバンギャルド君はかっこいいでしょ?」
「天地がひっくり返ってもそれはない」
「な、なんだこの小学生が考えたようなデザインのロボは……ミレニアムの一年生がデザインしたのか?」
「キャタピラはいいと思うけど……顔が、少し残念ね。それから…この盾は何?黄金長方形の盾……そんなのでちゃんと扱えるの?」
「うむ、この前似たようなデザインのロボの絵を梅花園で見たの」
「アバンギャルド君はかっこいいわ――かっこいいわよね? ね?先生……かっこいい…でしょ?」
「かっこいい、かっこいいですよリオさん。……大胸筋貸しましょうか?」
「お願い」
小型アバンギャルド君が民衆に誉められているような感じの光景がコマで描かれ『な訳ないだろ』と周りが酷評しマッシュがリオを慰めている時。
「腕が四つあってつよそうだね!」
「―――そうよ、アバンギャルド君は強いのよ」
「実際強いから何も言えないな」
「二度と戦いたく無い」
「ねえねえ、このロボット、今度見に行ってもいい?」
「いいわ、どんどん見ていきなさい」
「わーい!!」
「………ゲヘナの二人」
『?』
「アバンギャルド君のプラモデルがあるのだけれど、イブキのプレゼントとして上げてもいいかしら。ついでにほんの少しの間だけウチで可愛がってもいいかしら」
「戦争か貴様ぁぁぁっ!!!」
「ゲヘナでの唯一の癒しをとる気?」
―――地獄は、まだまだ
妹先生、弟先生、そして彼氏先生が百花繚乱の二章も見たのですが………ふふっ、阿鼻叫喚でしたね。
とりあえず3人とも『あの雀黙らせない? 』とか
妹先生『お家に火放ってくる』
彼氏先生『僕がやるよ、責任は僕が取る』
みたいな感じがしたね………気持ちはわかる。
あとコクリコ様って……生徒判定、では無いですよね?
つまり合法……閃いた
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