少し前、お気に入り登録がいきなり結構減ったのを見て、一瞬グサッとなりましたが。イブキちゃんのメモロビを見てメンタルが全回復しました。あとマコト様のメモロビも見ました。
あの人、あの人ほんっっとうに美人なのにもったいなくないですか?まじで。
今回は短めで戦闘描写はございません、それでは本編へ……どうぞ!
「……そのまさかよ」
ドアを背にユウカは語る。その表情はあまり好意的ではなかった。そりゃそうだ……何せ、ゲーム開発部がセミナーを襲撃すると知ってしまったのだから。
「なるほど、俄かには信じ難いお話ですね。あんなに可愛らしいのに……セミナーを襲撃しようだなんて、人は見かけによりませんね?」
そしてユウカの前に立っているのはクラシカルなメイド服を着ている少女、
「純粋な子達よ。そこだけは間違いないわ。でも……いえ、だからこそ、時にはとんでもない悪戯をしたりもする。それに、今回はヴェリタスも絡んでるの」
「ヴェリタスも、ですか……少々珍しい組み合わせですね」
「そうでもないわ。大事な物の為に手段は選ばないって点で、ヴェリタスとゲーム開発部はよく似ているもの……はぁ…なんでよりにもよってあの人がいる状態で……もーーう…」
「あの人?」
「ヴェリタスの他に、もう一人協力者がいるのよ……」
ユウカは『はぁぁぁ……』と大きなため息をついてしゃがみ込む。ゲーム開発部とヴェリタスが襲撃してくる、これもかなりの問題だが……一番の問題はもう一人の協力者、それがかなり大問題。
「……シャーレの先生マッシュ・バーンデッド、あの人が今回の襲撃に参加するのよ」
「シャーレの先生が?……いや、しかしそれはありえないのでは?先生はシャーレに属する者、そんな方が自分の立場を危うくするであろう事を行うとは思わないのですが」
シャーレに所属している先生が襲撃なんてすれば、シャーレという組織がセミナーを軽視或いは敵視していると思われるのだから絶対に無いだろう。とアカネはそう考えていた。
「ん〜……わかってない、わかってないわねアカネ」ニヤッ
(何故でしょう、すごくイラっとしますね)
「マッシュ先生は、立場とか権力とかそういうのに全くもって関心を見せないの。自分の立場が危うくなろうがどうなろうが……困っている人がいるなら助ける、それがマッシュ先生なの」
「成程、かなりのお人好しというわけですね……しかしご安心を、いくら先生の力があるとはいえ、我々が敗北することは」
「あるのよ……全然あるのよ…」
「……はい?確かに相手の兵力はこちらよりも多いですが」
「いや、足りない…足りないのよ。先生一人に対してセミナーとメイド部だけじゃ絶対に足りないのよ」
「………先生は普通の人間なので、そんな心配はいらないのでは?」
「…………」スッ
ユウカはアカネに自分のスマホを見せる、そのスマホにはマッシュが筋トレをしている姿が映っていた。
『フンフンフンフンフンフンフンフンフン』
シュタタタタタタタタタタタッ!!
「バーベルを腕で支えながら、コサック……ダンス?」
「しかもこのバーベル、10tあるのよ」
「10t!!?」
「これで驚いてちゃダメよ。私が先生に初めて会ったその日、スナイパーの弾丸を素手で受け止めたの」
「……………幻覚ではなくて?」
「本気よ」
「………」
「とりあえずネル先輩に連絡できない?あの人とマッシュ先生をぶつける以外こっちは手がないんだけど……」
「……ネル先輩、今、不在なんです」
「あーそうなの?なら早く………え、不在?」
「はい。ミレニアムの外郭に個人的な用事があるそうでして」
ネル、メイド部の部長にしてキヴォトスでもトップクラスの戦闘力を持っている人物。その人に頼ればなんとかなると思っていたユウカだったが……今その人は不在だった。
「ご安心を……リーダーが居るときのC&Cが一番強いのは紛れもない事実ですが、防戦であるのならば私達だけの方が良いかもしれません。リーダーは壊す事に特化した人ですから……では、改めまして。依頼はお受けします」
「そう言ってくれてありがたいわ……あ、それからもう一つ言っておかないとダメなんだけど」
「はい」
「先生の拳って、戦車の硬い装甲を破壊できたり、砲弾を裏拳で弾いたりできるの」
「はい??」
「だからね……その……気をつけて」(グッドサイン)
「………………」
アカネは今以上に装備を整えようと決め、そして仲間のメイド達にしっかりと注意喚起しようと誓った。
――――――――――――――――――
C&Cのリーダー、ミレニアム最強のネル……彼女の不在。それはゲーム開発部達がハッピーエンドを掴む可能性をかなり高めた情報だった。
「けどあの人達はリーダーがいなくても十分強いんだよねぇ…」
「だから正面衝突を避けて、『鏡』だけを奪って逃げる。」
「メイド部3人のうち一人は私たちでなんとかできる計画を立てた、けど残りの二人は先生に任せたい」
「合点」
「けど……本当に大丈夫かなぁ。先生が頑張ってくれるとはいえ、セミナーに喧嘩を売るなんて…」
「お姉ちゃんがやるって言い出したんでしょ?」
「そ、それはそうなんだけどさぁ……やっぱり…」
モモイは考えていた。先生がメイド達の相手をしてくれるとはいえ相手はあのセミナー……モモイにとってゲーム開発部の存続は最優先事項だ。だが、ミドリやユズ、アリスよりも大事なものではない。なのでもしかしたらの可能性が頭に残り続けていた。
「やってみようよお姉ちゃん……いや、やろうよお姉ちゃん!」
「ミドリ…」
「そうだよミドリちゃん、やらなきゃあの場所が無くなっちゃう」
「先生……」
ミドリは銃を持ち今の意気込みを話す。
「あそこは…ボロボロだし、狭いし、偶に雨漏りもするような部室だけど……もう今は、私達がただゲームをするだけの場所じゃない。
皆で一緒に居るための、大切な場所だから。だから少しでも可能性があるなら、私はそれに掛けたい。例えメイド部と対峙する事になっても、それがどれだけ危険だとしても……私は、守りたいの。
アリスちゃんの為に、ユズちゃんの為に。私達全員の為に」
自分の居場所を、守りたいものを守る為に、その目はかつてないほどに燃えていた。
そんなミドリに呼応するようにアリスもまた立ち上がり一歩を踏み出す事を決意する。
「私達ならできます。伝説の勇者は……世界の滅亡を食い止めるために魔王を倒します。アリスは計45個のRPGをプレイして、勇者達が魔王を倒すために必要な、一番強力な力を知りました」
「ハッキング?」
「腕からビームとか」
「筋肉?」
「ち、違います………一緒に居る仲間と、そこに在る絆です」
「アリス……うん、そうだね。確かに、そうだよ」
モモイは二人の意見に同意すると、ゆっくりとしかし強く頷いた。そしてユズとマッシュを見て決意を改める。
「よし、やろう! セミナーの差押品保管所に潜入して、『鏡』を取り戻す!」
ゲーム開発部、全4名がセミナー襲撃に承諾した。
「先生も、危ない事だけど……お願い!」
「うす」
「ハレ!」
「計画はもうできるよ」
「さっすが!!」
「でも、その計画を実行するためには幾つかの準備が必要だね。さっき言ってた盗聴もそうだし、EMPショックもそう。それに……あとはやっぱり……共犯者だね」
ハレはニカっと笑い、共犯者の元へマッシュ達を連れて行った。
――――――――――――――――――
「成程、それは確かに的確な判断だ。君達の言う通り、その方法なら私達じゃないと難しいだろうね」
場所は変わって、ミレニアムサイエンススクール校内のエンジニア部。
「ほ、本当にいいんですか? エンジニア部は実績も沢山ありますし、こんな危ない橋を渡る必要は……」
「そうだね、そうかもしれない」
「それなのに、どうしてメイド部と戦うなんて危険な計画に乗ってくれるんですか?」
『面白そうだから』
「それだけ!?」
「それに先生の戦闘を間近で見れるかも知れないんだろう?そんなの行くしかない」
「あわよくばあの杖を使ってくれたら嬉しいなーなんて」
「使う時がくれば使うよ」
『よし!!』
「そう言う事だから……よろしく頼むよ」
「こちらこそ、よろしくお願いします……!」
こうして、ゲーム開発部はエンジニア部という強力極まる仲間を引き入れる事に成功した……そして
決戦は――もうすぐ始まろうとしていた。
お気に入り1400突破ありがとうございます、減ったり増えたりしてますが、してくれた方々には本当に感謝しております。
それでちょっと話が変わるんですけど、体操服姿のハルナさん……過酷すぎませんか?水着ハナコのメモロビくらいびっくりしました。好き
次回!次回こそ戦闘描写を書きますので、お待ちくださいませ
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