今回、ちょっとアスナちゃんを強くしすぎたかもしれない……アスナの強さってこれでいいのか?と本気で悩んだ結果なので……すみません!
アスナちゃんの口調やキャラがおかしいかもしれません。
いつもの如く戦闘は強引!その方がマッシュ君らしいかなーって思って……
それでは本編へ……どうぞ!
メイド部コール02・角楯カリンを退けたマッシュ達は鏡の保管場所へと向かっていた。
「このまま行けば鏡の場所に行ける!ダンジョン完全攻略まで目前だ〜〜!」
「油断しちゃダメだよお姉ちゃん」
「大丈夫大丈夫♪ だってシャッターは―」
ドガァァァァァァン!!
向かっていた矢先、轟音が響き渡った。
「えええッ!? なになに、地震!?」
「もう!!お姉ちゃんがフラグ立てるからじゃん!」
「ちょっと急ぐよ……多分、アカネって人が強引に抜け出して来た」
マッシュは轟音が爆発音だということに気づきすぐに移動した、下にいる仲間達のことも心配だが……時間を稼いでくれた分、何かしないとそれが無駄になる。
才羽姉妹を連れ、マッシュはスピードを上げた。
――――――――――――――――――――
閉じ込められていたアカネは自分が所持していた爆弾を使い、強引にその場から抜け出した。アカネの近くにはコトリとマキが目を回していた。
「ふぅ、あまり学校の施設を壊したくないのですが……ユウカ、申し訳ないですがシャッターは無理矢理破壊しました。ゲーム開発部の現在の位置は?」
『な、なんで杖の質量が増えてるの?そもそもなんで対物用ライフルを蹴り返せるの?それでなんで無事なの?』
「ユ、ユウカ?」
『――…ごめんなさい、少し取り乱したわ。』
「その様子だと……カリンが負けたのですか?」
『ええ、鉄の杖をグローブに変えて弾丸をキャッチ』
「………あの、使ってる弾丸って対物ですよね?それに鉄の杖をグローブに変えた?どういうことですか?」
『それを投げてカリンのスナイパーライフルを破壊したわ』
「ただ投げただけで!?」
『今、鏡を守っている差押品保管所の方に向かっていると思うわ………お願い、なんとかして』
「投げやりすぎませんか?さっきの話を聞いてなんとか出来るとは―」
次の瞬間…このフロアの全ての明かりが消えた。
「あれ、ユウカ?ユウカ!」
アカネが呼びかけるが、返答は返ってこなかった。
「まさか、電力と電波を遮断して……!?」
その回答に思い至ったアカネは元々焦っていた顔からさらに焦った顔を見せる。
「くッ……ここまでするとは……!……それに先生も、なんなんですか対物用の弾丸を受け止めるって!!――ああもう……なんでこんな時にあの人はいないんでしょう」
今ここにいないリーダに対し、アカネは愚痴っていた。
―――――――――――――――――――
廊下を走り抜けた先、窓すらない閉鎖的な空間に足を踏み入れる事ができたマッシュ達は一度息を整えるために動きを止める。
「さっきの停電ってウタハ先輩とヒビキの策が成功したって事だよね?」
「うん、そのはず……確か、このポイントを抜ければ……」
「流石はエンジニア部、準備ができたら一気に行こう」
「うん!ここまで来たら誰も―『あ!やっと来たね!!』」
「お姉ちゃんもうフラグ建てないで!」
「別に建てたくて建てたわけじゃないってば!!」
目の前に現れたのは一人の女性、アッシュグレーの長髪に青色の瞳のツリ目、蠱惑的な笑みに、目を引くダイナマイトボディと左胸のほくろが特徴的な生徒。
メイド部・コールサイン01・
「遅かったね~、だいぶ待ってたよ~。ようこそ、ゲーム開発部の子達!それから先生!」
そう無邪気に笑う彼女に若干の恐怖を覚えた才羽姉妹、マッシュはそんなアスナに対し。
「こんばんわ、マッシュ・バーンデッドです」ペコリッ
なんと律儀に挨拶をした。才羽姉妹はズコォォッ!と転びすぐにツッコむ。
「なんで挨拶!?」
「いや、初対面の人には挨拶をしなきゃダメってじいちゃんが言ってて」
「それはその通りだけど! あの人は敵で、私達を止めにきてるんだよ!?」
「ほら、悪い人達じゃないし、これから仲良くなるかもしれないのに挨拶をしないのはダメかなーって」
「素直にも程があるよ先生!」
「ほら、相手の人も困って…」
そうミドリは言うが。
「マッシュ先生だね!私は一之瀬アスナ17歳! ミレニアムサイエンススクールの3年生で、誕生日は3月24日!」
「相手も挨拶し返した!?」
アスナも笑顔で挨拶をしてきた。
「私達、敵同士ですよね?」
「うん!そうだよ?けど挨拶されちゃったら挨拶し返さないと失礼でしょ?」
「その通り、僕達気が合いますね」
「うん!先生っていい人だね!」
「それほどでも」
「先生と仲良くなれて嬉しいな〜〜」
何故かちょっと仲良くなったアスナとマッシュ、しかしアスナの方はその後しょぼん…とした顔で言った。
「けど残念……お仕事はお仕事だから戦わないと行けないんだよね〜〜…ごめんね先生」
「いいですよ、お仕事なら仕方ないし。僕も先生として……戦わないといけないし」
「そっか!――じゃあ始めよっか?」
アスナは愛用武器・サプライズパーティーを構え、マッシュも拳を構えた。
「恨みっこなしだよ?」
「うす」
二人が構えを取り、邪魔にならないように才羽姉妹が少し動いた……その瞬間。
「先手必勝〜〜!」
アスナが動く、マッシュに向かって銃弾を放ち自分はその隙に前進。
「フッ」
マッシュは前に移動しながら放たれた弾丸を右に避け、向かってくるアスナにチョップを繰り出す。
「わっ、こっちよりも早い!」スッ
しかしアスナそれをするりと避けマッシュの背後に回り銃口を向ける、撃たせまいとマッシュは手を出しそれを握りつぶそうとするが。
「させないよ〜」ガシッ!
「捕まえられた!?」
「よーし!このまま投げ……あれ?」
アスナは握り潰そうとしている手を逆に捕え、マッシュを後方へと投げようと力を入れたが、マッシュをその場から動かすことはできなかった。
(全然動かない、こんなに力を入れているのに……先生って聞いてた話よりも凄いんだ!)
「フッ」グイッ
「わわ!」
「あの体勢なら避けられない!」
「このまま地面にぶつかって、先生の勝ちだよ!やったー!!」
マッシュは捕まれた状態のまま腕を動かし、アスナを背中から地面へ叩きつけようとする……が
「先生、左手空いてるよ?」
「!」
ダダダッ!
「あの体制で銃を撃って、先生の手を緩めた?」
「ああー惜しい!!」
アスナは地面に背中を叩きつけられようとした瞬間、左手に持っていた武器を構え銃弾を発射、流石に額を狙われたのでマッシュは避けざるを得なかった。攻撃をした後アスナは回転し距離をとった。
(……攻めるしかない)
「今度はそっちからだね、いいよ!」
マッシュは一気に詰め寄り軽いパンチや蹴りを行う。
「よっと、それ!…今度は下!」
「せ…先生の攻撃を、避けてる!?」
「まるで未来予知かのように、先生の行動を先読みして次々に避けていってる」
「アッハハ!未来予知なんてそんな凄いもの持ってないよー」ダダダ!
アスナはマッシュの攻撃を避け続けた後、地面に銃弾を放ちマッシュをまた下がらせた。
「私はただ、ここに来るんじゃないか?こっちから来るよね?って感じで避けただけ」
「つまり……直感?」
「多分それ!」
「じゃあ私達の居場所も直感で!?」
「その通り!」
そう。アスナ自身身体能力はかなり高い方、だが彼女の強さはそれだけではない。恐ろしいのはその直感力。
マッシュが右を出す予感がしたから避け、避けた先から蹴りが来たと思ったら避けた、ただ単純にアスナはそれを行った。
「……困ったな、びっくりするぐらいの力だ」
「びっくりしたのはこっちもだよ、避けられたって言ってもギリギリだし……何よりも先生?」
「ん?」
「先生ってさ、まだ全力……出してないでしょ?」
「……バレてしまったか」
アスナのその言葉に才羽姉妹は驚く、そう、マッシュはまだ本気を出していない。何故なら相手は生徒だからだ、いくら敵とはいえ生徒は生徒……本気で傷つけるわけにはいかなかった。
「多分だけど……私が生徒だから手加減してくれてるんでしょ?」
「そ……そそそんんなことととないでででですよ」
(めっちゃ動揺してる……)
「けど先生の手加減はその程度じゃ無い……その腕についている物って、なに?」
「これは………何があっても、外しちゃダメなものなんです」
「そうなの?」
「うん、これを外した僕は……本気で危ないから」
マッシュは何かを思い出したのか顔を暗くした、アスナはそれを聞き『そっか…』とだけいい銃を構える。
「先生が私のことを思ってくれるのはとっても嬉しい! けどこのままじゃ本当に危ないよ?」
「確かにアスナさんの直感は凄い……」
「でしょ?」
「なら……避けつづけてください―僕の攻撃を」
マッシュはアスナに近づくと次々に攻撃をしていく、勿論アスナはどこにどうくるのかわかるのでどんどん避けていく。
(早い……けど、避けれないほどじゃ無い。このまま避け続けて……避け…続けて、あれ?)
アスナはある違和感に気づく、マッシュを攻撃を避ければ避けるほど……マッシュが次に繰り出す攻撃が早く感じた。
(ど、どんどん、早くなって行ってる?)
次第に避けるのが困難になってきて、後ろへと下がったり攻撃を繰り出すとするが、マッシュはすぐに追いつきそんな隙も与えないように攻撃。
「はぁ……はぁ……(あれ、息が苦しく……体力が…無くなって行ってる?)」
いくらアスナの直感力や予感が鋭くても、どれだけ早く避けれても……それを行うための体力が無くなっていけば意味がない。
「アスナ先輩がどれだけ避けても、逃げても、全く攻撃の手を緩めない。そっか…避けつづけられるなら、避ける体力そのものを減らして行って、避けれないようにすればいい!」
「脳筋、びっくりするぐらい脳筋!けれど」
「いい作戦―すぎるかなぁー?」
次第にアスナの動きは鈍くなっていき……一瞬、アスナの動きが止まった、その隙を逃さずマッシュは手を出し。
「捕まえた」
アスナの手を掴み捕らえ、その手をグイッと体全体で引っ張り。
「フンっ!」
背負い投げを繰り出した
「いっっつ!?」
背負い投げを食らったアスナはかなりのダメージを負い、寝転んだまま動けなくなってしまった。
(私の体力を奪って、無理やり避けさせないようにするなんて―――すごいな〜…先生は)
「ごめんなさい。僕らは先に行かないと行けないんです」
マッシュはダウンさせたアスナを近づきそう言う、才羽姉妹も勝ったことに喜びマッシュに近づいていく。
「……いいよ、悔しいけど負けちゃった。もう全然動けないや……先生?」
「はい」
「また会った時は、敵じゃなくて……友達として会いたいな」
「全然いいですよ、その時はメイド部のみんなも一緒に」
「うん、約束だよ?………いいよね?みんな!」
「………みんな?」
カチャ。
『はい、みんなです……先生』
マッシュ達が入ってきた場所、ちょうどそこに……銃を構えたユウカとアカネ、そして大量のロボット兵たちが待っていた。
「時間稼ぎ――やられたぁぁぁ!!」
「本当は先生もダウンさせるつもりだったんだけど……ごめんアカネ!無理だった」
「いえ…むしろよくやってくれました」
「チェックメイトですよ、先生!!」
「……わーお」
マッシュがアスナを鎮圧したと喜んだ矢先、逆に追い詰められてしまった。
果たして、マッシュ達の運命は如何に……次回へ続く。
。
大型犬っぽい女の子って本当に好き。
後半戦闘描写は相変わらず苦手です、上手い人達ってなんであそこまで上手いのか……気になる。
励みになりますのでコメントと評価!並びに活動報告も、どうぞよろしくお願いします。
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