二回目!楽しくなっちゃった。
コメント本当にありがとうございます!そのコメント一つで主はモチベーションがめちゃくちゃあがり、投稿頻度も安定していきます、たぶん。
お気に入り100突破!本当にありがとうございます、これからもどうぞよろしくお願いだします。
それでは本編へ…どうぞ!今回短いよ
マッシュがカタカタヘルメット団を討伐した数十分後、マッシュと対策委員会は一度、委員会室へと集まることとなった。
教室に入り早速本題へ入ろうと…となったのだが、やはりどうしても気になるアビドス生徒達。
「先生、先生は何者なんですか?」
「普通の人間だよ?」モギュモギュ
「普通の人間は銃火器を素手で破壊なんてできないわよ!(後さっきからなんでシュークリーム食べてるの!?)」
「ほんとにただ鍛えただけだよ、じいちゃんの言いつけ通り」モギュモギュ
「じいちゃん?」
「僕のおじいちゃん、昔から鍛えるように言われてたんだ」モギュモギュ
「ん…そうだったとしても普通鍛えただけでそうはならないと思う」
「そうかな」モギュモギュ
「とりあえずそのシュークリーム置きなさいよ!さっきから何個食べるの!?」
「セリカちゃんも食べる?美味しいよ」
「だ、誰が食べるもんですか!」
「そっか…じゃあ遠慮なく」
マッシュは生徒達の質問を聞き流しながら、次々にシュークリームを口に入れていく。取り出すシュークリームの中身はカスタードやホイップクリームに限らず、ストロベリークリームやバナナクリームのシュークリームもあるらしい。
(………ゴクリッ)
取り出される多数のシュークリームを見て、セリカだけではなく他の生徒達も次第に物欲しげな目を向け始める。彼女らも年頃の女の子…スイーツを眼前に見せられれば小腹の一つも空くだろう。
「ゴクッ―みんなの分もあるから一緒に食べよ?別に気にしないから」
『!』
「お皿はここにおいて…それ」
マッシュはリュックサックに詰めたシュークリームを取り出すと、机の上に置かれた大皿の上に積み上げ、1分で天井まで届くようなシュークリームタワーを作り上げた。
『おお〜〜!✨』
女の子、いや子供の夢であるスイーツのタワー、これを目にしてキラキラとしない者はいない。
「さあどうぞ」
『いただきまーーーす!!!』
「あ、ちょっと!」
カスタード、チョコレート、ストロベリーなど、様々な味のシュークリームを手にとってかぶりつくアビドスの生徒達。一口食べれば、ツッコミに駆られてギャグに振り回されていた顔が眩しい笑顔に塗り替えられる。
何かと制限がかかったアビドスが久しぶりに経験する贅沢な味に、生徒達は一様に大喜びした。
「美味しいですね〜♪」
「ん…カスタード、いい」
「チョコレートも美味しいですよ!」
「うへぇ、おじさんはイチゴかな〜」
「み、みんなして…私は食べないからね…そ、そもそも」
「あ〜ん」
「あ〜ん♪んー!美味しい……じゃ、なくて!!何するんですかホシノ先輩!」
「まあまあ〜せっかく先生が持ってきてくれた物なんだからさー?いつまでも意地を張ってないで食べちゃえばー?」
「わ、私は……分かった…わかりましたよ!食べればいいんでしょ!?」
セリカは差し出されたホシノの手からシュークリームを取って食べる。直後、今まで見せたことのないほどの笑顔に、セリカを見守るアビドスの生徒は自然と頬が緩んだ。
「あれ、結局食べるんだね」
そんな場所へ空気を読まず話すマッシュ、その後しばらくマッシュはセリカに怒られた。
(解せぬ)
シュークリームのタワーを食べた一同は本題へと入る、まずマッシュが聞いたのは人数のこと。
「ここってこれだけしか人がいないの?」
「そうだねー…私たち5人が全校生徒だねー」
「砂漠化の影響で他の生徒はみなアビドスを去ってしまって…」
「ん…他にも転校したり退学したり。事情は人それぞれ」
「学校がこんなありさまだから、カタカタヘルメット団みたいな三流のチンピラにも舐められてる訳。本当に腹が立つったら」
「現状、私たちだけでは学校の防衛は完全には難しくて…。そんな状態を変えるために有志が集まった部活が、このアビドス廃校対策委員会です」
「おじさんがいいんちょーだよー。3年生だからねー」
「ん…副は決まってない。強いて言えばノノミ」
「じゃあみんなで、ここをなんとかして復旧しようとしてるんだね」
「あー…そうですね…本来はその辺りを優先するべきなんですよね」
「これがむずかしぃくてつまらない問題があってねー」
「え…ホシノ先輩それ言っちゃうの?」
「別に隠すような事じゃないしねー」
「何かあるの?」
きょとんと聞くマッシュに重苦しい声でシロコが言う。
「ん。借金がある。大体9億」
「正確には9億6235万です…」
「………9億、シュークリーム天国が簡単に作れる金額だ」
(シュークリーム天国って何?想像しただけでべちゃべちゃなんだけど)
「これってかなりやばいことだよね?」
「はい…これが返済出来ないと学校は終わり。銀行に権利が渡って、廃校手続きをしなきゃいけない」
廃校、その言葉がマッシュの脳にびっしりとこびりつく。そしてそこからは難しい話。
「わたしたちの口座は学校と紐付けされてるので…廃校してしまうとその日の生活すら危うくなりますね…」
「そんなだから不良多いんだよねー。学校にいけないからお金を貯められないし仕事も口座無いとろくなの無いしで悪循環なわけー」
「未来の見えない学校にずっとはいられない。だからどんどん生徒も住人もアビドスを出ていって、そして私たちだけが残った」
「大体の悪いことの原因は全部この借金ってわけ。はぁーあ…自然現象に怒っても仕方ないけどイライラするのよねー!砂嵐めぇ!」
「ここまで大体わかった?先生……先生?」
『――――――――』
「え、気絶してる?」
「情報量が多すぎて気絶!?」
「嘘でしょ」
「……ハッ!ごめん、脳がパンクしちゃった」
「簡単に言うとねー?砂嵐のせいで土地はほとんど壊滅、それを補うために借金をしてるんだー……けどお金を借りているところは悪徳金融業者でさー…最初のうちは余裕だったんだろうね、これくらいなら返せるーぐらいのさー」
「でも…砂嵐は毎年のようにアビドスを襲って…どうしようもなく悪化していってしまったんです」
「そうして残ったのが、半分以上砂漠化したアビドスと、膨れ上がった借金。利息の返済だけでも精一杯」
「それだけの借金の利息だけでも返せてるんですね…」
「がんばってるのよ私たちだって」
「アビドスの事情としては、まぁ、こんなとこかな。面白い話ではなかったでしょ?先生」
「確かに…あんまり楽しくない話だったね、
けど解決策は見つかったよ」
『!?』
「え、見つけたの!?」
「どんなものですか?」
マッシュは立ち上がると、握った拳を掲げて迷いなく言い放った。
『お金を借りている所を潰す、これで借金はチャラ』 ドン!
「先生………天才?」カチャ
「ばッッッッかじゃないの!?シロコ先輩も同意しない!!」
借りた相手を消せば借金に苦しむ必要はないという、倫理観を捨て置いたような理屈。「その手があったか」とばかりに、武器を手にして立ち上がったシロコに対し、他の四名が一斉にストップを掛けた。
「そんなことできたら苦労しないの!そもそも相手から訴えられたら今度こそ終わる!」
「それにシャーレの先生がそんなことをしたなんて事が知られれば、もっと大問題ですよ?」
「ん…でもそっちの方が『シロコちゃん?』…ごめんなさい」
シロコが何か言う前にホシノが声をかけ止める、そして提案したマッシュは『ダメか…』と言う顔をする。
「悪徳って聞いたから…大丈夫かなって思ったんだけど」
「ダメなものはダメ!…ていうか、先生は気にしなくてもいいわよ」
「え?なんで?」
セリカは気難しそうな顔で話し始め、マッシュの方を見て話す。
「これまでだって私たちだけでがんばってきた…これは、貴方には関係のない事…それに!子供の先生なんて…信用できるわけないでしょ?」
「セリカちゃん!そんな言い方は…」
「シュークリームはありがとう…けど!あんな力を持っていて、尚且つ私と同い年!そんな人を…簡単に信じられると思う?」
セリカは立ち上がってそういう、大人の先生と聞いていたのが子供の先生…そりゃ信用できないのも無理はない、これに対しマッシュはうーんと悩んだ後。
「確かにそうかも」
そう言った。
「え?」
「見知らぬ同い年の頼れる先生…なんて普通は信じられないよね、しかも今日会ったばかりの他人だし」
「そうよ……だから『けど』」
「僕はここから手を引く、なんてしないよ」
「……どうして?頼んでもいないのよ?」
「いいよ、頼まれなくても勝手にやるから」
「そんなの自己満足でしかないでしょ!?」
「そうかもね…勝手にみんなを救って、勝手にみんなの喜んでいる姿を見たい―これは僕のわがままだよ」
セリカの目を見てそういうマッシュ、その目は嘘偽りのない本当の目。
「例え邪魔に思われても、どんなことを言われても……逃げたり見捨てたりする選択肢は―僕には無いよ」
アビドス生徒達が驚いている中、マッシュは拳を上げて高らかに、そして強く宣言する。
『僕が―ここを借金地獄から救い出す。そして…何があっても君らを守るし助け出すよ』
そんなマッシュの言葉に胸を打たれたアビドス生徒達は立ち上がりマッシュに近づく。
「ん…先生、そこまで言われたら…頼るしかない」
「そうですね〜それに何があっても助け出すだなんて……キャッ♪」
「先生!あの…よろしくお願いします!!」
「先生ーおじさんキュンっとしちゃったな〜…頼ってもいいんだよね?」
「もちのろん」
「じゃあ遠慮なく頼っちゃうねー?…よろしく、先生」
「うん、これからよろしく」
ホシノはマッシュの手を握り、周りはわーーいと喜ぶ
「…………フン」
セリカは納得いっていない様子だった。
さらにその後
マッシュのおかげで危機を脱したアビドス、しかしカタカタヘルメット団は諦めが悪いことで有名らしく、何度も何度も来ているそう。
仮にマッシュが追い払っても追い払っても、どうせまた来るんじゃないか?そう会議で話し合った結果。
「よし、本拠地ぶっ潰しちゃおう」
とマッシュがいい、全員が同意した。
そして早速作戦を開始するマッシュ達…しかし作戦も何も
「それ」(弾丸投げ)
『ぎゃぁぁぁっ!!?』
「フン」(銃を掴み潰す)
『じゅ、銃がぁぁ!!?』
「フヌヌヌヌヌヌ」(十字固め)
『アイダダダダダ!!?お、折れる!ほんとに折れるゥゥ!!!』
「敵、発見」(壊れた柱を振り回しながら近づく)
『ひぃぃぃぃぃっ!!?お、おたすけぇぇぇ!!?』
とマッシュが暴れるだけなので、特に忙しくもなく時間もそんなにかからず終わった。
「……もう…あの人一人でよくないですか?」
「セリカちゃん、どこぞの一級呪術師みたいになってるよー?」
「ん…私たちの出番なかった」
「そうですねー…けどいつまでもこれじゃあダメですよね、先輩?」
「そうだね〜、しばらく先生にはよっぽどのことがない限り待機してもらったほうがいいかなー」
『このまま頼りきりになってしまうのも申し訳ありませんからね……それに』
「フンフンフンフンフンフンフンフンフンフン」ポンポンポンポン
「あ、あいつ!手榴弾をお手玉みたいにしてやがるぞ!?」
「ばか!今は逃げるのが」
「えい」(お手玉にしていた手榴弾を投げる)
「あっ―」
ドォォォォォォン!!!
『…なんだか、無茶苦茶すぎて敵が可哀想になってきました』
『それはある』
マッシュが暴れたおかげで基地は見事に陥落、物資や弾薬も奪還し作戦(マッシュが暴れただけ)は大成功。
『バンザーイ!バンザーーイ!!』
マッシュ達は手を上げ作戦成功を祝って喜んでいた。
「………意味…わかんない」
勿論セリカは別であった。
マッシュ君はこういうこと言う、たぶん。
セリカちゃんはまだ心は完全に開けてはいない感じですね〜、けどどうせすぐに堕ちる(確信)
早く68メンバーと対面させたい、そしてアル社長のなんですってぇー!!?を書きたい。
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