短めです。
今日、お風呂に入ってさっぱりした後ブルアカアニメを見ようとしたのですが。直前でカメムシを踏んでしまい、テンションがガン萎えしました………許さんぞカメムシめ。
それでは本編へ…どうぞ!
前回のあらすじ
「あぅ……勉強……勉強…覚えるのだけでも……いっぱいいっぱいなのに……教えるの……なんて――」
『せんせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっ!!!?』
苦手分野である勉強を生徒に教えてほしいと言われたマッシュは、絶望のあまり気絶、卒倒した。
―――――――――――――――――
「まさか……勉学がそこまで苦手だったとは」
「すみません…本当に、本当に勉強だけは、苦手で…ダメなんです……」
「嫌いなのはわかったけど、気絶するほど?」
「体が拒否反応を出しちゃって………アイツツツツ」
マッシュが気絶した後すぐにミカとナギサが介抱し、なんとかマッシュは意識を取り戻した……しかし起こし方が少々荒かったのかマッシュは頭にタンコブが三つ膨れており、赤く腫れ上がっている。
「もうびっくりしたよ先生!何回声をかけても目を覚さないから……グーで頭を叩いちゃったし⭐︎」
「おかげで助かりました……あっ、腕、大丈夫ですか?」
「あれ?私の心配してくれるの?嬉しいな〜〜大丈夫だよ〜〜!」
(結構本気で叩いていたのですが……タンコブができる程度で済んでいる……やはり先生は、ただ者ではありませんね…)
「ならよかったです」
マッシュはコブを抑えながら少し考える、勉強はこの世で一番苦手であり、それを教えると言うことは絶対に無理。
しかし
「……他にその子達を見てくれるって言う人は?」
「残念ながら…」
「…………」
「あ、でもでも!無理はしなくていいんだよ?『苦手なことを教えろ〜!』なんて強く言えないし……でも…受けないとあの子達は進級できないな〜」
「…」ピクッ
ミカは脅すような形でマッシュに語りかける。マッシュの顔がピクリと反応した。
「進級できないと留年……最悪の場合…退学なんてこともあり得るな〜〜」
「……退学」
「そしたら――途方に暮れるだろうな〜〜」
「途方…………退学…」スッ
「もう少々説明しますと、この補習授業部は常設されているものではなく、事態に応じて創設し、救済が必要な生徒達を加入させるものです、少々特殊な形ではありますが、急ぎという事もあり、シャーレの超法規的な権限をお借りしつつ……といった形ですね。
――色々とややこしいですが、本質はあくまで『成績の振るわない生徒達を救済する事』にあります、だからこそ、こういった形での創設が許された訳です。
……如何でしょう、先生?
苦手なのは十分わかりました……しかし、助けが必要な生徒達に、どうか手を差し伸べて頂けませんか?」
マッシュは少し難しい顔をしながらシュークリームに手を伸ばす。落第になってしまえば最悪退学もあり得る――それを聞いたマッシュはシュークリームを食べ終えた後。
「――顧問の話、受けさせてください」
「やった! ありがとー先生っ!」
「良かった……これで一安心ですね」
ナギサは笑みを浮べたまま、ティーテーブルの隅に置かれていたファイルを手に取る。
マッシュはトリニティの校章が描かれたファイルを手に取り、内容を細かく見る。
「……これは?」
「補習授業部に入部する事となる、対象の生徒達、その名簿と生徒情報です」
「つまりトリニティの厄介――」
「その表現は愛が足りませんよ、ミカさん、こう云いましょうか、トリニティに於ける『愛が必要な生徒達』と」
「愛……愛か」
「……まぁ、呼び方は何でも良いけれどね~」
マッシュは静かにファイルを受け取り中を覗く、挟まれていた生徒の資料は四名分。その資料の一番最初に記載されていた生徒にマッシュは驚く。
「…シューちゃん?」
『シューちゃん?』
「あ、ごめんなさいなんでも無いです……」
以前共にシュークリームカップル団として活動(強制&本人に許可無し)してカイザーの銀行を襲い、ビナー戦においても助けてくれた生徒、阿慈谷ヒフミ。彼女が補習授業部のメンバーにいた。
(……ヒフミちゃんって勉強が苦手だったんだ、ちょっと親近感湧いちゃうな)
「他に何か質問はありませんか?」
「特に……あ、そうだ。ティーパーティーって確か……三人で一つ?なんですよね、なら――もう一人は何処に?」
「………」
「あー……」
「……何か事情が?」
「セイアちゃんは今、トリニティにいないの、入院中で……」
「本来であれば、今のホストはセイアさんだったのですが……そういった事情で不在の為、私がホストを務めているところです」
「元々ティーパーティーのホストは、順番でやるものだからね」
「そうですか……早く良くなるといいですね」
「―うん」
ミカは何やら思い詰めているような表情でそう言い、ナギサは苦い顔をしていた。
「――では、準備が整い次第、先生にはトリニティ総合学園に派遣と云う形で来て頂く事に出来ればと――先生のご協力に感謝します」
「またお茶会しようね、先生!また会えるかどうかは分からないけれど…」
「そうですね……特に今は忙しい時期ですし、ティーパーティーの生徒会長がこうしてまた直ぐに集まれるとも限りませんから」
「ふふっ、やっぱり忙しいんだ? ま、でも先生のお陰でナギちゃんの顔も見られたし、良かった良かった!」
「えぇ、私もですよ、ミカさん」
互いに言葉を交わし、笑顔を見せる両名。マッシュは最初「微笑ましいな〜」と気楽に思っていたが……よくよく二人の顔を見ると
(笑顔を作ってる……?…本当は仲が悪い…それとも喧嘩中…?……聞くのはやめとこ)
作り笑いであることに気づいた。しかし、それについて指摘することに意味を見出せなかったため、マッシュは口に出さずに黙って席を立った。
「じゃあ僕は一度、補習授業部の生徒達に話を聞いて来ます。お茶ありがとうございました、ロールケーキも美味しかったです」
「それは良かったです……先生、私もティーパーティーのホストとして、先生をエスコートいたしますので」
「私も暇な時は手伝うから、いつでも呼んでね~!」
「うす……ではまた」
マッシュは立ち上がり入った来た門へと向かい両開きの白扉の前に立つと、マッシュは手をピタッ止め、振り返り
「……あの、これって引き戸ですか?押し戸ですか?どっちか忘れちゃって」
そう聞き
ズコッ!
ティーパーティーのホスト二人を転ばせた。
そして、補習授業部に割り当てられた教室。そこについたマッシュは扉を開く(そもそも開いていた)、その先にいたのはヒフミであり
「あ、先生!お久しぶりですね―あっ…えっと、今日からよろしくおねがいします!」
そう元気よく挨拶をして握手をするために手を出す
「うん―これからよろしくね」
マッシュも手を出して握手をし、手を握った相手の名を言う
「シューちゃん」
「シューちゃんはやめてください!!!」
次回へ続く
ブルアカアニメを見た弟が
『なんかこう……よくわからんな、ゲームやったらアニメの内容ってわかる?』と聞かれたので、『勿論』と返しました。
そして入れてしばらくやった結果
『俺こう言う系のゲームってすぐ飽きるからな〜〜、あ、でもこのヒナって子はなんか好きだな』
これが
『ホシノホシノホシノホシノホシノホシノホシノホシノホシノホシノホシノホシノホシノホシノホシノホシノホシノホシノォォォォォォォォォ!!!』
って感じになっちゃいました。なんなら円盤ももう予約してました、ブルアカ……と言うかホシノさん恐るべし。
とても励みになるので、コメントと評価、どうぞよろしくお願いいたします。
百花繚乱後に見たい話
-
まだ交流がない生徒との話
-
アイデェア箱から選んだお話
-
ラビット2章
-
愛が重い生徒との話