ギャグに戻れて一安心。
最近うまいこと寝れないんですよねぇ〜〜、と言うか寝れてもスッキリしない。長く続いたら流石に病院に行きますが、まあ今のところ大丈夫なのでご安心を。
私のことはとりあえずおいといて……本編へ、ゴー!!
「ようやく着きましたね、ここが私達の……」
「はい、合宿場です、随分遠かったですね――…」
補習授業部がトリニティ校舎より歩き通し一時間、漸くトリニティの辺境にある合宿場へと到着。
自分達が世話になる宿泊部屋へと足を進めた補習授業部の面々は、その室内を見渡しながら安堵の息を漏らした、想像では合宿場はオンボロだろうと思っていたからだ。
「暫く使われていない別館の建物と聞いていたので、冷たい床に裸になって寝ないといけないのかと思っていましたが……」
「は、裸っ!?」
「ふふっ、結構広いですし、きちんとしていますし、可愛いベッドもあって何よりです! これなら皆で寝られそうですね、裸で♡」
「さっきから何でちょいちょい裸を強調するの!? それにベッドの数もちゃんとあるんだから、皆で寝る必要ないでしょ!?あんた先生がいないからって好き勝手言い過ぎよ!!」
「……だって先生がいると…こう、うまくいきませんので」
「ならしなければ良いでしょ!?」
「折角の合宿ですし、そういうお勉強も必要ではないでしょうか?」
「駄目! エッチなのは禁止! 死刑!」
「まぁ、今はまだ明るいですし、そういう事にしておきましょう――夜は長いですからね……♡」
「えっ、は、ど、どういう意味!?」
「ま、まあまあ…これから一週間寝食と勉強を共にするので、皆さん仲良く…………うぅ、ツッコミが少ない…」
顔を真っ赤にしながら警戒し猫の如く威嚇するコハルと、それを満面の笑みで眺めるハナコ。そしてツッコミがあまりにも少ないので増やして欲しいと思っているヒフミ。
「て、てか先生とアズサは?まだここを歩き回ってるの?」
「あの二人……この合宿場についた瞬間―」
『先生………探索しよう✨』
『いいね✨』
『わ〜〜〜い』
(二人して荷物を持ち上げながら中へと走っていく)
「と、このような感じで中へ入ってしまいましたからね」
「あの二人兄妹か何かなの?息ピッタリだったし…」
「ま、まあ仲良くなったと言う事で……」
すると部屋の扉が開き、中にマッシュとアズサが入ってきた。
「偵察完了だ」
「うん、危険な物とか特に無かったよ」
「あったら怖いですよ……所でお二人とも?」
『ん?』
「今日、ここについて荷物を下ろしたその時から、ずっっっっと気になってたんです……そろそろツッコンでいいですか?」
『どうぞ』
「では遠慮なく………スゥゥゥゥゥッッ―」
「何なんですかその大きな荷物は!!二人して!!」
『……?』
「いや何で私がおかしいみたいな顔してるんですか!?明らかにおかしいんです!背丈が先生とほぼ同じ荷物を二人して持ってくるなんて!」
マッシュとアズサが持ってきた荷物はとても大きく、その大きさはマッシュの背丈とほぼ同じ。しかも二つ、ヒフミはツッコミをずっと入れたかった。
「私もずっと言いたかったの……これ何入ってるの?」
「大した物は入ってないぞ?体操着や細かい着替え、衛生面の歯ブラシや歯磨き粉、石鹸、非常食、毛布、水筒……」
「な、なんだ、案外普通の―」
「それから予備の弾薬に多彩な爆弾、ブービートラップに必要な素材にガスマスク、さらに接近専用の武器だ」
「物騒!!」
「それからシュークリーム」
「なんで直でシュークリーム!?と、とにかく爆弾は没収です!」
アズサは『あ〜〜』と気の抜けた声で取り上げられた爆弾を見ながらしょんぼりする、そして次にマッシュの手荷物を確認。
「どうして筋トレグッズがこんなにも!?」
「筋トレしないと死んじゃうんだ」
「なわけないですよね!?」
「筋トレをしないと、マイクが悲しむ」
「胸筋は喋りません!!」
(待ってマイクが胸筋ってこと覚えてたの?)
ダンベルにバーベル、それから腹筋ローラーなど様々な道具が荷物から出てくる。もう何をどうしたらこれだけの道具が入るんだとかそう言うツッコミは置いておき
「この道具は何ですか?」
「……自動シュークリーム製造機(小型)です」
「何なんですかそれは」
「その名の通り自動でシュークリームを作ってくれる物です……材料を入れれば自動的に動いてくれる」
「わあ〜すご〜いじゃなくて!!」
「先生、それはどこで売っている?」
「特注品なんだ、
「そうか…」
「教材がほとんどないってどうなんですか?」
「だ、端末にデータは入ってますので……何卒」
ヒフミはツッコミ疲れたのかハナコにもたれ掛かり休む、そんなヒフミをよすよすとハナコは撫でる。
「取り敢えず話を合宿に戻しましょう……ナギサ様から云われた通り、第一次特別学力試験には残念ながら落ちてしまったので、この別館で合宿を行う事になりました、私達は第二次試験までの一週間、此処に滞在する事になります。勿論先生も」
「うす」
「だからこそ他の物を持ってきて欲しかったのですが………いや、もうこの話はやめましょう。長い間放置されていたそうですが、少し掃除すれば全然使えそうですし、体育館やシャワー室なども充実しています、トリニティの本校舎からも頑張れば歩ける距離ですし、地下に食堂設備もありますので、特に生活の心配はありません」
「あ、そう云えば外にプールもあったな、此処と同じく暫く使われていない様だったけれど」
「プールですか、良いですね、皆で入ったら楽しそうです、勿論――」
「ぜ、全裸は駄目! 変態ッ!」
「……いえ、普通に水着で、ですよ?」
「うぐぅ――!?」
「それから何かあったら先生に言うように……と、ナギサ様から言われています。何があっても頼るようにとも言われました」
「任せて、何があってもみんなを守るよ」
「あら♪頼もしいですね。それでは先生のお部屋は……ふふ、先生?どうせなら――」
「駄目っ、絶対ダメ! 同衾とかエッチじゃん! 死刑ッ!」
ハナコがマッシュに詰め寄りながら何かを口にしようとすれば、空かさずコハルが体を差し込みガード体勢に入る。
「えっと、コハルちゃん、私、まだ何も云っていませんが……?」
「何を云い出すか位大体分かるわよ! 駄目ったら駄目! そういう事はさせないんだから!」
「厳しいですね〜」
「そう言うこと……とは?」
「そ、そう言うことはそう言うことよ!」
「何か問題でもあるのか?私は先生のそばにいた方が、お互いを守れるからいいと思うのだが」
「側?―い、異性が同じ部屋で寝る!?ダメダメ!絶対にダメ!えっちなのはダメ!死刑!!」
『一緒に寝ることに何か問題が?』
「大有りなのよこの無知無知コンビ!!!」
「まあまあコハルちゃん、まあまあ」
マッシュとアズサはコハルの言っていることの意味はわからないが、とにかく一緒に寝るのはダメなんだなと……と分かり別々の場所で寝ることにした。
―――――――――――――――――
「それでは、荷物を片付けて早速勉強を――」
「あら、でもその前にやる事があると思いませんか? ヒフミちゃん」
「えっ、やる事、ですか……?」
「筋トレ?」
「トラップ仕掛け?」
「二人ともお静かに」
「うす」「うん」
「……お掃除、ですよ♡」
「お、お掃除……ですか?」
その一言にヒフミは目を瞬かせ、呟く。
「はい、管理されていた建物とはいえ、長い間使われていなかった事もあって、埃なども多いように見えませんか?」
「……確かに埃やら汚れがひどいね」
「このまま此処で過ごすと云うのも健康に良くなさそうですし、今日はまずお掃除から始めて、気持ち良い環境で残り一週間を過ごす――と云うのは如何でしょう?」
何年も放置されていたそうなので、埃やらゴミが溜まるのは必然。綺麗にした方が勉強にも集中できるし気持ちいい、ハナコはそう言っている。
「なるほど、確かにそうですね……身の回りの整理整頓から始めるのは定石ですし、そうでなくとも途中で気になってしまいそうですし……」
「部屋の掃除は心の掃除とも言うしね……よし、みんなでお掃除作戦をしよう」
「…そうね、どうせなら良い環境で、そうでしょう?」
「うん、賛成する」
「だ、そうです……どうします?」
皆の意見を聞いたヒフミは強く頷き、そして拳をグッと上げて宣言する。
「――分かりました、それではまず、大掃除から始めるとしましょう!」
『おー!!!』
ヒフミ達は合宿場の掃除を行うことにし、汚れてもいい服装に着替えるために解散した
――数十分後。
手早く着替えたマッシュが合宿場の出入り口、その日陰で待機していると、ヒフミが体操着姿でやってきた。
「先生〜おまたせしま……!」
「全然待ってないよ…あれ、どうしたの?」
「い……いえ……やっぱり凄い体だな〜と」
「そう言ってもらえるのは嬉しいな……他のみんなは?」
「もうすぐ来ると思いますが…」
「お待たせ」
他メンバーを待っていると声が聞こえ、着替えてやってきたコハルとアズサ……アズサの手には武器が持たれていた。
「―――……アズサちゃん?何で銃を?」
「肌身離さず持っていないと銃の意味がない、襲撃はいつ来るか分からないものだ」
「いえ、それはその、何といいますか、その通りかもしれませんが……」
「わ、私は止めたからね?」
「あとはハナコちゃんだ―『お待たせしました、皆さん早かったですね?』…………!」
少し遅れてやってきたハナコ、その姿は……水着、完全なる水着。
天が青いように、地が平らのように……それはどう見ても水着だった。
「アウトォーーーッ!なんで、なんで掃除するのに水着なの!? 馬鹿なの!? バカなんでしょ!? バーカ!」
「ですが動きやすいですし、何かで汚されても大丈夫ですし、洗い流すのも簡単で――」
「そういう問題じゃないでしょ!? 水着はプールで着る物なの! っていうか、だっ、誰かに見られたらどうするの!?」
「誰かも何も、此処は私達以外いませんよ……?」
「先生が居るでしょう!?」
「……コハルちゃん」
「なに!?」
「少し前のこと、忘れたんですか?」
「少し前って………あっ」
コハルはハッとした様子でマッシュを見る、マッシュの顔はやはり崩れておらずいつも通りの無表情……そう、ハナコは考えた。
自分の水着姿に顔を赤らめるどころか真顔を貫き通したマッシュ……ならもう別に恥ずかしがる必要は無いのでは?もう気にせず水着でいいのでは?
ハナコは開き直ったのだ。
「と、兎に角駄目! アウトったらアウト! あんたはもう水着の着用禁止!」
「あら、それはそれで、まぁ……仕方ありませんね、よいしょ――」
「わあああぁああああ!?///」
「だだだだめですよハナコちゃん!!いくら何でも流石にダメです!」
「あらあら❤️(……ふふ、さすがの先生も、これには――)」
ハナコが水着を今この場で脱ごうとした瞬間
『――フンッ』ゴッ!
マッシュは顔から地面に突っ込み始めた。いきなりそんな事をされるので四人は驚愕しマッシュを心配する。
「先生!?」
「あ、頭から地面に埋まった?」
「いや何してんの!?」
「……もしや私の体を見ないために顔を地面に?」
「……」(地中に埋まりながらグッドサイン)
「やり方が極端すぎんのよ!!それ息できてるの!?」
「………」(地中に埋まりながら手を振る)
「ダメなんじゃん!」
「待っててくれ先生、今助ける」
「あ、あの、これって私のせいになりますか?」
「ほとんどね!」
その後はなんとかしてマッシュが自力で地面から頭を抜きことは収まり、二度と目の前で脱がないとハナコは心に誓った。
「一悶着ありましたが……とにかく全員集合したので……早速」
マッシュは箒を手に持ち構えて
「お掃除――開始」
そう宣言、補修授業部達は掃除を開始した。
話が長い分スピーディーにいくのが私クオリティ。
しかし大事な部分はしっかり長くする、それも私クオリティ。
恋愛描写が苦手でどうしようか本気で悩んでいるのも、私クオリティ。
励みになりますのでコメントと評価、どうぞよろしくお願いします!
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