今回、投稿主オリジナル技がございます、ご了承くださいませ。
二回連続投稿なのでちょっと適当かも?です、不憫があれば後日書き直します。あと後半は勢いに任せて読んでくださいませ。
それでは本編へ…どうぞ!
ヘルメット団に並ぶキヴォトスの組織。
ヘルメット団とは違い能力的な差はあまりない
キヴォトスの生徒たちは身に着けたアクセサリー鞄やバッジにお守りや服装靴や手袋によって、身に纏う神秘も変わる。
オシャレに実利が伴う女子高生に嬉しい世界の仕様システムだった。
傭兵バイトはみな、その仕様を利用し特定の安全帽を被る事でただでさえ頑丈なキヴォトス人に更なる耐久性を与えていた。
なお、代わりに個人の強みは余程素で強くないと消し飛ぶので、戦闘においては完全に壁役タンクとしてしか役に立たない。
あとは崩落に巻き込まれても問題なく作業を続けられる工事現場とか。
傭兵バイトの需要は割とあるが、誰でもできるし大体痛いのでやる気が無い。
そんな集団である
まあつまるところ金さえあればなんでもやる集団…なのだが
「キャンセル!?な、なんで急に……え?あの人とやり合うのはごめん?その人って…あ、ちょっと!」
「これで何人目?返品早かったし……」
「んー雇った人数の半分くらいかな〜……60あったのが30!」
「ど、どどどうしてきゅうにやめたんでしょうか……」
雇っていたバイトの何人かが急にバイトを断った…理由としては簡単で、マッシュがいるからである。
バイトの1人がたまたまアビドスに来ており、
その結果、それを見たバイト達はビビり拒否ったのだ。
「それだけやばい人がいるって事だろうね〜……で?どうするのアルちゃん」
「……き……決まってるじゃない! 残ってる兵力だけでアビドスを襲撃しにいくのよ!」
「本当に大丈夫?電話越しの声がだいぶ震えてたみたいだったけど」
「大丈夫よ! (多分あの人なんだろうけど……)流石に集団で行けば、簡単よ!」
アルこと陸八魔アルはそう言う、そしてそんなアルを見て行くかと決意した他メンバー
鬼方カヨコ・浅黄ムツキ・伊草ハルカ。
の3名、バイト達もお金を貰っているので働くしかないと思い動いたのであった。
――――――――――――――――――――
食事をとったすぐ後。
「校舎より南15km地点付近で兵力を確認!」
アヤネが敵を捕捉していた
「ヘルメット団?」
「い、いえ! ヘルメット団ではありません! この装備は……傭兵です! 日雇いの傭兵!」
「へぇー、傭兵かあ。あれ結構高い筈なんだけどなぁ」
「ホシノ先輩も利用経験が?」
「うへぇ、まさかぁ。カタログ見たことあるだけだよー……アビドスにバイト代払えるようなお金ないしねー」
「これ以上接近されると危険です!耐久力に物を言わせて、無理矢理校舎まで押し入ってくる可能性があります!こちらから迎撃しましょう!」
「合点承知」
マッシュが立ち上がり門へ行こうとする、それをホシノが掴んで止める。
「あー先生?」
「?」
「先生は相手の幹部や大将の対処をしてくれない? 雑魚兵は私たちがやるから」
「え……でも、僕が出た方が多分迎撃できるよ?」
「それはそうだけどさー……いつまでも先生に頼ってたんじゃ強くなれない、それに借金の件が終わった後も先生の手を借りるわけにはいかないしねー」
「そうですねー…いつまでも先生に守ってもらうのもいやですし」
「ん、先生は強い方をお願い、できれば長く時間稼ぎをして」
「OK」
「よーしじゃあ先生が戦ってくれている間、おじさん達は雑魚の対処……行ってみよー!」
『おー!!!』
――――――――――――――――――
『前方に傭兵部隊を確認! ……あれっ、あの姿は』
「あれって柴関ラーメンの時の……!」
集団を率いて歩いている4人の影、便利屋の4人だった。
「ん。流石についさっき見たから忘れない。……なんでここに?」
「ラーメン無料で特盛にしてあげたのに! この恩知らず!」
「あはは! それについてはありがとね! バイトちゃん! でもそれはそれ、これはこれ。こっちも仕事でさー」
「残念だけど公私はハッキリ区別しないと。受けた仕事はキッチリこなす。それが便利屋68のモットー……でしょ? 社長」
「うふふ……そうよ。それが私たちのモットー! よくわかってるじゃないカヨコ!」
「……そこでそんな嬉しそうな顔されても」
「とりあえず……敵ってことでいいですか?」
ひょっこりとマッシュが姿を表す、そんなマッシュの姿を目にした傭兵達は『ヒェ!?』と声を出す。
「ほ、ほらぁやっぱりいるじゃん!!」
「どどどどうしよう! 私たちペシャンコにされちゃう!!」
「でもお金はもらっちゃったし……」
「けどさ〜〜!!!」
ワーワーギャーギャーとマッシュを見ただけで騒ぎ散らす傭兵に、カヨコは困惑する。
「な、なんなの? そんなにやばいのあの人」
「ヘイローもないし……別に普通だと思うけどなー」
「ど、どうしますか? 社長」
「え、えぇーと……(あの人はヘイローを持っていないから変に攻撃するのも……! そうよ!)全員、手榴弾は持ってるわよね!」
「え、待ってまさか」
「前衛! アビドス校舎へ向けて手榴弾を投げるのよ!」
「社長!? 何考えてるの!?」
「大丈夫よカヨコ、あの人はヘイローを持っていない……つまり! この手榴弾を受けたら怪我を負うのよ? だから怪我をしないために逃げるはず!」
「た、確かに!」
「そりゃそうだー!」
「いくよー!!!」
前衛傭兵達(十人)は一斉に手榴弾を用意、そして振りかぶってマッシュへ向けて投げる。
(フフッ、これであの人は退去……ついでに他のアビドス生もそれで動揺したところを追撃!完璧よ私……!)
アルは自信満々な笑顔を浮かべる――が
ドォォォォォォォォォォォォン!!!
『キャァァァァッッ!!!?』
「ほ――へ?」
「は?」
「ふ?」
「ほ?」
爆発はなんと投げた傭兵達がいた場所から発生した、便利屋達は全員口を開けたまま固まっていて、アルが投げつけた方をよく見ると……マッシュは金属製のバットを持っていた。
「――あれ!?い、今何があったの?」
「ぼ、暴発ですかぁ!?」
「……違う、私見てた」
「カヨコちゃんほんと!?」
「うん……さっき、手榴弾があの人に投げられた瞬間」
スッ
「あの人が急にバットを出したの……そしてグッと足に力を入れて」
シュバババババババ!!!!
カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンッ!!
「ものすごいスピードで移動しながら、投げられた手榴弾をバットで打ち返した………」
『いや…どゆこと?』
便利屋全員が疑問符を浮かべた、アルは
「――き、きっと何かの見間違いよ! とりあえず今はあのキノコ頭の人を無力化しないと!」
そう言ってマッシュの方を向くが。
「フンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフン」
めちゃくちゃバットを振って威嚇していた、振る速度が早すぎるのか完全に残像が見えている。
「バットで撃ち返すのは……ちょっとおじさんびっくりしちゃったな〜」
「ん、今がチャンス」
「前衛が崩れたなら残るは後ろの奴らだけ!」
『マッシュ先生! 社長と呼ばれた人の対処をお願いします!』
「合点承知」
「じゃあみんな……いきますよ〜!」
ノノミがミニガンをぶっ放すと同時にホシノ達は前進、爆発のせいで動けない者達は放っておいて後ろにいる者達へ向けて攻撃。
「ハイハイどいたどいたー!!」
「ん、やっぱり戦いやすい!」
「このまま押し切っちゃえ〜、あ、そこ攻撃しようとしてもダメだよ?」
セリカとシロコは素早い動きで相手を翻弄、ホシノは向かってくる敵に容赦なく銃弾を発射、さらに攻撃なんてほとんど当たっていなかった。
「アワワワワワ!」
「落ち着いて社長、敵は今のところ傭兵達に集中してる……この隙にあの人を無力化しないと」
「そうは言ってもカヨコ! 相手はバットで手榴弾を撃ち返す人なのよ!?」
「だ、だとしても……やるしかないでしょ?それにいくらあの人が強くても、弾丸を喰らえば少なからず動きは止まる」
「アッハハ!カヨコちゃんの言う通り! ……やっちゃおう!」
「ごめんなさいごめんなさい死んでくださいごめんなさい!」
マッシュの方へ銃を向け行動を開始した便利屋、最初に仕掛けたのはムツキ。
「ごめんね〜キノコの人!」
銃を向けマッシュへ向けて移動しながら撃つ、マッシュはそれを
カンカンカンッ!
バットで弾き、ムツキを追っていた。
「アッハハハハ!キノコの人凄いね! ……あれ、早くない!?」
「早さには自信がありますので」
「そうなんだ……けどごめんね?」
「――!」
ドンドンドン!!
「私って卑怯なんだー……けど、これ大丈夫なのかな、あの人ヘイローをもってないから耐久力とかは普通の人だと思うし」
ムツキが持つ鞄からは大量の地雷が入っており、走っている間ポロポロと溢れ落ちていた……それをマッシュは思いっきり踏んでしまったのだ、これでマッシュは動けないであろう――と思っていた時期がムツキにもあった。
「捕まえた」ズイッ!
「アハ――え!?」
「危ないものは……撤去しないと」
マッシュはムツキからバッグを取り上げると、それを宙に浮かせバットで遠くへと撃ち飛ばした。
撃ち飛ばした先でバッグは爆発、ムツキは思わず苦笑いしながら問いただす、普段笑っているムツキもこれには驚いていた
「な、なんでピンピンしてるの?ヘイローとかもってないでしょ?」
「爆発する前に走り抜けた」
「あれ地雷だよ!?」
「みたいだね……今度は」
今度はスナイパーとハンドガンの弾が飛んでくる、もちろんマッシュはそれをバットで弾く。
「危な」
「なんでスナイパーとこっちの玉を弾けるの?完全に気配は消してたのに」
「僕に銃を撃っても無駄だよ、全部掴めるか弾き返せるし」
「普通は掴めないよ絶対に!」
マッシュはバットで女性を殴るわけにはいかないと思いほとんど攻撃していなかった……というか、しなくても弾なんていくらでも弾けるし掴めるので大丈夫だった。
カチャ
「う――動かないで……くくください」
「ナイスよハルカ!」
「あ、アル様に褒められた……うへへ」
いつのまにかハルカがマッシュの背後に立っており、ショットガンをマッシュの頭に向けて構えていた。
マッシュが話をしている間、こっそりとアルはハルカに合図を送りハルカを向かわせていたのだ……これであとは捕まえるだけ!と自信満々にハルカは笑顔を浮かべていたのだが。
シュバ!
「――はれ?」
「ごめんね」
マッシュはそんなのお見通し、すぐにハルカの背後に周り、手に持っている銃をそのまま掴んで遠くへと投げる…そして
「きゃあ!?」
「ハルカ!……え、何してるの?」
「……まさか……いや、流石に……本当にやる気なの!?」
「カヨコ! あの人は何をするつもりなの?!」
「見たらわかるでしょ社長……あれはプロレスの技だよ」
マッシュはハルカを倒し、そのまま足を両脇で挟んで足と手に力を入れていた。
『トライセップス魔法・ヒューマンズスピン』
「トライセップス魔法!?……てか、魔法!?それ物理技でしょ!」
「言ってる場合じゃないでしょカヨコ!これ多分――」
ギュンギュンギュンギュンギュンギュン!!
マッシュはハルカを掴んだまま、まるでベイブレードのように回転、そしてなんとそのままアル達のほうへと向かってくる。
「ちょ、だめこな―きゃ!?」
「うわぁぁぁぁぁぁ!?」
「ふ、2人とも〜〜〜!!」
ムツキとカヨコはハルカベイブレードに弾かれて上へと飛んでいく、そして回されているハルカは叫んでいる。
『たぁぁぁぁすぅぅぅぅけぇぇぇてぇぇぇぇぇぇくぅぅださぁぁぁぁいいいい!!!』
「ハ、ハルカー!!!」
「フィナーレ……フン!」
マッシュは締めにハルカをアルの方へとぶん投げる、投げられたハルカはそのままアルの後頭部目掛けて飛んでいく。
「ま、待って!とまってハルカ!」
『ごめんなさぁぁぁぁぁい!』
「イ、イヤァァァァァァッッ!!?」
ガンっ!!!!
ハルカの頭がアルの頭にぶつかり、2人はノックダウン
「君達に恨みはないけど、ここを襲うのなら容赦しないよ」
マッシュはそう言って倒れた者達を集め、門の方へと向かった。
――――――――――――――――
「てことで……一件落着」
「な、なんなの?なんなの……あなた」
「シャーレの先生」
「シャーレ……の、先生!?」
「待って、何歳?」
「16」
「同い年―で……これ?」
「うす」
とりあえず一通り手当てをしたマッシュ、敵とはいえ話が通じる相手だったので温情を与えていた。
「先生〜!こっちは終わっ……派手にやったみたいだね」
「うん」
「ん、お疲れ様」
「お疲れ様です先生!」
「ノノミもお疲れ様、セリカちゃんも」
「ふ、ふん!あんな人数なんてことないわよ……それで?この人達はどうするの?」
マッシュは便利屋達を見てどうするか考える……そして一言。
「とりあえず、仲直りとしてシュークリームパーティーでもしますか」
『なんで!?』
アビドスと便利屋、二つの声が重なった。
「先生!この人達はここを襲ってきた敵なのよ!?」
「でも撃沈したし」
「だとしてもそんなすぐに仲直りーはちょっと難しいんじゃない?それにまた襲ってくる可能性だってあるよ?」
「この人たちはもう動けないから大丈夫だよ」
「そうは言っても……」
フフッ、フフフフとアルが笑い始める、
「面白いことを言うのね…先生、けど残念だったわね」
「ん、やっぱり無理だよ先生……仲良くなんてできない」
「そう!私たちは便利屋68……そして真のアウトロー!敵と仲良しこよしなんてしな―」
モギュ!
「んむ!?」
「まあまあそう言わずに」
(今、懐からシュークリームを出して社長の口に突っ込んだ?)
「ゴクッ……美味しい」
「みんなの分もあるから食べようよ、傭兵のみんなも食べるでしょ?」
「い、いいのか?」
「うん、ここを襲ったのは確かに許せないよ?けど結果的に勝ったし、ここで僕が怒鳴り散らすのも違うし」
そう言ってマッシュはあっという間にシュークリームタワーを作り上げる、便利屋も傭兵達も目はキラキラとしていて、雰囲気的にはパーティ。
「アルさん、でいいですか?」
「アルで結構よ先生……同い年だし」
「じゃあアルちゃんだ、アルちゃんは確かにアウトローを自称してるけど……きっと根はいい子だよ、目を見ればわかる」
「……そうかしら」
「うん、ラーメンの時も真っ先にあの子を守ろうとした、それに最初の攻撃だって僕を遠ざけるためにしたんでしょ?」
「うぐ」
「だから仲良くなれるかなーって思ったんだ…その友達も」
「……ははは!先生っていい人なんだね!」
「普通じゃ考えられないけどね」
「……えっと……ここは、お言葉に甘えた方が……い、いいんですよね?」
「……フフッ……そうみたいね」
マッシュはシュークリーム片手に宣言。
「じゃあみんな、今日の敵は今日の友ってことで……乾杯」
『かんぱーーーい!!!』
「うへぇー……先生凄いねー、あっという間にみんなを仲良くさせちゃった」
「ん、流石」
「甘すぎるでしょ……シュークリームみたいに」
「確かにそうですね……けど」
「これがマッシュ・バーンデッドっていう人なんでしょうね〜」
「……じゃあ、おじさん達も食べちゃおっか!」
『さんせーーい!!』
こうして、アビドス&便利屋&傭兵達はマッシュのシュークリームでパーティーを開き、そのまま楽しんだのであった。
―――――――――――――
ピリリリッ
「私だ………は?襲撃した便利屋達とアビドスの生徒どもが仲良くシュークリームパーティだと!?馬鹿も休み休み言え!!私は忙しいんだ!」ピッ!
「何を言っているんだウチの社員は…あのゲヘナ出身の便利屋、それもアウトローを目指しているもの達がそんなことするはずがないだろうに……ハァ、疲れているんだな」
謎の人物さん、それ、事実です。
いかがでしたか?技の名前?いいのが思いつかなかったので…なんとなくです。
コメント一つで狂喜乱舞する主をこれからもどうぞよろしくお願いします。
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