喉イタァァイ……
あ、メイドイベ復刻来ましたね。弟先生が発狂して
『メイド!ミドモモ!!こぉぉい!!』
って叫んでたのは気にしないようにしました、こちとら風邪ひいてるっていうのに……
とりあえず本編へ、どうぞ!今回も短めです
体育館で集まり、暖を取っている間、マッシュ達は色々な事を話した。
これぞ合宿と云わんばかりに本当に色んな事を。
「そう云えば今、トリニティのアクアリウムで、ゴールデンマグロという希少なお魚が展示されているらしいですね」
「あ、それ私もパンフレットで見ました! 幻の魚と呼ばれているんですよね?」
「幻の魚……気になるな…皆もそういうのに興味があるの?」
「私は、まぁ、普通……?」
「でも、やっぱり幻の魚なんて云われたら、ちょっと気になりますよね」
「そのゴールデンマグロ、どうやら近くの海で発見されたらしいのですが、見に行こうにも入場料も安くは無いので……」
「じゃあ僕の財布から出すよ」
「えっ、良いんですか先生!?」
「勿論、でも合宿が終わったらね」
「む、それは助かる」
「ありがとうございます!」
「あら、先生太っ腹ですね♡」
「ま、まぁ、皆が行くなら……」
「ふむ、それにしても海か……思い返せば一度も行った事が無いな」
「そういえば僕も」
「そ、そうなんですか!? アズサちゃんも、先生も海一回も……!?」
「……うん、ちょっと色々あってね」
「…先生、いつか……一緒に海に行こう―絶対に」
「いいよ、僕も楽しみにしてるね」
――――――――――――――――――――――
「――つまり、ペロロ様の魅力はそこに詰まっていると云っても過言ではないんですよ!」
「え、えぇ……よくわかんない……」
「ヒフミちゃん、モモフレンズが本当に好きなんですねぇ」
「うん、あれは実に良いものだ、ヒフミの気持ちは良く分かる」
「先生! 先生はモモフレンズの中で誰が一番好みですかっ!?」
「こ、この前話した通り、スカルマンって……キャラかな、うん(圧が強い……)」
「やはり先生とは気が合うな」
「そこまで合う?本当は血の繋がった兄妹だったりしない?」
「いえコハルちゃん、年が同じなので……姉弟という可能性もあります」
「先生と家族……か、なら私はアズサ・バーンデッドだな」
「なんか語呂いいね」
「確かにこう……雰囲気はそっくりですよね」
―――――――――――――――――――
「アズサちゃんはもっと、夜はきちんと眠った方が良いと思いますよ?」
「……うん、今朝は寝坊して迷惑を掛けてしまった、すまない」
「い、いえ、そんな」
「慣れない場所で寝坊なんて、これまで殆どなかったのに……ふむ、もうここは、慣れない場所ではないからかもしれないな」
「確かに、私達もう此処に一週間近く居ますから……」
「兎に角、もっとしっかり眠らないと、深夜の見張りは減らして頂いて」
「見張り……? なにそれ」
「あぁ、毎晩夜中にちょっと見張りを――」
「何かあれば僕がすぐに駆けつけるし、何が来ても対処する……だからアズサちゃんには休んで欲しいな……みんな、アズサちゃんの事を心配していたよ?」
「そう、なのか……?」
「それは、やっぱり同じ部活の仲間ですし……」
「そうか……ごめん――実は、見張りは言い訳で、ブービートラップとかを設置していたんだ」
「ブービートラップ?」
「それは……どうして、また?」
「ん、心配しないで、此処に悪意を持って侵入しようとするルートだけに設置しているから、普通に生活する上では安全面に問題はない」
「殺傷能力は?」
「大丈夫、殺傷性はない」
「……成程、ですがそれならそれで教えて頂けると嬉しいです、どうしても心配しちゃいますから」
「……そうか、うん、これからは気を付ける――私のせいで、先生とみんなが被害を受けるのは望むところじゃないから」
「やっぱり、アズサは優しい子だね」
「なっ、こ……子ども扱いしないで、先生、別に私は――」
不意にアズサの言葉が、ピタッと止まった。先程まで流れる様に続いていた会話が完全に停止。
「……私はいつか裏切ってしまうかもしれない……皆の事を、その信頼を、その心を」
「そう?そんなこと絶対にないと思うけど」
「……なんで、そう言えるの?」
「なんとなく……っていうのは無理があるな、徹夜してまでみんなのことを守ろうとした、そんな子が裏切るだなんてこと、ありえないって僕は思うんだ」
「………」
「そうですよね……うん、絶対そうです!」
「裏切りとか怖いこと言わないでよ」
「私たちは、ずっっと、アズサちゃんの味方ですよ♡」
人肌であっためられている自分の体、それとは別に、胸の中で何かが熱くなっていくのがわかる。この感情は、あの時、マッシュに励まされた時と同じもの……
「………みんな…わ……私は――」
アズサが何か言おうとしたその瞬間、突如として明かりがついた。
「あ、電気が――」
「直ったみたい、ですね」
光に照らされた時、アズサの顔はいつものポーカーフェイスになり、話そうとしたいた言葉を詰まらせる。
「……うん、じゃあ第一回水着パーティーはここで閉幕か、二回目も楽しみにしている」
「に、二回目とか無いから! こんなの最初で最後だから!」
そんな言葉と共に、その休日は洗濯をして幕を閉じた。
「とまぁ、そんな感じで終われるわけがないよね」
「は、はい……?」
「?」
「き、急にどうしたの?」
「あら……先生もやはり、物足りないと?」
「うん」
洗濯と乾燥を済ませ、後はシャワーを浴び寝るだけ……だったのだが、これで休みが終了というのに納得がいかなかったようで、マッシュは何かを決めていた。
「せっかくのお休みがあの一件で終わり、は流石に物足りない」
「そ、そうは言ってもですね……」
「時間も時間よ?」
「…成程、先生、そういうことですね?」
「…?何をする気なの?」
アズサが問いかけ、ハナコが微笑むと……ある事を提案した。
「合宿といえば、やはり合宿所を抜け出す事……それも一つの醍醐味だと思いませんか?」
「え、えぇ……?」
「さあ! 今から皆でこっそり外に出て、お散歩しましょう――という事ですよね?」
「その通り」
雨が降っていた外は完全に晴れており、出かけても濡れはしない。今の時間帯は完全に夜……だがしかし、それがむしろハナコの琴線に触れている様子だった。
マッシュも出かけることにノリノリだった。
「何ならトリニティの商店街は夜遅くまで営業している御店も沢山ありますし、食べ歩きとか、ショッピングも出来ますよ!」
「そ、そんなの校則違反じゃん! 駄目ッ!」
「細かい校則は把握していませんが、結構皆さんこっそりやっていると思いますよ? 意外とそういう方、周りに居ませんか、ヒフミちゃん?」
「あ、あはは……そ、そう、ですね……」
過去にブラックマーケットに行っていた、なんて口が裂けても言えないヒフミ……なんならその時に
寮を抜け出して遊びに行くなんて話は良く耳にするものだが、堅苦しい校則、校風を持つトリニティだからこそ、そういった息抜きを好む生徒は少なくない。
「で、ですが普段であればまだしも、今は補習授業部の合宿中ですし……良いんでしょうか?」
「遠出する訳でもありませんし、直ぐそこですよ、コハルちゃんも如何ですか? きっと楽しいと思いますよ」
「ぅ……え、っと、正直、その、きょ、興味はある、けれど……」
「なら行こうよ、みんなでお出かけ「」
「えっ、いいの!?ほんとに!?」
「準備は出来ている、直ぐにでも出発出来るぞ」
「アズサちゃん!? もう着替えたんですか!?」
「大丈夫、何かあったら責任は僕がとるから」
「せ、責任って……」
「青春に娯楽は必要不可欠――たまには、勉強なんて忘れて楽しもうよ」
マッシュはグットサインを手で作りそう告げる。夜のお出かけ……なんだかんだでかなり楽しいものであり、年頃の彼女達にとっては、一度行ってみたいものでもあった。
「では、決定ですね♡ さぁ、準備していきましょう! 楽しくなってきましたね、深夜に裸で散歩だなんて……!」
「さりげなくすり替えないでッ! 服は着てッ!?」
こうして、補習授業部の楽しい楽しい夜お出掛けが始まった。
マッシュは、『これぞ青春ですな』と、楽しんでいた。
『お兄、ご飯食べれそう?』
『おお…我が妹よ……無理、これ無理なやつ…息すんのが苦しい…』
『そわか、とりあえずうどんでも作ってくるわ』
『うぅ、我が妹優しい…大好きだぞ』
『よせやい、照れる』
『二人ともー!背油マシマシラーメン買ってきたから食おうぜ〜!』
『俺、お前嫌い』
『まじありえん』
『ごめんやん……』
弟先生、病人に背脂マシマシラーメンとか……殺す気か?と思いましたね、好きなものが食べれないってめっちゃ辛い…アリウスのみんなもこんな気持ちだったのかな〜と考えおりました。
早く、早く幸せにしねぇと!!
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