透き通る世界に拳を一つ   作:六科

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勢いだぜ〜〜!!けどその前にSOSを、ネタが、話のネタがまずいのです!活動報告の所にどうか、どうか!案をお出しください!!

それはそうと本編へ、どうぞ!


マッシュ・バーンデッドとブラックマーケット

 

 

アビドス校門前。

 

そこに1台の現金輸送車が止まっていた。

 

今日は利息の返済日で全身義体のドライバーが、返済額の確認をしている

 

 

 

「…お待たせしました。変動金利等を諸々適用し、利息は788万3250円ですね。すべて現金でお支払いいただきました、以上となります。カイザーローンとお取引いただき毎度ありがとうございます。来月もよろしくおねがいいたします」

 

 

義務的に事務的に話すべきことを話したドライバーは、車に乗りアビドスを去っていった。

 

 

(…なんか、めちゃくちゃ筋トレしてるやついたな)

 

 

ドライバーは運転しながらそう思った。

 

 

 

 

「はぁ…今月もなんとか乗りきったねー」

 

「なんとかなりましたな」

 

「なんでこんな時まで筋トレを……アヤネちゃん、完済まであとどれくらい?」

 

「309年返済だよセリカちゃん…」

 

「アヤネちゃんよくパッと数字出るね…」

  

「所で、カイザーローンはなんで現金だけなんでしょう…わざわざ現金輸送車まで手配して」

 

「………先生、あれ追いつける?」

 

「全然オッケー」

 

「なに追いついて襲おうとしてんの!」

 

『だめ?』

 

「だめ!!」

 

 

むぅと頬を膨らませるシロコとマッシュ、とりあえず教室へ戻りまた作戦会議をすることとなった。

 

 

――――――――――――――――――――

 

 

 

 

「では報告をはじめます。一つ目は昨晩の襲撃、便利屋68についてです」

 

「アルちゃんの話?」

 

「もうちゃん付けしてる…」

 

「はい。リーダーの陸八魔(りくはちま)アルさんが部長を務める部活で、所属はキヴォトスでも最高峰のマンモス校、ゲヘナ学園です」

 

「……ゲヘナ学園?」

 

「先生…まさか、ゲヘナもトリニティも知らないの?」

 

 

 

ビクッとなるマッシュ…実はまだマッシュはアビドス以外の学校を知らず、なんと調べようともしなかった(筋トレと書類整理で忙しかった)ので全く知らない…けどそれをばれたくは無いのでまた誤魔化す。

 

 

「…い」

 

「い?」

 

 

 

 

 

 

『いいいいやややややぜぜぜぜぜんんんぜぜぜぜんんんしししししっててててままますすすけどどど?』

 

『めちゃくちゃ動揺してる!』

 

 

 

 

 

 

肩どころか全身が震えているマッシュ、しかも目は泳ぎまくっている…仕方がないのでアヤネが説明する。

 

 

 

「このキヴォトスには数多くの学園が存在しているのですが…その中でも飛び抜けて規模が大きいのが、ゲヘナ・トリニティの二つの学園です」

 

「ゲヘナの方は自由と混沌を校風としている…まぁ治安はいい方ではないかなー」

 

「ん…逆にトリニティは規律とかミッション系のお嬢様学校といった雰囲気だよ、治安はまだいい方…けど、一部じゃいじめなんかもあるって噂もある」

 

「この二つの学園って昔から対立してるんだよねぇ〜『トリニティは良いとこのお嬢様みたいなのが気に入らない』とか『ルールも守れない野蛮な連中で、見るのも嫌!』みたいなね」

 

 

 

 

こんな感じで説明され、マッシュはなんとなく理解…そして一言。

 

 

 

 

『どっちも腹黒そう』

 

「……それ言っちゃう?」

 

「でも表に悪い部分を出しているゲヘナの方がまだましだと思う」

 

「裏でネチネチというよりもそっちの方がましってことですか?」

 

「その通り」

 

「まあちょっとわかるけど…」

 

「話を戻しますと、アルちゃ…いえ、アルさん達はそこに在籍していて…浅黄(あさぎ)ムツキさん、鬼方(おにかた)カヨコさん、伊草(いぐさ)ハルカさんの計4名。依頼されればなんでもこなすサービス業者でありアウトロー…便利屋68!って、アルさん言ってましたね」

 

「社長って自分で言ってたねー。学園の校則無視して起業とか、かなり問題児だねぇ」

 

「実際、ゲヘナでは指名手配も受けているそうです」

 

「悪そうな人には見えなかったけど」

 

「そして次の報告です」

 

 

 

 

アヤネが違法部品を机に並べる 

 

 

 

 

「セリカちゃん襲撃事件の黒幕、カタカタヘルメット団は雇われていて、雇っていたと思われる人物は、既に取引がされていない型番である違法部品を使っていました。生産が終わっている装備を入手する方法は、表立ったものは存在しません。…つまり、ブラックマーケットから仕入れたものと認定しました」

 

「ブラックマーケット?」

 

「まぁ掃き溜めだよねー……中退、休学、退学、色んな理由で学校を辞めた、或いは辞めざるを得なかった連中が集まって、連邦生徒会非認可組織を形成する、一種のブラックボックス、大体のものはあそこに流れ着くんじゃないかなー」

 

「じゃあ筋トレ道具も…」

 

「あるかもだけど普通に買おうね?」

 

「そのブラックマーケットでも、便利屋68は騒ぎを起こしているそうです」

 

「つまりその共通点を探ってみよう!という話ですね?アヤネちゃん」

 

「はい。現状、他に有効な選択肢がないので、ひとまずの目標をそれに設定するのがいいと思ったんですが…どうでしょう、ホシノ先輩」

 

「いいんじゃなーい?んじゃ、シロコちゃんの眠気覚ましも兼ねて、早速行ってみようかー」

 

「買い物袋とか用意した方がいいですかね」

 

「いやショッピングに行くわけじゃないから…」

 

「じゃあみんな気をつけて行こう…大丈夫、何かあったら僕がねじ伏せるから」

 

「ここまで説得力のある言葉初めて聞いたわ」

 

 

 

 

――――――――――――――――

 

 

 

 

ブラックマーケット。

 

キヴォトスの闇が集う場所。

 

学園を問わず生徒が集まるその場所は、表で広く名の知られる有名企業や医療機関にとって後ろ暗い試験や実験を行う場所としても重宝される、危険な領域

 

 

規模は市場を越えて街と言える規模まで拡大しており、現在もなお、その広さを増している

 

 

なんとあの連邦生徒会の目も届かない悪党たちの楽園。

 

そんな場所にアビドス対策委員会とマッシュは足を踏み入れた…そしてマッシュは

 

 

 

「すみません、この限定シューをくださ『はーい先生こっちだよー』うわぁ〜〜〜」

 

 

 

なんとそこに売ってある見るからに怪しいシュークリームを食べようとしていた、紫色だったのできっとグレープ味だとでも思ったのだろう。

 

 

 

「なんで見るからに怪しそうなものを買おうとするのよ!」

 

「美味しそうだったので…つい」

 

「先生いーい?見るからに怪しそうな物を勝手に買っちゃダメ。分かった?」

 

「うす」

 

(ホシノ先輩がお母さんみたいになってる…)

 

 

 

 

違法弾薬や自動人形の見本市、さらには怪しい薬のようなものに怪しい人がちょいちょいと手招きをしていたりもした。

 

 

 

「こういう方向性じゃなくていいからアビドスにもなんか名所欲しいよねー」

 

「例えば?」

 

「んー近場がカラカラしてるからー、逆に水いっぱい使ったのとか?」

 

「水族館とかですかね」

 

「そうそれー!なんて言ったっけ?アクアリウム?とかいうのも付けてさー!うへー…行ってみたいんだよねー。お魚ー…お刺身ー…」

 

「いや、水族館はそういう場所じゃ…」

 

「まぁ魚料理を出すレストラン付き水族館はありますよ、サメバーガーとか」

 

「鯨はー?」

 

「鯨は貴重ですからねぇ。キヴォトスの海がどうなってるか知りませんけど、水族館までの運搬が大変そうです」

 

「頼んでくれれば僕が持ってくるよ?」

 

「ん…先生ならできそう」

 

「できそうだけどやめなさいよ?絶対引きずってくるでしょ」

 

 

 

ツッコミを行いながらも、和やかに談笑しながら歩いていると

 

 

 

ダダダダダダダ‼︎

 

 

 

と、銃声が響く。ここでは珍しくないのか周りは知らん顔をしている。

 

 

 

奥から生徒が走ってくる。その後ろからは大量の不良に追われている

 

 

 

「こ、ここ、来ないでくださーい!わわわ、まずいです…内緒で此処に来たのであまり騒ぎを起こしたく無いのにー!」

 

「あの制服は…トリニティの…」

 

「ん、先生行こう」

 

「合点」

 

 

 

リュックサックを背負ったその生徒は全力で走っている。後ろを確認しながら走るそのルートの前にはマッシュとシロコ。

 

 

 

「うう…全然引き剥がせない…―アイタッ!」

 

「大丈夫?」

 

「ん、先生の筋肉硬すぎ」

 

「筋肉ですから」

 

 

 

マッシュの胸筋肉にぶつかった少女はアイタタタ〜……となりながら前を向く、そしてマッシュと目が合った。

 

 

 

 

「あ……ありがとうございます。…いえ、ごめんなさい!私今追われてまして!」

 

「ん、見えるね」

 

 

 

既に周りをチンピラ集団に囲まれていた

 

 

 

「なんだぁ?おまえらは!どけよ!あたしらはそのトリニティの生徒に用があんだよ!」

 

「わ、私の方には用は無いんですけど…」

 

「だろうなぁ!あたしらはおまえ拉致って、トリニティから身代金たーんまり貰ってやろうと思ってるだけだしな?良い財テクだろ?」

 

 

と対策委員会を見るチンピラ、その時はかかってこいやオラーみたいな感じだったが、その中にいるマッシュに目がいくと

 

 

 

『しゃ―シャーレの先生!?』

 

「どうも」

 

「あわわわわわどどどしよう!!」

 

「お、おおおちおちつけ!」

 

「え?…え?」

 

 

 

少女はマッシュを見ながらチンピラ達がビビっているのに困惑する?そしてマッシュは胸にいた少女をシロコに預けると、ゆっくりとチンピラ達に近づく。

 

 

 

「ねえ君達」

 

「ひぃ!?」

 

「人を誘拐して、身代金なんてとったらダメだよ」

 

「は、はい!」

 

「銃で脅したりするのもダメ」

 

「はいぃ!」

 

「もうしない?」

 

『しませんしませんもうしません!!』

 

「よし……じゃあ歯を食いしばろうか」

 

『えぇ!?ここは許す流れじゃあ!?』

 

「そんな甘い話はありません」スッ

 

 

 

マッシュは親指と中指をくっつけてデコピンの形をつくる、そしてチンピラ達の頭に向けてそれを放つ。

 

しかし効果音は

 

 

 

ゴッ!ゴッ!ゴッ!

 

 

 

であり。

 

 

 

『ぎゃぁっ!?』

 

 

 

チンピラ達は後ろへ吹き飛んだ、少女はポカーンとしながら「ふぇ?」と声を出す。

 

 

 

「デコピンであれなんだ…じゃあ殴られたらまずいんじゃないの?」

 

「多分骨が陥没しますね〜」

 

「大丈夫、よほどのことがない限り顔は殴らないよ(手加減はちゃんとする)」

 

(他は殴るんだ)

 

 

 

デコピンでチンピラ達を撃退したあと、少女を連れて少し離れることに。

 

 

 

「さっきはありがとうございました。私、阿慈谷(あじたに)ヒフミって言います!16歳です!」

 

「マッシュ・バーンデッド、シャーレの先生だよ。同い年だね」

 

「え、同い年!?」

 

「ヒフミちゃんはなんでここに?ここ普通に危ないよ?」

 

「えっと、探しものがありまして。ペロロ様はみなさんご存知ですか?」

 

「ペロロ…?」

 

 

 

少女が出したのは……ニワトリ?か何かが口にアイスを突っ込まれている人形、はっきり言おう、かわいくはない。

 

 

 

   

「あー!知ってますよ♪モモフレンズ!ペロロちゃん可愛いですよねぇ!私、ミスター・ニコライが好きなんです!」

 

「そう!そうなんです!モモフレンズ!私大好きで!ニコライさんも良いですよね!私、最近出たニコライさんの本!『善悪の彼方』!買えたんですよー、それも初版で!」

 

「テンションたっか…」

 

 

もうそこからはマシンガントーク。

 

 

 

「それで今回はペロロ様の限定グッズが此処に出回ってるって情報が手に入ったので来たんです!それがこれです!」

  

「これ限定生産100個分しかなくって!当時コラボしたアイスメーカーさんが事業縮小しちゃってて再販も望めなくって諦めてたんですが…ようやっと手に入れました!ね?可愛いでしょう?」

 

「ウン、カワイイネ」

 

「でしょ!?流石先生わかってます!」

 

(嘘だな、あの顔は嘘だ)

 

 

 

ほんとは可愛くないと言おうとしたが、何か嫌な予感がしたので黙ったマッシュ。

 

 

 

「あはは…。まぁ、そんな感じでグッズを集めに来たんですけど、先程みたいに絡まれてしまってて。みなさんがいなかったら今頃どうなっていたことか…。」

 

「ん……ヒフミは実際どうなってたと思う?あの時逃げなかったら」

 

 

 

「へ?えっと、そうですね…。

 

…まず、ブラックマーケットに集まる生徒は大きな群れを形成します。

 

そうしないと身を守れませんから。

 

ですのであの場にいた生徒だけが敵戦力の全てである筈がありません。

 

必ず次から次へと増援が来る筈。

 

そうなってくると戦闘が長引いて、騒ぎが大きくなり、騒ぎが大きくなれば、ブラックマーケットの治安機関がやってきます。

 

マーケットガードは違法武装で身を固めているので、普通勝てません。

 

きっとそこで捕まってしまい…と、いう感じですかね。質問の答えになりましたか…?」

 

 

 

「ん……参考になった。…この場所を、随分危険な場所と認識してるんだね」

 

「へ?それは、まあ。連邦生徒会も簡単には手出し出来ない場所のひとつですし…ブラックマーケットだけでも、学園数個分の規模がありますから、その危険性は無視出来ません。

 

企業も色々利権争いしてるらしいですし…専用の金融機関や治安機関まである、一種の自治区ですからね。全部非認可ですけど……あ、先生!この説明で―」

 

 

「――――――――」

 

「気絶してる!?」

 

「あー情報量が多かったよねー」

 

『先生、わかりやすくいうと…ヒフミさんはこの場所をよく知っているって事です』

 

「はっ!いかん気絶していた……ふむふむ…てことは」

 

 

マッシュはヒフミの手を掴んで捕える。

 

 

「…へ?」

 

「ヒフミちゃん、案内よろしく」

 

「ええ!?」

 

「じゃあしゅっぱーつ」

 

「ええぇぇぇ!!?」

 

 

ヒフミはそのままアビドスに連行され、案内をさせられた。

 

 

 

――――――――――――――――

 

 

 

 

アビドス対策委員会とヒフミとマッシュは数時間は歩いていた。

 

 

 

「はぁ…しんど」

 

「おかしいですね…ここまで何も情報が出ないなんて…」

 

「そんなにおかしいの?」

 

「はい……普通、ここに商品を卸すような企業は逆に開き直っているので、変に隠したりしないんです」

 

 

 

ヒフミがあるビルを指差す

 

 

 

「例えばあのビル、あそこは闇銀行です。キヴォトスの犯罪の15%の盗品はあそこに流れているそうで、それを財貨に、武器を仕入れ、その武器で強盗や誘拐をし、またここに流す。この悪循環が、彼処では繰り広げられているそうです」

 

「ひえー…世も末だねぇ」

 

「…銀行が犯罪を煽っているようなものじゃないですか…」

 

「はい。ブラックマーケットにおける銀行、というのは、まさに犯罪組織。その上、先程説明した治安組織もこの闇銀行を支援しているので…。下手な戦力では返り討ちになってしまうため、生徒会も安易に手が出せない領域になっています…」

 

「…アビドスの外では、こんな事になってたんだね」

 

「……何かくる、隠れて」

 

 

マッシュは全員の身を低くさせ、こっそりと覗く。

 

 

そこには異様な程の武器を、ゴテゴテと装着した巨大なオートマタが車を護送している光景。

 

 

 

『…ゴリアテですね…アレが護送………一体なにを…?…あれは…現金輸送車ですね…?』

 

 

対策委員会にとって、見覚えのある車だった…そう、朝にやってきた現金輸送車だ。

 

 

「…あの車って」

 

「…闇銀行に入ってったね」

 

「…ドライバーはいつもの奴だった」

 

「…つまり、私たちが返済した利息は……犯罪組織に使われていた、と」

 

『ま、まだそうハッキリと決まったわけでは…証拠もありませんし、あの輸送車の動きを把握するまでは…』

 

 

 

皆が悩んでいたその時、マッシュが案を思いついた。

 

 

 

「…よし、良い方法がある」

 

「え?」

 

「あの銀行を襲おう」

 

『ええぇ!?』

 

 

まさかの強盗をするとマッシュが言った、それに全員は驚き否定するが、ホシノがその意図を読み取る。

 

 

 

「…!なるほどなるほど……よーし!ねぇ、ヒフミちゃん」

 

「へ、あ、はい!?なんでしょう!」

 

「あぁいうのってさ、どう証拠掴むのがいいかな」

 

「えっと、そうですね。…闇銀行の仕様はわかりませんが、恐らく集金確認の書類を中で書いている筈です。それを確保出来れば証拠にはなると思いますが…

 

「ふーん、なるほどねー…先生、その証拠を盗み出す!ってことだよね?」

 

「その通り、珍しく頭いいでしょ?」

 

「ほんとに!明日は雨じゃないかな」

 

「ひどい……とりあえずシロコちゃん、あれをお願い」

 

「合点」

 

 

 

シロコが袋をガサゴソし始める、ヒフミは『え?え?』となっており、マッシュはこっそり脱ぎ始めた。

 

 

 

「よーしみんなー!準備できたかなー?」

 

「ん、準備完了」

 

『わ、私も被りました!』

 

「は〜い」

 

「いつでもOKよ!…所で先生は?」

 

『お待たせ』

 

「せんせ……い!?」

 

 

 

 

少しの間いなくなっていたマッシュが姿を現す。

 

その姿はいつもの服(仕事用の服)を完全に脱ぎ捨て、黒のトレーニングウェアを着用&裸足…そして顔には

 

 

 

 

「黒光り筋肉団トライセップス、準備完了」

 

 

 

 

あのシュークリームのお面、シュー君を着用していた。

 

 

 

 

「こっっっわ!!」

 

「顔と体が合ってませんね〜」

 

「ん…すごい筋肉」

 

「脱いだらすごいタイプだったか〜…ちょっと恥ずかしいな〜」

 

『………はっ、い、いけないいけない…しっかりしないと』

 

「アヤネちゃん恥ずかしがってる?」

 

『そんなことはありません!!』

 

「あの!ほんとにやるんですか!?」

 

「ヒフミちゃんにはこれを」

 

「これって…」

 

 

「シュー君の彼女、シューちゃん」

 

「彼女いるんだ」

 

「え、あ、えっと……やりますよ!やってやりますよ!うう…生徒会の人たちに合わせる顔がありません…」

 

 

ヒフミは場の勢いにやられ、そのまま一緒に銀行を襲うこととなった。

 

 

「先生。号令を」

 

「うん…では、覆面水着団&シュークリームカップル団」

 

「さっき黒光り筋肉団って言ってませんでした!?というかカップル!?」

 

「今から…あの銀行を襲う、慈悲はなし」

 

『慈悲はなーし!!』

 

「な、なーし!」

 

 

 

元気の良い対策委員会と困惑気味に、それでもしっかり手を上げ答えるヒフミ。

 

 

今から銀行を襲いに行く雰囲気ではないと、この時ヒフミは思ったのであった。

 





次回、金庫死す!デュアルスタンバイ!

早く暴れたくて仕方ないです、早く銀行の壁ぶち破りてぇ。

あの場でマッシュくんがあばれてもよかったのですが、それは次回に回しました。

励みになりますので評価とコメントのほど!どうかお願いします、そして誤字報告も感謝いたします!!活動報告もよろしくね!

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