マッシュル続編決定!!ヒャッッホォォォ!!!
すみません取り乱しました、ものすっごく楽しみで仕方ないですね。夜眠れますかね…
とりあえず本編へ…どうぞ!!
「――アリウスに関して分かっている情報は、この間渡してくれた物で全部…ですか」
『ええ……連邦生徒会の方でもかなり探ってみたのですが、これと言ったものは…』
「無理言っちゃってすみません」
『いえ……我々も最近、アリウスについては色々と考えているので』
美食研究会の一件と、ヒナとの一件の後マッシュは寮の部屋へと戻り、連邦生徒会・首席行政官の七神リンと電話で連絡を取っていた。
『………先生、一つ…お聞きしたいのですが』
「なんでしょう」
『エデンでの一件が終わった後、先生は……その足でアリウス自治区へと向かうおつもりですね?』
「勿論、じゃ無いと何も始まんないな〜と思って」
『あの場所は未だ未知数な部分が多く、何があるのか、そこに滞在している生徒がどれほど強いのか、それもわからない――足を運んだ先生が、命の危機に陥るかも知れないのですよ?』
「大丈夫ですよ、僕強いので」
『強いのは十分に分かっています……ただ…ただ、そうではなく』
「心配してくれてありがとうございます……でも、絶対に足は運びます」
『……どうしても…ですか?』
「どうしてもです―僕が目指すのは」
マッシュは、強く、凛々しく
「みんなのハッピーエンドなんで」
そう言った、その言葉はリンに対して言ったことでもあるが……リンにはそのセリフが、まるで
『……もう少し、アリウスに関して調べてみます―先生も、どうかお気をつけて』
「色々ありがとうございます、それでは………んー…さて……例のアレ、作りますか」
マッシュはとあるものを作るため、一人、徹夜することにした。
「……みんなのハッピーエンド」
マッシュとの電話を終えたリンは一人、自分の今いる部屋の窓から外の景色を見ていた。そこは自分がマッシュに守ってくれと頼んだ都市。
マッシュが言うハッピーエンドはマッシュが守り続けている都市、そこに済んでいる生徒や住民達、その者達を笑顔にすること
「………そのみんなのハッピーエンドに、先生は……マッシュ君は入っているのですか?」
リンは一人、生徒としてしてではなく、年上の先輩として、マッシュのことを心配していた。
―――――――――――――――――――――――
「おはようみんな、今日はシュークリームにシュークリームを挟んだ、シュークリームサンドだよ」
「それって結局ただのシュークリームですよね!?」
「お、朝からいいツッコミだねヒフミちゃん。 けど大丈夫?そんなに大きな声を出して、疲れない?」
「誰のせいでしょうねぇ!?」
「朝から仲がいいな……うん、美味しい」(口元がクリームまみれ)
「こっちもつっこまなきゃだめ?」
「うーん……平常運転、と言うことで……私たちも食べちゃいましょうか♡」
「まあ、お腹は空いたし……」
朝からみんなでシュークリームサンドを食べ、いつものように過ごす補修授業部。アズサはどうやら朝早く起きていたようで、少し眠そう。しかし眠っている時間はない……なぜなら今日は、模擬試験なのだから。
「あ、そういえばアズサちゃん、朝部屋で姿が見えないと思ったら……もうここで勉強を始めていたんですか?」
「うん、陽が昇る前には既に此処で予習、復習をしていた」
「やる気満々だね」
「当然だ、何せ今日も模擬試験がある……だよね、ヒフミ?」
「はい、勿論です、アズサちゃんはその様子ですと、もう模試への準備は万全という感じですね!」
「うん、第二次学力試験まで二日しか残っていないし、いつまでも皆に心配をかける訳にはいかない、そして今回こそ……ッ!」
拳をグッと握り目が燃えているアズサ、そんなアズサの熱意に若干押されるコハルと微笑ましそうにみているハナコとマッシュ。
「す、凄い気合入ってるじゃん……」
「試験範囲の予想問題も、もう何周もしてある、準備は完璧だ」
「っ、わ、私も負けないんだから! 正義実現委員会のエリートの力、見せてあげる!」
「では、私も精一杯頑張るとしましょうか♡」
「みんないい気合いだ……今のうちにタオルを用意しておかないと」
「なぜタオルを?」
「僕の涙腺が限界に達しちゃいそうだから」
「そこまで!?」
ここに来てから表情、と言うか感情が豊かになったマッシュは、きっと補修授業部全員が合格をした日なんてきっと泣くであろう、そんな自覚があった。
そして、いよいよ第三次補習授業部模擬試験の時間がやって来た。
「よし皆、解答用紙と問題用紙は行き渡ったね?」
マッシュが机に座り、自信に満ち溢れている皆を見渡す。
これで模擬試験も三度目、最初と比較すると随分慣れたもので、それぞれの生徒に問題や解答用紙に欠落が無い事を確認する。
「それじゃあ――試験開始」
「っ!」
マッシュの宣言と同時に、補習授業部の面々は一斉にペンを取り、問題用紙を裏返した。
「……うん」
「ふふっ♡」
「こ、これ、知っている筈……えっと、んと、んんん……あっ!」
所々ぎこちないものの、彼女達のペンはすらすらと解答用紙の上を滑って行く。
初日と比べて、ペンを動かすスピードがかなり上がっており、アズサも、コハルも、一度たりとも止まったりはしていなかった。
(――皆さん、以前と比べて手の動きが早くなっています……! これなら、もしかすると!)
(……みんな…成長したね……あれなんだこの気持ち)
マッシュは謎の温もり、いわゆる父性に目覚めかけていたが、本人は知る由もない……そしていよいよ
試験が……終了した。
――――――――――――――――――――
「みんなお疲れ様、……それじゃあ、試験結果を発表するよ?」
「は、はい、お願いしますっ!」
テスト終了後、用紙を回収し採点を行った先生は、その採点結果を見つめながら声を張る。
コハルは心配な思いもあるが、自信もあるといった具合。アズサはいつも通り澄まし顔だが、どこか達成感が見て取れた(ムスンッと言う顔)。ハナコは相変わらず、いい笑顔。
「………第三次補習授業部模擬試験、結果」
『ご…………ゴクリッ』
マッシュは一人一人、試験の結果を発表していく――
「ハナコちゃん・六十九点・合格
アズサちゃん・七十三点・合格
コハルちゃん・六十一点・合格
ヒフミちゃん・七十五点・合格……つまり」
マッシュは腕を上げ、皆の方へと手を向け、グッドサインを作り
「全員……合格」グッ
皆の合格を宣言した。
全員の視線がマッシュの手元に注がれ、教室から音が消えた。
「や――」
そして、ヒフミが震えながら拳を握り締め、爆発するように両手を突き上げ叫ぶ。
「やりましたぁッ!?」
「ほ、本当っ!? 嘘ついてない!?」
「………!」
「あらあら♡」
歓喜の叫びと共に、生徒達がマッシュの元へと集まり解答用紙を一人一人読んで行く。
「凄いです! アズサちゃん、六十点どころか七十点を超えてしまいました! 本当に凄いです! 頑張りましたね……っ!」
「……うん!」
「コハルちゃんも、たったこれだけの期間で合格ラインを越えて来るなんて、凄いです! やりましたっ!」
「ゆ、夢とかじゃないよね……? ほ、本当に……!」
「夢なんかじゃない、これはきちんと皆が頑張った結果だよ」
マッシュそう告げれば、コハルの解答用紙を持つ指が震え、若干涙目になりながらも喜びを噛み締め、拳を突き上げた。
「……あはっ、あははっ! そ、そうよ! こ、これが私の実力なんだからッ! 見たかっ!?」
「はい! これぞ正義実現委員会のエリートです、さすがです! それに、ハナコちゃんも……!」
「……運が良かったですね、うふふっ、良い感じの数字です♡」
ハナコは69点の解答用紙をヒラヒラと見せながら嬉しそうに告げる。
『やりました〜〜!!』とアズサやコハルに抱きつくヒフミ、抱きつかれたことに対し照れているアズサのコハル、そんな光景を見てマッシュは
「みんな、本当によく……」スッ
「ほんとによくがんばったね」(涙ダバー)
「うわぁぁぁぁぁっ!!?」
「せ、先生の目から滝が!」
「泣きそうとは言っていましたが、ここまでとは聞いてませんよ!?」
「た、タオルの意味が無くなっていますね」
「先生、嬉しすぎて死にそうだよ」
「死因が涙の流しすぎで脱水症状を引きおこし、そのまま死亡なんて嫌ですよ!?」
濡れたタオルで顔を押さえながら、マッシュは震えた声を上げ、今思っていることを話す。
「…ハナコちゃんに以前何があったのか、どんなものを抱えているのか、僕にはまだわからない…けれど……それでも、良かった、こうやって、皆で笑って合格点を取れるようになって」
「先生、そこまで――」
「ええ!本当に、本当によかったです!」
「……ごめんなさい、ヒフミちゃん、先生、そしてありがとうございます――そんな風に、真剣になってくれて」
「前の実力を直ぐ取り戻せるよう、私もお手伝いしますから……! 何でも、相談して下さいね……っ!」
「えぇ、ご心配をお掛けしました」
「ズビッ……これからも、頑張ろうね」
「―――はい♡」
この居場所だけは、守りたいと、そう強く思う。
なぜなら、こんなにも暖かい場所を
ハナコは他に知らない、いや、無いと確信しているのだから。
今日の我が家での一件
ナギサ様への反応
『いやぁ……うん、ナギちゃんの言うこともわかる、わかるけどさぁー? どう思う妹よ』
『退学はやりすぎでは?とか思っちゃうけど、私がナギちゃんみたいな立場だったら視野ぐらいには入れちゃう……かも』
補修部達への反応
『ブルアカでエッチって言う単語が出てくるなんてびっくりした……それはそうとハナコちゃん、すっごいね……是非ともそのいけないことを俺』
『弟先生?◯すよ?』
『すみません』
ミカさんへの反応
『めっちゃいい子じゃん……え、もうお姫様じゃん』
『いいね〜こう言う子は大好きだよ〜、平和のために動くとか……本当にいい子じゃん、ね?お兄!』
『……うん、いい子なのは……そうだね』
とまぁこんな感じでした、妹先生はゲヘナガチ恋勢なので……これからがすごく心配です。
百花繚乱後に見たい話
-
まだ交流がない生徒との話
-
アイデェア箱から選んだお話
-
ラビット2章
-
愛が重い生徒との話