ダンジョンで飯を食うのは間違っているだろうか? 作:超高校級の切望
前回のあらすじ
リリウス「誇れ、お前は強い」
派手に破壊しすぎた。
幸いジャガーノートは現れなかったが興奮したモンスターが暴れ回っていたので全て殺し尽くし、18階層へ戻る。
「………勝ったのか?」
「ああ」
「…………そうかよ」
リヴィラの門で待っていたベートはそう言うと踵を返す。
「べ、ベートさん! まだ治療が終わってません!」
と、慌ててやってきたのは眼鏡の少女。微かな薬の匂いに、この魔力……サポーター兼
「うるせえ。こんな怪我大したことねえよ」
「怪我を甘く見るなベート。俺も甘く見て、骨や筋肉が変なくっつき方して
「「……………」」
マジか此奴、みたいな目で見てくる2人。
「そ、そうならないように治療しましょうベートさん!」
「…………………」
リリウスは少女とベートを交互に見て、首を傾げる。
「浮気か、ベート」
「え!? お二人はそういう関係なんですか!?」
「何でだバカ女! てか、何で浮気とか言いやがる!」
「セレニアが浮気してないか見張れと」
因みに報酬に現在世話になっている村の作物を送ってくれるらしい。
「────」
リリウスの口から出た名前に、目を見開き固まるベート。
「………目を、覚ましたのか?」
「? そういえば、リハビリがどうこう言ってたな」
「…………セレニア?」
誰のことだろうと首を傾げる少女。ベートはしかし、グッと奥歯を噛みしめる。
「関係ねえ。どうせ、もう会うこともねえ、女だ」
「戻ってくるつもりって言ってたぞ」
「ああ!? ふざけんな、なんだそれは!」
ベートは思わず叫んだ。
「あんな目に遭いながら! 死にかけて、一生目を覚まさなかったかもしれねえのに!!」
「………………」
「弱えやつが
「…………それはきっと、お前の今の思いが
「────!!」
リリウスの言葉にベートは目を見開く。
「勝手なんてほざくなよ、ベート・ローガ。それは、俺達にだって言えることだ」
「……………チッ」
ベートは舌打ちして背を向けた。苛立つようにズンズン歩く。
「あの、セレニアさんって………?」
「ベートの恋人」
ガーン、とショックを受ける少女。
「で、でもベートさんは強い女の人が好きで………」
「【ヴィーザル・ファミリア】は訪竜問題やクソ精霊の対応もしていて、団長はLv.4でも上位だ。お前のところのLv.4で、見た限り彼奴より強いやつは居ない」
あの猫が迫るぐらいか。なんかあの地味な男が近くにいる時強くなってるけど………。
「べ、ベートさんはアイズさんが………」
「? それはない。ベートがアイズに惚れるのは
「絶対、ですか?」
「ん、絶対………彼奴、絶対妹居たから」
多分、死んでるけど。じゃあアイズに向けてる感情は理想だろう………才能があり、強さを求める彼女の在り方が
「ベートはまだセレニアが好きだな」
「わ、私はどうすれば…………」
「………第二夫人?」
リリウスが少し考え答えを出した時、慌てた様子で走ってくるラウル。
「リーネ、急患っす!」
「は、はい!」
治癒魔法を持つリーネが呼ばれた。
怪我人が運び込まれたらしい。リリウスはラウルから微かに感じる血の匂いに、灰色の魔女を思い出す。
怪我人はベルらしい。
慌てて走るリーネ達の後をてってってっとついて行くリリウス。
人垣はリリウスを避けるので進みやすい。
まず見えたのはアリーゼとリュー。
寝かされた白髪のベルは、全身凍傷だらけで体温で一切溶けない霜が張っている。これは、精霊の魔力?
リリウスが精霊の気配を探る。後ろからした。匂いはない……。
「………………」
「………………」
振り返った先には、2人の少女。片方は幼女………少女の陰に隠れこちらを見ている。
「…………お久しぶりです、兄様」
ベル君、原作より早めの18階層到達。何があったかは次回
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