ダンジョンで飯を食うのは間違っているだろうか?   作:超高校級の切望

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後悔をしない選択(進撃コラボ)

 【ガネーシャ・ファミリア】団長、【象神の杖(アンクーシャ)】シャクティ・ヴァルマ。

 

 妹と同じLv.6であり、妹と異なり純粋な前衛。

 弱点さえ見つければ巨人程度に後れは取らない。

 

 巨人をあっという間に駆逐していく。

 

「…………凄いな、あんた。まるでリヴァイ兵長だ」

「ああ、巨人をこんな簡単に…………」

「私からすれば、スキルや魔法もなく飛び回れるお前達も十分凄いが………」

 

 ダンジョンなどではかなり有用かもしれない。尤も、ダンジョンの悪意が強くなる中層、下層ではアンカーを刺した場所からモンスターが生まれる可能性はあるが。

 

「しかし、巨人と戦う組織か…………」

 

 恩恵もなく、あの巨大な怪物に挑むなど果たして出来るだろうか?

 

 それが人類を守るためなら、自分や妹は迷わないが………リリウスは別の生物を常に恐れて生きるなんてごめんだと巨人と戦いそうだな。

 

「どうした?」

「いいや、私の知り合いは、お前たちの世界に生まれても巨人を殺すために調査兵団に入りそうだな、と……」

「へぇ…………エレンみたいな奴だな」

「エレン?」

「凄いやつだよ、彼奴は。どんな目に遭っても諦めないで、戦い続けるんだ」

 

 仲の良い友なのだろう。シャクティはそうか、と笑う。信頼できる仲間がいるほど心強い事はないと、冒険者なら誰でも知っている。例外は【フレイヤ・ファミリア】ぐらいだ。そこだって暗黒期には最低限足並みを揃えていた。

 

「来ているといいな、お前の友も」

「ああ………そうだな」

「うん。エレンが来てくれていたら、助かるね」

「どうしたベルトルト? そんなにエレンに頼りきりだったか?」

 

 ははは、と笑うライナーにベルトルトはう、うんと煮え切らない反応をする。

 

 

 

 

 

 その頃のエレン・イェーガー。

 

 モンスターと巨人の群と戦っていた。相当な数が来ているのか、きりが無い。

 

「この巨人達、何かおかしい。見つかれば襲ってくるのは変わらないけど……」

「この大移動、僕達を目指してない。まるで、森の外に向かっているような…………まさか!」

 

 巨人を良く知る調査兵団達の言葉にガネーシャは巨人の目指す方向を見る。

 

「狙いは、街か!」

「はい、恐らく。巨人は多数の人間に反応して、そこに集まる」

 

 この場にいるより大人数の人間に反応している。そしてそれは、アグリスの街。

 

「それって…………!」

「街には壁があるとは言え、あの数では………常駐している戦力だけでは押し切られる! 急げお前達!」

 

 モンスター蔓延るこの世界では当然モンスターから守る為に村でも柵を作り、街なら壁を作られる。

 

 オラリオにほど近いここは当然、バベルが突破された時に襲われる可能性があるのだから高い壁を擁しているが………。

 

調教師(テイマー)と竜を連れてくるべきだったかな」

「後悔はあと! 巨人共より早くたどり着けええ!!」

 

 ガネーシャの言葉に眷族達は即座に行動に移す。反応が早い。まだ行方が分からない仲間がいるのに、迷いなく駆け出した。

 

 

 

「巨人共の動きが………」

「狙いは街か。俺達を見つけたら俺達を優先するが………」

 

 この会話がなされながら、物凄い速度で巨人の数が減っていく。

 

 巨人の血肉が舞う中空中を走る銀と黒の線。

 リリウスが張った鎖にリヴァイが足をかけリリウスが引っ張られるように巨人の噛みつきを避けたかと思えば、リリウスがリヴァイの伸ばしたワイヤーを掴み空中で軌道を変えたリヴァイが巨人の首を削いでいく。

 

 一見息ぴったりな2人だが、息を合わせているわけではない。此奴はこの程度なら対処出来るだろと好き勝手動いている結果、巨人を蹂躙しているのだ。

 

「チビオヤジ、巨人の倒し方をお前が教えてこい」

「この数を一人で相手する気かチビガキ」

「ああ」

 

 リヴァイはその言葉に目を細める。

 

「お前はこの世界の最強だったな。これまで進んできた道に、後悔はあったか?」

「あ?」

「どうすれば、進める。俺には解らない。 ずっとそうだ…自分の力を信じても…信頼に足る仲間の選択を信じても…結果は誰にもわからなかった…」

 

 ましてや出会ったばかりの相手に伝言を任せるなんて…………そこに後悔はないのか。

 

「あったに決まってんだろ」

 

 もっと早くその手を取り守ってやるべきだった相手が居る。

 殺さないで済ませたかった相手がいる。

 やり直せたならきっと違う道を選んでいたことは沢山ある。

 

「だけど、()()()()()()()()()()

「………………」

「人類を救うなら、巨人をいくら殺そうが結末にたどり着かねえ。巨人をこの世から消した後、改めて考えりゃいい」

 

 それでもきっと、あの時はと思い続けるのだろうが。

 

「ただ進み続けろ。立ち止まった結果の後悔よりはマシだろ」

「そうだな…………ここは任せた、()()()()

「街は任せたぞ()()()()

 

 リヴァイがある程度離れると、リリウスは毒風を巨人共に叩きつける。

 

 毒で動けなくなった巨人達は………()()()()()()()()()

 

 何かに見られている感覚。

 視線だけを感じる。それが、巨人を作り替えている。

 

 灼熱を放ち氷結に耐える固体。

 

 鋼鉄より遥かに硬い鎧を纏う個体。

 

 獣のような足で速度をます個体。

 

 ここに居ないままここを見る何かに作り変えられていく。まあ………

 

「だからなんだって話だ」

 

 灼熱を放つ? 熱もろとも凍りつかせる。

 

 鋼鉄より硬い? だから何だ。

 

 獣のような速度? それでも遅い。

 

「こいよ巨人共。駆逐してやる」

 


 

始祖の巨人、めっちゃ頑張って巨人改造する、の巻。

まあ硬質化能力持つ超大型量産よりは楽かもね。頑張れユミルちゃん。

 

 

 

Q.もしリリウスがエレンと前情報無しで出会ったら?

A.中のデケェ害虫ごとぶっ殺します。巨人の王だからね。

近くに他の誰かがいれば話に応じるし、ガネーシャと違いいない誰かを見てないから殺されないけど。

 

Q.リリウスが進撃世界に生まれてたら?

A.エレンやアルミンと気が合います。ただ最終決戦の時点ではエレン寄りで、アルミン達の邪魔はしないけどエレンを止めない。そんな自分を半端者として中央から離れて隠居しながらエレンを助けなかったという理由で敵視するイェーガー派の過激派を殺しながら余生を過ごす。

エイプリルフール、皆が見たい嘘は?

  • バーサーカーリリウス(/Zero)
  • 英雄派リリウス(ハイスクールD×D)
  • 冒険者リリウス(このすば)
  • 死に戻らないリリウス(リゼロ)
  • 魔物リリウス(ガッシュ)相棒エピさん
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