ダンジョンで飯を食うのは間違っているだろうか?   作:超高校級の切望

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研究成果

前回のあらすじ(大嘘)!

 

神様の手違いにより死んでしまったリリウスは腹一杯食いたいと言ったら作物を育てる事ができる万能農具を授かり異世界で農家をする事に。

ルールーシー「この辺りって、死の森って呼ばれてた森だったと思うのだけど何か知らないかしら?」

リリウス「ひははい、モグモグ」

 

リリウス 更地にて畑を耕す。デスゴールとは違うのだよ。

 

(元)死の森の動物達 身の程を弁えた個体はリリウスのペットになった

 

死の森 大樹を残して食い尽くされる。こいつからすりゃ某グルメ漫画のデスゴール。

 

ドラゴン 引いた

 

魔王国 引いた

 

ワイバーン 美味しい

 

万能農具 槍になる機会は訪れるのだろうか。

 


 

「任せたぞ俺達」

「ああ」

 

 ひとまず救出した冒険者達はリリウスの白の芸術(アルスワイス)が地上に運ぶ。同じ氷属性の技をノエルも真似しようとしたが氷の人形を作るのがせいぜいだった。

 

「よかった………」

 

 運ばれていく冒険者達に安堵するウィーネ。自分がこの場所にいるよりもよほど不安そうだった。

 

「つくづく調子が狂うぜ。モンスターが人助けなんざ聞いたことがねえぜ」

「言わなかったか?」

 

 因みにリリウスはフィアに助けられたことがある。2度ほど。

 

 

 

 

 

「逃げられたぁ〜?」

 

 ウィーネとノエルに逃げられたと聞いたミュラーは呆れたように声を漏らす。

 

「も、申し訳ありません!!」

「えぇ、どうするのぉ? 僕こーいうの専門外だからわかんないけど……ふつーにヤバい状況でしょ?」

 

 この場を知られ、しかも敵は配置したモンスターを苦もなく突破してくる実力者。対してこちらは人質に出来そうだった少女達を取り逃がした。

 

「あまつさえ、捕らえていた冒険者まで解放を…!」

「それもー駄目じゃん。侵入者はすこぶる強いみたいだし…………よし、逃げよう」

 

 大きくため息を吐いた後、特に躊躇うことなく言い切るミュラー。あまりに自然に言うものだから、部下は理解するのに数秒遅れた。

 

「研究資料、全部まとめてー。持っていけないものは処理しちゃって、完全撤収。急いでー」

「お、お待ちください! 我々にはこの領域を与えられた責務が!?」

「侵入者を許して瓦解している時点で責務なんて笑わせないでよ。それに僕の(ここ)が残っていれば、研究は続けられるし………」

「っ!?」

「だからさ、必要なものを外に逃がす時間、稼いでよ。例の『研究成果』、全部使っちゃっていいからさぁ」

「ま、まさか!?」

「未完成だけど、いいでしょ。ついでに、情報(データ)もとっちゃおうよ」

 

 

 

 

「もぐもぐ…………」

「なんか妙なモンスターだったな」

「もんふふぁわもんふぁふぁ」

「喰うか喋るかどっちかにしろ」

「もぐもぐもぐ、もぐもぐ」

「オレの言い方が悪かったな。食うの止めろ」

 

 ベートの言葉にリリウスはゴクンと口の中のモンスターの肉を飲み込む。

 

「モンスターはモンスターだろ。なんか、混じってたけど」

「その混じってるのが普通じゃねえんだよ」

 

 先程までの同種での融合も普通ならありえないが、食人花は普通じゃないので良しとしよう。だが今のはダンジョンのモンスター、コボルトと食人花が混ざっていた。

 

 小型級の素早さと大型級の攻防。

 

 雷の速度で駆け抜け階層主を超える力を持ち超耐久のリリウスに瞬殺された。

 

 とはいえ単体性能としてはLv.4に届かない程度のLv.3といったところか。数も揃えれば上位派閥にとっても厄介になるだろう。

 

「もぐもぐ……」

 

 リリウスからすれば餌だが。と、リリウスは不意に顔を上げる。ベートの耳もピクリと動き、2人同時にスン、と鼻を鳴らし、同じ方向に視線を向ける。

 

 大きいのと小さいのが同じ動きしたら可愛いよね、とセレニアは思った。

恒例、100話区切りの特別編

  • リリウス、グルメ時代に立つ(トリコ)
  • マクールの竜退治(幼年期の冒険)
  • 迷宮偶像(アイドル)
  • 平行交差(原作時空)
  • 問題児たちがオラリオに来るそうです
  • リリウスは使い魔(ゼロ魔)
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