明るく元気な緑谷出久が見たい!そんな欲望に負けて書いてしまいました。
蝉がジンジンと泣く蒸し暑いとある夏の日。
僕は近所で有名なとある神社の本堂の陰でただ一人泣いていた。
「うぅ··········痛いよ」
僕の名前は緑谷出久。5歳の無個性の男の子だ。 僕は今体中に軽い火傷を負っている。
これは幼馴染の爆轟勝己ことカっちゃんの個性、爆破によって負わされたものだ。
カっちゃんがいじめていた子を助けようとしたんだけど全然歯が立たず返り討ちに合い
ボロボロにされてしまった。家に帰る気にもなれず僕はこの神社の本堂の
陰で一人座り込んでいた。
「僕にも個性があったらな········僕はやっぱり····ヒーローには············」
そんな負の感情に頭が支配されそうになったその時、とある動物の鳴き声らしき
音が聞こえた。
「コーン!」
「ん?」
僕は涙を拭って横を見る。するとそこにいったのはオレンジの模様と
黄色い瞳が特徴的な白い狐がいた。狐は僕のそばにより心配そうな
目線を僕に向けてきた。
「コーンコーン」
「君は··········狐?」
僕の手は自然と狐の頭の上に乗っかる。そして少し撫でてあげると狐はコンコンと
嬉しそうに鳴いた。狐の反応を見た僕の表情は自然と笑顔になる。
「ハハハ··········可愛いな。って痛たた··········」
ああ··········でも体が痛い。とりあえず帰って傷を··········。
「どうやらお困りの様だな」
「え?」
「コーン!」
僕たちの前にどこからかタキシードを着た男の人が現れた。
すると狐は嬉しそうに鳴きながら
その男の人の足元に駆け寄る。その男の人は軽く狐の頭を撫でた。そして
僕の方へと目線を向ける。
「体··········痛むのか?」
「は、はい·······少し」
「治してやるよ」
、パチン
その時、男の人が指を鳴らした瞬間何処からか鐘の音が鳴り響いた。
そして僕の体が突然光の包み込まれる。
「え!?何!?」
僕は驚いて少しパニックなった。けどその光はすぐに消え去った。そして僕は
今の自分の体に驚愕する。
「え!?傷が全部治ってる!?」
痛みが全然ない?僕は自分の体を両手で触り確認した。
けどどこにも傷がない。これがこの人の個性?そんな疑問で頭がいっぱいになったが
僕はすぐにハッとなりその人に頭を下げる。
「あ、ありがとうございます!えっとこれがあなたの個性ですか?」
「いや残念ながら違うな。俺は浮世英寿·················神様だ」
「コ~ン!」
「え··············え~~~~~~~!!!???」
その後僕と英寿さんと神社の本堂の近くにある狐の御神体が祀られてる祠の前で
話すことに。そこで僕は英寿さんの素性を少し教えてもらった
「ってことは英寿さんは超常黎明期よりも以前の時代から
ここにいるってことですか?」
「ああ。ずっとここでコンと一緒にこの世界を見守っている。
まあ結構のんびりできていいものだぞ」
そう言いながら英寿さんはコンの頭を優しく撫でた。
浮世英寿。この人はひと時代前の人で今はここで神様をやっているらしい。
僕も最初は信じられなかったが、この人は僕の前で突然水をワインに変えたり
そこら辺の石をパンに変えたりしたものだから信じるしかなかった。だって個性に
しては色々万能すぎる!
「で?出久はどうしてそんなところで泣いていたんだ?」
「実は·····って、わ!?」
僕がそのことを話そうとしたその時、僕たちの背後の地面が光り出した。
そしてその光から魔法陣が現れた。そしてその魔法陣から紫色の装束に身を纏った
謎の人間?と大きなバッタが現れた。
「ヤッホー英寿!久しぶりに会いにきっちゃった!」
「ホッパー!」
「ああ。久しぶりだなクロスウィザード」
「コーン!」
「うわ!?な、なんだろうこの人?」
これが僕の人生を大きく変えることとなった大きな出会い。
創生の神、浮世英寿と奇跡の生命体ケミーとの運命の出会いだった。
クロスウィザードは可愛い!ギーツケミーも可愛い!白上フブキはもっとかわいい!!
ゴホン。失礼、取り乱してしまいました。あとガッチャード大好きです。
宝太郎の前向きな姿勢にいつも元気をもらってます。