僕のガッチャアカデミア!   作:0101シュート

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事件のその後

前回までの僕のガッチャアカデミアは!

緑谷出久こと仮面ライダーガッチャードが邪悪なマルガムと化した

ステインを打ち倒すためガッチャを共鳴させた飯田と轟とガッチャンコ!!

それにより新たな力を手に入れたガッチャードたちは見事ステインを

打ち倒すことに成功したのだった!!

 

 

 

 

 

ステインがガッチャードたちの必殺技を受け夜の街に落ちていく。

そして奴は地面に落ちそのまま倒れて動かなくなった。

それを見たガッチャードはガッツポーズを取った!

 

「よし!」

 

「「「ガッチャ!!」」」

 

ベルトの中でカード状態の飯田と轟も声を上げるのだった。

 

「おーい!!出久~!!」

 

 

その時街を揺らすほどの足音と鳴き声と共に向こうから巨大な

体を持った存在が現れた。そうエックスレックスとその頭の上に乗っている

クロスウィザードがその場に駆けつけたのだ。その道中で民間人

エックスレックスがガッチャードの目の前で足を止めると彼女が

彼の頭から飛び降りる。そしてガッチャードの所へと歩いた。

 

「出久···········その姿············」

 

「うん!これが僕自身が生み出した全く新しい錬金!

僕の夢を形にした新し力だよ!この錬金術はガッチャを持ち

僕と友情を築いたヒーローを一時的にケミー化してその力を借りる

ことが出来るんだ」

 

「す、すごい·····すごいよ!出久!!宝太郎やデイブレイクとは違った進化を

遂げたんだね!」

 

『おーい。盛り上がっている所悪いが』

 

『そろそろ僕たちを出してくれないか?』

 

「あ!ごめんね二人とも」

 

ガッチャードは急いでベルトからカードを取り出す。するとカードが

光り輝き二人の姿がその場に出現した。そしてガッチャードも

変身解除され出久の姿に戻る。

すると飯田が彼らに向かって頭を下げる。

 

「二人とも!身勝手な行動して心配させてしまって本当に申し訳なかった!

そしてありがとう!!君たちのおかげで僕は自分の道を見つけられたよ」

 

「うん。飯田君が無事でよかったよ!あと君も見つけたんだね!

自分だけの最高のガッチャを!!」

 

「ああ!インゲ二ウムを受け継いで兄さんのように迷子の手を引いてあげれる

最高のヒーローになる!これが僕のガッチャだ!!」

 

「フフフ·······いいガッチャじゃねぇか飯田」

 

「そうだね!二人とも!自身のガッチャを胸に目指そう!

僕たちだけにしかなれない最高のヒーローに!!」

 

「「おう!!」」

 

三人はそれぞれの最高のガッチャを胸に互いの拳を合わせた。

緑谷出久の夢。すべてのヒーローを友達にしてオールマイトを超える

大物ヒーロー。その夢の一部を形にしたかのような光景がその場に広がるのだった。

 

 

 

「うう··············」

 

その時倒れたステインに異変が起こる。ステインの体から

真っ黒で丸い生物が飛び出てきた。それは地面に落ち力なくはいずりながら

移動している。そしてステインの体が元の人間の姿に戻った。

出久はブランクのケミーカードを掲げその生物をカードに入れる。

しかしカードはすぐに色を失いその生物は生命活動を停止させた。

 

「これ··············ケミーなの?」

 

「見せて出久」

 

クロスウィザードは出久からカードをまじまじと見つめた。

 

「なんだこのケミー··············見たことがない」

 

「クロっち·······一体それ何なの?」

 

「わからない·······僕ちょっと今からこれ八百万家の研究施設に

持って行ってみるよ。あそこの設備で解析したら色々わかるかも」

 

「わかった。お願いね」

 

クロスウィザードは転移魔法を使ってその場から去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後その場にエンデヴァーとグラントリノ、警察が駆けつけた。

そしてステインは拘束され連行される。その連行される前に

ステインは意識を取り戻し飯田に話しかけた。

 

「おい。インゲ二ウムを名乗った小僧」

 

「ステイン··············」

 

「お前の粛清の件はしばらく保留にしておいてやる。

緑谷出久の言う通りお前はもしかしたら素質があるのかもしれない。

だが勘違いするな!お前がもしまたヒーローとして相応しくないような

行動を取ったら真っ先にお前の息の根を止めに行く!ゆめゆめ忘れぬことだ」

 

「ッ!く·············わかった。肝に銘じておく」

 

飯田はそう言いながら拳を握り締め奴を見送ったのだった。

兄を再起不能にさせた奴への怒りやその言葉に対する少しのうれしさなのど

様々な感情が彼の胸に去来した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え~ん······ショー君どこに行っちゃたの······?」

 

ラミィは手負いのヒーローネイティブに肩を貸しながら

彼を探していたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日。緑谷出久は轟と飯田が入院している病院にグラントリノとともに

訪れた。2人のいる部屋を訪れるとそこにはラミィと飯田の職業体験先の

ヒーロー、マニュアルもいた。全員で少し話しているとその部屋に警察関係者

が入ってくる。その人は犬のような顔を持った刑事、面構犬嗣。

彼は『腰掛けたままで結構だワン』と言って話を始めた。

 

 

「超常黎明期、警察は統率と規格を重要視し個性を武に用いない事とした。

そして、ヒーローはその穴を埋める形で台頭してきた職だワン。

個人の武力行使、容易に人を殺められる力。本来なら糾弾されて然るべきこれらが公に認められているのは、

先人たちがモラルやルールをしっかり遵守してきたからなんだワン。資格未取得者が保護管理者の

指示なく個性で危害を加えたこと。たとえ相手がヒーロー殺しであろうともこれは立派な規則違反だワン。

轟君。君に関してはあの場に監督者である雪花ラミィがいたから問題はないワン。だが············

君たち2人とプロヒーローのマニュアル、グラントリノ。この四人には厳正な処分が下さなければならない。

特に緑谷出久君。君の戦いはもテレビで大々的に報道されてしまっているワン。これはもう隠すことなどできない」

 

「待ってくださいよ!!」

 

その時轟が立ち上がる。

 

「ちょ、ちょっとショー君」

 

「飯田が動いてなきゃネイティブさんが殺されてた。緑谷が来なけりゃ俺たちは

皆殺しにされてた!誰もがヒーロー殺しの出現に気付いてなかった!

なのに規則守って見殺しにするべきだったっておかしいだろ!」

 

「結果オーライであれば規則などウヤムヤで良いと?」

 

「ッ!人を救けるのがヒーローの······」

 

「轟君。もうやめてくれ」

 

その時飯田が轟を静止した。彼はベットから立ち上がり面構に目を向ける。

 

「飯田··············お前」

 

「すべて僕の責任です。ですからお願いします」

 

すると飯田は額を床にこすりつけるように土下座し始めた。

 

「僕の処分だけでどうかこの件を終わらせてください!

マニュアルさんは何も悪くありません。そしてもとはと言えば

僕があんな行為をしなければ緑谷君はステインと戦うこともなかった。

だから罰を受けるのは僕だけでいい··············だからお願いします·······!!」

 

「飯田君。まだ話は終わってないワン」

 

「え?」

 

「まず緑谷君の件に関してだが·······昨日の夜グラントリノから事情を

聞いたんだワン。緑谷君があの場に駆けつけたのは自分が

行くように指示を出したからだと。緑谷君はグラントリノの指示で

あの場に駆けつけた。ということで····························」

 

「小僧の件はワシのしばらくのヒーロー活動の謹慎ということで決着がついた」

 

「え!?グラントリノ!?」

 

「ということで小僧お前の職業体験は今日で終わりだ。すまんな」

 

「そ、そんな!でも僕だって··················」

 

「緑谷君」

 

その時面構が出久の横に立ち彼にだけ聞こえる声で話かけた。

 

『グラントリノは君の未来を守るために私にそう言って来たんだ。

彼のその想いを無駄に欲しくないワンよ?』

 

「う······················」

 

面構は片膝をつき、飯田の目を真っ直ぐに見つめながら語りかけた。

 

「飯田君。君はどうやら心から反省しているようだワンね。君に関しては、まだもみ消しができちゃうんだワン。テレビで放送された映像には君の姿は映っていない。目撃者もほとんどいない。

私としても、若者の偉大なる過ちにケチをつけたくないんだワン。だから、飯田君。今後、同じ過ちを繰り返さないと誓えるかワン?」

 

その言葉に、飯田は涙を堪えきれず、額を再び床につけながら震える声で応えた。

 

「どうかお願い致します!絶対に、二度としません!」

 

「うん。わかったワン」

 

こうしてこの話は決着がついたのであった。

 

 

 

 

 

その後出久はグラントリノの元で職業体験が行えなくなってしまい彼の職業体験は

終了となってしまったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜轟は退院。雪花ラミィが所属している姫森事務所の

宿舎施設に戻った。言い忘れていたが轟は職業体験席に姫森財閥

所属ヒーロー事務所を選んでいたのだ。

その宿舎施設は、まるで高級リゾートのように豪華で、広々とした部屋のほか、

屋内外のプール、ジム、バーまでもが併設されていた。

 

 

 

 

 

夜のプールサイドでは、星空とオレンジ色のライトが穏やかに輝き、静かな夜風が水面を撫でていた。

ラミィは轟の目の前で、指先から粒子状の氷を放ちながら円を描いた。氷の粒子はふわりと宙に浮かび、光を反射して美しい輝きを放つ。さらに指先で花の形を描くと、粒子状の氷が形を成し、夜空に咲くような輝く花となった。

 

「ほらショー君もやってみて!」

 

「うん!」

 

轟は右手の指先から氷を放ちながら宙に円を描こうとした。しかし、指先から出てきたのは粒子ではなく小さな氷のつぶて。ポトポトと音を立てて地面に落ちるそれを見て、轟は悔しそうに眉をひそめた。

 

「う············できないな············」

 

「ショー君は大きな氷結は作れるけどこういう風に粒子状の氷を

作るのは苦手なんだね」

 

「くそ············ラミィさん!もう一回見せて!俺それできるようになりたい!」

 

「いいけど············どうしてそんなにできるようになりたいの?」

 

「だってラミィさんのそれを見た人たちはみんな笑顔になるだろ?

俺オールマイトみたいにみんなを笑顔にするヒーローを目指しているんだ。

だからこれで俺もみんなを笑顔にしたい」

 

「そっか············よし!じゃあできるまでラミィが指導してあげる!

って!ちょっとシシロン!何撮ってんの!?」

 

獅白ぼたんがプールサイドのデッキチェアに寝転がりながら

スマホを構えていた。

 

「え?いいじゃん別に。この映像きっとネットでバズるよ」

 

「えー?ん~。まあ別にいいけどさ」

 

「お~い!!皆さんシフォンケーキ作ったんすけど

どうですか~!?」

 

「あ!砂藤待ってました!早く二人とも行こう」

 

「ちょっと待ってよシシロン。ショー君はやく行こ?」

 

「うん!」

 

 

その後轟と同じくここに職業体験に来ていた砂藤の作ったシフォンケーキが

みんなに振舞われる。そのケーキはとてもおいしかったそうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

次回、久しぶりの登校。そして爆豪が復学。

 

 

 

 

 

 

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