僕のガッチャアカデミア!   作:0101シュート

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久しぶりの登校

前回までの僕のガッチャアカデミアは!!

保須事件の翌日。緑谷出久達が病院で警察関係者とガッチャンコ!

ステインの戦闘の件について言及されてしまったのだが

なんとか3人ともお咎めなしということで話は決着!

そして一週間の職業体験は終わりを迎え今日から授業が再開するのだった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雄英高校への通学路。緑谷出久はその道を歩きながら少しだけソワソワ

していた。

 

(カっちゃんが··········カっちゃん今日学校に来るらしいけど··········)

 

前日彼に八百万家から連絡があり爆豪が目を覚ましたらしい。

そして今日彼は登校するとのことだ。出久は今日彼と

再会するということで少しだけ緊張しているのだ。前回彼と最後に

会ったのは彼の夢の世界。その世界で彼は爆豪を完膚なきまでに

叩き潰した。正直彼と会うのは気まずくて仕方がない。しかし··········

 

(しっかりしろ僕!僕はカっちゃんとちゃんと向き合うんだ!

どんなに時間が掛かっても僕は彼と友達に!)

 

彼の覚悟はとっくに決まっていたのだった。

 

 

 

 

そして昨日。爆豪の元へと言っていたケミー達が出久の元へと

訪れた。何やら彼らは爆豪の元に行きたいらしい。出久は

少し寂しがりながらも彼らの思いを尊重したのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「みんなおはよう!」

 

出久は元気よく声を上げながら教室の扉を開いた。

そして少し教室を見渡してみるが爆豪の姿はそこにはなかった。

恐らくまだ登校していないのだろう。そんなことを考えていると

上鳴が出久に声をかけた。

 

「おはよう緑谷!お前また大活躍したみたいだな」

 

「上鳴君おはよう!いや~。保須市では色々あってさ」

 

「いや。そっちもそうだけど俺が話してんのはこっちのこと」

 

上鳴はそういって自身の持っていたスマホの画面を出久に見せた。

そこに映っていたのはこの前スバルやフブキと共に出演した

ゲームと雑談のholoXによる生配信企画の動画のサムネイルだった。

出久はあ~と納得するように声を漏らした。

 

「お前すごいな!この日の同接ランキング一位だぜ」

 

「え!?そうなの!?」

 

「いや~実は俺も職業体験先であるファンタジー事務所の

配信に参加させてもらったけどお前のとこの同接数に

結構差を付けられて負けちまった」

 

「ファンタジー事務所って白銀ノエルさんとかがいる場所だよね?」

 

「そうそう。あ!そういえばお前のノエルさんが言ってたぜ。

次お前にあったら絶対潰すって」

 

「え!?なんで!?」

 

「だってお前ホロライブの大空スバルの頬と尻を事故とは言え

しっかり触ったろ?」

 

「あ············!?」

 

「その光景が写ってる動画を偶然ネットで見つけた団長さ。

怒り狂って『私まだ触ったことないのにー!!』って。

だからもし次会ったときは覚悟することだな。あの人生粋の

アヒージョだから」

 

「そ、そんなー············」

 

明らかな八つ当たりに落胆し彼は肩を落とした。

 

「はあ~。お前らいいなー。アイドル系のヒーローたちと

そんな風に関われて」

 

「クソ!なんでお前らばっかりいい思いしてんだよ!?

オイラは職業体験先で女の恐ろしさを知ったてのに!!」

 

二人の会話を聞いて羨ましがる実はドルオタの瀬呂範太と

女好きの峰田実。峰田はマウントレディの所に行って

そこで彼女にこき使われまくったとか。

 

「ああ。アイドル系ヒーローと言えば轟もそうだったな。

なあ轟!」

 

上鳴が轟の席に向かって声をかける。そして彼を手招きして

こっちに来させた。

 

「お前なんであそこ選んだんだ?俺はてっきりもっと

実力のあるヒーローのとこに行くのかと」

 

「ああ··············ラミィさん·······俺の従姉があそこで活動してるんだけど

俺はあの人から学びたいことがあって··············」

 

「噓付け!!どうせお前も女目当てだろ!?」

 

「峰田君·······血涙が出てる··············」

 

「醜い涙だなおい」

 

「うるせぇ上鳴!!轟と緑谷はともかくなんで

お前までアイドルと仲良くなってだよ。おかしいだろ!?」

 

「·····メチャクチャ言うなお前。まああれだよ。

その·····俺の彼女の母親がそこの事務所のヒーローでさ」

 

「ハア·········もういいってお前の空想上の彼女の話は·········」

 

「しばくぞお前·········(怒)」

 

今の発言に少しムッとした上鳴。その時芦戸たち女子陣たちが

上鳴の発言に食いついた。

 

「え!?上鳴って彼女いるの!?」

 

「どんな人どんな人!?」

 

上鳴の所に女子たちがわらわらと集まり始める。

 

「な、なんだよみんな急に?」

 

「彼女いるって今言ったっしょ!?どんな人なの?

写真とかあったら見せてよ!」

 

「私も見たーい!」

 

「ウチもちょっと興味あるかな」

 

「そうだ!オイラたちに見せろ!じゃなきゃオイラは信じない!!」

 

「え~。しょ、しょうがねぇな///」

 

上鳴は恥ずかしそうにそう言ってスマホをいじり始める。そして

スマホの画面をみんなに見せた。

そこに写っていたのは雄英高校体育祭の時の上鳴とその両端に

ピンク色の髪に水色のメッシュが入っているのが特徴の

ツインテールの少女。

そしてゴスロリ衣装を身に纏った赤髪の女性がいた。

 

「えっと··············その右にいるが俺の彼女///

そしてもう一人は彼女のお母さん」

 

「え~!?めっちゃ可愛い子じゃん!!」

 

「あれ?この人のお母さんってもしかして宝鐘マリン?」

 

「ああ。そうだぞ緑谷」

 

「宝鐘マリン?」

 

その名前をしらない轟は首をかしげた

 

「ああ。上鳴君が行っていたファンタジー事務所のヒーローだよ。

えっとね·······あ!」

 

出久はスマホで宝鐘マリンの画像を検索しようとして

轟に見せようとしたが彼はポケットからスマホを誤って落としてしまう。

 

「おい。気をつけろよ?」

 

「ごめん」

 

轟が出久の落としたスマホを拾う。その時、拾ったスマホの

画面が開きスタート画面が開かれる。それを見た轟は

ん?と声を上げた。

 

「緑谷お前のスマホこの前までオールマイトの壁紙だったよな?

変えたのか?」

 

「え?ま、まあそうだけど··············///」

 

「え、なに?見せて見せて」

 

「あ!駄目///!!」

 

緑谷がスマホを受け取る前に上鳴がスマホの画面を覗いた。

そこに写っていたのはアイドルの衣装を身に纏った大空スバル。

それを見た上鳴は言葉を失ってしまう。

 

「え·········なんだよお前·······てっきり俺は何かしらのヒーローかと」

 

「な、なんだよ!?///君が勝手に見たくせに!///」

 

「ごめんて、悪かったよ。もしかしてお前スバ友?

それともまさかアヒージョか?なんちゃって················」

 

「·······ッ///」

 

出久は上鳴の一言で顔を真っ赤にして俯いてしまう。

 

「············マジかお前··········アヒージョなのか」

 

「アヒージョ?」

 

「ああ。大空スバルっていうアイドルがいるんだけど、

そのガチ恋勢の総称がアヒージョって言うんだよ」

 

その時教室中に女子たちの驚きの悲鳴が上がる。

 

「えー!?あの緑谷が!?」

 

「アイドル好きなんだ!以外~!」

 

「み、緑谷君ドルオタってやつなんや··········」

 

「ち、違うんだ!みんな!!///」

 

「いや何が違うんだよ?」

 

「ぼ、僕はドルオタじゃない!!///」

 

教室中に彼の叫びが響き渡った。しかしそれは恥ずかしがって

自身の趣味を隠そうとしているようにしか見えない。みんな

そう感じていた。

 

「おい。ドルオタなのは別に恥ずかしがることじゃな···············」

 

「だから違うんだって!僕は··········僕は······!!///」

 

「緑谷?お前なんか変だぞ?」

 

その時出久は恥ずかしさのあまり顔が真っ赤になりあたまから湯気が出始め

少し涙を流し始めた。

 

「ス、スバルさんが·········!スバルさんが大好きなんだ········!!///」

 

「だからそれをドルオタって言うんじゃ····················」

 

「ち、違う!本当に好きなんだ·······///一人の女の子として··········///」

 

「·········ん?お前まさか愛してるとか結婚したいとか

そういうニュアンスで言ってるってこと?」

 

「はい///」

 

「やばー!?やばコイツ!?」

 

上鳴は思わず声を上げながらドン引きする。そして他のメンバーも

顔を引きつってしまう。

 

「み、緑谷。流石のオイラでもアイドルと結婚したいなんて

身の程知らずなことは言わないぞ?」

 

「緑谷。それ厄介オタクじゃ············」

 

出久の叫びを聞いた峰田と瀬呂も呆れた表情で緑谷を見つめた。

女子陣たちもえー···········と顔を引きつらせた。

 

「しょ、しょうがないだろ!?好きになっちゃたんだから!!///

あの人の言動!動作!そして笑顔!!すべてが愛おしいんだ!///

あの夜二人きりで駅への道歩いた時はすごいドキドキしたもん!

僕の夢は大物ヒーローになる!だけじゃなくてあの人の特別になりたい///」

 

「お、お前······そんな······熱弁されても······」

 

「············よくわかんないけど別にいいじゃないか?

緑谷。俺は応援するぜ」

 

「轟君············うう·········グスン、ありがとう」

 

出久はこの瞬間轟を一番の友達だと勝手感じていたのだった。

 

 

(なんやろ?なんかモヤモヤする)

 

 

 

 

その時教室の扉が乱暴に開かれる音が教室中に響き渡った。

自然とみんなの目が扉の方に集まる。そこにいたのは

久しぶりに登校した爆豪。

 

「カっちゃん············」

 

「············チ、こっち見んなや」

 

爆豪は出久の視線に舌打ちしながら自分の椅子にドスンと座る。

教室の空気が少し静かなものとなる。正直みな爆豪に対して気まずい感情を持っていた。

その時切島が爆豪の元へと向かった。

 

「お、おはよう!爆豪ひさしぶりじゃねぇか!」

 

「チ············朝からうるせぇ奴だな············切島鋭二郎」

 

「おいおい············いい加減名前覚えてって············え!?お前今

俺のこと名前で呼んだ!?」

 

「············だったらなんだよ」

 

「いや············その············お前本当に爆豪か?なんか服装も以前より

ちゃんとしてるし············ニセモノ············?」

 

「フッ············笑えねぇ冗談だ········」

 

「え?ああ···ハハ··········」

 

爆豪の少しの変化に教室の者たちは少し驚いていた。暴言を吐いたり

怒鳴ってこないことに全員今までの爆豪とは違ったものを感じる。

出久も勇気を出して彼に話しかけに行こうとした。しかし

 

「みんな朝礼の時間だ!席に着きたまえ!!」

 

「座ってないのはお前だけだよ」

 

朝礼が始まってしまったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「みんなおはよう。えーそろそろ夏休みも近いが、勿論君らが30日間一ヶ月休める道理はない。

夏休み林間合宿やるぞ」

 

「「「「「知ってたよやったーー!!」」」」」

 

「ただし、その前の期末テストで合格点に満たなかったやつは学校で補習地獄だ」

 

林間合宿に行くためには期末試験という壁を乗り越えなくてはならない。もし試験の合格ラインを越えなければ、林間合宿の期間ずっと学校で補習という残酷すぎる罰が与えられてしまう。

もうすでに猶予は一週間しか残されていなかった。

 

 

 

 

 

 

 

そして午前のヒーロー科の授業が始まる。今日の演習の舞台は

工業地帯を模倣したエリア。あちらこちら工場や巨大なパイプが

あちらこちらに並んでいる。生徒たちは演習場に集合していた。

そしてとある二人に生徒たちの姿にみんなが注目していた。

 

 

「ヤオモモコスチューム変えたんだ!」

 

「なんかすごいおしゃれだね!」

 

「はい!このコスチュームは我が家に伝わるとても大事なものなんです」

 

八百万百の新しいヒーローコスチューム。それは錬金アカデミーの

赤色の制服だ。これは緑谷出久と同じように錬金術師としてヒーローを

目指すという彼女なりの意思表示の様なものだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前日、彼女は父親からこのコスチュームを受け取ったのだ。

 

『お父様。これは?』

 

『お前へのプレゼントだ。ヒーロー名をマジェードにしたんだろ?

だったらそれを着てヒーロー活動した方が様になるはずだ。

錬金術は秘密にしなければいけないのが私たちの掟だったが

私はそんな昔の因習よりもお前たちが目指す未来こそが大事だと思ってる。

だからお前はお前のやりたいようにやってみなさい』

 

『お父様·········はい!承知しましたわ!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「クソー!前のコスチュームの方が好きだったのに··················!!」

 

峰田は一人で憤慨していた。

 

 

 

「ば、爆豪お前·········一体どうしちまっただよ?」

 

「なんだよ。そのおしゃれなヒーロースーツ!?」

 

切島と上鳴は爆豪のコスチュームに目を見開いて驚いていた。

爆豪は今、紫の装飾をあしらった黒いジャケットに身を包んでおり、紫色のネクタイを着用している。

その姿はかつてのA級錬金術師、黒鋼スパナの様だった。

 

「んだよ?なんか文句あっか!?」

 

「いやないけど·········」

 

「なんか爆豪らしくないなって·········」

 

「あん!?チ!笑えねぇ冗談だ·········」

 

そしてしばらくして授業が始まる。

 

「はい、私が来た!てな感じでやっていくわけだけどもね。

はい!ヒーロー基礎学ね。久しぶりだな~少年少女!元気か?

さて、今回のヒーロー基礎学だが職場体験直後ってことで、

遊びの要素を含めた救助訓練レースを行うことにする」

 

オールマイトの説明の後早速訓練が始まった。

最初のレースで競うメンバーは尾白、芦戸、瀬呂。そして爆豪だった。

全員指定の位置について開始の合図を待つ。

 

「フ、まずは肩慣らしするか」

 

その時!爆豪がどこからか巨大な剣、ヴァルヴァラドクラッシャーを取り出す。

 

「え!?なんだあれ!?ていうか何処から取り出した!?」

 

「緑谷さん········あれは」

 

「うん。彼錬金術使ってるね」

 

 

 

「おい。力貸しやがれ」

 

『ウィール!!』

 

その時爆豪が取り出したのはマッドウィールのケミーカード。

爆豪はカードをヴァルヴァラクラッシャーにカードを装填する。

 

『MADWHEEL』

 

『ゴキン!』

 

「鉄鋼!!」

 

『ヴァルバラッシュ!』

 

『TUNE UP MADWHEEL

 

爆豪の姿が変わる!そう彼は変身したのだ!鉄鋼化錬成によって

自身を強化した姿。ヴァルバラドに!!

 

「嘘!?爆豪君も変身してもうた!?」

 

「おいおいマジかよ!?」

 

『ば、爆豪少年!?一体どうなっているんだ?』

 

 

『ガキン!』

 

GEKIOCOPTER

 

『ゴキン!ヴァルバラッシュ!』

 

『TUNE UP GEKIOCOPTER

 

ヴァルバラドに追加装備が錬成される。

それはゲキオコプターの力!右手ににプロペラ。そして左手ににガトリング砲が追加された!

 

「さあ!いきなりチェックメイトだ!」

 

『それでは行くぞ!スタート!』

 

4人は合図とともに行動を開始する。その時ヴァルバラドは激しく地面を蹴り

宙を舞う。そして右手のプロペラを起動させ空を飛んだ。

そして建物などの障害をものともせずそのままゴールへと飛んでいく。

そして圧倒的に早いタイムでゴールへと着いたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回、

期末試験に向けて、出久がレベルナンバー10の試練に挑む!

ガッチャ対象はエクシードファイター!!

 




ガチ恋勢であることを暴露した出久。けどスバルは恋愛対象として
彼を見ることはないでしょね。
あと上鳴とその彼女は幼馴染らしい。そこから関係が発展。そこら辺の話は
まだ今度します。
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