僕のガッチャアカデミア!   作:0101シュート

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仮面ライダーヴァルヴァラド爆誕!

前回までの僕のガッチャアカデミアは!

轟焦凍と八百万のペアがエンデヴァーとガッチャンコ!

そして見事二人はエンデヴァーを出し抜き試験をクリア!

そして試験は続いていきついに緑谷出久たちの番が回ってくるのだった。

 

 

 

雄英高校一年生たちの期末試験はどんどん続いていく。

 

上鳴電気&芦戸三奈VS根津校長の試合。なんと上鳴が機転を利かせ

脱出経路を見つけ出した合格。

青山優雅&麗日お茶子VS13号の試合では麗日のとっさの反応で13号に

ハンドカフスをかけて合格。

障子目蔵&葉隠透VSスナイプと口田甲司&耳朗響香VSプレゼントマイクの試合でも

みんな自分の個性を生かし切って勝った。

そして峰田実&瀬呂範太VSミッドナイトの試合では瀬呂は眠り香りによって

眠ってしまったもののその前に瀬呂が咄嗟に峰田にテープを渡す。そのテープを峰田は

利用してなんとか合格した。

 

そしてついに二人の番が回ってくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「····················」

 

「····················」

 

「····················」

 

 

出久は爆豪、オールマイトとともにバスで演習場に向かっていた。

車内では誰一人として喋ってない。緊張からか、はたまたお互いまだ

気まずいのかとにかく出久と爆豪は口を開かない。この空気に耐えかねた

オールマイトは二人にしゃべりかけた。

 

「ふ、二人とも緊張し過ぎじゃないかな!?ホラもっと笑顔で居ようぜ」

 

「····················」

 

「····················」

 

「あ、あれ?あ!そ、そういえば二人はもう仲直りは済んだのかな?」

 

「あ?そんなわけないだろ?笑えねぇ冗談だ」

 

「オールマイトごめんなさい。集中したいので少し静かにしてもらっていいですか?」

 

「あ、はい··········」

 

結局車内は気まずいままだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モニタールームではA組メンバーたちはこの後行われる試合に対して不安を感じていた。

 

「おいおい。あの二人大丈夫かよ」

 

「ケロそうね。2人ともあれから全然喋ってないわ。あのままじゃあ

連携をとるなんてとても······]

 

上鳴と梅雨の言葉にA組メンバーたちは共感し不安に感じていた。このままでは

2人とも不合格も十分あり得る。二人が合宿に行けなくなってしまう。しかし

一人だけ不安を感じてなかった男がいた。その名は切島鋭児郎。

 

「俺は大丈夫だと思うぜみんな!二人はきっと試験を突破できる!」

 

「な、なんでそんなことわかるんだよ?」

 

「だって爆豪の奴ヒーロー分析で動画を見ている時、緑谷の

動画も眉一つ動かさずにちゃんと見てたんだぜ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試験会場は市街地を模した演習場。2人はお互いに何もしゃべらないまま

スタートラインにたった。しかしコミュニケーションを取らないまま

連携などできるはずがないと出久は理解していたためなんとか話しかけようと

勇気を振り絞る。しかしその前に爆豪が口を開いた。

 

「おい。クソナード」

 

「な、なに?」

 

「俺はお前が嫌いだ。弱かったくせに誰彼構わず助けようとして、

自分が傷ついてもいつも誰かの心配ばっかりしヘラヘラして。正直全く

理解が出来ねぇ··················」

 

「··················」

 

「それにお前が俺より上なんざ死んでも認めたくねぇし、今回も

お前と協力するなんて死んでもごめんだ。だがな··················」

 

その時爆豪は腰に変身ツール、ヴァルヴァラドライバーを錬成する。

そしてヴァルヴァラクラッシャーを背中に背負うように錬成する。

 

「俺はそれよりもオールマイトに勝ちてぇ。勝てる勝負を投げ出すなんて

俺の美学に反する。だから·············力を貸せ。ガッチャード」

 

そう言って彼はマッドウィールのカードを取り出し錬金術を発動させる。

そしてマッドウィールはマッハウィールへと変わる。

 

「え!?い、今なんて?」

 

出久は自分の耳を疑った。あの爆豪が自分に力を貸せと言っている。

この言葉はいつもの彼からは出るはずがないと感じていた。

 

「何度も言わせるな!この試験突破するために協力しろって言ってんだよ!!

ぶち殺すぞクソナード!!」

 

聞き間違いではない事実に出久は少しだけ唖然とする。しかし彼の

口角はすぐに上がりテンションを爆発させた。

 

「わかったよカっちゃん!!一緒に頑張ろ!!この戦いで君のガッチャが分かる気がする!」

 

「·············チ!笑えねぇ冗談だ」

 

二人は互いの横に立ちカードを手に取った。

 

『HOPPER1』

 

『STEAMLINER』

 

『クロスオン!』

 

『レーっクス!!』

 

『グレイトフルエンシェント!』

 

 

 

M A C H W H E E L イグナイト!』

 

D A I O H N I イグナイト!』

 

軽快な待機音が流れる中二人は同時に両手で円を描き、

重ねた手を反転させた後矢印の先端を形作って正面に突き出す!

 

「「変身!!」」

 

『ガッチャーンコ!X!X-REX!スーーパーーー!

 

『ガッチャーンコ!バースト!ヴァルバラド!

 

「字は仮面ライダーヴァルバラド。この勝負。目指すは完勝だ!!」

 

この世界に新たなライダーが生まれた!仮面ライダーヴァルバラド!

爆豪勝己が新しい自分を受け入れることで手に入れた新しい炎!

二人のライダーはスタートラインに立ち開始の合図を待つ。そしてその瞬間が

訪れた。

 

『試験開始』

 

「ついてこい!!」

 

 

GEKIOCOPTER イグナイト!』

 

ANGELEAD イグナイト!

 

『ガッチャーンコ!バースト!カスタムアップ!エンジェコプター!』

 

ヴァルヴァラドに飛行専用に装備が追加される。そして空高く飛びあがった。

ガッチャードは激しい雄たけびを上げながら地面を叩きつけるように地面を

蹴りぬきながらヴァルヴァラドの後を追って行った。

 

 

 

 

BGM Find Your Flame

 

 

 

 

その頃オールマイトはゲートの前で二人を待ち構えていた。そして二人の姿が見えてくる。

 

「私はヴィランだ。ヒーロー、真心込めてかかって来なさいよ·············少年たち!!」

 

「行くぜ!!オールマイト!!」

 

ヴァルヴァラドがオールマイトに向かって一気に急降下していく。そして装備された

ガトリング砲から大量の弾丸を放つ。

 

「こんなもの私には通用しない!!テキサススマッシュ!!」

 

「く!?」

 

オールマイトの放つパンチの風圧が弾丸をすべて吹き飛ばす。そして

その風圧はヴァルヴァラドすらも吹き飛ばそうとした。このままでは

どこかに吹き飛ばされると判断したヴァルヴァラドはカードを変える。

 

 

GUTSSHOVEL イグナイト!』

 

JYAMATANOOROCHI イグナイト!』

 

『ガッチャーンコ!バースト!カスタムアップ!オロチショベル

 

「オラー!!」

 

ヴァルヴァラドの両手のショベルが長く伸びオールマイトの所に飛んでいき

体に巻き付く。

 

「な、なに!?だがこの程度の捕縛は意味がない!フン!!」

 

オールマイトはその捕縛をいとも簡単に破壊する。しかしその行為は

彼に十分な隙を見せる。

 

「うおー!!!!」

 

「な、なに!?ク!」

 

ガッチャードが赤い閃光と共にオールマイトに突っ込む。

クロスエックスレックスの姿のガッチャードの力はとてつもないもの

であり彼の突進はオールマイトを吹き飛ばした。彼の体が大きく宙を舞う。

それを見計らってヴァルヴァラドはベルトに手をかけた。

 

『ヴァルバラドクラッシュ!!』

 

ヴァルヴァラドの体から出現した8っつの首がオールマイトの元に伸びていき

彼の体を拘束する。そして体を激しく燃やしながらヴァルヴァラドは

ライダーキックの体制でオールマイトに突っ込んで行った。

 

「おらー!!」

 

「なかなかいいコンビネーションだ!しかし!」

 

オールマイトは再び拘束を破壊し空中でヴァルヴァラドのライダーキックを

防御した。ライダーキックは不発に終わる。

 

「残念だったね!」

 

オールマイトの余裕そうな笑みをこぼす。しかしヴァルヴァラドの

一言にその笑みは消え失せる。

 

「フ、チェックメイトだ」

 

「なに?」

 

 

 

 

 

 

『トップビークル』

 

『ガッチャーンコ!

X!エクシードファイター!スーーパーーー!

 

ガッチャードの姿が変わる。そう!カードをエックスレックスからエクシードファイターに

かえたのだ!

 

「これで決める!!」

 

「決めちまえ!!クソナード!!」

 

ガッチャードの背中に装備されたジェットエンジンが激しく唸る。そして

そのエンジンは音速を超えたスピードを実現させた!ガッチャードは

目に留まらないスピードで空中にいるオールマイトに突っ込んで行く。

オールマイトは何とか反応するがガッチャードのスピードの方が速かった!

2人が一瞬空中ですれ違う。その刹那ハンドカフスがオールマイトの腕にかかった。

 

『緑谷&爆豪ペア条件クリア!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

授業終わりの放課後。夕焼けに照らされた市街地を模した演習場に

出久は足を運んでいた。そしてその演習場の真ん中に爆豪はただ一人

突っ立っている。お互いがお互いの存在に気が付くと二人は向き合いながら

その距離を狭めるように歩いていく。そしてその距離が近づいた時二人は

歩みを止めお互いの瞳を見つめ合う。そして爆豪が口を開いた。

 

「デク·········いや出久。俺はお前のことをいつも恐れていた」

 

「え?」

 

「お前は俺より遥か後ろにいるハズなのに、俺より先にいる様な気がして·········嫌だった、

見たくなかった、認めたくなかった。けど俺はお前に負けたあの日。嫌でも

自分の過去の過ちを認めざるおえなくなっちまった。お前は俺よりも強くて、俺は結局ただのクソガキだったんだ。

許してくれとは言わない。けど謝罪だけはさせて欲しい」

 

そう言って爆豪は深く頭を下げる。

 

「いままですまなかった」

 

「カっちゃん·········」

 

「もしお前が許せないなら、過去のイジメの件も公表してくれて構わない。

もしそうなら素直に俺は雄英を去る。好きなようにしてくれ」

 

「そんなことしないよ!それより僕は嬉しい!君が僕をようやく認めてくれたんだから」

 

「··················なんだよそれ·········相変わらずお人よしな野郎だな」

 

「え·········そうかな?ハハハハハ·········」

 

呆れた様子で放った言葉に出久は苦笑いするしかなかった。そのまま

気まずい空気な中二人の間に沈黙が続く。その時その沈黙を切り裂く元気な声が響いた。

 

「二人とも~!!」

 

「あ?」

 

「え?麗日さん?」

 

麗日が二人の元へと全力で走る。そして二人に近づくと無理矢理二人の肩を掴み

ひきよせ強引に二人の肩を組んだ。

 

「うお·········!?」

 

「うわ!?」

 

突然の彼女の行動に驚き唖然としてしまう二人。その時麗日が笑顔で興奮気味に

叫び始めた。

 

「二人とも·········二人ともやっと仲直りできたんやね!!よかった!本当によかったよ!!」

 

麗日の声が演習場に響き渡る。出久はその麗日の意図をようやく理解した。

出久は自然と微笑みながら爆豪の方を見た。

 

「うん。そうだね麗日さん。ね?カっちゃん」

 

「·········ケッ」

 

爆豪は肯定も否定もしない。素直になれず目を逸らす。

しかし爆豪の表情はどこか柔らかいものになっていた。

その光景を切島、梅雨ちゃん、轟、常闇、峰田が遠くから眺めていた。

 

「へ!よかったな!二人の件はこれで解決みたいだぜ!」

 

「ケロ!そうね。仲直り出来て本当に嬉しいわ」

 

「よかったな·········緑谷」

 

「まさに、雨降って地固まる·········だな」

 

「へへへこれで一件落着だぜ!」

 

このメンバーはこの光景を見て心の底から安堵した。麗日が二人から離れると、

爆豪が出久に話しかける。

 

「おい緑谷出久。お前は俺と友達になりたいと言っていたな。だが俺は

今後もお前と慣れ合うつもりはねぇぞ。俺は一番になるために変わったんだ。

そこを譲る気はない。お前を認めた上で俺はお前を超える。もうお前には

負けねぇぞ。無論他のやつらにもな」

 

「·········そっか。わかったよ。でも僕もあきらめない。いつか絶対君の友達になってみせる。

そしてその時は聞かせてもらうよ。君のガッチャを!」

 

「チ、相変わらず笑えない冗談だ。好きにしろ」

 

そう言いながら爆豪は出久に背中を向けその場から去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『まったく·········素直じゃありませんわね』

 

「チ、うるせぇなラケシス」

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、校長室ではクロスウィザード、オールマイト、根津校長が

話をしていた。

 

「一時はどうなるかと思ったけど。荒療治で二人はペアにして

オールマイトと対戦させた甲斐があったね」

 

「ああ!これでもう二人の関係は大丈夫だね!根津校長。私たちのわがまま通して

頂きありがとうございます」

 

「別にわがままを通してつもりはないから礼に及ばないのさ。さて本題にうつろう。

今回の合宿についてなんだけど。実は一つ職員会議で提案したい案があるのさ!

それは八百万家の錬金術師たちの協力を得て生徒たちのレベルアップを狙うことさ」

 

雄英高校と錬金術師たちの交流の計画が進められていたのだった。

 

 

 

 

 

次回、恋バナしようぜ!!そしてアイアイランドの招待状が!

 

 

 

 

 

 

 

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