僕のガッチャアカデミア!   作:0101シュート

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劇場版パート1

並行世界。世界は可能性の数だけ無数に存在する。その数多くの並行世界に悪は存在する。

そしてその悪から生まれた一つの概念的な存在があった。その存在は悪に反旗を翻し

人類のために自身の存在を全てかけ戦う。人々は彼らは仮面ライダーと呼んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここはとある並行世界。燃え盛り崩れた建物があちこちに散らばる悲惨な

現場で二人のライダー、鎧武とゴーストがこの悲惨な事態を起こした元凶を

追いつめていた。

 

「観念しやがれ!タイムジャッカーのヴァルツ!!」

 

「お前の悪事ももうここまでだ!」

 

二人の視線の先にいたのはタイムジャッカーのヴァルツ。奴は

様々な並行世界の時間軸でライダーやその関係者を襲い続けていた。

しかし奴はついに鎧武とゴーストに倒されようとしていた。

 

「ク!?もう怪人に変化する力も残っていないとは……おのれ仮面ライダー共め!!

仕方ない!ここは退くしかないようだな……」

 

その時ヴァルツが懐から謎のスイッチが取り出す。すると奴の姿が突然光り出し

その姿をどこかに消してしまった。

 

「な!?野郎!逃げやがった!」

 

「ク!?しまった……」

 

「あの力の感じから察するに次元を超えて逃げやがったな。けど

あいつの体力はもうそれほど残っていない。しばらく大人しくしているといいが」

 

「あいつどの世界に逃げたんでしょう?」

 

「恐らく……栄寿たちのいる次元帯の方だと思う。あとで連絡は入れておこう」

 

 

 

 

 

その後ヴァルツは個性を超人社会の世界へと訪れた。そして奴は身を隠すために

海に浮かぶ人工の島、I・アイランドへと足を運ぶ。その際奴は島の博物館に

おかれている巨大な地球のオブジェクトに巨大な力を感じる。

 

「こ、これは巨大な力を感じる!!これさえあれば私は!!

アハハハハハ!!!」

 

奴の邪悪な思考がレベルナンバー10ケミーガイア―ドが飲み込まれてしまうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

劇場版 僕のガッチャアカデミア!

令和ニュージェネレーションズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれは僕が初めてガッチャードに変身した次の日のこと。僕は栄寿さんの

神社を訪れてい。

 

「いいか出久。仮面ライダー、それは人知れずに悪と戦い人々を守る戦士たちの名称だ」

 

「人々を守る戦士……」

 

「そう。お前はその戦士たちの巨大な力を受け継いだんだ」

 

「栄寿さん。僕やってみせます。この力を使ってみんなを守るヒーローになってみせます。

そしてすべてのヒーローを友達にしてオールマイトを超える大物ヒーロに僕はなります!」

 

仮面ライダーとして生きる決意をしたあの日のことを僕は鮮明に覚えている。

夢を現実にするため、偉大な責任をはたすために生きると心に誓ったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「緑谷少年。そろそろ起きたまえ!もうすぐ着くぞ!」

 

「ん……?ふぁー……おはようございますオールマイト……」

 

「うむ!おはよう!それより見たまえ!これI・アイランドだ!」

 

「うわー!!」

 

窓越しに見える巨大な建造物に出久の目は奪われる。

海に浮かぶ巨大人工移動都市《I・アイランド》。世界中の科学者たちの

叡智が集結し作られた学術研究都市。2人はここに訪れに来たのだ。

 

 

 

 

 

 

「すごい!ここがI・アイランド!!」

 

二人が空港で手続き終えるとすぐに街へと出ていく。その光景に

出久は目を輝かせていた。

 

様々な特徴を持つ多くの建物。そして大勢の観客たち。そして

それに紛れている世界で活躍しているヒーローたちがそこら中を

闊歩していた。

 

「一般公開前のプレオープンでこれほどの来場者がいるとは」

 

「実際に見ると本当にすごいですね!」

 

「I・アイランドは日本と違って個性の使用が自由だからね。パビリオンには個性を使った

アトラクションが多いらしい。後で行ってみるといい!」

 

「はい!」

 

「ではまずホテルへと……」

 

「ん!?あれオールマイト!?」

 

「うわー!!オールマイトだ!!」

 

その時大勢の観客たちがオールマイトに詰め寄る。オールマイトは日本のみならず

世界中にその名を轟かす大物ヒーロー。国籍を問わず大勢のファンたち存在する。

 

「ハーッハッハッハッハッ!!サインは順番にね!!」

 

オールマイトはいつもの笑顔で冷静にファンサービスをするのだった。

出久はポツンと一人そこに取り残されてしまう。

 

(これはだいぶ時間がかかりそうだな)

 

出久はじっとファンサービスが終わるまでそこで待つことにする。

暇なので周りの客や建物のじっくりと観察する。すると出久の目にとある

生き物がうつってきた。

 

「ん?あれは……幻想郷で見たことがあるぞ」

 

それはトウモロコシの様な尻尾と青い模様が特徴の小さな二足歩行の狐。

狐は出久に気が付いたの小さな足でこちらに駆け寄ってくる。

出久は腰を少し下ろしてその狐に目線を合わせる。

 

「こんにちは!君確かフブキの世界にいた子だよね?もしかして

フブキたちと一緒に来てるの?」

 

狐は元気よく頭を縦にふる。そしてどこからか一枚の写真を取り出し

出久に差し出した。そこには目つきの悪い謎の中年男性らしき者が写っていた。

 

「ん?この人誰かな……もしかして君はこの人を探しているの?」

 

狐の首を少し縦に振る。

 

「ん~ごめんね。僕はみたことないや」

 

出久は申し訳なさそうに写真を狐に返す。すると狐は出久に元気よく手を振ると

その場から走り去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここはI・アイランドのとあるホテルの屋上。そこで浮世英寿は

白上フブキと大神ミオと共に街を見渡していた。

 

「栄寿!出久君がここに来たみたいですよ!私の眷属とも

接触したみたいです」

 

「へー。あいつここに来たのか」

 

少し口角を上げながら双眼鏡で彼の様子を確認する栄寿。すると

ミオが栄寿に話しかける。

 

「彼にも奴の捜索手伝ってもらいますか?」

 

「いやいい。人手は足りてる。なんせそれぞれ三つの次元から

ライダーたちを招集したんだからな。まあヤバくなったら

アイツの力も借りさせてもらうさ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここはI・アイランドにあるおしゃれなカフェで八百万百は上品な

紅茶を楽しんでいた。偶然その場で知り合った同世代の少女と共に。

 

「へー。あなたもこの紅茶がお好きなんですね。あなたとは

本当に話が合いますわ」

 

「フフフ!私も八百万さんとは仲良くできそうです」

 

その少女は黒髪ロングでとても綺麗な顔立ちをしている。そしてなにより

八百万と同じくらいの気品さに溢れていた。

 

「もしよろしければ私のことは百とお呼びください。あと敬語も不要です」

 

「あらそうかしら。じゃあ名前で呼ばせてもらうわ百。百は

どうしてこのエキスポに?」

 

「父のツテですわ。三枚チケットを頂きまして。私以外にも学友が

2人ここに訪れていますわ。あなたはどうしてここに?」

 

「私は……」

 

「深雪」

 

その時二人の元にとある少年が現れる。彼女はパッと笑顔になりながら椅子から立ち上がった。

 

「あ!お兄様!」

 

「待たせて悪かったな。兄なだけにそこら辺ブラっと歩いて来たよ」

※兄とブラザーのブラをかけた小粋なジョークです。

 

「フフフ。もうお兄様ったら」

 

「え……は?」

 

二人の空気に困惑して思わず声を漏らしてしまう八百万。

 

「ゴホン、紹介するわ百。この人は私の兄よ」

 

「そ、そうですか!初めまして。八百万百です」

 

「妹が世話になったようですね。ではこちらも。ゴホン、

初めまして司馬達也 です。よろしくお願いいたします八百万さん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハー……クソ……すごい疲れたぜ」

 

峰田実はプレオープンを合わせたエキスポ期間中のカフェのアルバイトのために

ここに訪れていた。彼は激務に追われようやく休憩の時間を取ることが出来たのだ。

彼は今とある噴水広場のベンチに座りボーとあたりを見渡していた。

 

(ハアまさかこんなにもきつい仕事だったとはな……ん?)

 

その時彼の目にとある二人の女性がうつってくる。その二人の女性は

顔立ちが非常によく似ておりケモ耳と尻尾を持ている。

そして片方がが青い特徴をもう片方は赤い特徴を持っていた。

 

「どうしよう~フワちゃん。道に迷っちゃったよ~」

 

「う~モコちゃん……バウバウ……」

 

(お~双子の美人姉妹だぜ。なにやら困っているようだな。よし

オイラが助け……)

 

峰田が二人に声をかけようとベンチから立ち上がろうとする。しかし

彼は躊躇して立ち上がるのを辞めてしまう。

 

(いや……オイラが話しかけに言っても……もしかしたら気持ち悪がられるだけじゃ……)

 

峰田自身の劣等感から勇気を出せずにいた。

 

「……声をかけないのかい?」

 

「ん?」

 

自身の隣に座っていたおしゃれな帽子と服装が特徴の男性が話しかけてきた。

 

「いやだってオイラなんか多分相手にされないし……」

 

「君はあの二人の助けになりたいんだろう?じゃあ勇気を持ってみるべきだ。

君の物語の結末は自分で決めろ」

 

「自分で決める?」

 

その言葉に峰田の心は少しだけ熱くなっていた。するとさっきの

不安はどこかに吹き飛んだのか彼はフッと笑いながら彼女たちの元へと向かった。

 

「あ、あの!もしかして道に迷ったんすか?よかったらオイラが道案内しましょうか?」

 

「「うわー!ありがとうございます!バウバウ!」」

 

峰田は二人無事二人に声をかけることが出来たのだった。その光景を見た帽子の男が

軽く微笑むとその姿は突然消えてしまう。そしてその場に赤い謎のアイテムだけが

残った。

その場に現れた白いマントに体を包んだ男がそのアイテムを手に取りじっくりと見つめる。

 

「飛羽真 ……お前来てのか?」

 

「おーいユーリ!どうかしたのか?」

 

「ん?ああ炭治郎。お前ライドブック落としてたぞ」

 

「え!?き、気づかなかった……ありがとう!助かったよ」

 

「うん。それより例の男はまだ見つからないのか?」

 

「うん……とりあえず善逸と錆兎と合流しようと思う。錆兎は平気かもしれないけど

善逸がキメツ学園に帰りたいって泣き叫んでるかもしれないからな」

 

「よし。わかった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、八百万と共にI・アイランドに訪れていた麗日と耳郎はとある

トラブルに巻きこまれていた。なんと耳郎のハンカを鳥がくわえて

飛んで持って行ってしまったのである。

 

「ま~待ってー!!」

 

「ちょっと!ウチのハンカチ返してよ!」

 

二人は全速力で飛んでいる鳥を追いかけていた。

 

「麗日!ウチを浮かしてあいつに投げて!」

 

「う、うん!わかった」

 

麗日が耳郎に触れると彼女は宙に浮く。そして麗日は耳郎の足裏を自身の

手のひらにのせ彼女を投げ飛ばす。無重力状態の彼女はそのまま真っ直ぐと

鳥の方へと向かって行く。そして鳥はびっくりしてハンカチを落とす。

すると耳郎は耳たぶのイヤホンジャックを伸ばしハンカチをキャッチした。

 

「やった!って!?きゃー!!」

 

しかしその時突然突風が起こり彼女の体は吹き飛ばされる。そして

前にあった建物の方に向かって行った。

 

「響香ちゃん!!」

 

(や、ヤバ……!ぶつかる)

 

耳郎はいずれ来るであろう衝撃と痛みに恐怖し目を閉じた。

しかし彼女の感じたのは痛みではなかった。

 

「失礼するぜ!!」

 

「え!?キャ!?」

 

どこからとんできた少年が彼女を空中で抱きかかえて建物にぶつかるのを阻止する。

そして彼女を抱きかかえたまま地面に着地する。

 

「お前大丈夫か?」

 

「え?ああ……うん……ありがとう」

 

耳郎はお礼を言いながら彼の腕から離れる。

 

「響香ちゃん!大丈夫やった!?」

 

「う、うん。この人が助けてくれたんだ。改めてありがとう。

ウチ耳郎響香!あんたは?」

 

「おう!俺は兵藤一誠!よろしくな!」

 

「麗日お茶子です!よろしくね!兵藤くん」

 

「おうよろしくな!って……お、おいなんだよバイス?べ、別に……

2人に鼻なんて伸ばしてねぇよ!」

 

突然彼は何もない空間に向かって話始める。

 

「ん?何この人?」

 

「一人で話始めた?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回、時を駆ける少女。オーロ・クロニー

 

 

 

 

 

 

 

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