僕のガッチャアカデミア!   作:0101シュート

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新たなる出会いと力 前編

回までの僕のガッチャアカデミアは!

創生の神浮世英寿の元に未来人ジーンが訪れガッチャンコ!

二人は雄英体育祭の開催を心待ちにしていたのだった。

そして今日の授業は救助訓練。緑谷出久とA組の面々は今日も訓練に励むのだった。

 

 

 

 

 

 

 

ここは雄英高校の敷地内。校舎から救助訓練施設に続く道路がある。

僕、緑谷出久はその道路を金色に輝くバイクで駆け抜けていた。

 

「ダッシュ!ダッシュー!!」

 

「アハハ。今日はとてもご機嫌だね!ゴルドダッシュ」

 

「ダッシュ!!」

 

僕はゴルドダッシュと共にこの道を駆け抜けていた。風を切りながら前に進んでく。

本当はバスで行くはずだったんだけど僕はゴルドダッシュで施設に向かうことにしたんだ。

そしてしばらくして僕は今日の訓練施設に到着する。その後A組のみんなもバスで到着した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雄英高校の広大な敷地内に存在する救助訓練のための特別施設。通称、USJ。

この施設には様々な災害のギミックのあるエリアが無数に存在している。

故にその全貌からどこかのテーマパークが連想できる。なのでクラスの面々はこの施設に入った瞬間

テンションがすごい上がっていた。僕も目を輝かせている。

 

 

「皆さん初めまして。13号です。

そしてここは水難事故、土砂災害、火事、あらゆる事故や災害を想定し、僕が作った演習場です。

その名も·········USJ」

 

「13号、オールマイトは?ここで待ち合わせるはずだが」

 

「先輩、それが·········」

 

相澤先生達は何やら打ち合わせをした後、授業を開始した。

 

「えー、始める前にお小言を一つ、二つ·········三つ·········四つ·········」

 

 

13号先生の長い話が始まった。話の内容は個性の力の使い方について。

個性は便利な反面、使い方を誤れば簡単に人を殺してしまう。僕は

この話を聞いて聞いて昔クロっちに教えてもらったことを思い出した。

 

 

 

 

 

 

 

『出久。ケミーはね、とても純粋な存在なんだ。だから人間の良い影響も

悪い影響も全部受けてしまう。だからケミーを悪用しちゃ絶対にいけないよ』

 

『悪用·········』

 

『そう。ケミーは人間の悪意に触れてしまうと邪悪な存在になってしまう。

だからケミーと清らかな心で接してあげてね』

 

 

 

 

 

 

そう。個性もケミーの力も、そこにはちゃんと心があるんだ。

だから正しく使うという心を絶対になくしちゃいけない。

僕は13号先生の言葉を聞いてそう思った。

 

 

「今回の授業で人命のために“個性”をどう活用するかを学んでいきましょう。君達の力は人

を傷つけるためにあるのではない。救けるためにあるのだと心得て帰って下さいな。

じゃあ!それでは皆さん早速訓練を················ん?」

 

その時13号先生と相澤先生が施設の真ん中にある噴水の方へと目線を向ける。

そして噴水の近くから黒いモヤが現れる。

 

「ひとかたまりになって動くな!!13号!生徒を守れ!!」

 

相澤先生が声を荒げて叫ぶ。

 

「なんだ?訓練はもう始まってるパターンか?」

 

「うごくな!あれはヴィランだ!!」

 

なんと僕たちのもとに途方もない悪意達が、突如として来襲した!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「13号に……イレイザーヘッドですか……先日頂いた

教師側のカリキュラムではオールマイトがここにいるはずなのですが……」

 

「どこだよ……せっかくこんなに大衆引き連れてきたのにさ……オールマイト……平和の象徴……いないなんて……子供を殺せば来るのかな?」

 

 

 

 

 

ヴィランのリーダー格であろう男は確かにそう呟いた。腕のマネキンを体中に巻き付けた

不気味な男からは途方もない悪意を感じる。僕はすぐさまガッチャードライバーを腰に出現させ

前に出ようとする。しかし相澤先生がそれを制した。

 

「緑谷下がれ!13号避難開始!学校に電話試せ!センサーの対策も頭にあるヴィランだ。

電波系の“個性やつ”が妨害している可能性もある。上鳴、お前も“個性”で連絡試せ!俺は足止めをする」

 

相澤先生はそう言って呪縛布を構えてヴィランたちに突っ込んで行く。

そして13号先生が僕たち生徒たちの避難誘導を始めた。しかし僕たちの前に

さっきの黒い霧が現れた。

 

「初めまして、我々は敵ヴィラン連合。僭越ながら……この度、ヒーローの巣窟、雄英高校に入らせて頂いたのは平和の象徴、オールマイトに息絶えて頂きたいと思ってのことでして。本来ならばここにオールマイトがいらっしゃるハズ……ですが何か変更あったのでしょうか?まぁ……それとは関係なく……私の役目はこれ」

 

直後、カっちゃんと切島君が前に飛び出し、黒い靄を攻撃した! 

 

「その前に、俺達にやられることは考えてなかったか!?」

 

しかし、ダメージは入っていない!

 

「ダメだ!どきなさい、ふたりとも!!」

 

「危ない危ない、生徒とはいえど金の卵。散らして、嬲り殺す」

 

そしてその二人の勇敢な行動が仇となってしまった。

13号先生が個性を使おうとしたとき、あの人の射線上に、二人が入ってしまったんだ。

そして黒い霧のヴィランは体を広げ僕たちを囲い込む。

 

「く!?うわーーー!!!!」

 

僕たちはその黒霧に飲み込まれてしまったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うわーー!?ゴポ!?」

 

その黒い霧が晴れると僕の体は宙にいた。そしてそのまま落下し何故か水の中に

落ちてしまった。しかも水中には大量のヴィランが!

 

「ゴボボ!!」

 

(な、なんで水の中!?しかもヴィラン!?早く水面に················)

 

「ケロ!!」

 

「うお!?」

 

その瞬間僕の体は突然何かに巻かれ引っ張られた。そして水中から飛び出て

その場にあった船の上に落ちる。

 

「緑谷ちゃん!大丈夫!?」

 

「いてて······ありがとう蛙吹さん」

 

僕はすぐに立ち上がって今の状況を確認する。

 

 

 

 

 

 

 

ここは水難エリア。そしてこの場にいる仲間は峰田君と蛙吹さんだけ。

船の下には大量のヴィランが泳いでいるな。

 

「おいおい!やべえよ!どうするんだ二人とも!!」

 

峰田君が泣きわめきながら僕のコスチュームの裾をに握ってきた。

蛙吹さん表情的にまだ余裕がありそうだが、決して怖いわけじゃないだろう。

とりあえず二人を助けよう!

 

「二人とも!ここは僕に任せて!行くよ!ヴェノムダケ!ディープマリナー!」

 

 

『V E N O M D A K E』

 

『D E E P M A R I N E R』

 

 

 

「変身!!」

 

 

『ガッチャンコ!!ヴェノムマリナー!!』

 

 

僕はガッチャードに変身する。そしてヴィランたちのいる水中へと

目を向けた!

 

「行くぞ!」

 

「お、おい緑谷!何する気だよ!?」

 

「緑谷ちゃん一人じゃあ危険よ!ここは作戦を立てて······」

 

「大丈夫!僕とケミーを信じて!」

 

僕は二人に向かってサムズアップする。そして高く飛びあがり

水中へと入っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お、おい!なんか水の中に入って来たぜ!」

 

「あっちから来やがったか!舐めやがって······ぶっ殺せ!」

 

ヴィランたちは僕の行動にプライドを傷つけれたらしく激怒して突っ込んできた!

けどこのフォーム水中ではすごい強いぞ!

僕は両手のスクリューを掴こなしヴィランたちの攻撃をよけ奴らに

向かって肩の装備から小型の魚雷を放つ。

 

「な、なんだこれ!?グオ!?」

 

「ギャー!?」

 

僕は魚雷ですべてのヴィランたちを撃沈した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後僕は、蛙吹さんと峰田君を逃がすために行動することに。

他のメンバーとも合流できるといいけど。

とりあえず僕たちは施設の真ん中に存在する噴水エリアに向かった。

しかし僕たちはそこで恐ろしい光景を目の当たりにする。

 

「あ、相澤先生······················」

 

 

それは腕のマネキンを顔に着けているヴィランの個性によって肘を破壊されてしまい、

脳ミソを剥き出しにした巨大な怪人に組み伏せられた相澤先生の姿だった。

捻り上げられた右腕は歪に変形し、手首から先は力なく垂れ下がっている。

そしてその怪人はとどめを刺そうとその腕を上げる。

 

「やめろ!!」

 

僕はガッチャージガンを片手に構えて怪人に向かってその特殊な弾丸を

放つ。その弾丸が怪人の体に当たると奴の視線は僕の方へと向かれた。

そして腕のマネキンを付けたヴィランは気だるそうに喋る。

 

「ハア···············邪魔するなよ。脳無あいつ殺せ」

 

脳無と呼ばれる怪人は僕の方へと突っ込んでくる。

僕はこいつを迎撃するためにカードを変更する.

 

 

『G O R I L L A S E N S E I 』

 

『B U N I N G N E R O 』

 

『ガッチャーンコ!バーニングゴリラ!!』

 

脳無は走りながら拳を僕に振ろうと振りかぶる。そして僕はその拳に合わせるように

燃え盛る拳を振るう。

 

「おりゃーーー!!!!」

 

奴の拳と僕の拳がぶつかり合いとてつもない衝撃波が全体に響き渡る。僕たちのぶつかった

拳は拮抗したままその場に止まる。しかし力の天秤はあちらに傾いた。

 

「う!?うわーーー!!??」

 

僕は奴の拳に押し負けて空中へと飛ばされてしまう。けど僕は何とか空中で

姿勢を整え地面に着地する。

 

 

「緑谷!」

 

「緑谷ちゃん!」

 

 

「二人とも!僕は大丈夫だ!それより相澤先生を」

 

僕の声を聞いた二人はボロボロとなった相澤先生に肩を貸してその場から

逃げようと行動する。しかしその行動を腕のマネキンを付けたヴィランと一緒にいた

黒い霧のヴィランが3人の前に姿を現す。

 

「行かせませんよ。あなた達を行かせるわけには············」

 

「クロっち!!」

 

『任せて!!』

 

その様子を見た僕は彼女の名前を叫びながらクロスウィザードのカードを取り出し

彼らの方へと投げる。その瞬間彼女はカードから飛び出し魔法の書を片手に、

黒い霧のヴィランに魔法のビームを放った。

 

「く!?なんだコレは!?」

 

そのビームを食らった奴は顔をゆがめながらその場に怯む。その隙をついて

クロっちは魔法陣を発動させる。するとそこから赤い扉が。

 

「二人とも!その扉は施設の外につながってる。先生を連れて

ここから逃げて!」

 

「あ、ありがとう!」

 

「助かったぜ!」

 

クロっちの言葉に二人は頷き相澤先生を連れてその扉をくぐっていった。

 

 

 

 

 

 

 

「クソ!こいつ強い!!」

 

僕は脳無と拳をぶつけ合っていた。けどこっちが圧倒的に不利。

奴のパワーは僕のパワーを大きく上回っている。どうしたものかと

頭を回していると奴の顔面にクロっちの放ったビームが奴の顔面に

直撃した。僕はその瞬間に後ろに飛んで距離を取る

 

「クロっち!」

 

「援護は僕に任せて!」

 

「了解!!」

 

僕は気合を入れながら両手の拳構える。そして腕のマネキンを付けたヴィランの

横に黒い霧のヴィランが出現した。

 

「すいません死柄木弔。生徒と教師を逃がしてしまいました」

 

「見てたよ。ったく············じゃあもう時間はないし············実験台は

オールマイトじゃなくてあいつでもいいか」

 

「承知しました」

 

その時死柄木と呼ばれた男が黒い霧の中に手を突っ込む。そして霧の中から

謎の機械を取り出した。

 

(なんだあれ?時計?いやそれにしては大きい?)

 

僕はその見慣れない機械に首をかしげる。その瞬間、クロっちの

驚愕の表情で声を荒げた。

 

 

「あれはドレッドライバー!?なんであいつらが!?」

 

「クロっち知ってるの?」

 

「出久気を付けて!あれは······」

 

驚き声を荒げるクロっちをよそに奴はドレッドライバーを

脳無の腰に付けた。そして一枚のカードをセットする。

 

『STEAMLINER』

禍々しい声ととも不気味な音楽がドライバーから放たれる。

そして脳無はドライバーのレバーを引いた。その瞬間奴の姿が変わる。

 

『ドレッド零式』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怪人脳無が仮面ライダードレッドに変身する。その姿は通常のドレッドより

体が大きくその威圧感はとんでもないものだった。その空気に

ガッチャードとクロスウィザードは息を飲む。

 

「こいつも仮面ライダーなのか!?」

 

「出久気を付けて!奴の力は············」

 

「グオーー!!!」

 

その時ドレッドが大きく咆哮しながらガッチャードに突っ込む。

あまりの速さにガッチャードは反応できず動きが遅れてしまう。

 

「し、しまっ······グ!?」

 

ドレッドがガッチャードを思いっきり殴りつける。ガッチャードはその場に倒れてしまうが

奴はそのことをお構いなしに倒れた彼の腹を蹴り上げる。ガッチャードの体は

宙をまった。そしてそのまま背中から落ちてしまう。

 

「ああ·········ガ···············」

 

「出久!!この!!」

 

クロスウィザードが奴の周りに無数の魔法陣を発動させる。そしてその魔法陣から

鎖が飛び出し奴の四肢を拘束する。彼女は急いで倒れているガッチャードの元へと走る。

 

「出久!大丈夫!?」

 

「だ、大丈夫だけど··········」

 

彼女がガッチャードの安否を確認しようと瞬間、後ろから金属が砕け散る音が

鳴り響いた。二人がすぐさま後ろを見るとそこには鎖を全て破壊したドレッドの姿が。

 

「そんな!僕の魔法がこんな簡単に!?」

 

クロスウィザードの言葉を聞いた黒霧と死柄木ニヤニヤと邪悪に微笑む。

 

「フフフ·········無駄ですよ。ドレッドの性能に合わせてこの脳無のこのパワー。

例えあなたの強力な魔法と言えど無力に等しい」

 

「アハハ!すごいな!頑張って調整した甲斐があったよ。さあトドメだ!いけ!!」

 

ドレッドががベルトに手をかける。

 

『ドレッドブレイキング』

 

 

「ウオーーーー!!!!!!!!!」

 

ドレッドは雄たけびを上げながら高く飛びあがる。そして右足に邪悪なエネルギー

を溜めながら二人に向かって足を向ける。そして黒い流星の如く二人に向かって突っ込む。

ガッチャードを何とか立ち上がり奴の技を止めようと構えるが恐らく止めることはできない。

クロスウィザードもガッチャードを守るために魔法を放とうと構える。

しかしそんなこれらの頭上を超えて飛んでいく謎の影が。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンユニコーン!ビックバンノヴァ!!』

 

「ハア!!」

 

謎の人物の眩しいキックがドレッドのキックに炸裂する。空中で数秒拮抗した後

二人は互いのキックの反動で空を舞い地面に着地する。そしてその謎の人物は

ガッチャードとクロスウィザードの方を向いた。その姿を見たクロスウィザードは

感慨深そうに呟いた。

 

「まさか君もこの学校にいたなんてね。九堂家の意志を継ぐもの

···························仮面ライダーマジェード」

 

そうUSJに仮面ライダーマジェードが降臨したのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回、『お願い来て!ユーフォーエックス!!』

   『貴様にこの黒い炎を与えよう』

 

 

クロスウィザードの願いは届くのか?

そして爆豪の元に謎のヴィランが訪れる。

 




この世界の死柄木弔はとある人物の影響で頭がいい。

ヴェノムマリナーの必殺技がなかったので地味な描写になってしまった。
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