前回の僕のガッチャアカデミアは!
A組の生徒たちが災害救助訓練施設にて巨悪なヴィランたちとガッチャンコ!
ガッチャードは奴らの秘密兵器仮面ライダードレッドに大苦戦。
そんな中、仮面ライダーマジェードがその姿を現すのだった。
「き、君は?」
「私の名は仮面ライダーマジェード。あなたと同じ錬金術師ですわ」
仮面ライダーマジェード。かつて一ノ瀬太郎と共に戦った女性の仮面ライダー。
ファンタスティックとコズミックの属性のケミーで変身する。
「詳しい話は後です。さっさと奴を倒しますわよ」
「う、うん!わかった!」
『HOPPER1』
『STEAMLINER』
『ガッチャンコ!!スチームホッパー!!』
ガッチャードはフォームチェンジしマジェードの隣にたった。
「おいおい。なんかもうひとり来たぜ?」
「そのようですね死柄木弔。ですがドレッドにまだ傷一つ付けられていません。
なので問題はないかと」
「うおーーー!!!!」
ドレッドは雄たけびを上げながら三人に突っ込む。そしてその巨大な拳を
彼らに振り下ろした。クロスウィザードは後ろに飛んで避け
ガッチャードとマジェードは大きく上にジャンプし避ける。
奴の拳は地面にぶつかり大聞く地面が割れる。その瞬間後ろに飛んだクロスウィザードが
奴の顔面に魔法のビームを放つ。
「グオ!?」
ドレッドが一瞬その場に怯む。この状況を上に飛んで避けた二人のライダーは
待っていた。
「今だ二人とも!」
クロスウィザードの声と共に二人はベルトに手をかける。
『『ガッチャンコ!』』
『スチームホッパー!!フィーバー!!』
『サンユニコーン!ビックバンノヴァ!!』
「「ハア!!」」
二人のダブルライダーキックが奴の体に炸裂する。2人の技を受けたドレッドは後ろに吹き飛ばされ
一瞬の内に施設の端の壁に激突する。奴の体は壁にめり込み目の光が薄くなりそのまま
動かなくなる······················································かに思われた。
「······························!!」
奴の目の光がもとに戻る。そしてブチブチと何かが千切れ再生するような音共にめり込んだ
自分の体を無理やり壁から引き抜いて脱した。そして高くジャンプし三人の目の前に再び立つ。
「う、嘘でしょ!?二人の同時に放った技が通用しないなんて!!」
クロスウィザードは今の現状が信じられず狼狽の声を上げてしまう。
「フフフ············脳無の再生の力の前ではあなたたちの必殺技もすべて無力です。
大人しく死をうけいれなさい」
「ク!」
「まさか効かないなんて······」
「クソ!どうすれば!?」
このままでは奴を倒せず自分たちは殺されてしまう。この現実が
三人の胸に重くのしかかる。この現状打開する方法はもうないと
絶望しそうになっていた。ただ一人を除いて。
「二人とも············お願いがある」
クロスウィザードの声に二人のライダーが目を向ける。
するとクロスウィザードは小さいながらも覇気のある声で発言した。
「時間を稼いで欲しい。逆転の機会をなんとか作ってみせる」
「そ、そんなことが可能なのですか?成功する保証は···········」
「うん。わかったよクロっち。なんとか時間を稼いで見せる」
マジェードの疑問の声をかき消すようにガッチャードがクロスウィザードの
提案を即了承する。
「あ、あなた。そんな軽く···········」
「軽くなんてないよ。僕はただ大事な仲間を信じるだけだ。クロっちの
言うことなら僕は命を掛けられる」
「ハア··················。わかりましたわ。私も協力させていただきます」
「二人ともお願い!!」
2人とのライダーはドレッドに向かって走った。
「早くしないと!」
ドレッドと戦っている二人を心配しながらもクロスウィザードは
すぐに行動を起こした。彼女は魔法陣を出しそこから2つの巨大なアンテナを
出現させる。そして念じるとそのアンテナはグルグルと回転し金色の
電波を飛ばし始めた。
(よし!これであそこまで電波が届けば!)
「お願い············!来てユーフォエックス!!」
ここは地球ではないどこかの大地。夜空に星が輝き、きれいな木々が生い茂り美しい湖が所々にあるその土地の周りをユーフォエックスはグルグルと飛び回っていた。
「エ~クス~。ユーフォエックス~····················エックス?」
その時ユーフォエックスはその場に立ち止まる。そしてその瞳を夜空に向けた。
「ユーフォエックス~!」
そしてユーフォエックスはワープゲートを発生させそのゲートの中へと消えていった。
「ハア!!」
「おりゃ!!」
ガッチャードとマジェードはドレッドとの戦闘を繰り広げていた。
倒すためではなく時間を稼ぐための戦闘。彼らはそのことを
心がけ身を守ることも前提に戦っていた。しかしそれでも
奴は二人を圧倒し続けていた。
「クソ!」
「本当に化け物ですわ」
二人はついにその場に膝をついてしまう。そしてドレッドは二人にトドメを刺そうと
ゆっくりと二人に近づく。だがその時彼の頭上に謎のワームホールが出現した。
その異様な光景に二人はもちろんドレッドも上を見上げる。
「おい。黒霧なんだれ?」
「さあ··················?私と同じワープゲートの様ですが?」
ワープゲートから金色に輝く謎の存在が現れる。未知なる姿を現したその
存在にガッチャードの目は奪われた。
「あれは?UFO?」
「やった!!来てくれたんだね!ユーフォエックス!!」
「ユーフォエックス~?エックス~!!」
ユーフォエックスがドレッドに向かってレザーを放つ。
ドレッドはそのレーザを避けるために後ろに大きく飛んだ。
そしてその隙をついてユーフォエックスはガッチャードの目の前に移動した。
そしてガッチャードをじっくりと見つめた。
「エックス~················」
「き、君は一体?」
「出久!彼はユーフォエックス!僕と同じくレベルナンバー10のケミーだ」
「君もケミーなの!?すごい!こんなケミーがいたなんて!!」
「エックス~································」
戦闘中にも限らず仮面の下でガッチャードは新しく出会うケミーに
目を輝かせていた。ユーフォエックスはその瞳に先代ガッチャードの影を
感じた。コイツも彼と一緒かもしれない。ユーフォエックスは今のガッチャードを
試してみたいと感じた。
「ユーフォーエックス~!!」
ユーフォエックスはガッチャードのベルトに向かって謎の光を放つ。
するとガッチャードライバーに青と赤の色をした謎のアイテムが付けられた。
アイテムの名はエクスガッチャリバー!レベルナンバー10とのガッチャンコを
可能にする変身補助アイテムである!
「これは·························?」
「エックス~!!」
ガッチャードの腕のカードホルダーからブランクカードが一枚飛び出す。
そしてユーフォエックスは自らブランクカードの中に入っていった。
そしてそのカードはガッチャードの手に自ら収まる。
「ユーフォエックス·························力を貸してくれるの?」
『エックス!!』
「よし!未知なるスーパーガッチャンコだ!!」
ガッチャードはユーフォエックスのカードをがエクスガッチャリバーに
装填する!そしてベルトを再び起動させた。
『HOPPER1』
『STEAMLINER』
『クロスオン!』
「行こう…ユーフォーエックス!」
『ユーフォエックス!!』
『マーベラスオカルト!』
「ガッチャンコ!!X!UFO-X!スーーパーーー!!』
「これが僕の新しい力!!スーパーガッチャードだ!!」
そう緑谷出久は変身したのだ!ケミーの頂点の存在であるレベルナンバー10の
ケミーを使いこなす錬金術師。仮面ライダースーパーガッチャードに!!
「ま、まさかレベルナンバー10を従わせるなんて··················」
マジェードはガッチャードの新しい姿に驚きを隠せない。
その声には色んな感情が籠っていた。
「さあ反撃だ!!」
BGM:Chemy×Story
ガッチャードはそう言いながらドレッドに向かって走っていく。
ドレッドは迎撃しようとその拳を振るうがその瞬間ガッチャードの
その姿が消えた。
「!?」
ドレッドは突然起きた現象に理解が追いつかず周りをグルグルと見渡す。
だが次の瞬間奴の背中に大きな衝撃が走る。すぐさま後ろを振り向くと
そこにはガッチャードが。ドレッドはすぐさま反撃の裏拳を飛ばすがガッチャード
は再び姿を消し奴の拳は空を切る。するとガッチャード奴の頭上にその姿を現す。
そして瞬間移動を何回も繰り返しながら奴にレーザーを放っていく。更に
その隙をついて奴の目の前に瞬間移動し奴の体を蹴り飛ばした。
「グオーー!?」
蹴り飛ばされた奴の体は前にに吹き飛ばされていく。そしてガッチャードは
両手のUFOを飛ばし奴の方に向かわせる。そして二つのUFOは奴の頭上に
飛びそして下から光を放つ。すると奴の体は拘束され宙に浮く。
「お前の力!分離させてもらうぞ!!」
ガッチャードはエクスガッチャリバーを武器モードに変形させる。
そして宙で拘束されたドレッドに向かってエクスガッチャリバーの先端から
青いビームを放つ。そのビームを受けたドレッドはなんと
脳無と分離された。そしてその青いビームは鞭のような形状に変化し分離された二人に
巻きつく。
「トドメだ!!」
『ガッチャーンコ!ユーフォーエックスシャイニングフィーバー!!』
「ハアーーーー!!!!!!」
ガッチャードは体を黄色く輝かせながら宙に拘束された二体に向かって突っ込んで行く。
そして奴らに目にも止まらない速度で回転しながら連続ライダーキックを打ち込んだ!
「グァーーーー!!!!????」
それを受けたドレッドと脳無は大爆発を起こした。
「よし!!やった!!」
ガッチャードは無事ドレッドに勝利する。分離された脳無はその場に倒れ
もう起き上がる気配はない。ドレッドはベルトだけを残し消滅した。その戦い
を見ていた死柄木弔はそのベルトを回収すると首を軽くかきながらつぶやいた。
「ったく。レベルナンバー10の存在はともかく、あのアイテムは反則だろ」
「死柄木弔。今回は退散するべきかと」
「うるせぇな。わかってるよ。次はもっとうまくやってやる」
そういって死柄木弔と黒霧はこの施設から去っていった。
戦いが終わり僕は変身を解いた。するとカードからユーフォエックスが飛び出して来た。
「エックス~」
「ありがとうユーフォエックス!君のおかげで助かったよ!!それとよかったら
僕と友達に························」
「エックス~」
僕はユーフォエックスに友達にならにならないかと言葉をかけようとした。しかし
ユーフォエックスはお礼だけを聞いてワープホールを出現させて
その中に消えて行ってしまった。
「ああ············そんな、せっかく友達になれると思ったのに············」
僕は少ししょんぼりして肩を降ろしてしまう。そんな僕に
クロっちは声を掛けてきた。
「大丈夫だよ出久。ユーフォエックスとはまた絶対に会えるよ。
詳しいことまだ言えないけど、僕が約束する」
「クロっち············うん。わかったよ」
彼女に励まされて少し元気を取り戻す。そして僕は
マジェードの方へと目を向けた。
「君も助けてくれてありがとう!マジェード」
「ハア············本当に不思議な人ですわねあなたは」
マジェードそう言いながら変身を解いた。僕は変身を解いた彼女を見て
目を見開いて驚く。
「え~~~~!!!??八百万さん!?」
そうマジェードの正体は僕のクラスメイト。八百万百さんだったのだ。
それと同時刻、爆豪は切島と共に倒壊エリアでヴィランたちを撃退していた。
そして少し経った後二人はその場を完全に制圧したのだった。
「いやー爆豪お前本当に強いな!マジですげぇぜ!」
「うるせえ!黙って他のヴィランがいねぇか警戒しろ!!」
「おう!」
切島素直に残りのヴィランがいないかと警戒を始めた。
(クソが!何が強いだ············!!何がすごいだ!!こんなじゃあまだ
デクには絶対に勝てない!!)
爆豪は今の自分の力に不満を感じていた。このままではあいつには
勝てない。その事実が彼の頭の中にくすぶり続けたいた。
2人が周りを警戒していると二人は後ろの方に気配を感じる。すぐに後ろを確認すると
そこにいたのは黒いローブを付け顔を隠している謎の人物。
「チ!もう一人いやがったか」
「貴様は爆豪勝己だな?」
「あん!?だったらなん············ん!?」
爆豪が喋りきる前に謎の人物は爆豪の目の前に一瞬で移動した。
そして爆豪の頭の鷲づかみした。
「グオ!?」
「爆豪!!テメー放しやがれ!!」
切島が奴に殴りかかろうとする。しかし謎の人物はもう片方の腕を
切島に向けると彼は謎の衝撃波で吹き飛ばされた。
「クソが············!!」
「爆豪············感じるぞ············貴様の中にある漆黒の感情を。その強大さを」
「な、なにを!?」
「貴様にこの黒い炎を与えよう」
鷲づかみ手から黒い炎が発生する。そしてその炎は爆豪の中へと
入っていった。
「グァーーーー!!!!???」
黒い炎が収まると奴は爆豪を開放した。そしてその場から
颯爽と去っていった。
「グ!爆豪!大丈夫か!?」
「お、おう············」
(な、なんだこの感覚············アイツは一体?)
次回、体育祭に向けてのガッチャードの新たな挑戦。
『出久!乗り越えてみせなよ!レベルナンバー10試練を!!』