ある日ダンジョンという大穴が開いた
そこからモンスターが進出し、人々を蹂躙した
だが、その身一つでモンスターに抗う英雄が現れた
彼らの死後、暇を持て余した神々が降り立ち、神時代が始まった
ゼウス・ファミリア、ヘラ・ファミリアを筆頭に様々な神が人々に恩恵を人々に与えてモンスターの進行を食い止めた
だがその二つのファミリアは【黒龍】の討伐に失敗し、オラリオから追放された
その頃、天界ではある女神が多忙な日々を送っていた
「うわああああああ!!忙しすぎるううう!死者の管理が減ったのはいいけどなんで専門外の役割をしないといけないのよ!!」
「そういわれましてもヘカテー様、天界では下界に降り立つ神が後を絶ちませんので現在神手不足なのですよ!それにハデス様を見てください、もう生きてるのか怪しいレベルですよ」
ヘカテーが自身の従者であるモルモーに言われてハデスを見るともう生きているのか怪しいレベルで白くなっていた
「あれ、生きているのかしら・・・・生気を感じられないのだけれど」
「一応息はあります・・・・・・・たぶん」
「否定、できないわね」
「生きてるわボケ!少し仮眠とってただけだわ!」
「というかハデス様、この仕事量何とかできませんか」
「そうは言っても、下界に行った神はなかなか帰ってこないからな、少し前まではヘラがちょくちょく送還していたけどそれでも下界に降り立つ神は多い。しかも、人間が送ると神殺しの大罪を背負う事になる、そう簡単に済む問題ではない
「そんなぁ、ん?ハデス様どこか用事ですか?」
「ああ、会議に行ってくる。本来ならゼウスの役目なのだが不在の間は私が代理で行っている」
「た、大変ですね」
「慣れてるからいい。では行ってくる」
足元フラフラで白髪のせいで年老いて見える後ろ姿を見ながらハデスは部屋を出ていく
「下界か、少し行ってみたいわね」
「ですね」
「だけど、これ以上神手が減ったらハデス様過労死するわよね」
「間違いなく。あるとしてもどこかで神の一斉送還が出る規模の事件が起こらないと、ですがそんなことあり得ませんよね」
「だよね、あはは」
ヘカテーとモルモーは苦笑する
「さ、仕事に戻るわよ」
* * * * * *
(うっ、キツイ・・・モルモーにはああいったけどたまには休暇が欲しいわ)
バンッ
「おい、クロノスによるとあと数年すれば神の一斉送還が出る規模の事件が起きるぞ」
「どんな事件ですか・・・でも」
「ようやくこの仕事量から解放されるのですね」
「ああ、ようやくだ。でもってヘカテー、お前に休暇を渡そう」
「?!!!」
「まじ、、、ですか?!」
「ああ、マジだ100年分の休暇だ」
「いやったああああああああああ!」
「良かったですね、ハデス様」
「ええ!!」
「久しぶりの休暇楽しんでおいで」
「はい!」
* * * * * *
(やったあ、久しぶりの休暇だ。まず、下界に行こう、前々から行ってみたかったのよねえ。まずどうしようかしら、オラリオに行くのもいいし、下界の店で食事やファッションを楽しむのもいいわね、でも一番は眷属を引き入れてファミリアというのもいいわね、最初は大変かもしれないけど、下界の子達と触れ合ってみたいもの!ああ、楽しみで仕方ないわ。)
ルンルンとした雰囲気のヘカテーだったが・・・・
ツルッ
「へ?うわああああああ!!」
ドオオオオン
「何ここって、転生の間?!!」
「まずいわ、早く上がらないとって・・・へ?」
転生の間から早く出ようとするヘカテーだったが大量の魂がこちらに押し寄せてくる
「ちょっと待って、ちょっと待て、、、のわあああああああああああ!!」
魂の波に抗えずそのまま奥に押し出された
彼女の意識はここで途切れる
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(眩しい、なにこれ。というか私、波に巻き込まれて・・・・・・あっ、段々と、見えてきて、、、、)
「あう?」
(なにこれ?!喋れない、立てない、世界が大きく見える・・・・・ってこれって人間の赤子に転生しちゃったああああ!!)
どうなるヘカテー
好評なら続編作ります
好評ではなくても作りたくなったら作ります