私の名前は柴吉寧々子。兵庫県の強豪「神戸三宮シニア」のショートをしている守備職人よ。
私の持ち味は華麗な守備に走塁センス…とりわけ流れるようなタッチプレーが得意なトリッキーな選手だったの。打撃においてはあまりパワーはなかったけどそれでも選球眼が良く長打を捨てた代わりに三遊間を抜けてレフト前にゴロヒットを打つことが多かったなぁ。そういうこともあって中学1年の時からレギュラーの座を勝ち取ることはできたんだけど全国大会には全然出場したことはなかったの。
ちなみに言っておくと私はバナナが大好きで食べているときは視野が狭くなっちゃうの。それで周囲のチームメイトから「サル」ってひそひそと呼ばれていた。まぁそれでも、ある程度離れていても「サル」って単語になるとどうしても敏感になってしまう。
「―――じゃ、ない。……っ猿って呼ぶなー!!」
って守備であぁ言われるとどうしてもこう嚙みついてきちゃった。だからか、私は神戸から離れたくて仕方がなかった。
そんな中で中学のシニア大会では梶原監督がスカウトに挨拶に来たの。
「あなたが柴吉寧々子さんね?私は梶原詩乃。大阪に河内学院大学付属高校って学校ができるんだけど、そこの野球部の監督になるの」
「はい、私が柴吉っていうんですけど私に何か話があるんですか?」
「えぇ、ぜひうちの野球部に行ってみない?」
「えっ、私が?それだったら私じゃなくてもすごい選手がいると思うんですけど…」
「そうだよね。私も野球の素人なのに監督やってみないって言われた時にはびっくりしたよ。で、あなたの華麗な守備のセンス、新設校でもすぐレギュラーになれそうな逸材だと思ってるの。だからあなたをスカウトしたの」
「なるほど、そういうことだったんですね…あの、それで、私意外に誰かスカウトした人っているんですか?」
「そうね、あなたと同じ小柄だけど堺中央ジュニアで強肩強打の4番正捕手を務めていた野村君に門真なみはやシニアで1番セカンドにして主将、小原さんに声をかけてスカウトに成功したんだ」
「そうですかぁ。それでですけど…」
それからの私は「そもそも人数がちゃんと集まるのか」といったものから「部費や設備はどのようになっているか」ということまで質問攻めにした。
「まぁ、今日はこれぐらいにして、進学したいって思ったら受験しに来てね」
「はい、今日はいろいろお話させていただきありがとうございました!」
それから私は河学に受験して合格し、晴れて進学することになった。
それで今、私の目の前に大阪では名前の知らない全国準優勝エースである大野君に堺中央ジュニアの4番キャッチャー野村君、さらには門真なみはやシニアで1番セカンドにして俊足好打堅守の小原さんもいる。そんな新たなメンバーとともに全国に挑むことになるんだ。
いかがでしょうか?今回は柴吉さんが神戸の守備職人として名を馳せ、監督に対しての質問や対話などのシーンを盛り込んで現在に至る…そういうスタイルのオリジンストーリーを作りました。
なお、活動報告においては各地に散らばるライバルや各地の有力校に進学した選手たちの募集を受け付けております。ぜひよろしければ下のリンクからご参加してくださいね。
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