今回は第1弾、主人公の大野君のオリジンストーリーです。
オレの名前は大野健太。大阪府の強豪・大阪鶴見シニアで活躍する中学球界では知る人ぞ知る右の本格派投手だ。
「ストライークッ!バッターアウト!」
中学3年の夏大会、オレは地区大会で圧巻のピッチングを披露した。
オレの武器は球速138㎞と超中学生クラスの剛速球とストレートと判別のつかないカットボールだ。特にカットボールは打者の左右関係なく使いこなすことができる
そんなオレにもスカウトはかじりついていた。
「ほぉ、大野って子、即戦力ものだな」
「ふむ、うちの高校は投手力が弱いから1年からエースになれる逸材じゃないかな」
「何を言う、うちでも3年生を押しのけて背番号1を取ることができる逸材だよ」
そんな感じでオレのもとに多くのスカウトレポートが来ていた。
大阪桐陽にGL学園、京都府の
「河内学院大学付属高校 新設」
この河学が新設されることを聞いたからだ。新設校となると当然野球部も新設される。もしかしたらと思い、オレは電話をかけてみることにした。
「もしもし、オレは大野健太と言いますけど…」
「はい、私は来年からこの河学で教頭になる
「えっ、オレのことご存じなんですか?」
「ああ、私は教頭であるのと同時に野球部の部長になるからね。中学野球の期待の星は調べておく。そうだろう?」
「確かにそうですよね」
「これから君に野球部の話をしたいと思う。だから今週末にうちの進路指導室に来てほしい」
「分かりました」
そして、オレは河学の進路指導室に来ることになった。
「やぁ、よく来てくれた。私が河学で教頭となり、野球部部長となる黒田智宏です」
「どうも、オレは大野健太と申します。本日はよろしくお願いいたします」
「ほぉ、君が大阪鶴見シニアのエース、大野健太君だね」
「は、はい…」
「君の実力なら、全国の強豪校からスカウトされ、1年生からエースとなりうる逸材だよ。そんな子がどうしてこの学校に進学しようと思って、ここに呼び出したんだ」
「それは、僕の実力では強豪の中で1年からエースになることは不可能だと思ったからです」
「ふむ、それはなぜだね?」
「それは、1度強豪校で見学したですけど…」
それは夏休み、GL学園で見学した時の話だ。
そこの学校は強豪ゆえ全国のシニア・ボーイズのエースやクリーンアップ、切り込み隊長に守備職人が集っていた。しかし、現実はそれでも3年間出場はおろかベンチ入りさえかなわない現実。天才と呼ばれたのに出場できずに落ちぶれてしまった姿。あの姿がトラウマとなって強豪校に進学する勇気が出なかった。そんな中で河学が開設されるという情報をかぎつけて電話しに来た…ということの経緯を話した。
「なるほど、君は強豪で活躍できなかった天才たちを見てショックを受けてしまったんだね」
「はい、あの死んでしまった目つきは絶対忘れられません」
「それでだが、うちも甲子園を目指したいのだけどそのためには君の力が必要なんだ」
「えっ?」
「君の力があれば、どんな強豪でもまともに戦える力がつくはず。だから君が必要だというんだ」
「本当に!?いいのですか!?」
「もちろんだよ。君が初めてこれからの野球部の話をしたんだ。入学を楽しみにしているからな」
「はい、入学式、待っていてください!」
そして、この年の受験に合格したオレは河学に進学することになったのだ。
活動報告においてはキャラクターを募集しています!
まだまともに選手がそろってはいない状況なので、ルールに則って自由にキャラを作ってみましょう。
キャッチャーやショートは特にほしいですね。この後のお話が進めやすくなるので。