大阪清蹊女子との練習試合にて小原、ハルクと出塁して孤崎の先制タイムリーに野村のホームランと一気に4得点を獲ることに成功した河学ナイン。さて、このまま勢いに乗りたいところだが…?
初回にして一挙4点を失った大阪清蹊女子。バッテリーは5番の鈴木が打席に立つ前にタイムを取る。何やらバッテリー内で話し込んだうえで
改めて5番の鈴木。
「よろしくお願いします」
そう一礼してバッターボックスに立つ。相手は初球からCチェンジ、カーブをボールゾーンに投げた後でストレートを外角低めに投げた。ズドン!と決まったストレートはスピードガンでは121㎞と表示されていたが鈴木にはそうは思えないストレート。天橋の投球術は京都府北部の『東舞鶴レディース』で培われた強かなる策士ぶりが特徴なのだ。ストレートは平均120㎞には及ばないものの、カーブやCチェンジといった遅い変化球を駆使して緩急をつけ、ストレート待ちの打者にはSFF、逆にSFF待ちにはストレートを投げて空振らせたり打たせて取るスタイル、これが投球魔術師、天橋葵である。
4球目のSFFをボールにミートした鈴木。これも三遊間奥に抜けるような当たりだったがそこは姫咲がダイビングキャッチしたことでショートライナー。6番一本は初球高めのストレートを打ったがこれもフェンス際まで飛んで行ったが
「なるほどね、どんな打球でも積極的に追いかけて本当だったらヒットになるはずの当たりをアウトにしていく…これが『攻める守備』ってわけかぁ」
「姉さん、うまいこと言うなぁ…」
「それにしても、姫咲の守備の話は聞いていたけどここまでとはびっくりだなぁ」
「なんや大野、戦ったことあるんか?」
「戦ったことこそないんだけど、その守備は兵庫県を超えて関西の中学野球では有名人だよ。オレも石橋や小幡、宮津といった内野手勢に監督が言い聞かせていたのを見ていたわけで」
「ほぉ、そういうことやったんか」
梶原監督もナインも大阪清蹊女子の華麗な守備に嘆息するわけだ。
2回表、いきなり5番の天橋を左バッターボックスに迎えることとなった。まずは初球、外角低めのストレートをボールゾーンに外す。これに天橋は手を出さずに1ボール。2球目に外角低めのストライクゾーンにカットボールを入れてきた。天橋はバットを当てることに成功したが芯を外されてサード側のファールゾーンに飛ばしていった。
(危ないところやった…これでファールってことは完璧に捉えられたらホームランになることだってあり得るで)
ファールだったものの冷や汗をかいた野村はマウンドに向き直ると3球目に内角高めのシュートを要求。強打者には内角はタブーとされてはいるがこれを意識させるだけでも外角側の意識をそらすことができるのだ。結果はストライクになった。
4球目には低めのナックルを要求し、見事空振りを取ることに成功した。ナックルは捕球が難しい球種なのだが*1、野村はがっちり捕球することに成功した。
6番の北川はシュートを2球連続で内角に投げてきたと思ったら3球目のストレートで空振りを煽って三振に仕留めた。7番の有村には初球のカットボールを打たせてショートゴロ。3者凡退に仕留めることに成功した。
2回裏は8番柴吉は2球目のストレートを打ったが非力な為に弱弱しいショートゴロで1アウト。9番大野も初球のカーブを芯でとらえたがこれもレフトライナーに終わった。1番に戻って小原だが、粘りに粘って8球目のストレートを見送って四球を勝ち取った。しかし、2番のハルクが内角のストレートをセンター返しでヒットになる…はずが姫咲に捕られてしまい3アウトで追加点はならず。
3回表も8番石原、9番の土屋と三振に仕留めた後、姫咲が2度目のバッターボックスを迎える…
大阪清蹊女子0ー4河学
清00 0
河40 4
大阪清蹊女子は反撃のチャンスをつかみ取ることができるのでしょうか。それとも河学は4点のリードを守り抜くことができるのでしょうか。
さて、活動報告では各地のライバル・クラスメートを募集しています。参加してくれればありがたいです。
日本一の野球部を目指して 仙台天教(第1回)キャラ募集
日本一の野球部を目指して 医科高崎(第1回)キャラ募集
日本一の野球部を目指して 聖稜(第1回)キャラ募集
日本一の野球部を目指して 海東大静岡翔海(第1回)キャラ募集
日本一の野球部を目指して 第3回キャラ募集
日本一の野球部を目指して 第4回キャラ募集