日本と皇國の幻争正統記   作:坐久靈二

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登場人物 その五

 皇道保守黨

 

⦿荒木田 将夫

 

・生年月日:皇紀二六二六年(西暦一九六六年)五月二十六日(第四章開始時六十歳)

 

・登場:第七十九話『合流』

 

 軍人と新華族を中心とした、神(じん)皇(のう)親政を志す極右政治団体「皇(こう)道(どう)保(ほ)守(しゆ)黨(とう)」の総裁。

 自身は皇(こう)國(こく)国防軍の大将でもある。

 政界進出を目指す新神(じん)皇(のう)に近付き、自身の政治理念を叶えようとしている。

 

⦿芹沢 雁也

 

・生年月日:皇紀二六五〇年(西暦一九九〇年)九月十六日(第四章開始時三十六歳)

・身長:一八四糎(センチ)

・体重:八六瓩(キロ)

・血液型:A

・登場:第七十二話『鎮圧』

 

⦿新見 虹

 

・生年月日:皇紀二六五一年(西暦一九九一年)九月十五日(第四章開始時三十五歳)

・身長:一八二糎(センチ)

・体重:八〇瓩(キロ)

・血液型:AB

・登場:第七十二話『鎮圧』

 

⦿山南 知郎

 

・生年月日:皇紀二六五四年(西暦一九九四年)二月二十三日(第四章開始時三十二歳)

・身長:一八五糎(センチ)

・体重:八九瓩(キロ)

・血液型:O

・登場:第七十二話『鎮圧』

 

⦿伊東 陽之進

 

・生年月日:皇紀二六五六年(西暦一九九六年)十一月十八日(第四章開始時二十九歳)

・身長:一八〇糎(センチ)

・体重:七六瓩(キロ)

・血液型:A

・登場:第七十二話『鎮圧』

 

 皇(こう)道(どう)保(ほ)守(しゆ)黨(とう)の中でも役職に選ばれる中心的な青年将校達。

 独断専行のきらいがあり、革命動乱後に連合革命軍の残党を掃討している。

 また、都(つ)築(づき)廉(れん)太(た)郎(ろう)内閣総理大臣を無断で暗殺しようとした。

 

 

⦿推(つき)城(しろ) 朔(さく)馬(ま)→「神(しん)瀛(えい)帯(たい)熾(し)天(てん)王(のう)」の当該項目を参照

 

 神(しん)瀛(えい)帯(たい)熾(し)天(てん)王(のう)

 

⦿貴(き)龍(りゅう)院(いん) 皓(しら)雪(ゆき)

 

・生年月日:不明

・登場:第十二話『青(せい)血(けつ)』

 

※その他プロフィールについては第一章の当該項目を参照

 

 新神(じん)皇(のう)・獅(し)乃(の)神(かみ)叡(えい)智(ち)に仕える近衛侍女の一人で、ゴシックロリータ服に日本刀を携えた格好をした長身の美女。

 その正体は日本人の抹殺を目論む集団「神(しん)瀛(えい)帯(たい)熾(し)天(てん)王(のう)」の頭目で、「広目天」の異名を持つ。

 叛逆組織に入り込んだ「増長天」八(や)社(おと)女(め)征(せい)一(い)千(ち)、政界に入り込んだ「多聞天」推(つき)城(しろ)朔(さく)馬(ま)、軍部に入り込んだ「持国天」閏(うる)閒(ま)三(みつ)入(なり)を使役しながら目的の為に暗躍している。

 また、遠く離れた場所を見通し意思を疎通したり、相手に病で犯して殺してしまう能力があるらしく、皇(こう)國(こく)側に神(しん)瀛(えい)帯(たい)熾(し)天(てん)王(のう)の為に動かす手駒を設けつつ、用が済んだら問答無用で抹殺する冷酷さを持っている。

 また、表面上面倒事を引き受けておいて陰では他人任せにする身勝手で無責任、横着な一面も持つ。

 

 八(や)社(おと)女(め)と推(つき)城(しろ)に武(ぶ)装(そう)戦(せん)隊(たい)・狼(おおかみ)ノ(の)牙(きば)を支援させて日本国の目障りな抵抗勢力を消すよう働きかけつつ、その過程で皇(すめらぎ)奏(かな)手(で)を破滅させて自身の側に引き込もうとしていたが、皇(すめらぎ)に拒絶されたことで失敗。

 その後は絶対強者と呼ばれる主君を過剰に持ち上げつつ、自身の目的に向けて悩める彼を誘導しようとした。

 しかし、その神(じん)皇(のう)は自身の思惑とは真逆に日本人以外の全人類を鏖(おう)殺(さつ)すると宣言し、頭を抱えることになった。

 

⦿八(や)社(おと)女(め) 征(せい)一(い)千(ち)

 

・生年月日:不明

・登場:第二十一話『狼(おおかみ)と鴉(からす)』

 

※その他プロフィールについては第一章及び第二章の当該項目を参照

 

 神(しん)瀛(えい)帯(たい)熾(し)天(てん)王(のう)の一人「増長天」にして武(ぶ)装(そう)戦(せん)隊(たい)・狼(おおかみ)ノ(の)牙(きば)を陰から操る謎の首領補佐。

 少年のような出で立ちをしているが、奈良時代に和(わ)氣(けの)廣(ひろ)虫(むし)によって引き取られた孤児が現代まで生き続けているという化物である。

 

 武(ぶ)装(そう)戦(せん)隊(たい)・狼(おおかみ)ノ(の)牙(きば)が道(どう)成(じよう)寺(じ)太(ふとし)と久地縄元毅の二人だけになるまで追い詰められたところに現れ、二人に穢(え)詛(そま)禍(が)終(つひ)の力を授け、生き残った道(どう)成(じよう)寺(じ)を使って岬(さき)守(もり)航(わたる)・根(ね)尾(お)弓(きゆう)矢(や)の抹殺と皇(すめらぎ)奏(かな)手(で)の破滅を企んだ。

 神(しん)為(い)が暴走し精神的に不安定となった道(どう)成(じよう)寺(じ)陰(かげ)斗(と)を操り、岬(さき)守(もり)航(わたる)と根(ね)尾(お)弓(きゆう)矢(や)を襲撃したが返り討ちに遭い、全てを吐かされそうになったが推(つき)城(しろ)朔(さく)馬(ま)と閏(うる)閒(ま)三(みつ)入(なり)の横入りによって間一髪難を逃れ、二人と共に自分達の目的を告げて日本国を去った。

 

 

⦿推(つき)城(しろ) 朔(さく)馬(ま)

 

・生年月日:不明

・登場:第二十話『運(うん)命(めい)の雙(ふた)子(ご)』

 

※その他プロフィールについては第一章及び第二章の当該項目を参照

 

 神(しん)瀛(えい)帯(たい)熾(し)天(てん)王(のう)の一人「多聞天」。

 皇(こう)國(こく)の正解に潜入し、皇(こう)道(どう)保(ほ)守(しゆ)黨(とう)の青年部長や甲(きのえ)夢(む)黝(くろ)や能(のう)條(じょう)緋(ひ)月(づき)の秘書を務めていた。

 

 岬(さき)守(もり)航(わたる)が屋(や)渡(わたり)倫(りん)駆(く)郎(ろう)を倒したところに現れ、用済みになった彼を始末し、自身が南北朝時代の武将「津(つ)田(だ)左(さ)馬(ま)権(ごんの)助(すけ)正(まさ)熊(くま)」であると告げて去って行った。

 その後は八(や)社(おと)女(め)征(せい)一(い)千(ち)の策を助けていたが、その一環として彼が航(わたる)と根(ね)尾(お)を始末する間に麗(うる)真(ま)魅(み)琴(こと)の足止めを請け負うも、満身創痍の状況に追い込まれた。

 そんな状態で窮地に追い込まれた八(や)社(おと)女(め)の助けに入り、閏(うる)閒(ま)三(みつ)入(なり)と共に自分達の目的を告げて去って行った。

 

 また、元崇(す)神(じん)會(かい)三代目総帥の息(いき)田(た)琉(りゅう)次(じ)郎(ろう)を殺害している。

 

⦿閏(うる)閒(ま) 三(みつ)入(なり)

 

・生年月日:西暦一九〇一年(皇紀二五六一年)七月十七日(第四章開始時百二十五歳)

・登場:第一話『轟(ごう)臨(りん)』

 

※その他プロフィールについては第二章の当該項目を参照

 

 神(しん)瀛(えい)帯(たい)熾(し)天(てん)王(のう)の一人「持国天」にして、麗(うる)真(ま)家と鬼(き)獄(ごく)家の祖「鬼(き)獄(ごく)魅(み)三(さぶ)郎(ろう)」。

 若かりし先代神(じん)皇(のう)に接触し、ヤシマ人民民主主義共和国の打倒と神(しん)聖(せい)大(だい)日(にっ)本(ぽん)皇(こう)國(こく)の建国を促した張本人でもある。

 また、六年前に岬(さき)守(もり)航(わたる)のこうこうを襲撃した「崇(す)神(じん)會(かい)廻(かい)天(てん)派(は)」の中心的人物にして裏切り者の「猫面の男」。

 

 身内に対して何の情も無い冷血漢で、自身の子孫である鬼(き)獄(ごく)伯爵家を「壜級為(い)動(どう)機(き)神(しん)体(たい)・トミノナガスネヒコ」で鏖にした。

 後に唯一生き残った鬼(き)獄(ごく)東(あ)風(ゆ)美(み)にそれを問い詰められた際には、身内というものは家を継ぐ為に存在するものであり、不死の自分にとっては単なる思い通りに操る手駒に過ぎないと嘯いている。

 

 窮地に追い込まれた八(や)社(おと)女(め)征(せい)一(い)千(ち)と推(つき)城(しろ)朔(さく)馬(ま)の許に顕れ、全ての目論見を話した後で不吉な予言を残し、二人と共に姿を眩ました。

 その後、皇(こう)國(こく)では都(つ)築(づき)廉(れん)太(た)郎(ろう)暗殺の現場に割り込んでこれを阻止したが、直後に自らの手で続きを殺害している。

 

 その他の人物

 

⦿都(つ)築(づき) 廉(れん)太(た)郎(ろう)

 

・生年月日:皇紀二六〇八年(西暦一九四八年)一月十八日(第四章開始時七十八歳)

・登場:第四十四話『愛(あい)と哀(かな)しみの夜(や)想(そう)曲(きよく)』

・退場:第九十八話『皇(こう)道(どう)保(ほ)守(しゅ)黨(とう)』

 

※その他プロフィールについては第二章の当該項目を参照

 

 皇(こう)國(こく)の内閣総理大臣。

 新神(じん)皇(のう)の勅命に従い日本国との講和を進めている。

 当初は講和の成立を以て辞任する意向でいたが、神(じん)皇(のう)から政界進出の意欲を聞いたことで、どうにかこれを阻止すべく辞任のタイミングを引き延ばしていたが、それに業を煮やした皇(こう)道(どう)保(ほ)守(しゆ)黨(とう)の青年将校及び閏(うる)閒(ま)三(みつ)入(なり)によって暗殺された。

 

⦿曽(そ)良(ら)野(の) 千(ち)果(か)

 

・生年月日:西暦二〇〇四年(皇紀二六六四年)四月九日(第四章開始時二十二歳)

・身長:百六十四センチ

・スリーサイズ:B七八・W五二・H七九

・血液型:O

・外見的特徴:不健康な程の痩せ型

・一人称:私(あたし)

・好きなもの:高価な衣類・装飾品

・嫌いなもの:甲斐性の無い男

・特技:特に無し

・趣味:男と飲むこと

・登場:第八十六話『理想の崩壊』

 

 岬(さき)守(もり)航(わたる)・麗(うる)真(ま)魅(み)琴(こと)・久(く)住(ずみ)双(ふた)葉(ば)の高校時代の同級生。

 双(ふた)葉(ば)のことを虐めていた。

 

 航(わたる)や魅(み)琴(こと)と訣別した双(ふた)葉(ば)の前に現れ、彼女の劣等感を刺激する嫌がらせを吐いた。

 その後、記者の取材を受けようとする双(ふた)葉(ば)と道端でぶつかったのを良い事に彼女を揺すろうとしたが、その途中で道(どう)成(じよう)寺(じ)太(ふとし)と遭遇。

 双(ふた)葉(ば)によって道(どう)成(じよう)寺(じ)に囮として差し出されてしまう。

 

 間一髪のところで魅(み)琴(こと)によって助けられたが、腹を立てた千(ち)果(か)は双(ふた)葉(ば)と取っ組み合いの喧嘩となり、結果的に双(ふた)葉(ば)を車道に投げ出して事故死の原因を作ってしまった。

 その後、暴行致死で逮捕されている。

 

 記者の綿(わた)貫(ぬき)千(ち)紗(さ)は歳の離れた姉。

 

⦿綿(わた)貫(ぬき) 千(ち)紗(さ)

 

・生年月日:西暦一九九五年(皇紀二六五五年)五月四日(第四章開始時三十一歳)

・身長:一五六センチ

・スリーサイズ:B八〇・W六二・H八二

・血液型:O

・一人称:私(わたし)

・好きなもの:社会正義

・嫌いなもの:右翼・保守政治家

・特技:飛び込み取材

・趣味:SNS・政治活動

・登場:第八十八話『奪還』

 

 フリーの記者で曽(そ)良(ら)野(の)千(ち)果(か)の歳の離れた姉。

 正義感は強いが思い込みで記事を書くきらいがあり、また取材対象に対しても若干失礼な態度を取る。

 八(や)社(おと)女(め)征(せい)一(い)千(ち)の紹介で久(く)住(ずみ)双(ふた)葉(ば)と知り合い、彼女の話を元に書いた記事によって皇(すめらぎ)奏(かな)手(で)の政治生命を終わらせた。

 

 その後、来日した神(じん)皇(のう)・叡(えい)智(ち)を突撃取材し、不用意な発言で激怒させている。

 

⦿二(に)井(い)原(はら) 椛(もみじ)

 

・生年月日:西暦一九八一年(皇紀二六四一年)十月二十七日(第四章開始時四十四歳)

・登場:第八十九話『暴走』

 

 犠牲になった拉致被害者の一人・二(に)井(い)原(はら)雛(ひな)火(び)の母親。

 生前は娘が担当していた飼い犬の散歩でよく神社を訪れている。

 その際に、自分の不甲斐なさに悩む根(ね)尾(お)弓(きゆう)矢(や)に対して謝意を述べた。

 また、同じ神社で道(どう)成(じよう)寺(じ)太(ふとし)を逸早く発見し、逮捕の切掛を作った。

 

⦿波(は)瀬(ぜ) 京(きょう)太(た)郎(ろう)

 

・生年月日:西暦一九七三年(皇紀二六三三年)七月六日(第四章開始時五十三歳)

・登場:第八十九話『暴走』

 

 統合幕僚長。

 岬(さき)守(もり)航(わたる)らが帰国した際に、麗(うる)真(ま)魅(み)琴(こと)等邦人救出の為の超(ちよう)級(きゆう)為(い)動(どう)機(き)神(しん)体(たい)・カムヤマトイワレヒコ出撃を許可した。

 また、政権交代後には対皇(こう)國(こく)制度の即時凍結を行おうとする新政権に対し、皇(こう)國(こく)軍や武(ぶ)装(そう)戦(せん)隊(たい)・狼(おおかみ)ノ(の)牙(きば)の教委を説明し、延命を説得した。

 

 

⦿頤(おとがい) 望愛(のあ)/畔(くろ)柳(やなぎ) 紀(のり)明(あき)

 

・生年月日:皇紀二六六〇年(西暦二〇〇〇年)三月十二日(享年二十七)

・身長:一六一糎(センチ)

・体重:五〇瓩(キロ)

・血液型:AB

・外見的特徴:女装・女性的な体付き

・一人称:僕(ぼく)

・登場:第四十三話『夢魔』

・退場:幕間十四『破(は)邪(じや)顕(けん)正(しよう)の華(か)傑(けつ)刀(とう)(血ノ巻)』

 

 麒(き)乃(の)神(かみ)聖(せい)花(か)の女装夜伽役の一人「頤(おとがい)望愛(のあ)」。

 元は逸見樹に幼馴染の恋人を寝取られた青年「畔(くろ)柳(やなぎ)紀(のり)明(あき)」。

 

 革命動乱で麒(き)乃(の)神(かみ)聖(せい)花(か)が薨去し、後を追うように自害している。

 

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