FAIRY TAIL 内なる鼓動は誰の為に   作:タマン

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フェアリーテイルの二次創作を見て、自分も書いてみたいと思ったので、投稿しました。
処女作なので、温かい目で見ていただけると幸いです。

初めて、書いたのですが、自分で見返すと「何かへんかも?」とソワソワしてしまいます。あと、自分の二次創作と自分が今まで見てきた二次創作を比べたのですが、作者様方の凄さを改めて感じさせられました。




プロローグ

 

 

 

 

 

 

 

「・・・んっ、ふぁ~」

 

(また、あの時のことを思い出しちゃった...)

 

少女は、あくびをしながら大きく体を伸ばすが、その顔は、眠りから覚め、久々に体を動かすことの幸福感に満ちたものではなく、ただただ暗いものとなっていた。

 

「…」

 

夢を見た。

懐かしい夢を。

所々ぼやけていたけど私が最も幸福だった時のことを。

 

 

 

未だ見つからない家族との幸せな日々を。

 

(ママ、パパ…)

 

目元に涙が溜まりかけるが、少女はその涙を拭い、自分の顔を「パンっ!」と強く叩く。

 

(ネガティブになるのは、絶対ダメ!いつか必ず会えるって私自身が信じなきゃ)

 

ネガティブな思考から立ち直った少女は、気持ちを落ち着かせ前を見ると、ちょうどこちらの方を向いた、白銀ロングの美人が立っていた。

 

 

「あっ、おはようございます!ミラさん」

 

 

「あら、目が覚めたのね、セラ」

 

 

少女セラの明るい声に対し、ミラは優しい笑みで返す。

 

 

「よく眠れた? まだ疲れているようだったら、また後で教えてあげるけど」

 

 

「おしえる?……あっ!すみません!私、料理教えてもらってたのに途中で寝てしまって… 」

 

 

「ふふ、大丈夫よ、昨日も夜遅くまで頑張ってたんでしょ?疲れてても仕方ないわ」

 

 

「本当にすみません…」

 

 

「でも、なんで急に料理なんてやりたいと思ったの?」

 

「実は…」

 

セラは昨日、よく自分宛に依頼を出してくれる料理店に仕事をしに行った。

その仕事終わりの時にセラのことを気に入っている料理長が、最近厨房をよくチラチラ見て気になっていたセラに気づき、看板メニューの品を作ってみることになったのだが、何度も爆発し、厨房を散らかしまい、焦ったセラはとてつもないスピードで厨房を整え、料理長に何度も頭を下げた。

それに対し料理長は「まだ、これからだから頑張ろう」とセラの頭を優しく撫でたのだった。

 

このことに、セラは、自分に気を使ってくれた料理長への申し訳なさと、自分の不甲斐なさから、夜通し自分の部屋でひたすらトライしたのだが、うまくいかず、現在、看板娘のミラさんに料理を教えてもらっていた。

 

「そういうことなんですが、さっきの続きから教えてほしいです!」

 

「分かったわ。えっと、さっきの続きだから…。そうね、爆発させないためのポイントがあるのだけど、それはね、、、」

 

 

そのあとは、実践も加えて、手取り足取り教えてくれた。途中、大爆発を起こし、ミラさんの頭に破片がぶっ刺さってしまい、ミラさんは「料理って楽しいでしょ」と微笑みながら倒れてしまった。傷はすぐに治すことができたのだが、その後も何度も爆発させてしまい、治療、爆発、治療、爆発を繰り返すことで非常に疲れてしまっていた。

 

(はぁ・・・・ミラさんにすごく迷惑かけちゃった。今度、何か手伝いとあらためて謝罪の品渡そう)

 

少女はそんなことを思いながら、遂に完成した、ビッグかにクリームコロッケを机に運び、料理の出来栄えをよく見ていた。

 

(・・・・・・・色々あったけど、実際に完成したものを見ると嬉しいなあ・・。出来栄えも中々だし、きっと味の方は、中のクリームが体にジュワッと染み渡って、某料理漫画みたいにバッて素っ裸になるぐらいおいしいんだろうなー。・・・でもなんか食べるのがもったいないなー♪どうしよっかなー♪)

 

 

 

セラはあまりの疲れで、ハイになったのか、「ど・う・し・よ・う・か・な」とテンポを取りながら、ビッグかにクリームコロッケをツンツンし始めたちょうどその時、

 

 

「「ようこそフェアリーテイルへ!」」

 

 

誰かが、ギルドの玄関から扉を吹き飛ばして入ってくると、その扉が、宙に舞いセラに向かって一直線に飛んでくる。セラは、未だツンツンしており、後ろから迫りくる扉に気づかない。

 

(....そういえば、イグニールの話嘘みたいだったし、ナツさんにあげて元気出させてあげようかな♪もう一個もミラさんにお礼として渡したし、これも誰かにあげたべきだよね!)

 

ヒューン

「うん!そうし「ドゴォン!!」おっ!?」 ぶちゃっ

 

そう言ってセラが立ち上がると同時に、扉がセラの背中にぶつかり、そのまま体をビッグかにクリームコロッケにぶつけ、先ほど想像していたとおーりに、白いクリームが体に染み渡り、服は透けていた。

 

 

「「「うっわ....、えっっぐ(ろ)」」」

 

周りの席に座っていた人たちは、酷い有様となったセラを見た後、誰がやったのかと、玄関に目を向けると、そこには、マフラーを巻いた少年と青猫と金髪の少女が立っていた。




読んでいただきありがとうございます!

もし、見にくいなどのことがあれば、教えていただければ幸いです!
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