内なる鼓動は誰の為に   作:タマン

13 / 13
すみません、お久しぶりです。

久々の執筆で、今回はかなり短いですが、読んでいただけると嬉しいです。

相変わらずの不定期更新ですが、鉄の森編はなるべく早く投稿できるよう頑張ります。




11.出発の朝

 

 

「ルーシィさんー、すみません、ちょっとトラブルがあって遅れました。

でも代わりにタダで弁当貰えましたよ!」

 

私は、高く積み重なった弁当を抱えて、隙間から見えたルーシィさんの元にたどり着く。何やら、疲れた表情をしていた。

 

「あっ、おかえりセラ⋯って、多!?何その量!?」

 

「お魚のいい匂い〜。オイラのうな重弁当もある?」

 

「もちろん。1番上のやつがそうだと思う。」

 

ハッピーが上の方から、その後にルーシィさんが弁当を受け取ることで、視界が晴れる。

 

「あれ?ナツさんとグレイさんは何処に行ったんですか?」

 

「あー、えっと、そこのベンチに⋯」

 

視線をベンチに向けると、そこには力尽き、前かがむ二人の人物。

 

「すごく項垂れてますけど⋯何かあったんですか?」

 

「えーとね」

 

「オイラ知ってるよ。ルーシィが、二人にこうやって⋯」

 

ハッピーは、口を尖らせて、指と指をくっつける。

 

「えっ!?ルーシィさんが!二人にチューを!?」

 

恋愛に無頓着そうな二人に、キスでアプローチをかけるなんて、なんかすごく⋯大人だ!

 

私は尊敬の眼差しでルーシィさんを見ると、異議あり!と言いそうなポーズで、待ったがかかる。

 

「ああなったのは私のせいだけど、違うから!私が、じゃなくて!あの二人がしちゃったの!

というか、ハッピー!アンタ紛らわしい言い方しないでよ!」

 

「ん〜!うな重おいしいね!」

 

「このクソネコ!」

 

「まあまあ。ルーシィさんが、二人を落ち着かせてくれたということは分かったので。ありがとうございます。ところで、ルーシィさんは、何食べます?」

 

「はぁ、なんかホント疲れた。(モグモグ)

エルザの声マネで一旦止まったけど、集合時間まで、まだまだ時間あったから、また喧嘩始めちゃって、ホント大変だったんだから。ん!この弁当美味しい!」

 

「このチームに、ルーシィさんが来てくれて本当に助かってます⋯。因みに、その弁当一日100食限定の人気店のやつらしいです。」

 

「えっ!雑誌にも載ってたあの店の!こっちこそ、ありがとうじゃない!そう言えば、さっきトラブルがあったって⋯」

 

 

その後、ルーシィとハッピーと会話していると、何やら背後から荷車の音が近づいてきた。

 

 

「すまない、待たせたな。まさか、私が一番最後とは申し訳ない。」

 

「いえいえ!私達が早すぎただけなので!」

 

「荷物が凄い⋯」

 

「おはようー、エルザ!」

 

身長2個分程の荷物を携えて、エルザさんが到着した。つまりは、そろそろ任務が始まるということ。

 

その後は、エルザさんの声でナツさんとグレイさんが目を覚まし、ナツさんはエルザさんに決闘を申し込み、グレイさんは、口直しと言わんばかりに、弁当を口の中に搔き込んでいた。

 

「皆、準備はいいな。依頼内容については車内で話す。では行くぞ。」

 

私は、力強く返事をして、エルザさんの後に続いた。

 

ー私はより多くの人を救うために、今よりも強くなるんだ、ならないといけないんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 




読んで頂きありがとうございました。

報告ですが、自身の作品を見直して、気にかかる部分が多かったため、0,1,2話を書き直しました。また、それ以降の話も若干の修正を行う予定です。

改めまして、ここまで読んで頂きありがとうございました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。