お願いだから誰にも言わないで!   作:山本二等兵

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一週間後に投稿しようかと思いましたが…限界だ、押すね!今だ!

~捕捉説明~
①柊だいは、柊うてなより40分遅く起きてるよ!だから小学校の指定制服着てるのに分からなかったのだ!

②ちなみにお花さんに拘束された時のポーズはちん……で、でんぐり返しだぞ!


決してもらさないでください

 サーーッ……

 

 美化委員の朝は早い…今日も光が射すような晴れやかな日。柊うてなは、いつの間にか決まっていた美化委員の仕事である花壇の水やりにいそしんでいた。

 

「(ハァ…昨日は、大変な目にあったなぁ…)」ドンヨリ

 

 だが、そんな晴れやかな日とは裏腹に、うてなの心はどんよわりと曇っているようだ。

 

「それに朝はだいちゃんに、また酷いことしちゃった…ハァ……」

 

~~~~~~~

 

~朝食の時~

 

「ウゥ゛~…」ズーン…

 

 ヴェナリータからの励まし(脅し)から少し立ち、制服に着替えたうてなは、重い足取りでリビングに降りてきた。

 

「あらうてな、おはよう」

 

「あ…おはよーお母さん…」

 

「あ!ねーちゃん…お、おはよう……?」

 

ウェヒ?!おぉおはよ、だいちゃん!?」

 

「「?」」

 

 今日一番顔を会わせづらい子が、パジャマ姿でお母さんの手伝いをしていた。

 名前は柊だい。うてなの可愛い弟であり、昨日は縛り上げた挙げ句、色々な所を撫で回すといった痴姦(ちかん)をした被害者である。

 

「だ、だいちゃん。今日はその…早いん、だね?」

 

「うん、ちょっと昨日…訳あって、ね。早く起きちゃったよ…」

 

ヴォウ…

 

 絶対昨日のことだ。うてなは思わず頭を抱える。

 

「(ヴェナリータさんは認識阻害魔法で絶対バレないって言ってたけど、罪悪感が…)」

 

「(ねーちゃん、昨日よりも落ち込んでる…よし…)………えと…し、失礼シマース……そぉら!」コショリ

 

「……え?…えーと?どうしたの?」

 

 うてなが頭を抱えてると、手伝いを終えただいは突然、うてなの横腹に手を這わせてた。…もしかしてこちょこちょのつもりなのだろうか。

 

「あ、え……昨日からその、元気なかったし笑えたらなって……ごめん…」コショリコショリ

 

「…ありがとうだいちゃん。元気出たかも」

 

 本当にいい弟だ。うてなは可愛い弟のだいによる、ぎこちない慰めにより、少し心が軽くなった。

 

「でも、えへへ。えい」スーリスリ

 

「へ?ひ、ニャハァ~!?ハヒィィ?!

 

「お返し、するね。えいえい」スゥーワキワキ

 

 うてなは照れくささと感謝を隠すように、だいの脇下に指をくねらせる。だいは当初の目的を忘れたのか、笑いを耐えながら指を動かして反撃するが残念、そこはちょうど下着部分で効かない。

 

キッ「ハハヒ負へ、負へりゃヒィハヒヒヒヒアハァ!?」モレ…

 

ゾク…「ハハ…えへへ…ねえちゃんに勝てるかな…?」コチョコチョ

 

 目的を忘れかけているだいは、前髪で隠れた涙目をこちらに向けて手を動かすが、完全に負けている。うてなは更に手を動かそうとするがー

 

「こら、だい!何遊んでるの?うてなも美化委員で早いんでしょ?早く食べなさい!お母さんも早いんだから!」

 

「へあ!!?は、はいぃ!!」

 

「は、はひ…はーはー………!」

 

 2人の母親が両成敗し、30秒の死闘(くすぐりあい)は終了。うてなはすぐに席につく。だが、顔を青くしただいは席につかず、脱衣所に向かう。

 

「?どうしたの、だい?」

 

「い、いや、何でもない、かーさん!やっぱり着替えてから、食べようかなって、思って…」

 

「そう?ならご飯出しとくわね」

 

「(?どうしたんだろ、だいちゃん…んん?……ア゛!?)…!アガガ」

 

 母親は気づかなかったが、うてなは気づいてしまった…だいのパジャマの股辺りが、濃く変色していたのを。

 

~~~~~~~

 

「(あの後だいちゃん、うつむいたままだったし。…嗚呼、わたしはただ魔法少女が好きなだけなのに、どうしてこんなことに…)うぇぇ…」ポロポロ…

 

 さめざめと泣くうてな。だがこの後、クラスメイトに美化委員の仕事を誉められ、そのことですっかり弟のだいにやったことを、頭の隅においやっていた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

さて…時間が飛び、午後の授業の後半。うてなは教室にいない…何故か?

 

コツコツ「あの…ヴェナリータさん、遅くなりました…」

 

「おや。うてな、やっと来たね。さあ、魔法少女と戦おうか!」

 

「うう…」

 

 件のマスコット。ヴェナリータによる、九千を越えた鬼のようなLINEメッセージにより、嫌々ながらも現場の廃工場に来たのだ。

 

  だが、うてなはまだ気乗りがしない。 魔法少女のこと、それに弟のことで罪悪感がぶり返したのだ。

 うてなは意を決し、おずおずとヴェナリータに抵抗する。

 

「あの…あ、わたしやっぱり、こんなこといけないかな、って思うというか、あの…いや…やめにしたいんですけど…」

 

「そうかい?」ゴソゴソ

 

 目をキョロキョロとさせている、うてなの抵抗を聞いたヴェナリータ(悪魔)は、ゴソゴソとスマホを取り出して画面を見せる。どこに入れていたのだろうか?

 

「これ。君が戦った時の動画なんだけど、コレを家族が見たらどう思うかなぁ…」

 

「(み、見られてたまるかー!?)」

 

「ほら。君が弟の柊だいにエッチなコトをした所。コレからアップしてみようじゃないk」アアー!?わかりましたやりますからぁ!!」

 

 やり口がクソ野郎なヴェナリータの手腕により、うてなは涙目になりながら、声を被せるように返事を返す。やるっきゃ…やるっきゃない…!

 

「よし。それじゃあ、そこのマネキンを昨日のように、ムチで魔物に変えるんだ。」

 

「ヒィィン…」シュパァーン!!!

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

~一方その頃、脇がクソザコの弟~

 

 いやー、今日は4時限授業でよかったなぁ。クラスでやることもなかったし…おかげでこりすちゃんといっぱい遊んでいる。

 

 しかも驚き桃の木、なんと初めてこりすちゃんの家で遊んでる。いつもは公園で遊んでたから僕、ちょっと胸が踊るよ!

 

「ん」ジー

 

「え、あ、ああごめん。嬉しすぎて、ぼーっとしちゃった!続きね!」

 

 いかんいかん、美人は怒らせたら怖いからね(ソースは魔法少女語りするねーちゃん)

 ちゃんとあわせなきゃ!僕はねーちゃんのお下がりのリカ○ちゃん人形、香山ピエ○ル君をワチャワチャ動かす。

 

「アッアッアッただいま帰ったよママ!ん~~いい匂いだぁ!私の大好きなカレーかね!」ワチャワチャ

 

「…」ワチャワチャ(特別意訳:おかえりなさいパパ、お仕事たいへんだったでしょう?)

 

「ああ、音楽家の指揮者ッてぇのは肩が凝る!だが、アッアッアッ君の甘ぁい口づけがあれば吹き飛ぶんだがなー、チラッチラッ」カチャカチャ

 

「ん…」トコトコ…コツン(特別意訳:もう!…チュッ♪…今日もありがとうパパ)

 

「ハッハッハッ、なんてことない!今ので疲れなんざアッアッアッ、月までぶっ飛んださハニィー」クルクル

 

 流石こりすちゃん、ノリノリだ。こんなアドリブもしてくるなんてね!へへ、何だか胸がポカポカするなぁ…ん?子供を動かして?ふんふん、わかった!よーし、見ててね~完璧なリカ○ちゃんを演じるよ。

 

「ア゛ッ!プァ~パァ!モー、ゲンガンデナニジテルドー!?(裏声)」

 

「…!?」バッ!?

 

「アッアッアッ待てリカ!チョイとママに寂しい思いをさせたからアレがアレでだなぁ!」アセアセ!

 

 「ハーン、ドウゼフダリデヂヂクリアッデタンデジョー!!ヂュートガザ~!(裏声)」

 

「待ってくれーい!てか「ちちくりあう」とか、老人でも使わんぞリカアッアッアッ!」

 

「…ブッ」プルプル

 

 え~次は~…ん?なっ!どうしたのこりすちゃん、顔が赤くなってきてるよ!?僕が人形を動かしてたら、こりすちゃんが何故かほっぺたを膨らませていた。

 …おこ?おこったかな?…ダメだ、僕が初めて見た表情だからどんな感情かわからないぞ?

 

「ンン!」プルプル

 

「へ、一旦、終わり…いいの?そう?」

 

 なら、人形おままごとは終わりだね。次は…あ。

 

「ごめん…こりすちゃん、もう5時だ。まだ居たいけど、もう帰らなきゃ。明日とか、遊ぶ?」

 

「ンン…」スン

 

「そっかー、おばあちゃんが、来るんだ。土日も無理、そうだね」

 

「ン…ン」

 

「!うん!また学校で、ね。今日も、こりすちゃんと遊べて、楽しかったよ!またねー」

 

「ン」

 

 僕はそう言いながら玄関を出た。ふー、遊んだ遊んだ。階段を降りて~、ラララ~。

 

「やぁ。用事は終わったかい?送っていくよ。まあ、用事を済ませてからだけどね」

 

「ヒュ……ヴ…ヴア、ヴェナリータさん!?待ってたんですか?」

 

「今来た所さ。ほら、開けたから入って。練習をしようじゃないか。だいの能力は勉強と練習が必要だからね」

 

 そう言いながらヴェナリータさんは黒い渦を出現させてきた。うう…

 

「あ、あの~…ちょっと。やっぱり魔法少女マニアの、ねーちゃんを持つ僕がその……悪の組織とか、ダメなんじゃないかな、ってぇ…」

 

「大丈夫。君もまた、悪の幹部の才能の持ち主。いい感じに魔法少女を苦しめ、ピンチに陥れれば、姉の柊うてなも喜ぶと思うよ」

 

「えぇー…そんなこと、ないと思うんです、けど(困惑)」

 

 魔法少女大好きねーちゃんが?変な陰謀言うの止めてくださいよ。

 

「…いいのかい?そんなに躊躇していると、昨日の女幹部にエッチなことされてる動画をアップするよ?」

 

「…くっ……ふ、ふん!アップすれば、いいじゃないですか!」

 

「へー。なら今朝、だいが漏らしたパジャマを下半身裸で洗っているやつも上げようか」

 

「わ゛ーー!?」

 

 何でそんな物もあるの!?

 

「君も含め、家族関係や交遊関係等は調査済みさ。勿論弱みもね?…さて、姉の柊うてなが見たら、どう思うかなぁ」

 

「アアー!?わかった、わかったから!家族にだけは…特に、ねーちゃんにだけは、言わないで…!」

 

 デジタルタトゥーは本人以外も傷つくんですよ!?僕は駆け寄り、ヴェナリータさんを取り押さえようと迫ったが、ヴェナリータさんはなんてことないようにヒラリと躱されー

 

トン「よし、なら早速「ナハトベース」へGOだ」

 

「うぇぇ…ア゛~…」ポロポロ

 

 黒い渦に押し込められるのを、僕は涙を流しながら受け入れるしかなかった。

 




アンケートがあるので、是非お願いします!

絞りきれなかったので、アンケートです。内容は、柊だいの武器

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