転生したので安価します   作:14話

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起こった事をありのまま話すぜ……!おれはギャグ感とハジケリスト感満載の話を書こうとしたらくそ平和な話になっちまった……!!何を言ってるか分からねえだろうが(以下略


私服がタンクトップと半ズボン(呪)ってなんすか

「アス、仕込みお疲れ。君が夜勤で仕込みをしてくれるお陰でこちらも楽でありがたいよ」

 

「じゃあ時給上げたってくれてもいいですよ?」

 

「もう勤務時間外になりそうじゃないか?もうすぐ千束が起きるんじゃないか?」

 

「綺麗に無視しやがる……」

 

 確かに腕時計を見ると時刻は朝の5時、早く帰らないと千束が飢えてるかもしれない。だけれどまぁ千束のことだ。どうせ起きてない(確信)

 

「それじゃあお疲れ様でーす」

 

「千束に遅刻するなと言っといてくれ」

 

 喫茶店リコリスを出る。町には太陽がもうすぐおはようとしてきそうだ。帰り道は目元にくまが沢山あるサラリーマンが気だるげな感じで歩いてる。やはりアニメの世界でも日本は日本だと実感できる。

 

 マンションに着き自分の部屋の扉前に立ち、ポケットから鍵を取り出しがチャリと入れて回して扉を開ける。玄関で靴を脱ぎ、部屋に入る。もう何となく分かるだろうが俺は千束と一緒にくらしてる。原作と同じように千束の部屋はダミー部屋の隠し穴の先にある。俺はダミー部屋の方を使って暮らしている。

 

「起きてるかー?」

 

 返事はない……ただの屍のようだ……まぁどうせ隠し穴の先の下の部屋で寝てるか。

 

 隠し部屋につながる隠し穴の梯子を降りる。そこからの空間はちゃんと年頃の女子の部屋だった。肝心の千束はどこに入るだろかと思ったらソファーの上でぐうすか言いながら寝てた。

 

「まだ時刻は5時半か……」

 

 千束はいつも7時に家を出なければならない。6時までに飯を作って、そこから起こすか……

 

 千束の部屋にある冷蔵庫の中にある寄せあわせで寄せ合わせを作ろうと思い、冷蔵庫を開けて見ると

 

「お菓子、菓子……菓子、ジュース……」

 

 食材と言うものがなかった。というかまともに揃ってるのが調味料しかなかった。

 

「はぁ……今回も俺の冷蔵庫から何か取ってくるか……」

 

 一度上の階に上がり……自分の冷蔵庫を開ける。冷蔵庫には大量の食材が入ってる。これは千束のためという訳ではなく、自分の体格が体格だからか沢山の飯を食べないとすぐ腹を空かしてひもじいになってしまうからだ。

 

「時給上げてくれねえかなー。卵、千切りキャベツ、冷凍ご飯、みそすーぷの元……ベーコンかソーセージ……うーん、ソーセージでいいか」

 

 食材持って千束の部屋に戻る。流石に調理器具はあるのでそれを使う。着火、フライパンに油をしいて、卵を落としソーセージを2つポンポン入れて蓋をしとく。ラップに包んでる冷凍ご飯を電子レンジに入れる。近くにある電気ポットからお椀にお湯を入れ、そこにチューブのインスタント味噌汁の味噌を入れていく。橋で軽く混ぜ味噌汁が完成する。それと同時に冷凍ご飯の温めが終わり

 

「あちっ!あちあち」

 

 冷凍ご飯のサランラップが熱かったが何とか茶碗に移せた。移した後に丁度、目玉焼きとソーセージが焼き上がり皿に移す。最後にボウルに入ってる千切りキャベツを少し盛れば完成。

 

 こういうのでいいんだよ。こういうので

 

 頭の中で孤独のグルメのあの人の顔が出てきた。しかし日本人の朝食とは鮭や卵焼きより、こういうのが一番食欲が駆り立てられる。

 

 千束寝ているソファーの目の前にある。机に作った物をコトコトと一つずつ置いていく。

 

 千束を起こそうとするが、あることに気づく。それは千束の服装だ。シャツとドルフィンパンツだけの格好。いかにも道程殺しの格好。もし昔の俺ならネオアームストロング砲が反り立ち、獣になっていたかもしれないが、今は全然立たなくなった。というか十年ちょっと育てると我が娘のように思えてきて立つという概念がない。

 

「あらら~おじさーん。もしかしてそういう趣味~」

 

 たった十数秒、千束の無防備な体を見下ろしてた間に運悪く起きていたようだ。にわにわ笑う千束。

 

「千束じゃ立つもんも立たないわ」

 

「はぁ!?何それー酷くない?体には自信あるんですけどー」

 

「早く飯を食え食え」

 

「あっ話そらしたな。まっいいやいただきまーす」

 

 千束は目の前の食事を食べる。

 

「おじさーん、テレビつけてー」

 

「ハイハイ」

 

 目の前にあるテレビの下からリモコンを取り、テレビの電源つけ、ニュースをつける。

 

『本日の天気は晴れです。洗濯にはぴったりですね。』

 

「おお、ラッキー。溜めてた洗濯物干せるじゃん。おじさーんお願いー」

 

「また溜めてたのか」

 

「えぇー……洗ってよぉ」

 

「おじさんはこの後寝たいんだ」

 

「赤子のようにごねるよ」

 

「……はぁ……おじさんの負けだ。じゃあ出る前に洗濯機くらいは自分で回しとけよ」

 

「よっしゃー」

 

 その後も2人でニュースをみる。千束はまだ多少眠いのかむにゃむにゃしながら食べてる。20分くらいして千束が食べ終わり身体を伸ばし

 

「よし!千束やる気スイッチ起動!!」

 

「はいはい、洗い物は水に浸しとけよ」

 

「ういー」

 

 その後は、身支度を整える千束。俺は千束の食器をゴシゴシと洗う。丁度洗い終わった頃に

 

「どよー、いつもの美少女jk千束様の完成じゃい」

 

「左様ですか……」

 

「反応うっっす」

 

「そりゃいつも見てるからな」

 

「もう~私みたいな美少女と一緒に暮らせるありがたみが分かってないな~」

 

「早くいきな、店長が遅刻するなってよ」

 

「ぐぬぬ、先生の伝言ならば仕方あるまい」

 

 原作と瓜二つの見た目となった千束を玄関まで見送る。しかし人の成長ってあっという間だとおもってしまう。あのロリ状態から気づけばちゃんとした身体にスクスクと成長してしまった。

 

「じゃあ行ってきます!」

 

「気をつけろよー」

 

 玄関の扉がバタンと閉じる。千束は喫茶店リコリコに出勤した。

 

「さっ洗濯をほすか」

 

 頼まれてた洗濯を干そうかと思って洗濯機の中身を見る。洗濯機の中身は沢山の衣類、衣類、衣類……

 

「まじで沢山溜めてるじゃん……」

 

 洗濯物を干す。途中で下着とかもあったが何年も見てきたのでもう何も感じなくなった。

 

「ふぅ……干しおわったか」

 

 ここからはフリータイム。自由時間だ。かといって起きすぎると夜勤の時間に間に合わないのでそんな起きれない事実。まぁ普通に眠いからそんなに起きれるわけでもないけど。ともかくくつろぐ為にまずは自分の部屋に行く。

 

「とりあえずスレから何か見るかぁー」

 

 実はスレで最近とても凄い事実に気づいた。実はスレからリンクを踏めば前世のサイトなどに繋がるのだ。これは本当に素晴らしい。前世で見届けることが出来なかった作品を見続けることが可能になったのだ。これを見て、試しに通販をしてみたが流石に商品を届かなかった……

 

「え?まじあの作品アニメ化したの!?てかあの映画の続編出てるじゃん?今日はこれみて寝るか」

 

 動画配信サービスサイトで映画の続編を見ようとしたとき、画面左端にピロンとメッセージが来る。差出人の名前は『ウォールナット』まぁこの名前の正体はわかる、クルミだ。だって原作見てたですしお寿司。

 

 クルミとはこの世界のネットで知り合った。ネットと言ってもオンラインゲームだ。オンラインゲームのトレード仲だった。トレードする時くらいしか喋らなかったが、喋ってる時に俺が間違えて前世の作品を勧めてしまった。クルミは確か無知は嫌いみたいな設定だったのでそれが仇となり、その作品はどこにあるのかといつでも聞いてくる始末。

 

 もういっそオンラインゲームのアカウントごと消して止めたら、パソコンのeメールを突き止めて、メッセージを送り、挙げ句の果てには

 

『おい、メッセージ見えてるだろう』

 

「見ても、見えなくても、ハッキングするでしょ」

 

『良く分かってるじゃないか、さっ早く画面共有をしてくれ、前の続きがみたい』

 

 まさかの画面をハッキングしてくる始末。もう俺は観念し、クルミはみたい物を見る始末。

 

『しかし、こんな知らない作品があるなんてな。で、この作品たちはどこが作ってるかいい加減教えてくれないか』

 

「だが断る……このおじさんは!」

 

『ハイハイ、それはあのアニメのモノマネか?随分ヘタだな』

 

 せめて言いきらせてくれ……

 

「うるさい。今日は映画一本みたらパソコンの電源落とす予定だからそんな長く見れないぞ」

 

『それは残念だ。じゃあ今日はこれを見させてもらうぞ』

 

 そのまま2人だけのオンライン上映会が始まる。まぁ上映会は普通に終わった。

 

『ありがとな。もう寝るのか?』

 

「あぁ、今日も夜勤だしな」

 

『仕方ない。いい夜を……いや朝か。まぁいいじゃあな』

 

「ほんじゃ」

 

 ノートパソコンの電源を落とす。部屋のカーテンを閉めてなるべき日光が入らないようにして寝る環境を作って布団に潜る。丁度良い労働も合って健やかに寝れた。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 体が重い。この重さは精神的にではない。これは物理的に重い。目を開けると私の上にぐでーとした。千束とが倒れてた。まぁこの状況を簡単に説明するとポケモンのカビゴンの上に少女がのってるような状況だ。

 

「千束……重い」

 

「それレディに言っちゃ駄目なやつー。今日も頑張りましたのでご褒美くださいー」

 

 頭をグリグリと胸に押し付けてくる。

 

「これでいいか?じゃあ早くどいてくれ。お腹がペコペコだ」

 

「うへへー。もうちょっと」

 

 千束は毎回帰ってくる度に頭を撫でるように要求するような子になっていた。原作ではこんな設定はあったか?

 

「そろそろ起きるぞ」

 

「うわ!?」

 

 起き上がったら千束は横に倒れた。

 

「いたた……レディ大切に扱いたまえよお!」

 

「レディなんて年齢じゃないだろ。パスタ作るぞ、何味がいい?」

 

「なにー!後カルボナーラがいい!」

 

「怒るなら怒れよ。カルボナーラめんどくさいからトマト缶でトマトにする」

 

「じゃあ聞くなよー」

 

 パスタを茹でて、ソースを簡単に作り、適当に塩でパパット味を整える。完全無気力パスタ。千束には1人前の更に盛り、私は大きい更に盛る。食費節約の為に一食で沢山とるようにしている。

 

「うわあ、美味しそ……って食べる量おお」

 

「仕方ないだろ。こんな体なんだからこんな食わないとのたれじんまう」

 

 そのまま2人で食べるパスタ。

 

「おじさん、はいあーん」

 

「要らん。自分で食え」

 

「つれないねー。私が小さい頃はめっちゃ喜んで食べてたに」

 

「そりゃ可愛かったからな」

 

「……ちょっと待ってそれどういう意味!?」

 

「ご馳走さま。じゃあおじさんは夜勤行ってくるよ。あっ皿洗いよろしく」

 

「って食うのはや!まぁいっ行ってらっしゃい!」

 

 そのままノートパソコンを一枚を持って千束に手を振り返して出かける。暗くなった町を歩いていく。

 

 まぁ本当は昼間に働きたいんだが、皆忘れてるだろう【私服はタンクトップ、半ズボン(呪い)】というステータスのせいで他の服を着るとその服が弾けてしまう。どんだけブカブカの服を着てもだ…もしタンクトップ、半ズボンの見た目種付けおじさんが喫茶店にいたらどう思う?流石にヤバイだろう。

 

 数十分歩けば喫茶店リコリコに着いた。

 

「よろしくおなしゃーす」

 

「おお、丁度来てくれたな。じゃあ、アス、仕込みを頼むよ。私はこのまま帰宅するよ」

 

「はーい」

 

 俺の業務は喫茶店で提供するメニューの仕込みをする仕事。それと他の雑用だ。基本、この時間帯は自分1人しかいないから店中に自分の好きな音楽とか鳴らしたりとして自由で出きるので結構満足してる自分がいる

 

「さっ今日は前のアニメの続きを見ながらするか」

 

 持ってきたノートパソコンでアニメを流しながらいつもの業務が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




何か普通に満足できるのが書けちまった……

モチベの為にお気に入り登録よろしくぅぅぅぅう
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