_:(´ཀ`」 ∠)←新生活で死にかけている人の図
これからはバンバンいきますからね~バンバンと
俺は部活にいるある二人がウザくで基本的に生徒会室にいるが、たまには部室に顔を出しに行かないと部長からお怒りの言葉が来るので週一では行く。部長が怒ると噴火、というよりは絶対零度の視線を向けてくるので、怒らせたくない。あと、正論でボコされるのが嫌だ。俺はしぶしぶ久しぶりに部室へと向かった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
みんなも、『好きな部活に入れたはいいものの、どうしてもこいつは嫌い』と思ったことはないだろうか。俺は現在進行形である。それがこの二人、
「怜君!かぐや様の凛々しい姿を伝え…」「怜君!生徒会室で何があったのか…」
このように質問攻めされるのが嫌いだ。これを流すためにこう答える。
「イヤー、フタリトモ、リリシカッタヨー」
「「棒読みじゃないですか!!」」
二人のツッコミをスルーし、紅茶を淹れ、部長の席へ向かった。
「部長、お疲れ様です」
「ありがとう。そういえば怜、ここってどうしたらいいと思う?」
部長が手に持っていたのは来月発行する秀知院新聞だ。大きく見出しに、『フランスの高校とのダンスパーティ』と書いてあるが、きつい印象がある。
「......見出しを少し小さくして見やすくする、とかですかね?今だと本当にギリギリなので」
思ったことをそのまま話す。すると部長はフッと笑い、
「やっぱりそうよね」
と答えた。どうやらあっていたらしい。
「スルーしないでください(するな)!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「お疲れさま」
「「「お疲れさまでした」」」
部活が終わり、挨拶をして帰る。しかし、その前に俺はすぐに図書室に向かった。
「.........誰もいないな」
当たり前だ。そろそろ5時を回っており、多くの人はすでに家に帰っているか、友達と遊んでいる時間だ。俺は念のため軽く周りを見渡した後、一つの本棚の前に立った。そして、そこにある、
『なにも弾かない曲、“4分33秒”のすばらしさ』
というとても、とってもつまらなさそうな内容の本を奥に軽く押しこんだ。すると、
ゴゴゴゴゴ………
という、地響きのような音とともに本棚が半回転した。ここは学生運動の時に使われた見張り台で、中環岩がむき出しのまま放置されていたが、
なんということでしょう。すこしいいソファとイス、簡素な長机と1台のノートパソコン、本棚と、二○リで買った木の壁シールとマットで目に優しい空間になっているではありませんか。
ほかにも変装用の服やウィッグが入っているタンス、そして隠してあるが、武器庫もある。俺は机の上のノートPCを開き、依頼人に電話をかける。なんでも、夫が見ないような映画の前売り券がコートのポケットにあって、それで不倫調査をお願いしたいとか。
プルルル....プルルル....ガチャ「もしもし、こちら...
個人探偵事務所、
さぁ、夫の不倫が気になる奥さんからの依頼、そこで調査に向かう怜。
だが、時は同じく生徒会会長と副会長も来ていた。
夫の不倫は事実か、
そして天才たちの知恵は使われるのか。
次回、ペンタンと勘違いと尾行