スカイリムの自キャラで行くFGO 凍結 作:ガウロ
さて、召喚されてしばらく経ったがここはどうやらタムリエルではないらしい。おそらくオブリビオンの領域のどこかだろうと思う。
確定なのはこのフランスには盗賊ギルドがないこと、自分の知っている種族・モンスターの一部がいないことだ。
「何を考えている、バーサーク・アサシン。次を殺しに行くぞ」
普段一人で行動していたので慣れないが、今はバーサーク・アーチャーと行動している。どうやら子供好きなようで何かと自分に構ってくる、獣の耳と尻尾を持っている不思議な種族の女性だ。
どうやら子供を殺すのが問題だったようでジャンヌ・オルタに反抗し、ジル・ド・レェの海魔という謎の生き物に洗脳されていた所を発見したので海魔と一緒に弄んだ。その後は何故か一緒に行動している。
バーサーク・アーチャーが先に行ってしまった。彼女の足はウェアウルフの全速力よりも速い為、追いつけないのだが、こちらが目視できる位置で毎回待ってくれているのでなんとか追いつけている。何故一緒に行動しているのだろう。
リヨンという都市にきた。ここには守り神がいると、向かう途中にいた農民が言っていたので来たのだが、すでに同じくバーサーク・アサシンと呼ばれている吸血鬼の様な服装の男とその男よりも背の高い両手剣を使う男が交戦しているようだ。
戦況は両手剣を使う男のほうが優勢でバーサーク・アサシンが蘇らせた従徒でなんとかもたせているようなので加勢する。
「次から……次へと」
「私と歌おうもう一度」
自分が攻撃するよりも先に3本の矢が3方向から両手剣使いを襲う。しかし有効打にはならず、僅かに左に身体を逸らす動きで1本目を避けると同時に2本目を右肩のアーマーで弾き、3本目は両手剣の鍔で逸らされる。そこに上半身のみの従徒が足にしがみつき、動きを阻害する。
『
自分のシャウト『死の標的』の叫びが両手剣使いを捉え、一瞬怯ませる。
「っ……!」
「来るなっ!来るな、ナイチンゲール!」
何故か戦線離脱するバーサーク・アサシン。何故、自分がナイチンゲールだと知っているのだろうか。
そんな事に気を取られたせいか、自分の硬直直後を狙った真向斬りは避けられるが、黒檀の鎖帷子の能力により両手剣使いは毒霧に覆われ、自分も黒霧に覆われる。
しかしすぐに毒霧を何らかの方法で消し去るがその僅かな隙を突くように一筋の矢が射抜く。肩のアーマーで再度受けるが今度は弾かれる事なく貫通。
「貫いたか……!」
右肩に矢を受け、その剣捌きに乱れが出来た一瞬を自分の一文字斬りにより黒檀の剣が胴を斬り裂いた。
しかし両手剣使いもただではやられずM'elynxの腹に蹴りを入れ、お互いの距離を引き離した。仕切り直しだ。
「聞こえない、聞こえない。『
「ッ『
使用シャウト
『死の標的』
『霊体化』