東方英怪録 〜これはオレが罪を償う物語、そして〜   作:ばぐひら/Baguhira

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2話〜〜!
1話より短いです(((終わってラァ


2話【魔女っ子!】

 

 

 

 

 

「それにしても...お前見ない顔だな」

 

 

目の前の少女はそんなことを言ってきた

その問いに対し俺は

 

 

「まぁそうだろうな、俺は人里の外れに住んでるし何より...人との交友関係があまりないんだよ。だから噂なんかも立ちやしないし、君が知らないのは当然のことだ」

 

 

さも当然のように嘘をつく

散々ついた、慣れ親しんだものだからか、不思議と少女に対する罪悪感はかけらもない

ただ...こんな自分に反吐が出る

以前の俺だったら、こんな事死んでもしなかったろうな

 

 

「...そんなもんか......?」

 

 

「そんなもんなんだよ...ってかひっそりと暮らしてたのに初対面のやつに知られてたらそれはそれで怖ぇよ...」

 

 

「確かに...?」

 

 

少女は納得した様子だ

ここが幻想郷だというのならば会いたくない奴がいる...紫だ

あいつと会うことは避けたい...用心しなくては

 

ここで俺がこの少女にこの嘘をつくのは意味がある

まずこの子が紫...妖怪の賢者と知り合いだった場合だ

この子は恐らく好奇心旺盛で活発、そしてガサツだ

出会ったばっかの俺が何いってんだと思うかもだがこれはただの予想、憶測に過ぎない

 

だがその予想が当たっていた場合結構面倒なことになる

この子の性格から考えてまず間違いなく俺のことを紫のやつに喋る

俺が本当のことをこの子に話したとして......紫にバレて終わりだ

あいつには会いたくない...というより合わせる顔がない

極力あいつとは関わらないように行動しなきゃならん

 

というかこの子は現博麗の巫女と面識があるらしい...というよりさっき親友とか言ってたから間違いないだろうな...そしたら自然と紫のやつとも面識があるということであって...

 

......とまぁこの子には俺の素性は今は隠しとくか

 

 

「...そうだ!すまないが君の名前を聞かせてくれないか?」

 

 

流石にずっと君だとかこの子だとか金髪だとか言ってるわけにはいかんからな

 

 

「私の名前を知らないのかぜ?......結構有名で顔も広いと思ってたんだけどなぁ...」

 

 

少ししょぼくれた表情をする少女

誰なんですかこの子をこんな表情にさせたのは!!

......俺だったね、うん

せめてものフォローを...

 

 

「何分世間知らずなんだ......」

 

 

「まぁいいぜ!私の名前は霧雨 魔理沙!普通に魔理沙でいいぜ!」

 

 

「おう、わかった。魔理沙と呼ばせてもらおう」

 

 

霧雨......あいつの子孫か...確かに少し面影があるな...

 

 

「なぁ...お前の名前ってなんだ?私だけ教えてお前が名乗らないのは不公平だろぉ?」

 

 

「あっあぁ...俺か?」

 

 

どうしよ......流石に本名名乗るわけにはいかんもんな...そうだ!

 

 

「俺は暮廃 秀だ、呼び方は...好きにしてくれ!」

 

 

「そっか!わかったぜ!なら秀って呼ばせてもらうぜ!」

 

 

「......というか秀ってなんでここに居たんだぜ?こんな所に用なんて...一体何だ?」

 

 

そんな至極当然な疑問を投げかけられてしまった

ここ魔法の森は魔獣やら妖精、妖怪が主に住んで暮らしている

一部のものは縄張りを決めて行動しているものや群れなどを作っているものもいるらしい

確かにそんなところにこんな人間が立ち入っていることはまずおかしい

そんなところに一人で入って......自殺行為に等しいだろう

 

それゆえ魔理沙の疑問は当たり前のことである

...さてなんて言い訳しようか...そういえばここら一帯何故かキノコがめっちゃ生えてるんだよな.........いや...待てよ......?

 

 

 

 

 

 

 

......それだ!!!!

 

 

「いや実はだな...最近キノコを食べていなかったもんで...久々に食べたくなってな?ここでキノコ狩りをしようと思ってな!それで探してる時に魔理沙に会ったってわけだ」

 

 

「ふ〜ん......そうか!悪かったな!変に探り入れちまって!」

 

 

すると魔理沙は手に持っていた箒にまたがり

 

 

「んじゃ私は用事があるから!じゃあな〜!!またなあぁぁ〜〜〜!!!」

 

 

「...箒に乗って空飛ぶとか......見かけのまんま魔法使いだな」

 

 

そうして魔理沙は箒に乗って何処かに飛んでいってしまった

 

 

「あ〜〜いいねぇ〜〜!俺も空飛びてぇ〜〜!」

 

 

だが生憎と俺は空が飛べない...一度でいいから自由に空を飛んでみたいものである

だってさ?......ロマンあんじゃん?男のロマン

 

 

「......てか待って...?」

 

 

俺はそこで重大なことに気がついた

 

 

「魔理沙にこの森の出口まで連れてってもらえばよかったんじゃね?」

 

 

そう!俺は今この森から出ることを目的として移動をしている......

連れてってもらわなくても、せめて方角とかは聞いときゃよかったなぁ...

 

まぁ?とき既に遅しですしお寿司???

 

今更なんすけどね?!

 

 

ガハハ!!!

 

 

などとくっだらない事を頭の中で考えながら、俺はまた歩き始めるのだった...

 

 

 

 

 

 

 

......明日筋肉痛ならないか心配だなぁ...湿布って、幻想郷にあったっけな......?ははは...

 

 

 

 

 

 







2話が終わったぞおぉぉぉ!!!
1日の限界ですねぇこれが...
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