タンクはロマン、それ以上でもそれ以下でもない。
「ミリア」
「はいアレクシア様」
「すまん」
「いえ...」
給料を何に使ってるのか気になってスネークしてたらミリアが自分一人で楽しんでるとこを見てしまいました、何つうかごめんとしか言えない。
...えらいゴツイの使ってんな、う~んこんな小さな身体のどこにこんな馬みたいのが入るのか。
実はミリアの偏向的過ぎる戦闘スタイルは何とかしたかった、だからまあある種...矯正するのに都合がいいかもしれない。
「そうだね、全部没収させてもらうね。」
「そんな!!学園で毎日男子がこのままだと行方不明になってしまいます!!」
おい待て一年で消えるじゃねぇか、この国の貴族王族は変態ばかりなのか?マジで。
「その金でタンパク質を摂りなさい、でソレの代わりにスライムで毎晩過酷しなさい。」
「私の苦手分野って分かって言ってますよね?意地悪ですアレクシア様」
「実はずっと狙っていたんだミリアが弱点を見せるところを...」
「あっ...駄目ですアレクシア様...」
「うむ、実は本当にマズいんだ。」
「急にシリアスですね...何がですか?」
「防御特化キャラねぇ、弱点の突き甲斐がある。」
スライムで穴という穴をむさぐりかえす(誤字ではない)
「...」
「この程度でヘバってしまうとは情けない...受けるだけでは勝つ事はできないからね?
まっ自分で攻撃のコツを覚えるといい、攻める側の気持ちを知る事も大事だよ。」
「教え方がおかしいと思います」
「じゃあシリアス展開がよかった?私の話を長ったらしく聞きたかった?」
「いえこのままでいいです、アレクシア様の凝った説明に付き合っていたら朝になってしまうので。」
辛辣で草、事実だから言い返せねぇ。
「みんな準備はいいかな?」
「このアンネローゼ・フシアナス、忘れ物はありません。」
「フラグ立てたね?後で誰かと確認してください」
「お菓子は持ちました!!」
「よし私にも分ける様にミリア、んでグレンとマルコはどうかな。」
「「問題ありません」」
「うんうんみんな旅行気分みたいで何よりだ、私が聖教のお偉いさん方と口喧嘩してる間に観光を楽しむように。」
「お土産は買っておきますね」
「駄目だ私も買いたい」
「アレクシア様は変な物買うので駄目だと言ってました」
「何?それは誰だ?この私の全力デコピンの刑に処さねばならんな」
「陛下です」
「もう一回言ってくれ」
「陛下です」
「仕方ないか、まあ公務だからな。」
「この中で一番観光気分なのアレクシア様ですよね?」
「お前ら聖地巡礼だぞ?!男ならば一生に一度は聖地巡礼したいだろグレン!!マルコ!!」
「別に聖地自体には興味がありません、ああでも過去の英雄には興味があります。」
「お前らそれでも男か!!」
「アレクシア様は女ですけどね」
「あ、そうだった。」
実は聖地巡礼したかったんだ、だって聖地だよ?聖地巡礼したいじゃん。
...なのに私だけ公務がビッシリだ、観光する暇がない。
まあ公務が終わった後に無理矢理時間を作る予定だが、学園もないし時間は有り余ってるからね。
数年後聖地は焼けるんだ、今の内に楽しまないとね。
聖地で
アンネローゼ・フシアナス
「暗器忘れてしまいました...」
アレクシア・ミドガル
「だから言ったのに...」
本日二話投稿なので少な目で