俺は前世の時風呂の良さが分からなかった、ただの湯に浸って何になるんだ...とそう思っていた。
でも今はそう思わない、風呂に入るとリラックスができるしね。
集中力を強制的にシャットアウトさせられる、何か言葉の使い方はおかしいがまあそのまま受け取って欲しい。
人間の脳はガソリン車じゃない、定期的に休息を取るのが何よりも大事なんだ。
公務は40%ぐらいで継続して走る感じなんだけど、まあ設計とかそういう時は万全な状態で脳を使える様にするのが大事なんだ。
私は燃料があればいくらでも走る事のできる暴走列車だと言っても過言じゃない、だがどんな暴れ馬でも点検と修理は必要なのだ。
機械でいう金属疲労などで破損個所がないかを確認するのが私にとっては風呂だ、機械も私も繊細でね疲労して折れない様に自分を労わる必要があるのさ。
...それで一番合ってるのが睡眠後の入浴、まあ二度寝の日もあるんだが今日は入浴だ。
歌でも一つ歌いたいようなイイ気分だ...
と思っていたらまあ誰か来ちゃった、私と同じ朝風呂派の野郎が居る。
誰だ入ってきた奴はぁぁぁ!!
って思って見てみたら、何とシドでした。
そうお気付きだろう、昨日から絶賛禁欲中の人間が芸術の様な身体の持ち主を前にどうなるか!!それがシドの奴だったら...そりゃ興奮するよね。
「あらシドじゃん、シドも朝風呂かな。」
「奇遇だねアレクシア」
「シドもハゲ関係かな、奇遇だね。」
「ハゲが何か知らないけど多分そうなんじゃないの」
そう私は問いながら透視する、何あのエクスカリバー。
一度考えてしまった、それが最後でした...あんなモノがあったら理性吹き飛ぶよね。
「...シド背中流してあげようか?」
「いいよ別に自分でやる」
「まあまあ任せてよ、私上手なんだよ。」
「ちょっとおふざけが過ぎるんじゃない?」
流れるまま...凄い筋肉だなムニムニムチムチしてる、前世の自分と比べ素材が違うなって思うわ。
「どうですかシド君?私のテクは...」
「中々だね、気持ちいよ。」
理性乱降下中
「そのまま前も...どうかな?」
「あっそれはいいです」
温泉に投げられる私、未だ触れる事が叶わないシドのアソコ。
...流石の私の性欲もしょぼくれる、この野郎EDだわ前世の俺以下だな。
「...シドは何でリンドブルに?私は女神の試練の来賓」
「友達に楽しいイベントがあるって誘われてきたんだ、その女神の試練の事だと思うんだけど...どんな事するんだろう。」
何言ってんだコイツ
「いや冗談でしょ?」
「いやほんと、何するか分かんないんだよね。」
何言ってんだ、言う気がないのかな。
「そっ、因みに女神の試練のってのは年に一度聖域の扉が開かれるその日に行われる戦いの儀式。」
「戦い...」
「聖域から古代の戦士を呼び出して戦うんだ、因みに紅の騎士団からマルコが軍からはアンネローゼが参加する。」
「それって幽霊みたいなものかな?」
「多分そうなんじゃね?」
「アルファが言ってたのはそれかぁ」
やる気満々だな、てかアルファね...他の誰かからも誘われてんのかな。
「参加したいと思っているなら遅いぞ、事前の申請が必要だからね。」
「そうなんだ~」
「古代の戦士は自分に相応しい挑戦者にしか現れないんだと、毎年数百人が参加して戦えるのは十人程度のぼったくり商売。」
「羨まし」
「欲望に正直な様で...
因みに俺は参加しないぜ可愛い彼女を応援できなくて残念だったな!!」(早口)
「ふ~ん」
まあ...少し情報流すか、契約だしね。
「まあそれどころじゃないからね、まだ公にはしてないんだけど大司教様が暗殺されたからな。
監査に入る予定だったんだけど...
あ~でもこれ以上は話せないわ、知りたければ紅の騎士団か軍に入りなさい。」
「やめとく」
「卒業したら入らない?将校クラスの待遇を用意するわ」
「やめとく」
「代理出願するわよ?」
「やめろ」
「強情だ~」
「その言葉そのままそっくりお返しするよ」
普通なら女でも舐めまわす様に見られるんだけどお前マジで興味ないんだな、どんな奴がタイプなんだよ。
...いやそれでも反応が一切ないのはおかしい、さてが男が趣味か?マジで冗談抜きで涸れてるのかな。
「温泉ではあまり人を見ない様にしてるんだ、お互いに気持ちよく入るためにね。
...だから君も、僕のエクスカリバーをガン見するのをやめろ。」
「ふっ...それがエクスカリバーだって?
その剣が抜かれるのは何時になるんですかね、そんな事を言うんなら私が手取り足取り教えてあげるわ。」
「物事をこれまでの自分の経験から判断するのはやめた方がいい」
「おい戦艦ヤマト、そんな言うなら私相手に一発撃ち込んでみろよ。」
「またね~アレクシア~」
ナチュラルに逃げられた
その火照った身体で来賓として参加する事になった、シドには責任とって貰わないと困りますな...いやマジで頼むよ。
まぁそんな状態で女神の試練に参加できる訳もなく、まあ案の定ハゲの言ってる事は理解できないし残った理性でアンネローゼとマルコの応援したぐらいだ。
まあイイ感じのお饅頭を左右の手で握りながら...お饅頭?
「アレクシアさん...ちょっ...止めて下さい!!こんな場所で!!」
ん?このエルフの匂い...あベータじゃん!!
「ああごめん何か懐かしい気がして、久し振りだね柔らかかったよ。」
ん?コッチの饅頭は何だ...ってハゲじゃん、何してんだコイツ。
「何が久し振りですかぁぁ!!」
「今どんな感じ?ちょっとボーっとしてたわ」
シドめぇ...この私をどこまで弄んだら気が済むんだ()
「女神の試練に参加するんですよね?!」
...ん?
「私が?!」
「そうです!!」
「えぇ申請してないんだけど、誰よ申請したの。」
う~ん流石に参加を取り止めるのは王女としてアレだしねぇ...まあいいや、参加しよ。
「おいハゲ今度からは本人じゃないと参加できない様にしろ、アンタらの不備が原因だコッチのメンツを守れよ。」
「ええい放せ!!この悪魔が!!」
股間に左足をシュート、効果玉は潰れる。
...シドにしたいかも(おっとまずいですよ)
てかこの司教様を助けようとする騎士が誰も居ないって...何をしたらここまで嫌われるんだよ...
「...問題になっても知りませんよ?」
「このハゲが残っていれば...でしょ?」
「こっちに飛び火はさせないで下さいね」
ベータに釘刺されちった、まあそれは兎も角彼女になって欲しいなぁ。
「君達...まあいいや...」
まあそれはそれとして、久し振りの戦いだ...派手にやろう。
一度も女神の試練を楽しんでないの笑える(おい)