~転生したら王女様だった件~   作:アクト(act)

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え~いつも以上に閲覧注意です
※人の心とかないんか?


実証したいと思います

武神祭の季節ですね、面倒臭いです。

...今の私にはやる事があるのだ、無限軌道車の開発や回転砲塔の開発をしなければいけない。

 

 

それにエネルギーだけではなく資材の問題からも解放されたしね、潜水艦と航空母艦の建造及び艦載機の開発の目途が立った。

 

 

夢は叶ったも当然だし、その夢の先も陽で灯されている...とんでもねぇ事になったなぁ。

 

 

それはそれとして、今の私がしなければいけないのは武神祭の方だ。

 

 

と言っても特にする事はないが、ついでにお金稼ぎもしたいなって。

 

 

それで用意するのが人間の脳の機能を踏襲した機能を積んだホムンクルス(人造人間)だ、性癖を詰め込もうと思う。

脳内安価で生まれたのが

金髪

黒と金のオッドアイ

...the中二病なキャラですね、シドに影響を受けましたね間違いない。

 

 

コイツで小遣い稼ぎだ、魔力を使わずに電撃の魔法を扱う異界の人間って設定で賭場を荒らして貰おう。

...あと教団と聖教のヘイト逸らしも兼ねてね、私に向ける分のヘイトが彼女に逸れてくれたら万々歳だ。

 

 

因みに、遺伝子的には約40%私と一致している...まあそれは魔力に関係する才能となる部分だけなのだが。

生き残る事の必要性において子を成し記憶や知識を継承するのが必要であるかの確認、その実験だ。

 

 

コイツがアンポンタンだったら子孫を残す事を見切るつもりだ、もしそうなら末までこの肉体に頼る事になるだろう。

 

 

「期待してるよプジョン、能力を示すといい。」

 

 

「能力を示せばいいのですか?」

 

 

「ああ、私に感心させる様な姿を見せて欲しい。」

 

 

人生二週目のアドバンテージと生物としてのハードとソフトの質の良さ、ドッチが大事なのか証明して欲しい。

俺の劣化版なら見切る、良い点があるのなら意味を見出し真似をするか成り代わる。

 

 

「分かりました、私は貴女様...マスターの為に生まれてきました。

貴女様の為に生き甲斐を見出す存在です、正確にご指示を。

私は何をすればいいでしょうか?」

 

 

「ああうんそうだね、まず私はミドガル王国という国の王女様なんだけど自分の子を育てる意味があるかを探りたい。

ミドガル王国では2年に1度武神祭が開催される、君にはそれに出て欲しいんだ。

君を教団との敵対の表の旗印にしたい、それに足りる存在かを見せて欲しい。」

 

 

「分かりました、勝利を勝ち取ってみせます。」

 

 

ふむ、勝利を狙うか。

 

 

「君に何ができるかを話させて貰うね、魔力を操り電撃を放つ事ができる。

そして脳に剣の型というものを刻んでいる、そして魔力と電撃の操作が基礎的な程度扱える様にしている。」

 

 

「実践しても宜しいでしょうか」

 

 

「構わないよ、それと君のやるべき事は私が何を求めているか考えそれを武神祭当日に実践する事だ。」

 

 

電撃を放ち魔力を操る、体もしっかりと動かせるね。

 

 

それからミッチリ剣を指導し、ある程度の戦闘が可能にした。

 

 

本番では魔剣士達を倒して本戦までなら簡単に勝ち続けられる筈、確実に生き残り隙を突く事のできるかどうかを期待しようではないか。

 

 

それはそれとして、金髪のオッドアイの子にマスターって呼ばれるの中々こそばゆいね。

 

 

それと私は彼女の教育のつもりでこの場を用意した訳ではない...

二つ目は予め教えられた事になぞり、恐怖やプレッシャーに負けないで正しい行動を行える人間を生み出せるかの実験でもある。

 

 


 

 

「マスター、人がたくさん居ます。

だけど変です、あの場所の人達と違ってマスターと同じ様に色々な物が付いてます。

あの人は耳が長いしあの人は毛深い大きな耳を持っています...全員同じ人間なのですか?」

 

 

「そうだね同じ人間だよ」

 

 

「私は人造人間なので普通の人間と違う事は理解していました、ですがあの場所に居る人よりここに居る人の方が私に似ています。」

 

 

「君が今見た人間は沢山ある臓器の中で、脳という場所のみを保存した存在なんだ。

あれが本来の姿だ、酸素を取り込む肺に食べ物を消化する胃に消化した食べ物を吸収する腸そしてそれを送り込む心臓にその心臓が循環させる血液そして大事な中身を守る為の肌と毛その他諸々...それらがブジョンや私と同じ様にあるんだ。」

 

 

「なら何で私の知ってる人間達はあの様な姿になっているのですか?」

 

 

「それは必要がなくなったからだね」

 

 

「何故必要なくなったのですか?」

 

 

「さあね、私にも分からない。

それとこれまではマスターとご主人様の関係だったけど、これからは対等な関係だ。

...友人でも母でもアレクシアでも、私に求める関係に沿った呼び方をするといい。」

 

 

「分かりました、一般常識はマスター...アレクシア?に脳に刻んでもらったので生きていけます。

私頑張ります!!」

 

 

「うむよろしい、十年は寝て暮らせる金はあるから生活に苦労する事はないと思う。

多少ならいいけど散財のし過ぎは駄目だよ?

...それと脇道には入らない様にね?黒いローブの人には近付かない様に、人には嫌な事は嫌と嬉しい事は嬉しいと伝える事。」

 

 

「分かりました!!早速申請?に行ってきます!!」

 

 

そのまま行ってしまった、どうしよう凄い不安だ。

 

 

それから武神祭が始まるまで時間の空いてる日はずっと彼女をつけまわした、金は使い過ぎていないか?変な人につけられてないか?あの子可愛いから凄い心配だ...ってね。

 

 

それと夜迷っていたあの子を狙っていたディアボロス教団の人達が居たから惨殺しといた、どうやら珍しいオッドアイに興味を示したらしい。

 

 

可愛い可愛い一人娘に興味を持ってしまうのは仕方ない、だけどお前らみたいな奴にはウチの娘はやれん出直してこい。

...親馬鹿?

 

 


 

 

私は未来研究人造人間一号として生まれた

 

 

「脈拍よし、生きてるな。」

 

 

「私は?貴女は誰ですか?」

 

 

「私?まあ...ご主人様というか母というか兄妹というか、いやでもそれは正しくない表現だな。

そうだね今は私の事をマスターと呼ぶがいい、後々私の事は君が好きに決めればいい。

君はプジョン、私の未来研究型人造人間一号だ...といってもまあ二号を作る気はないけど。」

 

 

私はマスターにプジョンという名前を与えられた、この言葉の意味も何も分からない。

 

 

「分かりましたマスター、私はプジョンですね。」

 

 

「うんうん、これが君の顔だ...といっても映し鏡だから本当は右が白で左が黒なんだけど。」

 

 

右?左?白?黒?

 

 

「言葉の意味が分かりません、顔というのは何でしょうか?右とは?左とは?白と黒という物は何でしょうか。」

 

 

「う~ん難しいね、白と黒というものは色の事だ。

概念的なものだからね、それぞれの物をそういうものなんだなと思うといい。

...それでまあ右と左も同じ概念なんだ、取り敢えずこっちが右の手でこっちが左の手と教えるね。」

 

 

白黒

右左

 

 

分からない

 

 

「分からないです」

 

 

「だよねぇ人間だし急に理解できる訳ないよな、その他の一般常識と共に直に脳に刻むとしようかね。

...ちぐはぐに感じると思うけど、まあ自分に合った形に理解を調整すればいいさ。

人と会話したければ人の居る場所に行くといい、物事を学びたければ私か君をデザインしたあの人工知能に聞くといい。」

 

 

全てちぐはぐな知識です、ですが今の私には及ばない人智の全てです。

顔は第一印象の一つなのですね、マスターと似た顔の形をしているという事はマスターと似た印象を受ける訳ですか。

 

 

「色方位方角顔様々な言葉の意味と概念が判りました」

 

 

「断片的で概念的な情報を即座に自分に還元できるのいいな、それでは技を教える。

今から君の身体に魔力回路を刻み発電器官を生成するからな、これから時間をかけて自分で好きな形に調整するといい。」

 

 

「分かりました」

 

 

「「...」」

 

 

「既に終わってるよ、痛いとかそういう事はなかった?それだとよかったね。」

 

 

何かをされた感覚はない、ただ一瞬魔力に包まれただけだった。

 

 

「はい異常はありません、恩寵感謝致します。」

 

 

「恩寵と感じたか...精神的な因子は私と遠いのかな?

それでは君に命令を下す、武神祭に君は出場しなさい。

武神祭というものは武力を競う大会だ、私の住んでいる国で開催されている。

そして武神祭で能力を示すといい、そして私を感心させる姿を見せてくれ。」

 

 

「分かりました、マスターの望みであるならば武神祭という催しで勝利を掴んでみせます。」

 

 

「私は意味があるかを探りたいんだ、私に意味を見出させてくれ。

ミドガル王国では2年に1度武神祭が開催される、これから一週間かけて基礎的な戦闘技術を叩き込む。

そして君を教団という私の敵と戦う為の旗印にしたい、それに足りる存在かを見せて欲しい。」

 

 

「曖昧な命令です、具体的な指示をお願い致します。

これだけの命令ではマスターの意向に沿った行動を行えません」

 

 

「その通り私が求めているのは曖昧なものだ、君は自分を示して欲しい。

自分はこうした、こうするべきだったと思った...それを武神祭で見せてくれ。」

 

 

「分かりました、マスターに教えて頂いた常識では時間は大事だと記されています。

実践を開始して宜しいでしょうか?」

 

 

「いいよ、基礎は教えるから好きにするといい。」

 

 

一番最初に剣の型というものを細かく教えて頂きました、その次に教えられたのが魔力の操作方法と電気の扱い方でした。

 

 

斬る

受ける

流す

 

 

プラス

マイナス

 

 

単純ながらとても洗練された技でした、いえ単純だからこその技術なのですね。

 

 

「実践してもいいでしょうか?」

 

 

「好きに試してみるといい、想像力こそ成長する人間の力だからね。」

 

 

それから数日、忙しいマスターは毎日会いに来て下さいました。

 

 

数日と呼べる時間を過ごしました、いつも来る日は夜でした。

昼は公務や技術開発があると言っていました、マスターは自分の大切な時間を割いて私の元に来て下さっていたのです。

 

 

マスターは限られた大切な時間を私に割いてくれました、私はその期待に武神祭で報いなければなりません。




そんな期待するならプジョンみたいな汚い言葉じゃなくてシルファとか、そういう美しい言葉を名前にすればいいのにねって思う。
期待はしてない癖して可愛いと思うとか精神の同一性どうなってんねん()
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