~転生したら王女様だった件~   作:アクト(act)

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四話

そんでまあゼノンの謹慎が過ぎた日である、一週間後の今日久し振りに外出したいと思っています。

 

おまけで怪我を治療する為のメイドも派遣される事になりました、それと私専用の護身用の剣も父に渡された

「好きなだけスライムを刺しなさい」

だって(脳死)ゼノンの奴喋りやがったな...護身用じゃねぇじゃん。

 

 

折角だしチャンバラ大会を開こうと思う、剣の国だしね...自分の悪い印象は自分で払う。

 

聖教の野郎はもう無視させる、子供グループでそういう雰囲気を作らせてな目には目を歯には歯を作戦だ。

...子供を利用してる?何言ってんのかな、私も子供だよ些細な反抗さ。

 

 

「...」

 

 

誰も挑んでこない、剣の国なのに...なんだこりゃぁ何だこの浮いた感じ。

 

 

「見せ物になってますね」

 

 

「...そうですね」

 

 

「これは情報収集が必要だね、まずは聞き込みだ。」

 

 

私は剣の国って言うだけあってチャンバラごっことかをその辺でしているイメージがあった、でもそれは貴族王族だけの話であり大衆は別にそういう訳じゃない。

 

 

勿論剣が好きな子供は居る、でも弓が好きな子も居るし...ただ何かに囚われる事なく好きな事をしている子供が殆どだ。

 

お菓子をくれる神父の周りを囲んでボール遊び、変な虫を見つけたら集まって突いて殺しちゃう...地球と変わらないな。

 

 

自分の想像している遊びとは違った、ただやりたい事をして気になるモノを見るのが彼ら彼女らなのだ。

 

 

因みに今日はそんな子供達と御飯事をした、純粋に小さい無垢な子供は可愛い。

王女様と持て囃される事も気分がよかった、それに言葉の練習?になるし自分の知らないものを想像して行動に移す遊びは面白い。

 

小さな無垢な少女は優しいし協調性があるから苦じゃない、男子は自由奔放過ぎる。

ちょっとだんし〜って定型文が生まれた理由が何となく分かった...

 

 

てか精神年齢が20に近くなってから御飯事を楽しいと思うとは思わなかった、どうも残念な大人です。

 

 

そんでまあ幼児と遊ぶ楽しさを占めた翌日、当然遊びに行くよね。

 

 

決して可愛いからではない、決してロリショタ好きに堕ちた訳ではない。

 

 

まあ今回は男子を狙って遊びを誘います、いや誘わせます。

 

 

まあ何て言うか女子は集まって何かしようぜだけど男子は好きな事だけしてる感じだからね。

 

俺も好きな事をしようと思う、でも...何て言うか何が好きか分からなくなっちゃったんですわ。

 

 

理系だったのはまあ事実だ、生物そして化学そして工学が好きだ。

 

 

何を専門として進もうか考えてた途中だったのもあるし、そもそも論自分には才能がなかったから迷走しまくってた。

 

工学が好き...正確には機械工学が好きとか言いながら電子工学を学んだり、生物が好きとか言いながら化学に浮気してたし。

 

そんでまあ国語も英語も、数学も化学もどれを学んでもマジマジだったのだ。

 

 

自分には才能がなかったからね、運動もまじまじだった。

 

言おう俺は何でもできた、ただ唯一極める事はできなかった。

...そして共感性含む諸々が欠如しているとか言われ、結果底なしの自分本位人間となった。

 

 

まあそれはただの誹謗中傷であると認識するに至ったんだけど...

どうも人間の共感性とは誹謗中傷をしてその対象を集団で貶める事らしいからね、そんな共感性こちらから願い下げである。

 

 

まあそう考える様になった後からちゃんと自分が好きになれて、夢を語れるようになった。

...前世ではチビとかブスとか言いたい放題言われて、今世では美少女白髪緋目王族という完璧な生まれだったのだが案の定悪魔憑きとか言い掛かりをかけられている。

 

人の心云々と糾弾する人こそ人の心を理解しようとしないのは、この世の真理であり人間である事の証明だ。

そしてどんな人間関係を構築するか決めた...人間関係とはドッチボール、互いに豪速球を投げ合える関係こそが友人であり親友でもある。

 

 

なので今世では、自分の関わりたくない人達以外と互いに豪速球を投げ合える関係を目指す。

 

 

その為に子供とはいい練習相手になるのではないか、勘違いしないで欲しい決して子供達が可愛いからではない。

 

 

そんでまあ無垢な少年達にはドッチボールを投げてもらう必要がある、自己弁護完了。

 

 

まあ今日は機械工学好きらしく、今日は簡単なモノでも作ろうかなって。

 

 

そして考えついたモノは飛行機である、車も一応考えたんだけどサスペンションまで考えてたら日が暮れるしパス。

 

 

スライムを刺し殺し、素材に血を混ぜて形を創り出す。

 

 

まあ今回は見栄え重視でいこう層流翼でいいかな、操作は魔力式遠隔操舵方式(ラジコン)としましょうかね。

 

ここまではP-51マスタングを想像していただければ理解できるかなと...形状はこんな感じでいいかな?

方向舵昇降舵ヨシ、余裕があるから補助翼と高揚力装置も追加する。

 

シンプルisベストだ、何々?初期加速を投げる事で稼ぐんだから高揚力装置(フラップ&スラット)は要らないだろって?ロマンだよ理解しろ。

 

ロマンは大事なのである、偉い人には分からんのです。

故にP-51のワックスがけも零戦のインテグラルタンクも大事なのだ、だから組み込んじゃう。

 

 

※ワックスがけはスライムの標準装備だからいいとして、インテグラルタンクは色々とおかしい。(そもそも燃料が必要ないのだから軽量化にしかならないし元の重量の問題でただの誤差である)

 

目の前の君ロマンは全てにおいて優先されるんだ、ロマンなき機械などチョコのないポッキーみたいなモノだ。

 

 

そんでまあそのロマン満々アレクシア1号(ほぼP-51マスタング)はミドガルの空を飛んだ、男子は大喜びで話しかけてきた。

...神父が訳が分からない事を喚いたからアレクシア一号をあやつの股間に突撃させた、いい子の皆さんは真似しないようにね。

 

 

そしてその日からしばらく経った後、庶民との遊びに熱中し過ぎた俺は城に連れ戻される事になった。

 

腹癒せにミドガルの王都を軟式飛行船で埋め尽くした、反省も後悔もしていない空から見るミドガルの王都も絶景だったから。

 

 

その後開発した硬式飛行船で城に突撃し一画を破壊した、陛下と騎士団長に怒られた。

...反省はしたが後悔は特にしていない、死人が出なかったから無問題である。

 

 

そしてミドガルの王都を堪能した後に半年かけてスライムの品種改良を始めた、現在は交配種だが時間をかけて遺伝情報を固定し品質を安定化させるつもりだ。

弾力がありしなやかで、魔力に素直なスライムである...ついに生きたままスライムを操れる様になった。

 

 

それと自分の肉体の人為的な改造を始めた、筋繊維や毛細血管を強化したり脳と神経を弄って末端冷え性を解決した。

...成長した後に弄ると、無駄な調整が増えそうだと思ったから小さい内に始めたんだ。

 

これは正解だったと思う。

 

最初は頭痛などの体調不良に見舞われたけど、今は完璧に解決している。

 

 

んで一番の目的としていたのは、ショートスリーパー化だった。

コッチも脳を弄って解決しようとしたが、魔力を常に身体中で循環させるトレーニングを続ける事で気が付いた頃には人為的な肉体改造は必要なくなってた。

 

 

睡眠時間3時間弱、因みに余った時間でスライムを弄り模型を作っていた。

 

 

メイドは最近3歳児を見る目でなく思春期の難しい年頃の子を見る目になった、ワンちゃん人生二週目なのを見抜かれてる可能性が微レ存。

当然であるこんな3歳児理解できる訳がないって話よね...

 

 

そんでそこから1年後、自分が4歳と数ヶ月になった頃に蒸気機関が完成した。

 

 

ただ現在の技術では、金属類でパーツを創り出す事ができないほど加工技術が未熟なのが欠点であった。

...おかげで半年かけて精錬技術と加工技術を発展させる事になりましたよ、何とビックリ寄り道が役に立ちました。

 

 

ええはい、ご存知の通りなろう世界宜しく転生者による産業革命が始まりましたね。

 

 

すまんなこの世界で何かを為す筈だった未来の学者達よ、俺が100年以上を一度で飛び越えたわ。

...そのまま2〜300年分は飛び越えるから宜しく、十年以内にね。

 

 

そしてすまんな国民よ、数年は生活が苦しくなるだろうが労働基準法とか整えさせたから許せ。

 

 

まあ安価で質の良い工業品によって世界中から金貨が流入し、ミドガルがバブル状態になったのは私の与り知らぬ内の出来事でしたがね。

 

そんな事は露知らず夢を叶える方法を考えてたんですけどね...はい宗教弾圧です☆

 

 

私が20歳になる前に世界から腫瘍を切除する(聖教の総本山である宗教国家オルムを大量の爆弾で吹き飛ばす)、それが今の私の夢です。

 

 

蒸気機関をプレゼンしたら陛下が即倒したんだよね、ついでに精錬技術を教えたら凄いニコニコになった。

農具の質が良くなり魔剣士の剣の質も上がったらしい、ソレはおまけだったけど人の役に立ててよかった。

 

 

でもそんな事より私は技術者の育成ができた事の方が喜ばしいのである、おかげで細部を丸投げできる様になったのだ最高かよ。

 

 

彼ら彼女らの悲鳴が聞こえる?私には歓声にしか聞こえない、悲鳴を上げる者は国家への裏切り者である。(滅茶苦茶)

 

 

おかげでミドガルの怪人と呼ばれる事になった、真に遺憾である。

 

 


 

 

各種金属を弄り倒す日々を過ごしていたある日、私はアーティファクトと呼ばれるモノを父から与えられた。

平成令和の電子機器と比べたらオモチャみたいな代物だが技術力は確かなモノだ、言うならば魔力で超能力を扱う様にできる機械の様なモノだ。

 

 

今の科学及び魔法技術では生産は不可能な代物だ、手作業ならできない事もないが機械は量産できてこそである為そんなモノは認めない。

 

一度分解して、更に組み立て直した。

少しづつ弄り回して大体6割ぐらい解明した、残り4割を解明する前に壊れたのは悲しいと思っている。

 

 

まあ建前だけどね、壊れてよかったよこのアーティファクトはただの危険物だったし。

 

 

でもこれのおかげで電池と家電(両方魔力版)を創り出しての平和利用もできたからヨシ!!

 

 

王宮のキッチンに魔力で動くコンロができた、結果シェフと滅茶苦茶仲良くなったわ。

命令したら誰かの料理に毒を入れてくれそうなレベルでね...

 

 

好きなモノをいくらでも作ってくれるし一緒に清酒も作ってみた、我が世の春である。

陛下に言い値で買わせた(1本1億)、その金で窒素化合物合成技術(ハーバー・ボッシュ法)を開発した...庶民でも毎日お腹いっぱいの白パンが食べれる様になったよ!!

 

 

やったねたえちゃん!!(私の声)

おいやめろとは言わんいいぞもっとやれ。(市民の声)

 

リン酸はカゲノー領と呼ばれる場所で沢山出土するらしいから王族の命で魔獣の生息域を開発してそこで採取してる、ついでに硝酸も出土するからそれも採掘させてる。

 

尚カリウムを採掘できる場所が国内になかったから外国から輸入してます、外国に我が国の労働者を送り込んで採掘するのだ。

(中国方式)

 

 

この歓声もイイ、でもやっぱ...アーティファクトもとい機械弄りが一番楽しいのがコミュ障極めてると思うわ。

 

 

何でも手に入る、我が世の春であります。

 

 

だが彼?彼女?は知らなかった...

聖教を脳内で焼き吹き飛ばしている妄想屋に、有頂天になってる彼?彼女は自分の立場を忘れていた。

 

 

これから真に厳しい現実が待ち受けていると、これからがアレクシア・ミドガル最大の試練であると。

 

 

そうこんなのでも彼女は王女様なのである、将来外国に嫁ぐ可能性もあるのだ。

...でもこの世界には魔力があれば女でも強い為良妻賢母とかいう概念はない、だが王侯貴族の為パーティに招待される事もある。

 

その為男子でも、最低限身の回りをどうにかする技術は叩き込まれるしダンスも教えられる。

 

 

五歳で歴史や文学以外の全てで教える事がなくなった、だがダンス詩その他諸々の教育は大きく遅れている。

...そう王侯貴族としてこれから真の意味での教育が始まるのだ、貴族やメイドの期待を背負って。




層流翼とは、我らが最強戦闘機P-51マスタングの翼の形のアレ。

魔力式遠隔操舵方式とは
飛行機の操縦を魔力を使い、遠隔で操作する事である要するにラジコン。
電気の代わりに魔力を使うバージョンと言えば分かりやすいと思う、尚彼は脳内にコックピットを映し出して操作していた変態の模様。


方向舵(ラダー)
航空機を左右に動かす為に使う

昇降舵(エレベーター又はエレベータ)
航空機を上下に動かす為に使う

補助翼(エルロン)
航空機を回転させる為に使う

高揚力装置(主にフラップ又はスラット)
旋回の時や離着陸の時に使う
主に補助に使う、着陸も離陸も手動(ぶん投げると引っ捕える)の今回は不要な代物である。


拙者の専門は艦上機と海軍であります、そして齧る程度の空軍(海軍機)と陸軍(砲と火器管制関係)です。
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